番組ではNGT48のレギュラー番組が次々放送終了となっていることなどが紹介されたが、スタジオトークに移行すると、一部メンバーとファンとの“つながり”について、須田は「アイドルとしての自覚があれば、ファンとの距離感は絶対保たれると思うんですよね」と持論を展開し、「近くにそういうことをしているメンバーがいるって、気づいたメンバーがいれば、その子が『それは違う』って言ってあげないといけなかった」と指摘。「そういうところがまだまだ未熟さが招いたところがあるんだなと」と話した。
さらに、今後については「今回会見に出ていたAKSの松村(匠・取締役運営責任者)さんだったり、山口さんと公の場所で、お互いがどういう形で納得できるか話し合っているのを見せるしかないと思います」と、話し合いを公開すべきだといい、「今のままだと、真面目に一生懸命やっている子たちが悔しい思いをしているので」とメンバーに想いを寄せていた。
しかし、この発言についてネットからは、「苦労人の須田さんだからこそメンバーを思いやる言葉が出てくるよね」「みんなが思ってることを代弁してくれてありがとう」という評価する声もある一方、「つながってるメンバーを注意したから山口さんはその報復で暴行されたんでしょ?」「これまで嘘ばっかりついてきた運営と被害者の山口さんがなんで公の場で話し合いしなきゃいけないの?」「公開話し合いとかぞっとする。なんで被害者が矢面に立たなきゃいけないの?」という批判も殺到する事態になった。
「須田といえば、事件発覚後の1月13日に放送された同番組内で、『運営だけが悪いと思いたくない』と発言。その後、ツイッターで『加害者側に関わってしまったメンバーだとしても表立った謝罪や解雇は避けたほうがいいのではないか』と自身の思いを明かしました。また、3月10日の放送では、前NGT48劇場支配人の今村悦朗氏について、『みんなのいいおじいちゃん』と発言するなどして、以前から、ネットからは運営擁護の立場を取っていると見なされていました。それだけに、今回の発言に疑問の声が多く寄せられてしまったようです」(芸能ライター)
また、今回の発言によって炎上状態になると、須田は同日にツイッターを更新し、「長くなりますが、読んでいただけますと幸いです」として文書を発表。そこには「今のタイミングでは何を発言しても反対意見が生まれたり、見当違いと思わせてしまうことは覚悟しています」と前置きされており、「ただ、よく最近、運営擁護していると言われますが、私はAKSを擁護して何の得も無いし、今回の騒動での運営の山口さんへの対応や記者会見を含め、対応が悪かったのは明らかで私も何も納得していません」と運営への擁護を否定。山口については「もし、山口さんがアイドルに戻りたいと思ってくれているなら、戻る道を作るのが運営の責任だと私は思います」とつづった。一方、「もう今のタイミングで私が表立って運営を批判したところで、何も進まないと思います」と言い、メンバーのために運営体制の改善を願っていることを明かしていた。
しかし、これについても須田のツイッターには、「戻るも何も、山口さんはずっとアイドルですけど」「あなたが運営批判すれば流れを変えることもできる。それをしないのは結局運営擁護と思われても仕方ない」という批判の声が多く書き込まれている。
NGTの枠組みを超え、AKB48グループのメンバーの炎上も引き起こしている今回の事態。果たして運営側がこれを解決することはできるのだろうか――。
記事内の引用について
須田亜香里公式ツイッターより https://twitter.com/dasuwaikaa