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社会 2009年01月07日 15時00分
多重債務者の救世主のはずが…狙われるVISA
金融事故を起こしてクレジットカードの審査が通らない、いわゆる「ブラック」に陥っても作れるカードが登場した。世界ナンバー1のカードブランド「VISA」が国内展開するVISAデビットカードがそれ。しかし、システムの盲点を突いた悪用が懸念され、カード発行会社にとっては大々的PRにも二の足を踏む、恐る恐るの事業展開なのだ。 デビットカード(以下、デビカ)は、代金後払いのクレジットカード(クレカ)と違い、自分の預金口座から残高の範囲内で即時決済されるのがウリだ。「借金嫌いの日本人にも受け入れやすい」と、次世代決済ツールとして国が推進し銀行などを中心に2000年、ジェイデビット(J-Debit)事業がスタートした。 金融機関のキャッシュカードで買い物ができるとPRされたこのジェイデビット、成功したとは言いがたい。クレカと違い、海外旅行先での利用やネットショッピングに対応していないのだ。 そこで登場したのが、クレカのように世界中どこでも、ネットでも使える、世界ブランドのデビカだ。国内ではまず03年、東京スター銀行(本店・東京都港区)が、世界ナンバー2ブランド「マスター」のデビカを発行。顧客がこのデビカで買い物をすれば、同銀行の口座から支払い分が引き落とされる。 もう一方の世界ブランド「VISA」も負けてはいない。地銀のスルガ銀行(静岡県沼津市)が06年1月、ネット専業のイーバンク銀行も同6月に、VISAデビカを発行した。都市銀のりそなも参入を検討している。 即時決済のデビカは、未成年者や低所得者のほか、かつて借金を踏み倒した経緯があってクレカの審査が通らない層にも発行されることから世界的に浸透。ジェイデビットが失敗した日本でも、スルガとイーバンクの2行だけですでに約200万枚のVISAデビカを発行した。 しかし、デビカ後進国の日本では、決済にクレカのインフラを使っているため、事業者にとって頭の痛い問題がある。ウリである即時決済に漏れが生じているというのだ。つまり、顧客にとっては、口座に残高がなくても買い物ができるという裏ワザである。 こうしたカラクリを悪用して、あるいは残高不足と気づかず商品を購入した顧客に対し、カード発行銀行は、クレカの支払い遅延と同じように督促をかける。しかし、多重債務者などクレカの審査が通らないような顧客が相手では、督促に応じるとは思えない。 そんな中、国内で唯一マスターデビカを発行していた東京スターが、08年12月31日をもって事業撤退。わずか6年間の事業展開にいきなり幕を下ろしたことについて同行は、「預金残高を超える金額が請求されることで発生した立て替え分が、回収に至らずに損失となってしまうケースが発生」したことを理由に挙げている。 都内などには、「クレジットカードを現金化」「ショッピング枠でキャッシング」といった業者の看板が目立つ。クレカのキャッシング(借金)枠を使い果たした顧客が現金を工面するために、キャッシングとは別枠のショッピング枠で高額商品を購入し、これら業者に持ち込むのだ。 業者の指定商品は、ブランド物の貴金属、電化製品、金券など。いずれも顧客が購入した価格より低く買い叩き、利ざやが業者の儲けになる。 クレカで購入した物だから、いずれ顧客はカード発行企業から購入金額を請求される。 それを、即時決済に「漏れ」があるデビカで使ったらどうなるか。信用度の低い顧客が、口座残高を超えて買い物をし業者に持ち込めば、カード発行会社にとって回収は著しく困難になる。カード加盟店、顧客、業者が結託すれば、一大詐欺事件に発展する恐れもある。 業者は質屋と同じ「古物商」の許可で営業。警視庁によると都内で古物商の許可を持つのは6万2449件(07年)だが、こうした「買い取り現金化」業者がどの程度いるのかは把握していないという。 即時決済に「漏れ」が生じる理由や頻度、生じやすい状況について、取りっぱぐれ被害を阻止したいカード発行側は固く口を閉ざす。今回の取材で、ある銀行の担当者から「犯罪を誘発する気ですか」と激しい口調で責め立てられた。 類似の犯罪は、クレカを媒介にすでに起こっている。国際線の機内販売で無効なクレカを使い、高級腕時計などをだまし取ったとして千葉県警成田空港署はこのほど、詐欺容疑で都内在住の無職男(31)を逮捕した。 航空機の客室内では電波を発する通信機器が使えず、航空各社はカードの信頼性を確認できないまま免税品を販売しているのが現状だ。このため偽造・無効カードによる被害が多発している。 多重債務者など「筋の良くない」顧客層にも容易に発行しているデビカ市場では、こうしたクレカ悪用と同様の詐欺が、容易に行われる恐れがあるのだ。
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スポーツ 2009年01月07日 15時00分
W杯後が危ない! オシム流消滅で日本サッカーに暗雲
日本のサッカー界に暗雲が垂れ込めている。すべては4日、日本を去った前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(67)に起因する。日本協会のアドバイザーとしてユース世代や若手の指導・育成を熱望しながら、昨年末で契約が切れたための帰国だった。岡田ジャパンは約1カ月後の2月11日、2010年南アW杯アジア最終予選最大のライバル、オーストラリアとの一戦が控えている。予選突破の試金石となるが、心ある関係者が危惧(きぐ)するのは“南アW杯後”。将来を担う若手が育っていないのだ。 「オーストラリア戦はホーム(横浜・日産スタジアム)。すでにチケットが完売しているようにファンの関心は高い。勝利するのがベストですが、たとえ引き分けでも予選突破は見えてくる。70%大丈夫でしょう」 「試合内容によるが、負けるようなら予選突破は厳しくなる。本番への出場権獲得は五分五分。ひょっとすれば(予選敗退が)あるかもしれない」 ファンなら、どっちなんだと聞きたくなる、この相反する見方は、岡田ジャパンの戦いをつぶさに見てきた2人のサッカージャーナリストによる。オシム派でもなければ、岡田監督の戦術を評価しているわけでもない。それほど予断を許さないのが現状なのだ。 一昨年の秋、オシム氏が病に倒れていなければ違う見方になっていたかもしれない。監督が代われば、すべてが変わるのがサッカーだからだ。スポーツ紙担当デスクが言う。 「人もボールも絶えず動くサッカー、それこそサッカーの日本化を掲げたのがオシム氏。FIFAのテクニカルディレクターの立場から、世界のサッカーを熟知しているからこそ出せたビジョン。市原(現ジェフ千葉)監督としてナビスコ杯で優勝(05年)するなど結果を出しているように、その方向性は間違ってはいなかったと思う」 しかし、オシム氏はもう日本にはいない。再び戻ってくる可能性も、ほとんどゼロに近い。オシム流は必要ないと日本協会が判断したと思われるからだ。 前出のサッカージャーナリストの1人が言う。 「涙を浮かべてまでオシム氏の回復を願った、川淵名誉会長が下した結論と見ていい。犬飼会長はJリーグの日程変更など、いろいろと改革案を打ち出しているが実権を握っているのは川淵名誉会長。院政を敷いている。同じ大阪生まれ、早大出身なのが岡田監督。よほどのことがない限り、(監督を)交代させるつもりはない」 W杯予選を突破できれば川淵=岡田ラインは安泰だろうが、関係者が危惧しているのは、その先。将来を託すに足る人材が育っていないのだ。 「10日に準決勝がある全国高校サッカーには、準決勝に勝ち残った鹿児島城西FWの大迫雄也が8得点するなど活躍しているが、将来性となると疑問符がつく。大味な試合ばかりで、ユース世代を含めてレベル低下が目につくからです」(前出・デスク) かつて、多忙なスケジュールを押して高校やユースの試合まで足を運んだオシム氏が観戦していれば、何と言っただろうか。スポーツ紙サッカー担当が嘆く。 「高校卒業してすぐにJリーグで活躍した、小野伸二(ブンデスリーガ1部ボーフム)や稲本潤一(同フランクフルト)のような有望な若手は、残念ながら見当たらない。南アW杯に出場できたとしても12年ロンドン五輪はもちろん、次のW杯も(出場でき)ない可能性もあります」 昨年11月、岡田ジャパンは敵地ドーハでカタールに3ー0の圧勝。岡田解任騒動は消えたものの、再燃しない保証はない。それにしても、オシム氏が残した財産を食いつぶすどころか、世界のサッカー界から取り残される懸念。川淵院政の罪は重い。
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芸能ニュース 2009年01月07日 15時00分
紅白歌合戦 視聴率復活の理由と残された課題
大みそかに放映され、3年ぶりに平均視聴率40%を超えた「NHK第59回紅白歌合戦」。歌手別視聴率は他局の番組でブレークしたユニット「羞恥心 with Pabo」がトップを獲得。視聴率回復の大きな要因として、前例のない民放各局の番組を巧みに利用したPR大作戦が大きいとみられるが、今後の課題も残ったようだ。 昨年の紅白の視聴率は第1部が35.7%、第2部が42.1%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。「40%以下なら丸坊主」と公言していた石原真チーフプロデューサーの面目と髪の毛は保たれた。 「歌手のラインアップや企画に目新しいものはなかった。しかし、景気後退による旅行客の減少と、裏番組の苦戦が紅白の視聴率低下に歯止めをかけた。40%を下回ったら、局内で『今年の60回で打ちくるべきだ』という声があがったと思うが、これで紅白の歴史は存続となりそう」(NHK関係者) 白組の勝利に終わった紅白。5日に発表された歌手別視聴率でも、全体で1位が「羞恥心 with Pabo」、2位が氷川きよし、3位がジェロ、4位が水谷豊と森進一で上位を白組が独占する形になった。 「『羞恥心 with Pabo』はフジテレビの『クイズ!ヘキサゴンII』でブレーク。本番には同番組の司会を務める同局の中村仁美アナ、小島よしおら番組のレギュラーが応援に駆けつけた。水谷はテレビ朝日系のドラマ『相棒』でブレーク。やたら出番が多かった『藤岡藤巻と大橋のぞみ』は日本テレビが出資している映画『崖の上のポニョ』の主題歌。昨年はこれまでにない“民放紅白”だった。地上波デジタルPRの意味合いもあったかも」(音楽誌記者) 民放で活躍した出演者のみならず、PRや取材でも民放各局に対してかなり寛容だったという。 「例年なら、民放の各番組が取材できるのは、紅白の本番が終わった後のNHKホール外の通路のみ。ところが、今年から取材が解禁され、29日のリハーサルの時点で、某局のリポーターがホール内に入って番組内で生リポートしていた。さらに、森はホール内で、テレ朝の正月特番で放送するため、親交のあるジャーナリストの鳥越俊太郎氏のインタビューを受けていたようです」(レコード会社関係者) 視聴率低下の歯止めに、出演者選考や取材体制も含めた制作陣の大胆な“CHANGE”が功を奏したようだ。一方、今後に大きな課題も残してしまった。 「サプライズで出演させたミスターチルドレンの視聴率は白組7位と振るわず。これで、来年以降、『ミスチルの二の舞になりたくない』と、NHKが必死に口説いても出演を渋る大物アーティストが増えそう」(同) 次回の紅白はさらなる視聴率アップに向けてどんな作戦を練るのか?
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芸能ニュース 2009年01月07日 15時00分
中村勘太郎 「プロポーズはまだ」も交際順調
女優・前田愛(25)との熱愛、結婚が一部マスコミで報じられた歌舞伎俳優・中村勘太郎(27)が6日、東京・元赤坂の豊川稲荷で、初主演映画「禅 ZEN」(10日公開)座禅イベントに出席した。 イベント後、集まった報道陣の取材を受けた勘太郎は、交際について「させていただいてます。今さらって感じですけどね。別に隠してませんから」と即答。2001年のドラマ共演以来、約7年にわたり交際してきたことを認めた。 結婚については「ゆくゆくはさせていただけたら、本当に幸せですね」と結婚の意思があることを明言。前田のことを「とても大切な存在です。ちゃんと(結婚を)お知らせできたらいいですね」と話した。 一部では秋に結婚と報じられたが、プロポーズはまだとしており、「秋という話は別に出ていない」と答えた。写真=初主演映画「ZEN」のイベントで座禅を組んだ中村勘太郎(カメラ・宮沢昇)
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芸能ニュース 2009年01月07日 15時00分
神田うの バリ島で5度目結婚式
タレントの神田うの(33)が、昨年末に5度目の結婚式をバリ島で挙げていたことを5日付の自身の公式サイトで明らかにした。うのと夫で実業家の西村拓郎氏(39)がバリ島の民族衣装に身を包んだ写真も掲載されている。 うのは、西村氏と07年10月に東京・明治記念館で最初の結婚式を挙げ、08年5月にグアムで2度目、7月にハワイで3度目、10月にサイパンで4度目の挙式を行い周囲を驚かせてきた。「趣味は結婚式」と公言しているだけに、今後、さらに記録を伸ばすのか気になるところ。 公式サイトでは「健康でなければ、楽しむ事もお仕事も何もできなくなってしまうので、健康を基に、更にパワーUPできる1年になれば良いな〜と思っております」と今年の抱負も明かしている。
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芸能ニュース 2009年01月07日 15時00分
元ザ・スパイダースのギタリスト井上が引退
元ザ・スパイダースのギタリスト、井上堯之(67)が6日、健康上の理由などから引退することを発表した。 所属事務所はマスコミ各社に「1月1日付で、一身上の都合および、健康上の理由からプロミュージシャン活動を引退することになりました」とファクスで報告。年明けに受けた健康診断で肺気腫と診断されたという。来月25日に東京・江東区文化センターで「井上堯之バンド コンサート2009」を行う予定だったが、中止される。 井上は1965年にデビューしたザ・スパイダースのギタリストとして活躍後、「太陽にほえろ!」のテーマ曲や、近藤真彦に提供した「愚か者」など数々のヒット曲を作曲している。今後はギタリストだけでなく、作曲や編曲を行う予定もないという。
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スポーツ 2009年01月07日 15時00分
格闘技 アラフォー戦士明暗
2009年の総合格闘技界が幕を開けた。日本MMA界の2大メジャーが、それぞれ昨年大みそかに「Dynamite!!」と、1・4「戦極の乱2009」とビッグマッチを開催したが、注目すべきは格闘技界では老兵とされる“アラフォー戦士”の命運。負けて引退を示唆する選手がいれば、敗れてなお意欲を燃やすファイターもいた。2000年代の格闘全盛期を支えてきた彼らの進退は、今年正念場を迎える日本MMAのリングに光と影を映し出している。 K-1とDREAMが昨年大みそかに「Dynamite!!」を、戦極も4日に年明け興行「戦極の乱2009」をそれぞれさいたまスーパーアリーナで行った。 「Dyanmite!!」では、K-1戦士がK-1ルールでDREAMの総合ファイターに全敗。戦極ではライト級の絶対的エースだった五味隆典が、日本人相手にまさかの黒星を喫するなど波乱が起きたが、今年のMMAリングを占う上で注目だったのが、両イベントのアラフォー戦士対決の行方だ。 「Dynamite!!」ではPRIDEで隆盛を築いた桜庭和志とUWFで一世を風びした田村潔司の39歳同士が対決。1990年代後半から日本格闘技界をけん引した2人のガチンコバトルは、判定決着で田村が勝利したが、試合後は今後の再会マッチを口にし、互いに現役続行の意志を示すなど、09年以降もDREAMリングでさらなる高みを目指す。 しかし戦極は大黒柱が揺らぐよもやの事態。エース吉田秀彦(39)が寝技世界一の菊田早苗(37)とのレジェンドグラップラー対決に判定負けを喫し「これで引退かもしれない」と現役引退を示唆。昨年の旗揚げから吉田を中心として興行展開してきたリングだけに、もし主役が“降板”となれば、団体の存亡に関わる一大事に発展しかねない。 また、K-1の発展を支えてきた老兵たちも苦境に立たされた。日本のエース、武蔵(36)はK-1ルールでDREAMミドル級のケガール・ムサシに敗れ、同じく36歳の武田幸三もDREAMの川尻達也に衝撃のKO負け。“K”の牙城を守れずじまいだったが、そんな中、アラフォーK-1戦士の復活に向けた話題も聞こえてくる。 大みそかこそ参戦しなかったが、昨年のGP準々決勝でバダ・ハリにTKO負けしたピーター・アーツには新年早々、完全復活プランが浮上。育ての親で10年来仲たがいしていたハーリック元コーチとのタッグ復活が噂されている。 09年もプロ格闘家に転向して米UFCに挑戦する石井慧にばかり注目が集まりそうだが、国内の格闘人気はK-1とDREAM、戦極を支えるアラフォー戦士に懸かっている。
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スポーツ 2009年01月07日 15時00分
ノア 潮崎豪がGHCヘビー級王座挑戦に向け始動
プロレスリング・ノアの潮崎豪が頂点目指して突っ走る。約1年間の米国修行で自信を深め、次期シリーズ(12日、東京・ディファ有明大会で開幕)からフル参戦する。悲願の黒ベルト挑戦に向け、自らに3つのハードルを課した。 昨年2月から米国へ武者修行に出発した潮崎は、WLWのハーリー・レイスに弟子入り。長い時には、3時間みっちりと直接指導を受けたこともある。さらに、FIP世界ヘビー級王座、WLW世界ヘビー級王座を獲得するなど充実した1年をすごした。 「基礎を一から教えられた。基礎を積み重ねることでチリも積もれば山となるというか。派手なものが技じゃないないと思う。フィニッシュにつなげるためのベーシックな技を教えられた。幅が広がりましたね」 米国ではWWEで殿堂入りも果たしている“レジェンド”レイスに帝王学を伝授され、レスラーとしてひと皮むけた。 「ジュニアが盛り上がってきて、ヘビーも自分が帰ってきたことで盛り上がれば」と決意も新たに、今年は1月シリーズからフル参戦。狙うは黒ベルトだ。次期シリーズのシングル3連戦(12日、佐野巧真、20日の本田多聞、21日の力皇猛戦)の勝利を目指す。「内容より結果を残さないと。簡単には勝たせてもらえないだろうけど、(勝たないと遠征から)帰ってきた意味ないと思う」 ノアの若武者がGHC挑戦に向け、第1関門を突破できるか。
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スポーツ 2009年01月07日 15時00分
ボクシング 長谷川穂積が2冠
2008年度ボクシング年間優秀選手選考会が6日、都内で開かれ、プロ部門では最優秀選手賞にWBC世界バンタム級王者の長谷川穂積が2年ぶりに選出。さらにKO賞と併せてダブル受賞し、2冠に輝いた。 長谷川は総投票数36票のうち、27票を獲得。昨年3度の防衛に成功し、連続防衛記録を7に伸ばしたことが評価され、2年ぶり3度目の受賞となった。さらに2戦連続TKO勝利中ということもあり、佐藤幸治との決選投票で21票の支持を得てKO賞も受賞した。 これまで年間最高試合賞とのダブル受賞は2度あるものの、KO賞との2冠は初めて。「(最優秀選手賞は)たくさん世界王者がいる中での受賞で、価値がある。まさかKO賞をもらえるなんて、自分は一番遠い存在だと思っていたので、うれしい。今後もこの結果に恥じないよう頑張る」とさらなる飛躍を誓った。 また、日本人最年長防衛記録を更新し、TBSの年間視聴率トップ3を独占した同フライ級王者の内藤大助は、敢闘賞を獲得した。
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レジャー 2009年01月07日 15時00分
フェアリーS 阪神JF上位組が不在なら負けられないイナズマアマリリス
今週は中山競馬場で3歳牝馬による「第25回フェアリーS」(GIII、芝1600メートル)が行われる。例年、暮れの中山で施行されていたが、今年から年明けに移行、距離も1200メートルからマイル戦にリニューアルされ、今後は桜花賞との関係が“密接”な一戦となりそうだ。主役の期待を集めるのはイナズマアマリリス。豊富なキャリアと男勝りの勝負根性で、ファンタジーSに次ぐ2つ目の重賞タイトルを目指す。 前走の阪神JFでは、思いも寄らぬ後方待機の競馬を強いられたイナズマアマリリス。 手ごろな5番枠を引いたものの、スタート時に外から一斉に他馬が内へと殺到し、後方に下げざるを得ない展開となった。デビュー以来、控えても中団から競馬をしてきた同馬にとっては初めての追い込み策。それでも、直線では持ち前の勝負根性を見せて5着と掲示板を確保した。 吉田助手もこの内容には、満足げな表情を浮かべる。「スタート時に前をカットされて好位置を取れなかったが、よくラストは詰めてきている。負けたけど、この馬の底力を十分に感じさせてくれるレースだった」 前走後はすぐにこのフェアリーSへと目標を定めた。1週前追いとなった3日の坂路では、古馬オープンのタイキマドレーヌと併せられ、堂々の1馬身先着。800メートル55秒3(強め)をマークした。 「転厩初戦だった2走前あたりに比べると、ずいぶんと馬自身も落ち着きが出てきたからね。状態は今回も引き続きいいよ」と吉田助手は笑顔を見せた。 デキの良さに加えて、今回はブエナビスタ、ダノンベルベールなど阪神JFの上位組が不在。実績的にもここで足踏みしているようでは、クラシックうんぬんなどとはいっていられない。 「牝馬にしては珍しく負けん気の強さがある。それを生かすためにも今回は先行策で挑みたい。ファンタジーSのように直線でもうひと伸びするような根性を発揮できれば楽しみだね」 鞍上もファンタジーSで手綱を取った相性のいい池添騎手を配し、陣営は盤石の布陣を敷いてきた。クラシックの最有力候補・ブエナビスタを追撃するためにも、今年一発目の重賞でヒロインの座は譲れない。
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3冠阻止! GI菊花賞 サムソン最大の敵はダービー2着馬アドマイヤメイン
2006年10月17日 15時00分
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GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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