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ノア 潮崎豪がGHCヘビー級王座挑戦に向け始動

 プロレスリング・ノアの潮崎豪が頂点目指して突っ走る。約1年間の米国修行で自信を深め、次期シリーズ(12日、東京・ディファ有明大会で開幕)からフル参戦する。悲願の黒ベルト挑戦に向け、自らに3つのハードルを課した。

 昨年2月から米国へ武者修行に出発した潮崎は、WLWのハーリー・レイスに弟子入り。長い時には、3時間みっちりと直接指導を受けたこともある。さらに、FIP世界ヘビー級王座、WLW世界ヘビー級王座を獲得するなど充実した1年をすごした。

 「基礎を一から教えられた。基礎を積み重ねることでチリも積もれば山となるというか。派手なものが技じゃないないと思う。フィニッシュにつなげるためのベーシックな技を教えられた。幅が広がりましたね」
 米国ではWWEで殿堂入りも果たしている“レジェンド”レイスに帝王学を伝授され、レスラーとしてひと皮むけた。
 「ジュニアが盛り上がってきて、ヘビーも自分が帰ってきたことで盛り上がれば」と決意も新たに、今年は1月シリーズからフル参戦。狙うは黒ベルトだ。次期シリーズのシングル3連戦(12日、佐野巧真、20日の本田多聞、21日の力皇猛戦)の勝利を目指す。「内容より結果を残さないと。簡単には勝たせてもらえないだろうけど、(勝たないと遠征から)帰ってきた意味ないと思う」
 ノアの若武者がGHC挑戦に向け、第1関門を突破できるか。

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