昨年2月から米国へ武者修行に出発した潮崎は、WLWのハーリー・レイスに弟子入り。長い時には、3時間みっちりと直接指導を受けたこともある。さらに、FIP世界ヘビー級王座、WLW世界ヘビー級王座を獲得するなど充実した1年をすごした。
「基礎を一から教えられた。基礎を積み重ねることでチリも積もれば山となるというか。派手なものが技じゃないないと思う。フィニッシュにつなげるためのベーシックな技を教えられた。幅が広がりましたね」
米国ではWWEで殿堂入りも果たしている“レジェンド”レイスに帝王学を伝授され、レスラーとしてひと皮むけた。
「ジュニアが盛り上がってきて、ヘビーも自分が帰ってきたことで盛り上がれば」と決意も新たに、今年は1月シリーズからフル参戦。狙うは黒ベルトだ。次期シリーズのシングル3連戦(12日、佐野巧真、20日の本田多聞、21日の力皇猛戦)の勝利を目指す。「内容より結果を残さないと。簡単には勝たせてもらえないだろうけど、(勝たないと遠征から)帰ってきた意味ないと思う」
ノアの若武者がGHC挑戦に向け、第1関門を突破できるか。