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芸能 2016年04月27日 16時47分
哀川翔 横行する“不謹慎狩り”に力強く主張「自分がやりたいことをやるべき」
俳優でタレントの哀川翔が、現在ネット上で横行している“不謹慎狩り”に対して持論を展開した。 27日、哀川は「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ ウルトラマンコラボモデル」の発表会見に出席し、ウルトラマンの思い出や愛用しているというコーヒーマシーン「ゴールドブレンド バリスタ」の魅力を語った。 哀川といえば、鹿児島県出身の九州男児。14日、熊本県で震度7の大地震が発生。現在も余震が続いており、被災者は厳しい避難生活を送っている。地震発生後、数多くの芸能人が自身のブログやツイッターで被災者へエールを送り、ものまねタレントのコロッケや俳優の高良健吾、SMAPの中居正広などは、実際に被災地を訪れ支援活動を行った。しかし、芸能人による一連の支援活動に関して、ネット上では「偽善者」などと批判するユーザーも出現。何かと「不謹慎」と批判する“不謹慎狩り”が横行しているのが現状だ。 哀川は「仲の良い人も(被災地に)いっぱいいて、やり取りをしている。来月に現地へ行く手配もしています」と明かした。ただ、哀川は支援活動をしに行くのではなく、支援活動をするための視察をすると説明。 「向こうの人達とコミュニケーションとりながら、何をするのか決める」と明かし、「ちゃんと自分で被災地を見た方がいいし、ちゃんと被災者の方々とやり取りした方が良いと思う」と考えを示した。 そして、“不謹慎狩り”について話題が及ぶと、「どうのこうのじゃない」と周りの批判や目は気にしなくていいと意見を述べ、「自分がやりたいことをやるべき」と力強く主張した。
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芸能ネタ 2016年04月27日 16時12分
ジャニーズ・嵐の大野智と共演中のマシンガンズ・西堀亮がつかんだビッグチャンス
4月期ドラマが、軒並み初回オンエアを終えている。ここ数年の傾向を踏襲すべく、今クールでもやはりお笑い芸人の活躍が目立っている。頭ひとつ抜けているのは、チュートリアル・徳井義実。『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)で、大女優・中谷美紀にホレられる社会人を演じ、芸人仲間をザワつかせているのだ。 ほかにも、雨上がり決死隊・宮迫博之(フジテレビ系『僕のヤバイ妻』)やネプチューン・原田泰造(NHK系『コントレール 〜罪と恋〜』)、アジアン・馬場園梓(テレビ朝日系『グッドパートナー 無敵の弁護士』)、青木さやか(日本テレビ系『ゆとりですがなにか』)、ラーメンズ・片桐仁(TBS系『99.9-刑事専門弁護士-』)などが、好演中だ。そんななか、まさに奇跡の大抜てきというべくチャンスをつかんだ者がいる。マシンガンズ・西堀亮だ。 滝沢秀一を相方に持つ西堀は、キレ芸の漫才師。しかし、メジャーコンテストといわれる『M-1グランプリ』や『THE MANZAI』はいずれも準決勝どまりで、芸歴18年ながらも誇れる実績を残せていない。そんななか、ごみ収集のアルバイトを続けていた滝沢が14年、初のホラー小説『かごめかごめ』を出版。前年に発表していたスマホ小説『鬼虐め』を改題・加筆修正したものだが、同年には「E★エブリスタ 電子書籍大賞」で双葉社賞を受賞していた。 これにて、相方に大きく水をあけられた西堀だったが、現在は芸人人生最大にして最高のビジネスを掌握中だ。嵐・大野智主演のラブコメディ『世界一難しい恋』(日テレ系)に、俳優として出演しているのだ。大野演じる「鮫島ホテルズ」の若き社長・鮫島零治の社長室企画戦略部に勤務する、社長室企画戦略部主任・蛭間太陽を演じている。セリフが多く、社内のムードメーカーという役柄は、現役のお笑い芸人にピッタリといえる。初回(13日)が12.8%、2回目(20日)が12.9%と、悪くない視聴率。西堀はまさに、千載一遇のビッグチャンスを満喫中だ。 西堀ほどの落差はないものの、元キングオブコメディ・今野浩喜は手にした地位をしっかりキープできている。元相方となってしまった高橋健一は昨年末、女子高に侵入して、制服や体操服などを盗んだ罪で逮捕され、コンビは解散。当時から今野は、大人気ドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演中で、今年はNHK大河『真田丸』にも出ている。役者として引く手あまたの状態で、福士蒼汰と土屋太鳳の共演で話題のドラマ『お迎えデス。』(日テレ系)の3話(5月7日)と4話(5月14日)に出演予定。ピン芸人として再生中の今野にとって、この時期のドラマは渡りに船であろう。 最終回を迎える6月には、芸人がどんな飛躍を遂げられているか、注目される。
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芸能 2016年04月27日 10時56分
川崎麻世、「(カイヤとの)離婚はゼロです!」と断言、ユーザーコメントも多数「公造さん私もネタだと思ってます」
無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」で、毎週月曜日から金曜日レギュラー生放送中の番組「芸能(秘)チャンネル」に26日、俳優の川崎麻世がゲストとして登場。 番組冒頭、「日刊芸能ヤバ斬り」コーナーでは、26日未明に虚血性心不全が死因で急死されたタレント・前田健さんの話題に、川崎麻世も、2003年ミュージカル「シンデレラストーリー」で前田健さんとは共演し、「ダンスにキレがあり、ダンサー体型でもないのに、色っぽく、個性的に踊る、すごく勉強してきたんだなーって思いました」と前田健さんへの印象や思い出を振り返った。 番組後半、ゲストの恋愛話になると、川崎はジャニーズ事務所に所属していた頃「合宿所から抜け出し(好きな人)に会いに行っていたりしていた」などを告白。さらにMCの南圭介から、「昔は、段ボールに(タレント)が隠れたりなど、」と、芸能人のお忍びデートの仕方について振られると、川崎は、「ありましたよ。段ボールに入ったり、今は交通法としてダメだと思うけど、高速道路の上で待ち合わせしたりなど。僕はしてないけど」、パネラーの井上公造も「マネージャーの車のトランクの中に入ったり、高速道路だと、タレントの車の後ろにマネージャーの車がつき、料金所で時間稼ぎをしてタレントを逃がしていた」など、いろんな手を使い、タレントはマスコミ対策をしていたことを明かしたが、川崎自身は当時の恋愛について、「ぼくはまじめに付き合っていましたよ。一人の方と付き合っていた」と、過去の恋愛も明かす場面も。 ユーザーからの「なんでカイヤさんと結婚したのですか?」というコメント質問には、「カイヤを選んだ理由、外国映画が大好きで、彼女を見たとき、すごいキレイ! という衝撃を受けたんです。会えない時間が愛を育てたんでしょうね。会えたときは、ものすっごいうれしかったんでしょうね」と出会ったころを振り返り、川崎麻世オフィシャルブログでアップした、二日連続で妻のカイヤと食事したことについて「奇跡なんですよ!!」とコメント。 離婚についての報道はかねてから多くされる川崎麻世・カイヤ夫妻だが、改めてユーザーから「離婚について」質問されると、「奥が深いんですよ。子どもがまだ未成年なんです。僕もさびしい思いをしたことがあるので、責任を果たしたいと。人に左右されることではなく、自分で決める。後悔はしたくない。離婚はゼロですね!」と川崎は離婚はないと断言した。 ユーザーからは「離婚しないでね!」「公造さん私もネタだと思ってます!」「そういう関係もありかな」などの二人の関係について応援や賛同するようなコメントが多く寄せられた。
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芸能 2016年04月26日 22時12分
矢口真里 芸能人の支援活動を叩くネットユーザーに不快感「ちょっと許せない」
26日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に生出演したタレントの矢口真里が、熊本で発生した大地震に関して芸能人の支援活動を叩くネットユーザーに不快感を露わにした。 番組内のニュースを紹介するコーナー「今夜は寝れ9!!」では、「矢口真里 ファンの励ましに感謝」という話題が7位にランクイン。 14日、熊本県で大地震が発生。数多くの芸能人がブログやツイッターで被災者へエールを送る中、矢口も自身のブログで応援コメントを掲載。しかし、一部ネットユーザーから批判を浴び、謝罪。その後、ファンから励ましの声が数多く寄せられたようで、「逆に私が励まされてしまいました」と感謝した。 矢口は「今、賛否両論を色んな所で呼んでいるじゃないですか!? 私の場合は生理的に受け付けない方が結構いらっしゃるので、それは全然いいと思うんですけど…」と説明し、自身が「偽善」などと批判されるのは「しょうがない」と胸中を明かした。 ただ、一つだけ許せないことがあるという。「でも、ちゃんと支援活動している芸能人の方というか…、何百万円を寄付した紗栄子さんとか、そういう人たちを叩くのはちょっと許せない」と不快感を露わにし、「なんで叩かれるんだろう!?」と疑問を抱いていた。 紗栄子といえば、地震発生後に熊本県へ500万円、大分県にも500万円を寄付。大きな話題を呼んだが、一部のネットユーザーからかなり批判が噴出していた。
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芸能ネタ 2016年04月26日 21時46分
ヒロミ 元宝塚女優に声を荒げダメ出し「関係ねぇんだよ!!」
26日放送の日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」でお笑いタレントのヒロミが、元宝塚女優の彩風蘭(40)に声を荒げてダメ出しした。 番組では「家事ダメ女VS家事好き男」というテーマが放送され、ヒロミは「家事好き男」、彩風は「家事ダメ女」側で出演。彩風は自身が遭遇した“細かすぎる男”のエピソードを語った。ある宴会で彩風は鍋の灰汁を取っていたが、その場に出席していた“灰汁代官”の男性は彩風の灰汁取りに納得いっていなかったようで、無言で灰汁を取り始めたという。 彩風は「頑張って綺麗に(灰汁を)取ったつもりだったんですけど…」と説明し、「無言の指摘ってスゴい傷つきません!? 一生懸命やったんですもん」と同情を誘ったが、司会を務める明石家さんまは「『一生懸命料理作りましたからおいしいです!』は、ちゃうぞ!」と注意。しかし、彩風は「いや女心をわかってない」と反論した。 そして、彩風が「灰汁ってどう取ればいいの!?」と投げかけると、ゲスト出演したヒロミが灰汁の取り方を説明。「ちゃんと取れなかったんでしょ!?」と優しく語りかけたが、彩風は「頑張って取ったんです…」と目を潤ませながらアピール。彩風の反応にイラっときたのか、ヒロミは「頑張って…、関係ねぇんだよ!!」と声を荒げてダメ出し。さんまは大爆笑していたが、彩風は「怖い…」と怯えていた。
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芸能 2016年04月24日 14時53分
平祐奈、コクーンシティ2代目市長に就任! 白ワンピで見物客600人魅了
平愛梨の妹で、女優の平祐奈が23日、さいたま新都心で行われた「コクーンシティ」開業1周年記念イベントに出席した。平は本施設の“2代目市長”を務め、新CMにも出演。新CMで着用した白いワンピースで登場すると集まった600人の見物客を前にじゃんけん大会やクイズに挑戦。施設の魅力を笑顔でアピールした。 「CM撮影の前日にもマネージャーさんと(コクーンシティに来て)一緒に串かつを食べたんです。撮影の翌日も、母を連れてショッピングに来ました。本当に楽しさがいっぱいの場所。ついつい、あっちもこっちも行きたくなっちゃいますね」と嬉しそうに話した平。 本施設の前市長はプライベートでも親交があるという広瀬すずが務めていたが、「すずちゃんのCMを観たりしていたので、決まった時は本当にうれしかった」とコメント。「前回のCMの衣装も可愛らしかったので、私もああいう衣装が着れるのかなって。今回こんなにカラフルな衣装を着れて、ウキウキしています」と弾けんばかりの表情。 21日から放送されている「1周年誕生祭 TVCM」では「COCOON CITY」のロゴの“O”の赤い立体文字を手にした平が施設内を元気にいっぱいに踊って飛び回るという内容。撮影を振り返って「とってもカラフルで、色合いも可愛くて楽しいCMになっていると思います」と述べ、踊りについても「振付の方に振りを教えて頂き、楽しく踊ることができました。(CMの挿入歌のレコーディングについても)久々で、音も高かったので、かなり緊張しました。撮影が終わった後も、家で口ずさんでいました」と感想をしみじみ。 最後は“市長”に絡め、「市長はTVCMを視聴する」とダジャレも披露。「新市長として頑張りますので、これからも宜しくお願いします!」と意気込みを語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2016年04月24日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第16回
「炭管疑獄」を「獄中立候補」という“奇策”の選挙でミソギを果たした田中角栄は、中央政界ではさすがに「雌伏の時代」を余儀なくされた。ために、しばし選挙区のある新潟での“仕事”に汗をかいたのだった。 まず豪雪苦、開発の遅れに苦しんだ住民のための鉄道の路線電化に手を付けた後、今度は「水」に目を向けた。田中の政治家としてのすごいところは先見力が挙げられるが、その片鱗はすでにここで見られた。すなわち、「水」で争いながら、一方でしっかり「道路」の権益を手に入れて住民の利便性に資するという“手法”である。 「鉄道」に続く「水」「道路」の住民への利便性は、もとより選挙の票の拡大にハネ返って来る。その典型が、この期に“奮戦”した俗に言う「只見川騒動」であった。 只見川。群馬県の尾瀬沼を水源としてまず新潟県へ流れ、さらに福島県へ蛇行した後、再び新潟県に戻って阿賀野川に合流、日本海へ出る。作家・三島由紀夫の『沈める滝』に登場する渓谷美豊かな名川の一つである。時に、すでにわが国の石炭資源の先行きが見え始め、推定包蔵電力150万キロワットといわれた只見川上流の開発はまさに国家的事業、投下されるカネは当時で1千億円といわれた。「騒動」とは、一言で言えば新潟県と福島県との利益争いのドタバタ劇であった。 初代民選の新潟県知事だった岡田正平が、只見川の豊富な水量に電力開発への熱い思いを抱き、只見川の水を貯めて新潟県側に落としてこれを発電と農業用水に使おうと、只見川の新潟県への「分流案」をブチ上げたのがコトの発端だった。つまり、1千億円事業の“うまい汁”を福島県に一人占めさせるわけにはいかんとばかり、強引に割って入ったということだった。一方の福島県側は只見川の水流に沿って階段式にダムの建設を考え、それに伴う莫大な補助金を狙ったのだった。 この1千億円を賭けた利益誘導合戦に、新潟県側は岡田知事を支えるべく県選出の3人の代議士、「ツーさん」こと塚田十一郎、「ナベちゃん」こと渡邊良夫、そして「カクさん」こと田中角栄を“工作員”とした。後に新潟県知事になる「ツーさん」は田中が総選挙初出馬のときの支援者だったが、その潤沢な資金の一部をフトコロに入れ、田中そっちのけで立候補してしまったというシタタカ男である。まあ、おおらかな時代ではあった。一方の田中はと言えば、中央政界では鳴かず飛ばずの無聊を囲っていただけに、ここは腕の見せどころ、率先“先兵”としてハッスルしたのだった。 さて、この騒動、一方で供応、買収の華やかさでも際立っていた。そのころの只見川のまたの名が「タダ呑み川」といわれたように、一説では当時のカネで2億円が新潟、福島両県の宴会費用に消えたといわれている。当時の関係者のこんな証言が、二つある。 「中央からはひっきりなしに調査団の連中が来る。覚えめでたくするために、新潟と福島の供応、宴会合戦になる。新潟県では県議会の決算委員会に芸者の花代が付いた料理屋の領収書を含めて、何とリヤカー2台分の領収書が提出された。当然、岡田知事は追及を受けた。『食糧費というのは分かるが、食糧費に芸者の花代は関係なかろう』と。しかし、知事の答弁がよかった。『芸者の三味の音でメシということになれば、メシは極めてよくノドを通る。すなわち、芸者の花代は食糧費である』とヌカしたんだ。一方、福島県も随分ムリをしたらしく、ある村では宴会に次ぐ宴会でついに村予算がパンク、追加予算を組んで辛くも切り抜けたといわれておる」 「田中もがんばった。金銭には土建屋上がりだから、もともとが大ざっぱだ。県は運動費として3人の代議士に札束を渡すのだが、他の2人がコソコソもらっているのに対し、田中のみ『男は度胸、女は愛嬌、一度や二度はカンゴクに入ってこそ男』なんて笑いつつ、堂々とポケットにしまっておったな。また、福島の東山温泉での宴会では田中とある新潟県議が酔っぱらい、どっちのモノがでかいか勝負に出たことがある。岡田知事が“行司役”、仲居に糸を持って来させ、根っこはこっち、先っぽはあっちで、結局、総合点で田中が辛くも勝ったといわれておる」 さて、この只見川騒動、結局は二転三転の末の足掛け7年の昭和28年、政府の最終妥協案により、一部を新潟県への分流という形で一件落着を見ることになる。新潟への分流量は、只見川の年間流量13億8千万トンのわずか5.6%でしかなかった。当初の要求分流量が75%というべらぼうなものだったことからすると、新潟県は形としては完敗と言えた。 しかし、田中としては、密かに「してやったり」であった。「水」で争いながら、「道路」という膨大な付加価値を頂戴したとのソロバンをはじいていたからである。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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芸能ネタ 2016年04月24日 12時00分
歌謡(うた)のマドンナ 第11回 山本あき 路上ライブでは金髪に変身する異色の歌手 併せ持った「歌謡曲の心」と「ロック魂」
−−大人の恋を題材に、しっとりとした歌謡曲を歌う山本あき。だがかつては、エレキギターを弾きながら歌うロック少女だった。 「中学2年生の時、『プリンセスプリンセス』のきょんちゃん(富田京子)が一生懸命ドラムを叩く姿がかわいくて、“女性でもできるんだ、カッコいい!”と思ってドラムを始めたんです。ドラムセットは買えないので、スネアだけを買って、うるさくないようにタオルを乗せて部屋で練習。雑誌でメンバーを募集してバンドを組んで、プリプリの曲をカバーしていました。ボーカルがいなかったので、私がドラムを叩きながら歌っていました」 −−高校に入ると、同級生の女の子たちと念願のガールズバンドを結成する。 「私はギター&ボーカル担当に。主に私が作詞・作曲してオリジナル曲も作り、コンテストにも出場していました。私は音楽の道に進むことしか頭になくて、そのバンドでデビューすることを夢見ていたんですが、高校3年の時、他のメンバーは進学や就職をするつもりだと知って大ショック。今思えば、その判断が彼女たちにとっては正しかったのだと思いますが、ガツンと頭を打たれた感じで、夢破れた瞬間でした」 −−高校卒業後は、ライブハウスで新たにバンドを組んだり、1人でアコースティックライブをやったりと、音楽の活動を模索したという。 「ある日、金沢市で、昔の町名『木倉町』を復活させようというイベントが大々的に行われて、その一環として1日だけ“流し”をやってみないか、という企画を紹介されたんです。ギターで歌うのはライブハウスも“流し”も同じだと思って、やってみることに。そこで初めて演歌や歌謡曲をちゃんと聴いたんです」 −−その時出会ったのが、藤圭子の『圭子の夢は夜ひらく』だった。 「衝撃的でしたね。藤さんの歌声、詩の世界が自分の心情と重なって、何度も繰り返し聴きながら泣いたのを覚えています。藤圭子さん、江利チエミさん、ちあきなおみさん、美空ひばりさん…。そういった方たちの歌は、それまで漠然と抱いていた演歌のイメージとは明らかに違っていて、歌謡曲の魅力にハマったんです。ロックに通じるものがあると感じました」 1日だけのはずの“流し”が面白くなり、自分の意志で3カ月ほど続けることに。そんな彼女を、テレビや新聞が「ロックから演歌に目覚める」と見出しを付けて取り上げた。それがきっかけで、香西かおりをはじめ数多くの歌手を育てた作曲家・聖川湧氏と出会う。 「聖川先生が東京から富山や金沢にいらっしゃる時に、レッスンを受けるようになったんです。地元で別の先生にも演歌を教えてもらいつつ3年半、28歳の時、思い切って上京。アルバイトで生活費を稼ぎながら、聖川先生から直接指導を受けるようになり、デビューを目指しました」 −−キングレコードのオーディションに合格し、'06年、『哀しみ模様』でデビュー。滑り出しは順調だったが…。 「年末には日本レコード大賞の新人賞をいただき、期待で胸がいっぱいでした。ところが、2年目からまったくと言っていいほど仕事がなくなってしまったんです。近所の飲み屋に行って『今日もお休みなの?』と聞かれても答えられない自分がいて…。現実の厳しさを知りましたね」 −−ヒットが出ないまま3年が過ぎ、思い悩んでいた時期に、思い立って挑戦したのがマラソンだった。 「初めて参加したのは青梅マラソンでした。“自分自身と戦って、走り切れたら次の事を考えよう!”と30キロのコースに個人的にエントリーしたんです。その情報をスポーツ紙が取り上げてくれて話題になったことはいいのですが、逆にプレッシャーに…(笑)。その時は足のケガのせいもあって途中でリタイアしてしまったんですが、その後、ハーフマラソンを2回走って、'11年に東京マラソンで初のフルマラソンに参加。5時間58分で完走しました。話題にしてもらったおかげで、多くの方に私を知っていただくきっかけにもなりましたし、結果的にはよかったかなと思います」 −−6月でデビュー満10年。大人の歌謡曲を歌う一方、今でもロックへの気持ちは持ち続けている。 「昨年の6月から、月に一度、錦糸町や蒲田の駅前で歌うマンスリー路上ライブを始めました。不特定多数の方に見てもらえる場所で歌って、ファン層を広げたくて…。その時だけは金髪のカツラを被って歌うんです。プリプリやレベッカをはじめ、フォークソングなど、皆さんが知っていそうな曲を歌います。もちろん私の曲も。駅前ですから、幅広い方が足を止めて聴いてくださいます。おばあちゃんから『ロックもいいわね』と言っていただいたり、少しやんちゃな若い男の子たちが『お前行けよ!』って言い合いながらCDを買いに来てくれたりするのが、すごくうれしかったですね。お客様からの反応もよくて、成果を実感しています。こういったライブ活動が私の原点だし、コツコツと続けていきたい。幅広いジャンルの歌をうたう、ボーカリストでありたいですね」やまもと・あき5月24日石川県白山市生まれ。'06年『哀しみ模様』でデビュー、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。「日本作曲家協会音楽祭2015」にて奨励賞を受賞。ラジオ日本『杉紀彦のラジオ村』アシスタント、ミュージックバード『歌の交差点』木曜パーソナリティー、BS12『平成歌謡塾・2』司会を担当中。最新CD『大阪さみしがり』(キングレコード)発売中。
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レジャー 2016年04月23日 17時25分
マイラーズC(GlI、京都芝1600メートル、24日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、マイラーズCは◎フィエロが悲願の重賞初制覇を飾ります。 昨年と一昨年のマイルCS2着馬で、重賞では2着4回。あと一歩で重賞勝ちを逃していますが、勝ち馬とはヒケを取らない内容であとは運もあったのでしょう。昨年のこのレースは3着。後方追走からペースも遅く動けない状態で、直線でも追い出しを待たされる不利もあり、最後は差を詰めただけに0秒1差は惜しかったですね。 京都のマイル戦は(1-3-1-0)で複勝率100%。1分31秒台の決着が2度もあり、開幕週の京都で速い時計勝負はむしろ歓迎。斤量56キロもチャンス。 中間も順調に稽古をこなし、鋭い脚をアピールして状態はかなり良さそう。鞍上の鮫島良騎手はテン乗りですが3週連続で追い切りに騎乗していて、自身09年以来のタイトル制覇にも期待です。心の通じ合ったコンビで、ゴールまで一気に突き抜けます。(7)◎フィエロ(15)○サンライズメジャー(3)▲テイエムイナズマ(14)△ダノンリバティ(6)△エキストラエンド(1)△ダノンシャーク(10)△マーティンボロワイドBOX (7)(15)(3)(14)動画予想は→https://youtu.be/S_ONxiLHMSE※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2016年04月23日 17時04分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/24) マイラーズカップ、他
2回東京競馬2日目(4月24日日曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「フローラS」(芝2000メートル)◎4アグレアーブル○9フロンテアクイーン▲18チェッキーノ△11パールコード、15シークザフューチャ 運も実力の内、とは言い古されたフレーズだが、本命に推したアグレアーブルは強運の持ち主だ。そして、陣営のオークスに賭ける意気込みがこのレースに乗り移った感じがする。というのも、東スポ杯2歳S(0秒6差7着)を最後に休養。オークスから逆算して、フローラSから始動と決めたそのことが、大きな賭けだったからだ。新馬1勝だけで、出走できる保証はないし、抽選で除外になったらオークスの夢は断たれてしまう。そんな綱渡りの状況を突破し、最悪のシナリオは杞憂に終わった。これは想像の域を超えた、規格外れの大物かも。新星誕生のベストパフォーマンスを期待したい。相手は、フロンテアクイーン。放牧を境に別馬のように変身を遂げた、と陣営はチャンスに虎視眈々だ。☆東京12Rサ4歳上1000万下牝・芝1400メートル◎8ヘイジームーン○3エルゴレア▲14ダイワミランダ△2レッドカーラ、5チョコレートバイン 待望の東京開催に満を持して出走する、ヘイジームーンをイチ押し。中山シリーズは5着、10着、4着と不本意な結果に終わっているが、着差は0秒4、0秒6、0秒4。決して、悲観する内容ではない。一方、東京は現級勝ちを含め2勝を挙げているベストコース。チャンスは十分ある。相手は、エルゴレア。この馬も東京巧者だ。二走ボケが出た前走7着は参考外。好勝負が期待できる。☆京都11R「マイラーズカップ」(芝1600メートル)◎7フィエロ○15サンライズメジャー▲9ネオスターダム△2クルーガー、13ケントオー GIで再三勝ち負けしてきた自他ともに認める実力馬、フィエロにまだ重賞タイトルがないのは七不思議のひとつだ。このレースも、一昨年はレコードの2着、昨年は0秒1差の3着と涙を呑んでいる。しかし、勝てない症候群とはサヨーナラだ。過去の休み明けとは一味違う、渾身の仕上がり状態といえるからだ。7歳だがキャリアは<5535>と、4歳馬並みで、プラスアルファも魅力。普通に走ってくれば今度こそ、大願を成就する。当面の相手は、昨年2着のサンライズメジャー。休み明け2戦目で走り頃だ。☆福島11R「福島中央テレビ杯」(芝1200メートル)◎3スマートカルロス○2プラチナブロンド▲13レムミラス△5ケイアイユニコーン、8オオタニジムチョウ 千万条件に昇級以降、4着、3着、2着、レコードの2着と、確かな実力が備わったスマートカルロスに期待。進化を続ける4歳馬でプラスアルファは大きい。福島コースも500万条件を快勝している、相性の良い舞台。勝利のお膳立ては整っており、惜敗続きにピリオドを打つ。相手は、休み明け2戦目で走り頃のプラチナブロンド。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー
GI阪神JF追い切り速報 ぶっちぎった前走からさらに上昇 アストンマーチャン鋭伸
2006年11月29日 15時00分
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GI阪神JF 藤沢和師が岡田繁幸氏が素質大絶賛 日本一の相馬眼にかなった逸材 イクスキューズ
2006年11月28日 15時00分
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GI阪神JF アストンマーチャン 2歳女王へ
2006年11月27日 15時00分
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レジャー
GIジャパンC 世界最強へ ハーツ 2度目のディープ狩りだ
2006年11月21日 15時00分
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レジャー
マイルCS確定 古谷指名 大穴 ロジック
2006年11月17日 15時00分
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レジャー
マイルCS メジャーGI連覇だ
2006年11月13日 15時00分
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レジャー
GII AR共和国杯 ドラゴンキャプテン嵐呼ぶ
2006年11月04日 15時00分
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レジャー
JBCマイル バトラーV4で決める ダート界制圧
2006年10月30日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋追い切り速報 バランスオブゲームまた固まった
2006年10月25日 15時00分
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レジャー
GI天皇賞・秋 注目は黄色と黒の縦ジマ勝負服 狙え!社台ファーム2頭 ダンスインザムードとローエングリン
2006年10月24日 15時00分
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レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
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レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分