☆東京11R「フローラS」(芝2000メートル)
◎4アグレアーブル
○9フロンテアクイーン
▲18チェッキーノ
△11パールコード、15シークザフューチャ
運も実力の内、とは言い古されたフレーズだが、本命に推したアグレアーブルは強運の持ち主だ。そして、陣営のオークスに賭ける意気込みがこのレースに乗り移った感じがする。というのも、東スポ杯2歳S(0秒6差7着)を最後に休養。オークスから逆算して、フローラSから始動と決めたそのことが、大きな賭けだったからだ。新馬1勝だけで、出走できる保証はないし、抽選で除外になったらオークスの夢は断たれてしまう。そんな綱渡りの状況を突破し、最悪のシナリオは杞憂に終わった。これは想像の域を超えた、規格外れの大物かも。新星誕生のベストパフォーマンスを期待したい。相手は、フロンテアクイーン。放牧を境に別馬のように変身を遂げた、と陣営はチャンスに虎視眈々だ。
☆東京12Rサ4歳上1000万下牝・芝1400メートル
◎8ヘイジームーン
○3エルゴレア
▲14ダイワミランダ
△2レッドカーラ、5チョコレートバイン
待望の東京開催に満を持して出走する、ヘイジームーンをイチ押し。中山シリーズは5着、10着、4着と不本意な結果に終わっているが、着差は0秒4、0秒6、0秒4。決して、悲観する内容ではない。一方、東京は現級勝ちを含め2勝を挙げているベストコース。チャンスは十分ある。相手は、エルゴレア。この馬も東京巧者だ。二走ボケが出た前走7着は参考外。好勝負が期待できる。
☆京都11R「マイラーズカップ」(芝1600メートル)
◎7フィエロ
○15サンライズメジャー
▲9ネオスターダム
△2クルーガー、13ケントオー
GIで再三勝ち負けしてきた自他ともに認める実力馬、フィエロにまだ重賞タイトルがないのは七不思議のひとつだ。このレースも、一昨年はレコードの2着、昨年は0秒1差の3着と涙を呑んでいる。しかし、勝てない症候群とはサヨーナラだ。過去の休み明けとは一味違う、渾身の仕上がり状態といえるからだ。7歳だがキャリアは<5535>と、4歳馬並みで、プラスアルファも魅力。普通に走ってくれば今度こそ、大願を成就する。当面の相手は、昨年2着のサンライズメジャー。休み明け2戦目で走り頃だ。
☆福島11R「福島中央テレビ杯」(芝1200メートル)
◎3スマートカルロス
○2プラチナブロンド
▲13レムミラス
△5ケイアイユニコーン、8オオタニジムチョウ
千万条件に昇級以降、4着、3着、2着、レコードの2着と、確かな実力が備わったスマートカルロスに期待。進化を続ける4歳馬でプラスアルファは大きい。福島コースも500万条件を快勝している、相性の良い舞台。勝利のお膳立ては整っており、惜敗続きにピリオドを打つ。相手は、休み明け2戦目で走り頃のプラチナブロンド。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。