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スポーツ 2018年09月13日 17時45分
【DeNA】遅れて登場!“ハマのカブレラ”細川成也が今年も秋風を熱風に変える!
☆2年目のジンクス 細川成也。2016年ドラフト5位指名の2年目外野手。昨年のシーズン終盤の10月に一軍昇格し、高卒新人としてプロ野球史上初となる“初出場2戦連続ホームラン”の離れ業をやってのけ、勢いそのままにCSでもタイムリーヒットを放つなど大活躍。今シーズンは更なる飛躍を期待され、キャンプでも一軍に残るも、調子が上がらず不振に陥り、シーズンインしてからのファームの試合でも、バットにボールが当たらない状況に。一軍からお呼びがかかるどころか、ファームでもゲームに出られない日々が続いた。☆9月に開眼 ファームでじっくりと調整を続け、9月の日本ハム戦で2試合連続のバックスクリーン弾を放って見せる。すると、9月11日に遂に念願の一軍昇格し、即スタメン起用される「ラミレスマジック」の期待に応え、今季初打席で先制のタイムリーヒットをセンター前に放つ。これが勝利打点となり、難攻不落のカープ・ジョンソンに久々の土をつけた。 翌日の試合もカープ先発九里の低めの変化球をすくい上げ、バットの先ながらもレフトスタンドへ運ぶ豪快弾をかっ飛ばし、先制点を挙げた。その後の打席でも、2アウト1‐2塁のチャンスで、フルカウントから低めの変化球を見極めフォアボールを奪いチャンスを広げる役目を果たす。守備でもセンターに入り、難しい詰まった打球を捕球寸前のところまで喰らい付くなど、チームに貢献したい気持ちも見られた。残念ながら勝利には結びつかなかったものの、「大物」感漂う内容だった。☆右の大砲 ベイスターズは前身のホエールズ時代から、右の大砲がチームの顔になることが多い。古くはホエールズ時代の桑田武、松原誠、“オバQ”田代富雄などがいる。ベイスターズになってからは多村仁、先日引退を発表した“男”村田修一、その後輩でバットを豪快に投げる“歌舞伎投げ”の吉村裕基ら、大勢の大物がいる。右の大砲の遺伝子を継ぐ、弱冠20歳の細川のフルスイングで、大混戦のCS争いを制する一発を期待せずにはいられない。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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芸能 2018年09月13日 13時00分
岡田結実、本格的な女優業挑戦へ「草笛光子さんが目標」
タレントの岡田結実が12日、都内で行われた「オスカープロモーション2018女優宣言お披露目発表会」に出席。同じ事務所に所属する宮本茉由、玉田志織と共に今後、女優活動により力を入れていくことを宣言。「草笛光子さんが目標。やったるぞと思っています」と意気込みを語った。 岡田は「こういう機会をいただいたことを光栄に思います。初めてオスカーに入ったときに大きなイベントを見たのが、この『女優宣言』のイベント。絶対いつかあそこに立つぞって思っていたので、わたしがここに立っていることが今、雲の上にいるような気持ち」と感慨深げ。 今後は「男装するのが好きなんですけど、男性の役もやってみたいし、アクション系もやりたい」と希望を述べ、「多方面のところでお話を募集しています。今18歳。これからたくさんの監督や脚本家さんと出会うと思うんですけど、主役にもなりたいけど、主役の人を食べちゃうような女優になりたいです」と目を輝かせて語った。 宮本も「嬉しいという気持ちと緊張の感情が一気に来て、頑張らなきゃという気持ちになっています。でも、ここに立ち、だんだん実感がわいてきて、今はいろんなことに挑戦したいという気持ちでいっぱいです」とコメント。目標に米倉涼子の名を挙げ、「米倉さんが主演する『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』(テレビ朝日系)に出演するんですけど、共演できることになって休憩中もずっと見て、米倉さんのいい部分を吸収したい」とにっこり。 「個人的な話ですけど、海外ドラマの『ウォーキング・デッド』が大好き。アクションやゾンビを倒すような役をやってみたいです。映画やドラマを見ている人が本当にその世界に入れるようなナチュラルな女優さんになりたいなと思っています」としみじみ。 玉田は「幼稚園のころからテレビを見ていて、ずっとずっと女優になりたいと思ってきました。こういう素晴らしいステージで宣言できることが今信じられない。まだまだ未熟者ですけど、これからたくさん努力して素敵な女優さんになれれば」と嬉しそうな表情。「明るい役元気な役をやってみたいけど、いつかはホラー映画や裏で手を回している悪役もやってみたいなって。小さい頃からテレビから元気や笑顔をもらってきたので、わたしが元気や笑顔を届けられるような太陽のような女優さんになりたいです」と夢を語った。 本イベントには菊川怜、河北麻友子、田中道子も駆けつけ、岡田、宮本、玉田にエールを送った。菊川は「近くにいるだけでこっちもドキドキしてきます。いつか皆さんと共演するのを楽しみにしています」と述べ、「新人のうちは失敗の数だけ成長していくと思うので、今が失敗のチャンス。大変だったり泣いたり孤独なこともたくさんあると思いますが、それを糧にして進んでいってください」とコメント。河北も「この仕事は全部一生懸命やればだれかが見ていると思うので、一生懸命やることを忘れずに頑張ってください」と述べ、田中も「体調面や自分の心のストレスをためないことが一番大切」と助言をしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能 2018年09月13日 06時00分
日テレ、内村&サンド新番組誕生! その影で路頭に迷う芸人が多発?
10月25日から日本テレビで、ウッチャンナンチャン・内村光良MCの新番組『THE 突破ファイル』がレギュラー放送される。 同番組は、絶体絶命のピンチを前にしてもあきらめなかった人たちが生み出した画期的な解決方法をドラマ化し、クイズとして出題するというもの。レギュラー回答者はサンドウィッチマン。再現ドラマには若手俳優陣が挑戦するとのこと。 同枠で放送中のフットボールアワー・後藤輝基、羽鳥慎一がMCの『得する人損する人』は9月末で終了。日本テレビとしては、プライム枠(19時〜23時)で2年ぶりの新番組となる。最近では視聴率が落ちてきたものの、あえて人気番組の『得する人〜』を切ったことから、同局が内村やサンドに期待を寄せていることが分かる。 「内村は、日テレでいうと『世界の果てまでイッテQ!』、『スクール革命!』に続く3本目のレギュラーとなります。両番組とも長寿番組ですし、特に『イッテQ』は日本テレビの代表的な番組なので、“追いつけ追い越せ”で切磋琢磨できそうですね」(エンタメライター) 2013年にスタートした『得する人〜』は、松橋周太呂の“家事えもん”や、うしろシティ・阿諏訪泰義“サイゲン大介”など、若手芸人が特技を生かして出演するイメージもある。 「なかなか日の目を浴びない芸人にチャンスが与えられる番組でもあったので、ゴールデンでの露出はもちろん、収入が減るのも痛手でしょう。書籍を出版できたりイベントなどにも呼ばれることもあったので、番組がきっかけで生活が安定した芸人もいたのではないでしょうか」(同上) 内村&サンドの“好感度高い芸人”がどんな活躍をするのか今から楽しみである。しかし、ネタ番組や本格的なバラエティー番組が激減し、若手芸人の活躍する場がなくなっているのは事実。今ではネット番組もあるため、地上波に固執する必要はないが、芸人にとって“チャンス”のある番組が終了するのは悔やまれることだろう。
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スポーツ 2018年09月12日 21時15分
パンクラスとレベルスが完全グループ化で地上波放送も!格闘技業界再編の布石か?
総合格闘技団体パンクラス(酒井正和代表)とキックボクシング・ムエタイなど立ち技を主としている格闘技団体レベルス(山口元気代表)が完全グループ化し、2019年にグループとして15大会を開催すると発表した。 パンクラスは1993年、船木誠勝がプロレス団体として鈴木みのるらとともに旗揚げした老舗団体。2008年からは完全に総合格闘技に舵を切り、2012年から酒井氏が代表を務め、プロレス&格闘技団体スマッシュが合併するような形でパンクラスを運営しているが、鈴木みのるや佐藤光留らは今でもパンクラスMISSON所属として籍を置いている。最近では北岡悟が総合格闘技団体RIZINに乗り込み、独特のキャラクターで名を上げている。 レベルスにはKNOCK OUTスーパーライト級&RISEライト級王者の不可思をはじめ、小笠原瑛作、T-98、K-1に参戦中の日菜太などキック界で活躍している選手が多く所属。ライト級の梅野源治、町田光などキック界のトップ選手も参戦するなど、“全方位外交”でキック界に広いネットワークを持つ。 今後はパンクラスがレベルスの運営も担当する。山口代表は「不可思をRISEさん、KNOCK OUTさんに、小笠原瑛作をKNOCK OUTさんに、日菜太をK-1さんに派遣することに変わりはない」という。また10月21日に開催される『パンクラス300』大会からREBELSルールの試合が2試合組み込まれる。地上波への露出を図り、運営に関しては資本提携も視野に入れているそうだ。当面は両ブランドを存続させながら、RIZINのようなMMAもキックも見られる総合格闘技団体になるよう構築し、最終的には合併する流れになりそうだ。 その第1弾として2019年2月17日に『パンクラス レベルス リング(仮称)』スタジオコースト大会を開催する。パンクラスが所有するデカゴン(10角形ケージ)ではなくリングが舞台だ。この大会はムエタイ・キックボクシング専用大会にするという。各団体のトップ同士の対抗戦や各階級のトーナメントなど、多様な形でイベントを開催する予定で、関係者は「選手を育成する各団体に還元できるよう、必ず団体名を明確に打ち出して対抗戦形式でやることを軸に展開する」としている。『パンクラス レベルス リング.(仮称)』は年間3大会開く予定だ。 パンクラスは地上波のTOKYO MXやAbemaTVなど、メディアとの関係が強い。酒井代表は「10月21日『パンクラス300』大会でレベルスルールの試合を行います。デカゴンでキックボクシングやムエタイを行うのは初めて。試合はTOKYO MX地上波で生放送される予定です。このようにゴールデンタイムでの試合生中継や、選手の紹介特番など、レベルスに足りなかった部分を強化していきます。ちなみにキックボクシング・ムエタイの試合が地上波で生中継される事はTOKYO MXでは初だと思います」とコメント。現在MXではKNOCK OUTが毎週レギュラー放送をしているが、生中継には至っていない。 さらにMXは『パンクラス レベルスグループ』とタッグを組み毎週月曜日午後8時から放送するスポーツ情報番組『BE◆BOP SPORTS』の番組内で、次世代スポーツ格闘技アスリートを発掘する企画『パンクラス レベルス トライアウト』(仮称)というコーナーをスタートすると発表した。現役有名格闘技コーチが赤と青に分かれ、有望アマチュア選手を指導。各チーム1選手が残るストーリーを展開し、決戦は同局パンクラス地上波生中継で放送する企画。勝者には賞金が与えられ、プロ契約を交わすこともできるという壮大なメディアミックスだ。 10月からはMMA版として石渡伸太郎と北岡悟がコーチとしてガチバトルを展開。両選手がアマチュア選手を指導し、11月25日パンクラス大会で決戦を行う。11月下旬からはムエタイ版として梅野源治と不可思がコーチとしてガチバトルを展開。決戦は2019年2月17日「パンクラス レベルス リング(仮称)」スタジオコースト大会で行われる。 来年3月にはシンガポールの世界最大規模の格闘技団体ワンチャンピオンシップ(OC)が大手広告代理店の電通と提携し、初の日本大会を開催する。KNOCK OUTの木谷高明オーナーも「(OCは)RIZIN、K-1よりも脅威」と話す。今回、両団体がグループ化したのはこうした背景も影響しているとされる。OCと交流があるという酒井代表や山口代表は「格闘技業界の流れに変化がある時期」(酒井代表)にグループ化することで、今後予想される世界規模の格闘技業界再編の動きをにらみ、布石を打ったものと思われる。 酒井代表はかつてプロレス団体を経営したり、近年では元Hey!Say!JUMPの森本龍太郎をマネジメント(今春に契約終了)していた。幅広い人脈と、スポンサー獲得には定評がある。選手のメディア露出を増やすことは、存在を知ってもらうにはベストな手法。新日本プロレスはそうしてV字回復し、世界にも通用する団体に成長した。今後、パンクラス レベルスグループが、格闘技界でRIZIN、K-1に続く第3勢力になるのか。タレントは多いだけに可能性は十分にある。今後の動きを注視していきたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月12日 17時45分
オリックス、神戸で自滅の惨敗に福良監督「申し訳ない」打線は33イニング連続無得点!
オリックス 0-7 埼玉西武(24回戦)※オリックス8勝14敗2分け▽11日 ほっともっとフィールド神戸 観衆18,455人 ついに負のスパイラルが止まらなくなってきた。 オリックスは今シーズン西武と最後の2試合を11日からほっと神戸で開催した。今月の1日、2日には京セラドーム大阪で西武に2連勝しているだけに、今回も初戦から首位イジメをしたかったが…。 オリックス先発は松葉貴大。松葉は3回、先頭の斉藤彰吾に四球で出塁を許すと、続く秋山翔吾に19号2ランを浴びて先制を許してしまう。5回には松葉の牽制に秋山が引っかかったものの、一塁手のT-岡田が二塁に悪送球。まさかの暴投に三塁がガラ空きになってしまい、秋山は三塁まで進塁。その直後、源田壮亮に投じた高めの球を外野に運ばれ犠牲フライで追加点を与え、松葉は5回を99球、5安打、3四球、3失点の内容で降板。三振は7つも取るなど好投した回もあっただけに、勿体ないピッチングになってしまった。降板後、「先頭にフォアボールを出して、直後にホームラン。前回登板と同じミスです。反省しなければいけません」と振り返っていたが、同じ神戸で行われた5日の東北楽天戦でも、先頭打者を四球で出塁させ、ホームランを打たれており、これには福良監督も「(松葉は)毎回一緒」と憤りを隠せなかった。 福岡でのソフトバンク2連戦で連続完封負けをしているオリックス打線に対して、西武は対オリックス5戦負けなしの多和田真三郎が先発。この多和田を相手に、宗佑磨、中島宏之、小田裕也が2安打ずつ放つなど、多和田から7安打、2四球と出塁する場面は作っていた。しかし、要所を締めるピッチングを前に得点に繋がらず、あっさり終わってしまうイニングも目立った。 6回から継投に入った投手陣だが、山川穂高、中村剛也といった右の大砲封じのために起用された比嘉幹貴が、連続ヒットを許す。今シーズンは2014年に火消し役として大活躍した時のようなキレが戻ってきていただけに、この結果は大誤算。ここで左の栗山巧を迎えたところで、ベンチは左腕の山田修義ではなく、近藤大亮をマウンドに送るが、栗山がT-岡田のトンネル(エラー)により、1点を追加されると、呉念庭、秋山にもタイムリーを打たれて、この回、西武打線に打者一巡の4失点を喫してしまう。7回からは澤田圭佑が2イニング、吉田一将が1イニングをパーフェクトピッチングで、西武打線の猛攻を止めたが、今のオリックスに7点差は重すぎた。 最終回、完封を意識したのか吉田正尚の四球、中島、小田の連続ヒットで、1死満塁のチャンスも、若月健矢が併殺打に打ち取られてゲームセット。オリックスは3試合連続完封負けをするとともに、33イニング連続無得点、借金は今シーズン最多の9にまで膨れ上がってしまった。3位の日本ハムとは10ゲーム差に広がり、5位の千葉ロッテとのゲーム差も0になるなど、勝率は昨年を上回っているが、Aクラスとの差は昨年と変わらなくなってきている。 “もうひとつの”本拠地、ほっと神戸での今シーズンの戦績も3勝7敗(誤審試合の1敗を含む)と、あと1試合を残し大きく負け越した現状に、指揮官は「守備のミスもあったり、こんなにたくさん入ってもらったのに申し訳ない」と肩を落とすしかなかった。今のチームがファンに見せるべき姿は、最後の意地を感じさせる試合であり、全力プレーである。「最後まで諦めなければ何が起こるかわからない。可能性が完全になくなるまでは諦めない」とチーム全体で掲げているだけに、これ以上の惨敗劇は避けたいところ。12日の今シーズン神戸ラストゲームは、チームもファンも最後に笑顔が見られるような試合をしてもらいたい。文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年09月12日 17時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「長州力」生の感情を爆発させて飛躍した“革命戦士”
先頃、来年中の引退を宣言した長州力は「リングに上がるのが怖い、トレーニングがつらい」と、その理由を語った。“革命戦士”として一世を風靡。日本プロレス界の中心に立ち、さまざまなストーリーの主役を担ってきた昭和のビッグスターが、また1人リングを去ることになる。 ※ ※ ※ 高校時代の数々の実績から、長州力(本名・吉田光雄)はレスリングの名門・専修大学に特待生として入学した。 大学3年生でミュンヘン五輪に出場。4年になるとキャプテンを務めて、全日本選手権(1973年)のフリースタイルとグレコローマン100㎏級を同時に制覇している。 まさにアマレス界のスーパーエリートであり、大学を卒業すると鳴り物入りで新日本プロレスに入門する。 やはりミュンヘン五輪に出場し、先にプロレス界へ入ったジャンボ鶴田が全日本プロレスの次期エースと目されたように、長州もまた入団時から将来を嘱望されていた。 デビューから5年ほどで、当時、アントニオ猪木、坂口征二に次ぐ3番手という評価だったストロング小林から、シングル戦で勝利を収め、さらには坂口のパートナーとして北米タッグ王座を獲得するなど、着実に格上げしていった。 だが、この頃の新日では猪木の人気が飛び抜けており、2番手格の坂口ですら活躍の場は少なく、その次位とあってはさらに注目度は低い。 デビュー時からサソリ固めというオリジナルホールドはあったものの、無骨なルックスと時代錯誤のパンチパーマゆえか、30歳手前にして早くもファンからは“地味な中堅どころ”と見なされていた。 その一方でグングン人気を高めていたのが藤波辰巳(現・辰爾)だった。猪木とは異なるジュニアヘビー級というジャンルの先頭に立ち、スピーディーで華やかな闘い模様は多くのファンを魅了することになる。 この時期の長州は、猪木と藤波の影で完全に埋もれていた。'82年のメキシコ遠征においても、団体としては再浮上のきっかけづくりの思いもあったろうが、長州本人にはまったくその気がなく、メキシコでの最大の目的は“国際運転免許の取得”であったという。 同じ五輪代表の鶴田は、この時期にはすでにUNヘビー級王座を獲得しており、NWAやAWA王座にも挑戦するなど完全にメインイベンター格となっていた。また、新日の内部でも藤波がヘビー級への転向を宣言。WWFインターナショナルヘビー級王座を獲得するなど、着々と次期エースの座に近づいていた。 「2人に比べてくすぶっている自分に嫌気が差した長州は、この頃、本気で引退まで考えたそうです」(プロレス記者) 転機となったのはメキシコから帰国直後、タッグを組んだ藤波に対抗心をあらわにした、いわゆる“噛ませ犬事件”である。 「俺はおまえの噛ませ犬じゃない」というのは、長州の雑誌インタビューでの発言を拾った実況・古舘伊知郎によるいわば造語であったが、それが本音であったことには違いない。 「猪木が『辞める前に一度、自分の思うがままにやってみろ』と焚きつけたとも言われるこの一件。長州にしてみれば常々“アマレスエリートの俺が、練習生上がりの下でなんてなれるか”という意識を強く抱いていたのでしょう」(同)★名勝負か凡戦か己の気持ち次第 受け取りようによってはマンガやドラマの敵役のような高慢さにも映るが、これを境に長州人気は爆発することになる。「実況で“下剋上”と称されたことで、長州への判官びいきが生じた部分もありますが、それ以上に生の感情を爆発させたことがファンの心に響いたのではないでしょうか」(同) この“生の感情”というのが、実のところ長州最大の特徴であった。同じく感情をさらけ出すタイプの猪木や天龍源一郎は、それでもファンの目線を意識しているが、長州の場合はあくまでも自分の気の向くままに、己のスタイルを貫き通す。 前向きに挑んだときには、藤波との“名勝負数え唄”や一連の猪木に挑んだ闘い、UWFインターナショナルとの対抗戦のような名勝負を生み出すが、その一方で、トム・マギーとの異種格闘技戦やW−1での佐々木健介戦など、気の乗らない試合では思わぬ凡戦となったりもする。 そもそも長州は、プロレスならではの演出自体に興味がないとの評もある。「新日を退団してWJを旗揚げした際、フロント側は健介との師弟対決アングルを組もうとしたが、長州は『そんな必要ない』と一蹴しています。長州なりのプロレスを見せればファンは満足するという考えが、根本にあるんですね」(スポーツ紙記者) ハッスル出場時には、長州に“ハッスルポーズ”をさせることをアングルにしようとしたものの、東京スポーツ紙上で「そんなもんいつでもやりますよ」と、あっさり披露して関係者を激怒させたこともあった。 素のままの感情で素のままの試合をする。それでスター選手となったのは長州の才能ゆえなのか、それとも時代や周囲に恵まれた結果なのか…。判断の分かれるところであろう。長州力***************************************PROFILE●1951年12月3日、山口県出身。身長184㎝、体重120㎏。得意技/サソリ固め、リキラリアット、バックドロップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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芸能 2018年09月12日 12時40分
池上彰の番組に“やらせ”疑惑? ウーマン村本が反論するが、同番組には別の問題も
ウーマンラッシュアワーの村本大輔が自身のTwitterを更新し、7日放送の『池上彰スペシャル 池上彰×子供×ニュース 痛快ギモンに大人も納得SP』(フジテレビ系)に出演していた子供たちの中に、子役が混じっていた問題に対し、持論を展開した。 同番組は、ジャーナリストの池上彰氏が国内外のニュースを解説しつつ、子供たちの質問に答えるというもの。70人ほどの小中学生がスタジオに集まったのだが、その一部の子供が芸能事務所に所属していることがネット上で話題になっていたのだ。鋭い視点で安倍総理に対して批判的な発言をする子供もいて、“やらせ”ではないかと問題視されていた。 しかし、村本は「ガチの子供連れてきてたくさんの大人に囲まれてカメラの前で下向くリスク考えたら、カメラに慣れてる子つかうでしょ」と世間の批判に反論。これには、「視聴者側にしてみれば普通に素人の子供を連れてきて番組作ったって思いますよ」「別に最初から一般の子供たちを集めましたという体で番組やらずに、子役に集まっていただきましたってやってりゃ批判されない」などの意見が寄せられたが、村本は「子役使ってたからヤラセ、はアホすぎて笑った」「前からこの番組のスタッフと仲良しでね、おれ全部知ってるのよ」と続けてツイートをし、ヒートアップしていた。 この事態を受け、子役として活動していた経験を持つ春名風花も持論を展開。自身のTwitterで、村本のツイートを引用する形で「子役たちは裏で『決して言ってはならないこと』と『決して怒らせてはいけない人』について指導を受けています。なのでもし政権批判っぽいコメントがあったのなら、それはこの国でまだ『言ってはならないこと』『怒らせてはいけない人』ではなかったってこと。それって良いことなんじゃないかなあ」とツイートし、村本も「そんな指導が…はるかぜちゃんはその反動か。。」と答えている。 同番組に対しては、元通産官僚で徳島文理大学教授の八幡和郎氏がFacebookで「池上彰の番組から取材があってさんざん時間を取らされたあと、『池上の番組の方針で、番組では八幡さんの意見ではなく池上の意見として紹介しますがご了解いただけるでしょうか』といわれた」と明かしており、こういった事情もあって、視聴者らが“やらせ”に対して敏感になっていたとも捉えられる。 ネット上では「何も分かっていない子供達がかわいそう」など子供たちに対する同情的な声も聞こえているが、今回の件は、まさに制作側と視聴者側考え方の違いが浮き彫りになった形だろう。記事内の引用ツイートについて村本大輔の公式Twitterよりhttps://twitter.com/wrhmuramoto?lang=ja春名風花の公式Twitterよりhttps://twitter.com/harukazechan
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芸能ネタ 2018年09月12日 06時10分
松本人志が贈る『ドキュメンタル』に続く新たな“笑い”『フリーズ』とは?
Amazon Prime Videoにて、松本人志がプロデュースを手がける番組の第2弾『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』が、9月19日より配信されることが決定。予告編も公開された。 今回の番組は、密室で芸人たちが笑わせ合いをする『ドキュメンタル』とは対照的な仕組みとなっている。“氷の塔”に集められた8人(フットボールアワー岩尾望、安田大サーカス・クロちゃん、南海キャンディーズ・しずちゃん、鈴木奈々、ダイアモンド☆ユカイ、FUJIWARA・藤本敏史、ボビー・オロゴン、諸星和己)は、松本から「フリーズ」と号令をかけられたら、何が起きても動くことはできない。番組が用意した生き物や最新テクノロジー機器など、次々と襲い掛かる試練に耐えなければならないのだ。もちろん、動いたと判断されれば脱落。最後まで残った1人に優勝賞金100万円が贈呈される。 収録後、松本は「笑いというのは、“緊張”と“緩和”から生まれるものだと思いますが、今回の企画はその最たるものかもしれません」「あんまり僕が手応えあるあるというとそんなによろしくないので、相当いいと思います、ぐらいにしておこうかな」と自信満々のコメントを寄せている。 「昨年、松本が企画構成も務める『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)にて、この番組のプロットとも呼べる“ノーリアクション王決定戦”が放送されました。レギュラーメンバーに加えて、大和田伸也、的場浩司、Zeebraなどが参戦し、とんでもない化学反応が起きました。視聴者の反響も上々でしたし、自信をもって収録に臨めたのでしょう」(お笑いライター) 『ドキュメンタル』と差別化を図るためか、芸人以外のタレントや歌手が参加しているのも特徴。大和田や的場が『ガキ使』で躍動したように、鈴木や諸星らの活躍にも注目したい。本作品は全5話で、毎週水曜日に1話ずつ更新予定。松本人志が仕掛けた新たな“笑い”をあなたも体感してみては?
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芸能 2018年09月11日 22時30分
安室奈美恵、引退直前インタビューでファンへの思いを吐露 ファンは朝から号泣
今月16日に引退する歌手の安室奈美恵が、『NHKニュースおはよう日本』のインタビューに応じ、引退間近となった今の想いを吐露した。 安室は引退を1年前に発表した理由を、ファンとの思い出を作りたかったからであると説明し、「いつもファンの皆さんには、元気をもらっているので…私の方が。その元気に負けないぐらいのありがとうをどう伝えたらいいのか毎回悩む」と告白。その上で、最後のツアーでファンに向けたメッセージが「I LOVE FAN」だったことは「私の本当に、単純な純粋な気持ちです」と胸を張って答えた。 インタビューの中では、引退前日に故郷である沖縄県でラストライブを行うことにも触れたが、その理由については「歌で笑顔で終わりたいなと思ったとき、選んだ場所が沖縄だった」と説明。25年の活動については「悔いなくやりきったという思いはある」ときっぱりと話し、時に涙を流しながらインタビューを終えていた。 これを受け、ネット上では「朝から泣いたよ。ほんまに色々背負って、1人で頑張ってきたよね」「落ち着いて今週を過ごそうと思っていたのに、安室ちゃんの涙に感情が思いっきり揺さぶられてしまいました」ともらい泣きをしたという人が多数。また、「本当にカウントダウン」「引退する日が来なければいいのにと思う。それでも安室ちゃんは安室ちゃんらしくこれからの人生を歩んでほしい」と引退を受け入れなければならないのだと、覚悟を決めた人も多かったようだ。 しかし一方で、引退後については「安室ちゃんがまたみんなの前で歌いたくなるまでは第二の人生にエールを送り、静かに見守ろうではありませんか」「引退後も世間が驚くようなことに挑戦してもらいたい。まずはゆっくり休んで」と安室を気に掛ける人が多く、引退をしても“愛され続ける”アーティストであることをすでに証明してみせた。 安室のいない生活が「想像できない」という声も出てきているが、多くのファンは安室の引退をようやく受け入れ始めたようだ。
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芸能ネタ 2018年09月11日 22時10分
小倉優子「母は強し!」バツイチから教訓を得た意外な交際相手
小倉優子(34)は、テレビではいつまでも綺麗で色っぽい、しっかりママのイメージだが、世の男どもは、やはりバツイチゆうこりんを放ってはおかなかった。 8月30日、小倉は都内で催された『JAベジカレッジ』開校イベントにゲスト出演。40代歯科医との交際について、イベント後の囲み取材で対応した。「ママ友の紹介で知り合って、ゆっくり考えて6月からお付き合いしています。(2人の)子供たちも懐いているので、楽しくすごせるのが一番。急ぐことはないので、これからゆっくり家族という形になれていければ」と、結婚に前向きであることを明かした。 お相手の男性が、お笑いコンビ『フットボールアワー』の岩尾望や『NON STYLE』の井上裕介似と報道されていることについては、「似ていないとも言えないです(苦笑)。本人は有名な人に例えてもらって喜んでいました」と発言。 また、「“優ちゃん”と呼んでくれて、(手料理は)何でもおいしいと言ってくれます」と語るなど、幸せオーラをにじませた。 「久しぶりに、底抜けに明るい笑顔の小倉を見ました。早ければ、年内にもゴールインすると思われます。すでに妊娠しているとの情報も流れています」(芸能レポーター) 小倉が最初の結婚をしたのは'11年。「相手は“カリスマ美容師”と呼ばれていたK氏で、2人の男の子をもうけました。結婚前の小倉は“面食い”で有名で、実際、K氏もイケメンでした」(ワイドショー芸能デスク) しかし、小倉が第2子を妊娠中に、K氏と小倉の事務所の後輩タレントの“ゲス不倫”が発覚。結婚生活は、5年半ほどで破綻した。 「この頃の小倉は、その心労で飲み歩いたりして、テレビ番組の収録中に寝てしまうなど、精神的にかなり不安定でした。よく立ち直ったと思います」(芸能関係者) この失敗で、小倉はこんな教訓を得たという。「男は顔じゃなくて“中身”だというのを強く感じたようです。そして経済力。ですから、今度の男性は小倉にとって“理想の男性”というわけです。子供たちの学費も、これからどんどんかかりますからね」(芸能ライター) ネット上では『見た目よりカネか』という声も上がっているが、そんなことは全く気にならない様子の小倉。まさに、“母”は強しといったところか!!やはり、一般的に女性は母親になると“現実的”になるのかもしれない。
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渋谷淳の渾身のローブロー
2009年07月16日 15時00分
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スポーツ
ボクシング 「3大世界戦」で明暗ドラマ 粟生 4カ月で王座転落
2009年07月15日 15時00分
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トレンド
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 “ポストあやや”真野恵里菜の急所
2009年07月15日 15時00分
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レジャー
アイビスSD追い切り速報 良血開花アルティマトゥーレが絶好
2009年07月15日 15時00分
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その他
雛形ひろ子ちゃん大特集予告
2009年07月15日 15時00分
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スポーツ
コスプレーヤー・春日萌花 ボケボケの天然・渋谷シュウ 2大WAVE起こす!!
2009年07月14日 15時00分
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芸能
田代まさしの新メニュー始めました! 視聴者とより近いネット番組も面白い
2009年07月14日 15時00分
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芸能
上戸彩ご機嫌パスタ大好き
2009年07月14日 15時00分
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芸能
「北島三郎特別公演」製作発表
2009年07月14日 15時00分
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レジャー
噂の騎士(ナイト)第15回『夜の勘違い紳士たちVOL.1』
2009年07月14日 15時00分