search
とじる
トップ > トレンド > 甘デジまさかの大爆発

甘デジまさかの大爆発

 狙い台があったため朝イチでホールに並んでいたところ、パチスロの新台「うる星やつら2」の抽選が始まった。この店の新台は必ず設定6を使ってくる。見事射止めれば10万勝ちも十分射程圏だ。ただしその逆をつかんだ場合が痛い。

 が、うる星やつら2の6を打てるチャンスなど今後二度と遭遇できないと思われる。というわけで念のために抽選を受けてみたらこれがなんと大当たり。新台4台に対し並びは約100人。つまり25分の1の抽選を見事パスしてしまったことになる。

 そんなわけで、とりあえず朝イチはパチスロからスタートする。が、久しぶりのパチスロが悪かったのか、午前中で3万負け。他の3台は朝から出まくり…。どうやらほかの3台はすべて設定6で、私の台だけ低設定の様子。ゴメンなさい。浮気した私がバカでした。おとなしくパチンコに戻ります…。

 パチンコフロアに行くと運良く狙い台のアグネスが手付かずのまま残っていた。クギも昨日からまったくいじられていないので、これで頑張って午前中の負けを取り戻すしかない。

 サンドに1万円札を投入し準備完了。この1万円を使い果たせば今日は4万負けか…。相手は甘デジ。大勝ちの可能性はゼロではないもののミドルやフルスペックに比べるとかなり低い。この1万円が勝負。というか今日はもうこれ以上投資する気にはなれない。

 貸玉ボタンを押してまずはハンドル調整。左右対称ゲージなので場合によっては右打ちもしくはチョロ打ちもアリだ。本日のベストポジションは昨日と同じく右打ち。通常なら1000円20程度のところを、右打ちなら25くらいまで上げることができる。ハンドルの隙間にメモ帳の切れ端を挟んで調整終了。最近の台は固定しづらくて苦労させられる。こんなところまで規制しなくていいのに、まったく…。

 11回転目、1でリーチがかかり泡出現。続けてサンゴがニョキッと生えてそのまま1絵柄がビタッ! 本日初のリーチで大当たり。いかにも甘デジらしい展開だ。さらにST4回転目に魚群+サンゴ、続けてST1回転目にパールフラッシュ発生で3連チャン。そして時短でも1回引き戻し都合4連。開始から15分ほどでドル箱が1箱満タンになった。

 勢いは止まらない。115回転目、魚群+マリンから射止めた大当たりは2絵柄にかかわらず表示されたラウンド数は15。アタッカーの戻しが13個なのでミドルスペックと同等の大当たり出玉を得られることに加え時短100回転のおまけ付き。たとえSTをスルーしても時短で引き戻す可能性大だ。

 案の定、時短36回転目にノーマルリーチで大当たりを居止め、さらにはラウンド終了後にハワイアンな効果音とともにアグネスラムのサインが浮かび上がり、ST連確定。

 そしてその時短中に今度はサムが出現し、またまた15R。地中海も面白いけど、アグネスはなにより当たりが軽くて楽しいですな。

 しかし問題は別にある。海を打つと(特に甘デジ)、必ず隣に厄介な客が座るのだ。この日のゲストは私の台に魚群が出ると必ず旦那に「また魚よあの台」とうらめしそうに報告するババア。

 旦那のほうはそれを苦笑いを浮かべながら適当に聞き流している。きっと尻に敷かれてるんだろうな。ちょっと気の毒。

 で、そのババアが登場してからさらに調子は上がり、10連の直後に今度は13連をかますなど、とても甘デジとは思えないような爆裂を見せる。

 前述のST連確定演出も3連発で出現するなどやりたい放題。通常時のアグネスカットインが出まくったのにもかかわらずすべて6Rだったのは残念だが(この鉄板演出は15R比率が高めのはずだが…)、おかげさまでババアを散々いたぶることができた。

 そしてババアの捨て台詞キターッ!!
 「あんたが隣で出してるから私の魚がビックリして逃げちゃったじゃない!」
 …言いがかりにもほどがあるというものだが、海のシマだからこんなことは日常茶飯事。が、旦那が申し訳なさそうに「すみません…」とジュースを差し出してくれた。かわいそうな旦那。

 後半戦はさすがに失速モード。特に最後の416回転ハマリは痛かった。これがなければきっと2万発オーバー。どうもあのババアがいなくなってから出なくなった気がするなあ。この常連と会うとその日はなぜか勝てる。こういう不思議なことってない?

 玉を流した後、スロのシマを念のため、確認すると…あれ? 自分が打っていた台がなんと4箱(1箱約2万円)も積んでいるのにビックリ。結局、全台設定6だったようだ…。プラス4万9500円ナリ。

<プロフィール>
 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。

関連記事


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ