同番組は、絶体絶命のピンチを前にしてもあきらめなかった人たちが生み出した画期的な解決方法をドラマ化し、クイズとして出題するというもの。レギュラー回答者はサンドウィッチマン。再現ドラマには若手俳優陣が挑戦するとのこと。
同枠で放送中のフットボールアワー・後藤輝基、羽鳥慎一がMCの『得する人損する人』は9月末で終了。日本テレビとしては、プライム枠(19時〜23時)で2年ぶりの新番組となる。最近では視聴率が落ちてきたものの、あえて人気番組の『得する人〜』を切ったことから、同局が内村やサンドに期待を寄せていることが分かる。
「内村は、日テレでいうと『世界の果てまでイッテQ!』、『スクール革命!』に続く3本目のレギュラーとなります。両番組とも長寿番組ですし、特に『イッテQ』は日本テレビの代表的な番組なので、“追いつけ追い越せ”で切磋琢磨できそうですね」(エンタメライター)
2013年にスタートした『得する人〜』は、松橋周太呂の“家事えもん”や、うしろシティ・阿諏訪泰義“サイゲン大介”など、若手芸人が特技を生かして出演するイメージもある。
「なかなか日の目を浴びない芸人にチャンスが与えられる番組でもあったので、ゴールデンでの露出はもちろん、収入が減るのも痛手でしょう。書籍を出版できたりイベントなどにも呼ばれることもあったので、番組がきっかけで生活が安定した芸人もいたのではないでしょうか」(同上)
内村&サンドの“好感度高い芸人”がどんな活躍をするのか今から楽しみである。しかし、ネタ番組や本格的なバラエティー番組が激減し、若手芸人の活躍する場がなくなっているのは事実。今ではネット番組もあるため、地上波に固執する必要はないが、芸人にとって“チャンス”のある番組が終了するのは悔やまれることだろう。