安室は引退を1年前に発表した理由を、ファンとの思い出を作りたかったからであると説明し、「いつもファンの皆さんには、元気をもらっているので…私の方が。その元気に負けないぐらいのありがとうをどう伝えたらいいのか毎回悩む」と告白。その上で、最後のツアーでファンに向けたメッセージが「I LOVE FAN」だったことは「私の本当に、単純な純粋な気持ちです」と胸を張って答えた。
インタビューの中では、引退前日に故郷である沖縄県でラストライブを行うことにも触れたが、その理由については「歌で笑顔で終わりたいなと思ったとき、選んだ場所が沖縄だった」と説明。25年の活動については「悔いなくやりきったという思いはある」ときっぱりと話し、時に涙を流しながらインタビューを終えていた。
これを受け、ネット上では「朝から泣いたよ。ほんまに色々背負って、1人で頑張ってきたよね」「落ち着いて今週を過ごそうと思っていたのに、安室ちゃんの涙に感情が思いっきり揺さぶられてしまいました」ともらい泣きをしたという人が多数。また、「本当にカウントダウン」「引退する日が来なければいいのにと思う。それでも安室ちゃんは安室ちゃんらしくこれからの人生を歩んでほしい」と引退を受け入れなければならないのだと、覚悟を決めた人も多かったようだ。
しかし一方で、引退後については「安室ちゃんがまたみんなの前で歌いたくなるまでは第二の人生にエールを送り、静かに見守ろうではありませんか」「引退後も世間が驚くようなことに挑戦してもらいたい。まずはゆっくり休んで」と安室を気に掛ける人が多く、引退をしても“愛され続ける”アーティストであることをすでに証明してみせた。
安室のいない生活が「想像できない」という声も出てきているが、多くのファンは安室の引退をようやく受け入れ始めたようだ。