岡田は「こういう機会をいただいたことを光栄に思います。初めてオスカーに入ったときに大きなイベントを見たのが、この『女優宣言』のイベント。絶対いつかあそこに立つぞって思っていたので、わたしがここに立っていることが今、雲の上にいるような気持ち」と感慨深げ。
今後は「男装するのが好きなんですけど、男性の役もやってみたいし、アクション系もやりたい」と希望を述べ、「多方面のところでお話を募集しています。今18歳。これからたくさんの監督や脚本家さんと出会うと思うんですけど、主役にもなりたいけど、主役の人を食べちゃうような女優になりたいです」と目を輝かせて語った。
宮本も「嬉しいという気持ちと緊張の感情が一気に来て、頑張らなきゃという気持ちになっています。でも、ここに立ち、だんだん実感がわいてきて、今はいろんなことに挑戦したいという気持ちでいっぱいです」とコメント。目標に米倉涼子の名を挙げ、「米倉さんが主演する『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』(テレビ朝日系)に出演するんですけど、共演できることになって休憩中もずっと見て、米倉さんのいい部分を吸収したい」とにっこり。
「個人的な話ですけど、海外ドラマの『ウォーキング・デッド』が大好き。アクションやゾンビを倒すような役をやってみたいです。映画やドラマを見ている人が本当にその世界に入れるようなナチュラルな女優さんになりたいなと思っています」としみじみ。
玉田は「幼稚園のころからテレビを見ていて、ずっとずっと女優になりたいと思ってきました。こういう素晴らしいステージで宣言できることが今信じられない。まだまだ未熟者ですけど、これからたくさん努力して素敵な女優さんになれれば」と嬉しそうな表情。「明るい役元気な役をやってみたいけど、いつかはホラー映画や裏で手を回している悪役もやってみたいなって。小さい頃からテレビから元気や笑顔をもらってきたので、わたしが元気や笑顔を届けられるような太陽のような女優さんになりたいです」と夢を語った。
本イベントには菊川怜、河北麻友子、田中道子も駆けつけ、岡田、宮本、玉田にエールを送った。菊川は「近くにいるだけでこっちもドキドキしてきます。いつか皆さんと共演するのを楽しみにしています」と述べ、「新人のうちは失敗の数だけ成長していくと思うので、今が失敗のチャンス。大変だったり泣いたり孤独なこともたくさんあると思いますが、それを糧にして進んでいってください」とコメント。河北も「この仕事は全部一生懸命やればだれかが見ていると思うので、一生懸命やることを忘れずに頑張ってください」と述べ、田中も「体調面や自分の心のストレスをためないことが一番大切」と助言をしていた。
(取材・文:名鹿祥史)