吉澤容疑者からは事故現場で行われたアルコール検査では、酒気帯び運転とされる基準値である「呼気1リットル中のアルコール量0.15mg」の4倍近い0.58mgを検出。
これまで事件前日に飲んだ酒について、「午後8時ごろ帰宅し、午前0時ごろまで缶チューハイ3缶を飲んでいた」と供述していた。
報道をまとめると、警視庁は吉澤容疑者が飲んだと話す酒の量と検出されたアルコールの数値にズレがあることから、調べを続けていたのだとか。
調べを進めると、吉澤容疑者は「缶チューハイ以外にもアルコールを飲んだ」と新たに供述。そのため、吉澤容疑者が運転前に飲んだ酒の正確な量について、裏付けを進めているというのだ。
「被害者のケガが軽いだけに、本来ならばすでに釈放されていてもおかしくないような事故。しかし、吉澤容疑者の供述が二転三転、おまけにウソをついている可能性も浮上しているだけに、起訴される可能性が高い」(全国紙社会部記者)
吉澤容疑者は07年にモーニング娘。を卒業し、2015年11月に9才年上のIT企業経営者と結婚、2016年7月に長男を出産していた。
これまでの供述では、逮捕される前夜から夫と“宅飲み”していたことを主張しているだけに、家族の反応が気になるところだったが…。
発売中の「女性セブン」(小学館)によると、逮捕から4日後の夕方、ある週刊誌の記者から直撃取材を受けた後、義母が大量の睡眠薬を服用、自殺を図り緊急搬送されてしまったというのだ。
服用した量は致死量に近かったが幸い一命を取りとめたとか。義母は吉澤容疑者が育児に悩んでいることを知らず、「なぜ助けられなかったのか」と思いつめてしまったという。
今後、吉澤容疑者は過度な飲酒に及んだ原因なども供述することになりそうだ。