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スポーツ 2013年04月06日 11時00分
春場所も客入りに響いた上位陣の不甲斐なさ
ファンも見るところはちゃんと見ている。荒れることで定評のある大相撲春場所が終了したが、今年も大荒れだった。 前半、先場所に、全勝優勝した横綱日馬富士(28)が2日連続して金星を献上し、優勝争いから大きく後退。大関陣に至っては負けない日はない状態で、3日目にして早くも勝ちっぱなしが1人もいなくなった。それ以上に目にあまったのが、横綱、大関陣のいわゆる負けっぷりの悪さだ。 勝ったときはご機嫌で、取り囲んだ報道陣の質問にも軽快に答えるのだが、負けたときはまさに手の平返しであまりにも態度が悪すぎるのだ。 「日馬富士なんか、ひどいものでしたよ。3日目高安、4日目千代大龍に連敗したときなんか、悪ガキそのもの。風呂場から口笛を吹いて出て来て、取材に集まった報道陣を見て薄笑いを浮かべていました。負けてこんな態度を取る横綱はみたことがない。2日目から連敗地獄にはまりこみ、6日目から休場した琴欧州は、例によって負けたときは目を宙に浮かせ、暗い顔でノーコメント。またしても早々と日本人優勝の期待を裏切った稀勢の里まで、負けた日はチェッ、チェッと舌打ちだけして帰ってしまいました」(担当記者) 上位陣の取りこぼしはある意味でファンに対する裏切り行為。これではファンを軽んじていると言われても致し方ない。おかげで、苦労したのが春場所の総責任者の貴乃花親方(元横綱)だ。担当部長2年目で、去年は館内を9日間も満員にして協会内の評価をあげた。今年は、「去年を上回る10日間以上、満員にしてみせる」と宣言し、陣頭指揮にあたったが、この看板力士たちの態度の悪さがまわりまわって、肝心な客足にも影響した。特効薬は力士の実力向上以外にない。
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スポーツ 2013年04月06日 11時00分
プロ野球開幕 本誌スクープ 巨人・阪神・中日「セ3強」に異常事態(2)
巨人とは違って阪神首脳がペナント争い以上に警戒しているのが、観客動員に陰りが見えだしたこと。トップの座を7年ぶりに巨人に譲り渡した反省から今シーズンは大補強を敢行。 大リーグ帰りの西岡剛内野手(ツインズ)と福留孝介外野手(ヤンキース傘下)を他球団と競り合って獲得し、フリーエージェント(FA)の日高剛捕手(オリックス)、さらには大リーガーのコンラッド内野手(レイズ)も加わった。 そして、ドラフトでは昨年の甲子園で春夏連覇の大型右腕・藤浪晋太郎(大阪桐蔭)を引き当て、昨シーズンからの変貌面では両リーグで1番といっていい。 「財布のヒモが固い阪神がこれだけ派手な補強に踏み切ったのは、一にも二にも観客動員が目的です。優勝した2005年は平均4万2508人を甲子園に集めたのに、5位に終わった監督1年目の和田監督は3万7886人。しかも、前年比9%減の12球団ワーストです。しかし、今季はこれだけ新戦力をそろえても金本引退、ストッパー藤川の穴は埋められない。他球団がアベノミクスに伴う経済好転でチケットの売れ行きを伸ばしているのに、タイガースだけは苦戦しているのです。土曜、日曜以外のチケットをいかに売るかが目下の最大のテーマで、ルーキー藤浪の先発をウイークデー限定にする、という珍プランまで検討されている。勝敗より商売では何をかいわんやでしょう」(トラ番記者) 中でも、深刻なのがポスト金本問題。4番にだれを据えるのか。和田監督は新井貴浩の復活を期待しているが、右肩の回復が思わしくなく、弟の良太に落ち着いた。 阪神OBによれば、球団首脳が何より恐れているのが「株主総会」だという。 「例年通り、今年も6月にタイガースの親会社である阪急・阪神HDの株主総会が行われますが、今年は虎キチの株主たちから『赤字を出さないためにも金本を現役復帰させてはどうか、それが無理なら和田監督を辞めさせて金本政権を組閣しろ』という緊急提案が予定されているというのです。例年、株主総会は荒れるが、今年は福留に3年6億、西岡に2年4億、日高に2年1億を投じたにもかかわらず、観客増につなげていないこともあり『いっそ彼らをクビにして2億2000万円で引退した金本を呼び戻せ』という声が強まってきている。赤字経営に目を光らせるのが株主の役目ですから、HD首脳も無視できない。昨年も阪神はセ・パ交流戦がはじまるまで5割をキープしていたが、前半戦終了の7月18日には借金10の5位に落ちた。株主総会での混乱が影響しているのです」 金本人気に期待を寄せるのは、このオフには鳥谷敬が海外FAを宣言、藤川球児(カブス)に続こうとしているからだ。早大時代に4連覇を一緒に勝ち取った青木宣親(ヤクルト→ブルワーズ)と和田誠(ソフトバンク→オリオールズ)に先を越された無念さに加え、WBCで名を売ったことで機が熟してきている。昨年の金本、藤川に続いて今年は鳥谷に逃げられては、いよいよ深刻な事態となる。
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社会 2013年04月06日 11時00分
日米小売店戦争勃発!? 日本一イオンvs世界一ウォルマート ダイエー争奪戦の裏に潜む筆頭株主丸紅の思惑(1)
大手スーパー、ダイエーが騒々しい。同社第2位株主(約20%保有)のイオンが、筆頭株主の丸紅(約29%保有)に株式の買い取りを打診したと、3月17日付読売新聞が報じたからである。 この報道に市場は素早く反応。翌18日、ダイエー株は制限値幅いっぱいのストップ高となる80円(34%)高の317円となり、久々に人気を呼んだ。 それも無理はない。読売の報道によると、丸紅から10%程度の株式を引き取ったイオンは、さらに公開買い付け(TOB)で過半数の株式を握り、子会社化を視野に入れているというのである。TOBを行う場合、株価に3割から6割程度の上乗せ価格をつけるのが一般的。イオンがダイエーを子会社化しようとすれば、それ相応のプレミアをつけるに違いないと先読みした投資家が、ダイエー株にいち早く殺到した図式なのだ。 ところがイオン、丸紅、ダイエーの3社が揃って読売の報道を否定したこともあって、19日は前日比18円安で引けた。市場には「読売のガセネタじゃないのか」との冷めた声がくすぶっているが、地場証券役員は懐疑的だ。 「取締役会議など正式な機関決定が出る前ですから、フライング報道の否定は当然です。まして子会社化に意欲を燃やしているイオンの場合、報道で株価が一気にフィーバーすれば買い取り価格が高騰する。逆に株価急騰がウエルカムなのは、高値で売り抜けたい丸紅の方。そう解釈すれば、読売スクープの裏事情が透けてくるというものです」 売上高約5兆2000億円(昨年2月期)のイオンが、ダイエー(同約8700億円)を子会社に組み込めば、売上高6兆円超の巨大流通グループが誕生することになる。ライバルのセブン&アイ・ホールディングスとは1兆円以上の決定的な差がつくことになり、企業買収を繰り返すことで成長してきた岡田元也社長の血が騒がないわけはない。 しかし、岡田社長の思惑通りに運ぶとは限らない。注目すべきは世界最大の小売業、ウォルマートの対応だ。同社は2002年に西友の支援に乗り出して以来、総額2500億円を投じて全面支援し、倒産寸前だった同社を黒字企業に変身させている。だが、西友再建だけで満足するウォルマートではない。 「7年前、ウォルマートは丸紅に対して西友とダイエーの経営統合を持ちかけ、ダイエーとの連携を模索するイオンを強く牽制しました。これに危機感を募らせたイオンは、ダイエーグループのマルエツと資本提携し、傘下の食品スーパーとの一体運営を唱えて丸紅を説得、やっとウォルマートの排除にこぎ着けた経緯があります。今回はイオンが先に動いた。ウォルマートが黙っているわけがありません」(流通関係者)
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レジャー 2013年04月05日 17時30分
阪神牝馬S(GII、阪神芝1400メートル、6日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、阪神牝馬Sは◎ハナズゴールが3連勝で重賞連勝を狙います。 秋華賞後は、栗東に滞在して順調に調整され、ここ2戦は牡馬相手のオープン特別と、GIIIを勝ち2連勝。道中脚をタメれば直線では非凡な瞬発力を発揮。エンジンが掛かるとグングンとスピードを上げ、あっという間に突き抜ける鬼脚が持ち味です。馬群の中にいてもヒルむことなく、抜け出すときの脚が速いのでスペースさえ開けばゴールに向かって一直線。 前走から間隔を空けて疲れも取れているようですし、早目に栗東に入厩し好時計を出しているように調子も良さそう。気になるのは当日のお天気予報で午後から荒れ模様のようですが、近走では中団からでもレースができるようになっているし、悪馬場も状態の良さでカバーできそう。距離も問題なく、牝馬同士なら負けられない一戦です。(12)ハナズゴール(16)サウンドオブハート(5)ホエールキャプチャ(7)メイショウデイム(1)アイムユアーズ(15)イチオクノホシ(4)クィーンズバーン馬単 (12)(16) (12)(5) (12)(7)3連単 (12)-(16)(5)(7)(1)(15)(4)ハナズゴール 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能ニュース 2013年04月05日 16時00分
元AKB・米沢瑠美と元宝塚・遥奈瞳の初主演舞台は学園ファンタジーアクション
17日から東京・築地の「築地ブディストホール」で上演されるアクトステージ第3弾公演「応!〜吠えろ!叫べ!打ち砕け!すべての軛を引きちぎれ!〜」の制作発表が4日行われ、初主演となる元AKB48の米沢瑠美、男性役を演じる元宝塚歌劇団の遥奈瞳らが勢揃いし舞台への抱負を語った。 会見で米沢は「山月吼役の米沢瑠美です。今回で4本目の舞台になるんですけど、初主演ということで、すごく意気込んでます。今まで演じてきた役が、女性らしいものばかりだったのですが、今回はクールな“イケメン女子”を演じるということで苦労しそうでしたが、稽古で少しずつ“イケメン”に近づいているのではないかと思ってます」。 また同じく初主演で、朝日昇太郎役の遥奈瞳は「初めて16歳の少年の役をいただけて、男の子をわたしが演じる意味をお客さんに分かっていただけるような素敵な少年を演じてみたい。等身大の高校生と違って、とてもファンタジーな役どころです。共演者の皆さんが(私より)若くてフレッシュで、押しつぶされそうですけれど、みんなに頼ってもらえるようなリーダーを務めたいと思います」と抱負を語った。 他の共演者は、ミュージカル「テニスの王子様」出演の北代高士、女性演劇カンパニーのアリスインプロジェクトをはじめアリスインアリスとして活躍中の北山亜莉沙、ミュージカルBLEACHで活躍の村上耕平、アイドルカレッジ冨田樹梨亜、キャナァーリ倶楽部のちーちゃんなどフレッシュな配役。また、日替わりゲストには元SDN48なちゅ、アリスインプロジェクト綾乃彩、元SDN48木本夕貴、元AKB48研究生・畑山亜梨紗。さらに、総合プロデューサーであり特別出演・演歌歌手の宮本晃行、鳩山由紀夫のそっくりさん鳩山来留夫ら総勢28名男女ミックスで構成される。■応!公式サイトhttp://www.actpro-boys.com/stage-ou.html
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芸能ニュース 2013年04月05日 15時30分
バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(3/29〜4/4)
●第1位「あいつ、女はらませて金取られたんだろ」(ビートたけし/TBS系列『オールスター感謝祭'13』3月30日) TBSの恒例番組はおよそ5時間の生番組だけに、毎回予期せぬアクシデントが起こる。今回、確信犯的に火種をまいたのは、いつもコスプレで登場し、放送禁止ギリギリの話題を口にするビートたけしだ。自身が監督を務めた映画『アウトレイジ ビヨンド』に関するクイズが出題されると、女優の新垣結衣を差し置いて、オリエンタルラジオ・中田敦彦がトップに出てしまった。すると、たけしは、「あいつ、女はらませて金取られたんだろ」と昨年、相方の藤森慎吾が20代モデルと性的関係になり、妊娠発覚と同時に、堕胎費用として350万円を支払ったスキャンダルネタで、イジった。中田は「俺じゃない!」と否定すると、カメラは横に座る藤森をアップでとらえ、のちに、オリラジのツーショットを数秒にわたって映した。藤森は終始、目をつぶって無言。中絶という事態が事態だけに、その後、この話題を深く振り下げる芸人は、いなかった。●第2位「ゴールはSEX」(バカリズム/テレビ朝日系『苦手だっていいじゃない』3月29日) “苦手を多く持つ弱者8人”が、苦手なことをカミングアウトしながら、嫌味たっぷりに批判する単発深夜番組。先陣を切って話しはじめたのはかつて、東京・明大前のカラオケボックスで、深夜にアルバイトをしていたバカリズム。そもそも、「歌いたい人と歌っている人の関係が成立していない」と、独自の理論を展開した。そこに、同じく人見知りで女性が苦手なオードリー・若林正恭が、「結局は、イケメンで歌がうまくないと許されない」と同意すると、バカリズムは、「ゴールはSEXじゃないですか、そういうやつらって」と断言。若林は、「カラオケは前戯でね」と下ネタで応戦すると、ドランクドラゴン・鈴木拓は、「夜は違うマイクを持ってもらって」とたたみかけた。鈴木の突然の発言にバカリズムは、「急にぶっ込んできたなぁ」と爆笑しながら、あきれた。●第3位 「さんまさんもモモノフやぞー!」(ドランクドラゴン・塚地雅武/テレビ朝日系列『明石家さんまのずっとあなたが好きだった!』4月4日) 芸能人が、本気で好きなタレントや一般人に告白する特番の第3弾。トップバッターの塚地は、ももいろクローバーZの熱狂ファン=モモノフとして有名だ。「僕は箱推し(5人全員のファン)で」と説明すると、司会のさんまは「赤が好きとかないの? “えくぼは恋の落とし穴”とか」と続けた。これは赤いイメージカラーのリーダー・百田夏菜子が自己紹介の際に言うお決まりフレーズだが、ここをチョイスできるのは、相当のマニア。興奮した塚地は、「さんまさんもモモノフやぞー!」と大声をはりあげ、丸い顔をクシャクシャにして喜んだ。(伊藤由華)
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芸能ニュース 2013年04月05日 15時30分
「Mr.サンデー」降板した滝川クリステルよ、どこへ行く…
フリーアナウンサーの滝川クリステル(35)が、3月をもって、フジテレビ系列「Mr.サンデー」を卒業した。 今後、クリステルはいったいどうするのか? さしあたって、テレビのレギュラー出演の予定はない。当面の出演予定は、NHK BS1で4月27日(午後10時〜11時50分)に放送される討論番組「グローバルディベートWISDOM」に出るくらい。J-WAVEラジオの音楽番組「サウジサウダージ」(日曜日午後5時〜5時54分)のナビゲーターは続けている。 クリステルは77年10月1日、フランス・パリで生まれる。父親がフランス人、母親が日本人のハーフ。3歳の時に来日し、母親の出身地である兵庫・神戸に移住。父親の仕事の都合で、小6の時に再度渡仏するが、1年間で日本に戻り、その後は東京で暮らす。世田谷区立砧中学校、東京都立青山高等学校を経て、青山学院大学文学部フランス文学科を卒業。 00年にフジテレビの採用試験で不合格となるも、系列の共同テレビに入社。新人時代は日本名の滝川雅美を名乗っていた。入社後3年間はフジテレビアナウンス室に研修出向し、「プロ野球ニュース」「JNNニュース」などに出演。その後、共同テレビに戻ったが、フジテレビと専属契約を結んでいた。 02年10月から「ニュースJAPAN」に出演し、同番組をきっかけに、広く世に知られるようになる。 08年10月、共同テレビを退社し、フジ、共同テレビ、セントフォースが共同で設立したアナウンサープロダクションのフォニックスに移籍。09年9月に7年間出演した「ニュースJAPAN」を降板。同月をもって、フジとの専属契約も解除となった。 その後、レギュラー番組はもたず、フジやWOWOWの単発番組に出演。企業CMにも出るようになった。10年4月からフジ「Mr.サンデー」にレギュラー出演し、宮根誠司とコンビを組む。 自然や動物が好きで、09年以降、環境省地球いきもの応援団、世界自然保護基金ジャパン顧問、世界の医療団親善大使などを務めている。今年1月には、フランスの芸術文化勲章シュバリエを受賞した。 女子アナウォッチャーのA氏によると、「正直、アドリブも苦手ですし、バラエティやワイドショーのコメンテーターなども難しいと思います。当面はCMと自然に接する活動に、重きを置くのではないでしょうか。旬が過ぎた感はありますが、安定した人気をもっているのは事実。一定期間は休養の後、そのうち、どこかの局からか、オファーが来るのではと思います」と語る。 クリステルのテレビ登場機会が激減するのは残念ですが、いずれまた、復活してくれることを期待しています。(坂本太郎)
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レジャー 2013年04月05日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/6) ニュージーランドT 他4鞍
3回中山競馬5日目(4月6日土曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「ニュージーランドT」(芝1600メートル) 3着までNHKマイルCの優先出走権が与えられるレース。本番を占う上で興味深い1戦だが、天気は雨予報で道悪の巧拙が重要なファクターになる。この点を踏まえて、マイネルホウオウに期待。 「スピードより断然パワータイプ」と、陣営が証言するように時計のかかる馬場は大歓迎。まさに、天をも味方に付けた感じだ。しかも、マイル戦はここまで2戦2勝(いずれも中山コース)を誇るエキスパート。つまり、1800メートルの皐月賞TR・スプリングS3着は、能力の高さを如実に示したレースだった。肝心の状態も休み明けを1度使って確実に良化を辿っており上積みは大きい。エーシントップの逃げを射程圏に入れて進み、直線坂を上がって力強く抜け出す。◎13マイネルホウオウ○12エーシントップ▲1ゴットフリート△4レッドアリオン、15マンボネフュー☆中山10R「湾岸ステークス」(芝2200メートル) 前5走(1)(3)(1)(2)(2)着と、安定感抜群のマイネルメダリストでいける。 現級で連続2着中と実力も確か。さらに、力の要る荒れた馬場も苦にせずコンスタントに力を発揮できるのは心強い限り。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。◎3マイネルメダリスト○11リベルタス▲4ホッコーブレーヴ△1サトノシュレン、9フェデラルホール☆中山9R「野島崎特別」(芝1800メートル) 前開催7日目・鎌ヶ谷特別の敗者復活戦。狙って面白いのは、5着に終わったウィケットキーパー。敗因は、終始内に押し込まれて不完全燃焼に終わったもの。一番厳しいレースを強いられて0秒5差なら、巻き返しは十分可能だろう。もともと、秋華賞を目指していた厩舎の期待馬だし、まともなら2着ニシノテキーラ、3着セコンドピアットを逆転し、チャンスをつかむシーンは十分考えられる。◎12ウィケットキーパー○4セコンドピアット▲5コスモバタフライ△2ニシノテキーラ、6ウインクリアビュー☆福島11R「吾妻小富士賞」(芝1200メートル) 波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、その中でイチ押しは1枠1番と絶好枠を引き当てた快速馬のピエナアプローズ。 函館の力の要る洋芝で2連勝しているようにスピードとパワーが備わっているのは明らかで、道悪馬場も心配無用。肝心の状態も休み明けをひと叩きされ上積みは大きい。注目のハンデは据え置きの53キロと、好走条件が整い逃げ切りを決める。◎1ピエナアプローズ○3レオパステル▲13イトククリ△7ストロングロビン、9モトヒメ☆阪神11R「阪神牝馬S」(芝1400メートル) 破竹の2連勝で京都牝馬Sを圧勝した、ハナズゴールの決め手は男勝りの形容がぴったり当てはまる。いずれもメンバー最速の差し脚で0秒2差、0秒4差突き放しているのだから恐れ入る。この馬の勢いは誰にも止められない。 調子、距離、コースの三拍子が揃っている以上、ホエールキャプチャ、マルセリーナの両GI馬もここは脇役に過ぎない。差し切りが決まる。◎12ハナズゴール○16サウンドオブハート▲8フミノイマージン△2マルセリーナ、5ホエールキャプチャ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年04月05日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(4/6) ニュージーランドT
◆中山11R ニュージーランドT◎エーシントップ○ゴットフリート▲マンボネフュー△マイネルホウオウ△レッドアリオン 朝日杯FSで2、3番人気に推されたエーシントップ(8着)とゴットフリート(3着)。エーシンは、年明け初戦のシンザン記念をスピードにまかせて逃げ切り勝ち。一方のゴットは、2か月ぶりの実戦ながら共同通信杯2着とともに期待に応える走りを見せた。春の最大目標であるNHKマイルCに照準を合わせての仕上げで、ここは若干「余裕残し」だろうが、追い切りの動きは上々で両馬とも無様な競馬になるようなことはないだろう。間隔があいているエーシンよりもゴットの方に分があるような気もするが、レースの主導権を握るのはエーシン。ハナでも控える形でも自分のリズムでレースを運べれば押し切ってしまう可能性は高い。今回から新コンビを組む内田騎手なら、うまく脚をためながら後続を封じるような騎乗をしてくれるはずだ。人気でもこの2頭が馬券の主軸。割って入るとすればスプリングS5着から臨むマンボネフューか。乗り難しいタイプの馬だが、マイル向きの切れ味を秘めている可能性があり、嵌れば一発あっても不思議でない。以下、マイネルホウオウ、レッドアリオンあたりをおさえに。 【3連複】流し(1)(12)軸(4)(13)(15)【3連単】フォーメーション(1)(12)→(1)(12)→(4)(13)(15)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2013年04月05日 15時30分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第129回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第129回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇ジョニー・マー「The Messenger」(2013年/Warner Bros.) ザ・スミスのギタリストでデビューし、プリテンダーズのツアーに参加したり、ザ・ザ等で活躍した人の初ソロアルバムです。1980年代に5大ギタリストを挙げるとするならば、確実に入ってくる人ですね。 ギタリストはあくまで伴奏者だという哲学を持ち、歌のメロディラインとは必ず違う旋律を奏で、一音たりとも無駄な音は出さない美学を持っています。このアルバムでも存分にその美学が窺えます。やっぱりこの時代の人は色々な曲のタイプが入っていながらも、new waveの薫りがプンプンしていて、個人的にも居心地がいいですね。当然のごとく勢いのある曲も散りばめられています。何よりもアイデアを重視してギターを構築していくスタイルなので若いギタリストには是非、聴いて欲しいですね。 ギターを弾くところがあれば、年齢も問わず、好きなバンドがあれば積極的に情報交換して最終的にメンバーに加入する等、本当にギターが大好きな人なんでしょうね。スミスを聴き直しても、彼のアイデアは抜群で、しかも時代時代で進化しています。 ボーカリストとしても違和感なく聴けるアルバムです。これからも彼の動向を気にしつつ来日を待ちたいですね。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/9397253/