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その他 2013年04月07日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(48)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『マドモアゼル』(島村匠/祥伝社 1785円) この書評欄では何度か、男性とは異なる女性ならではの強さを描いた小説を取り上げてきた。強さ、と単語で言うのは誰でもできるけれど、その中身を探っていくとかなり複雑なのがわかってくるわけで、たとえば女性が男性のまねをしても強くなれるとは限らないのだ。本書『マドモアゼル』は歴史に残る有名人の一人、ファッション・デザイナーのココ・シャネルが生きていた時代、とりわけ第二次大戦下のフランスを描いた小説である。戦争とファッション。まさしく相いれない、対極にあるもの同士だが、作者はあえて両者を融合させてストーリーを進め、女性ならではの強さをテーマとして打ち出したのである。 ライターの結城真理は母・智子の友人で服飾学校の校長を務めている松村弘子から唐突な仕事の依頼を受ける。智子は母、つまり真理の祖母の遺品に含まれていた古い女性物スーツに特別の執着を持っており、これがいかなる類いの服なのか調べるためフランスへ行く準備をしている。その旅行に真理も同行してほしいという依頼だ。智子と真理は長年不仲の関係を続けているのだが、それを知っていて同行を頼んでいるようだった。ぎくしゃくした調子で母と娘は飛行機に乗るのだが…。物語が進むに連れ前述したようにシャネルの人物像が浮かび上がってくる。美の追求も戦争に対する抵抗の一つだと思わせる小説だ。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『この世の偽善』(金美齢・曽野綾子/PHP研究所・1050円) 「日本人は人生の基本を忘れてしまった!」 歯に衣着せぬ物言いの2人による痛快対談。なぜ生活保護者がこんなに多いのか? 己の不遇を社会や時代のせいにして、自身の力を磨かなくなった日本人の自己愛、怠惰を叱る。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 桜の季節を迎えると、GWの旅行を計画し始める読者も少なくないだろう。 5月の旅行といえば、ようやく花が満開となる北海道がいい。すでに旅行雑誌などでは北の国の特集も組まれている。 月刊誌『poroco』(コスモメディア/420円)は最大の都市・札幌のタウンガイドだ。グルメを中心とした記事が毎号50ページほどの特集で紹介されており、北海道旅行の拠点として札幌を歩く際に重宝する。 4月号では「さっぽろ駅&大通」をMAP付きで解説。札幌駅の駅ビル・JRタワーが誕生10周年を迎え、新規出店も多いらしい。それに伴い大通もリニューアルが進んでいるようで、そうした最新情報が網羅されている。発行元が地元資本の企業だけあって、全国誌よりもキメ細かい案内が役に立つ。 札幌在住の人たちだけにとどまらず、日本中に愛読者がいるという。地方の確かな息吹を感じる雑誌だ。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能ニュース 2013年04月07日 11時59分
芸能ポロリニュース PART58「松村邦洋は大河ドラマが好き?」
芸能イベントから小ネタを紹介するポロリニュース。今回は、3件。●ハマカーンが「この人は変態ではありません」とカメラマンを気遣う 29日、お笑いコンビ「ハマカーン」の浜谷と神田が都内で開催されたゲーム会社のプロモーションイベントに登場し、トークで爆笑を起こしたらしい。 この日は、イベントステージを学校の教室に見立て、授業形式で、プロモーション内容が紹介された。ハマカーンの他に、3人のグラビアアイドルが登場し、イベントを盛り上げた。 冒頭でネタを一つかまして勢いに乗ったハマカーンは、グラビアアイドルたちとの掛け合いも絶妙。気付いたら、イベントが終わる時間になっていたという。最後に写真撮影の時間が設けられたが、グラドルたちの太ももの内側にプロモーションのシールが貼ってあることに気付いたカメラマンが、グラドルへ、太ももの内側が見えるポーズを依頼した。すると、浜谷がすかさず、「勘違いしないでくださいよ! この人(=カメラマン)は変態ではありませんから! 仕事でやっていることですから!」とかまし、爆笑を巻き起こしたとか。結局、ハマカーンの絶妙トークにグラドルたちもノリノリで、イベントは大成功に終わったそうだ。 昨年、THE MANZAIで優勝し、知名度を上げたハマカーンだが、今年は更に、活躍の場が広がりそう。●松村邦洋は大河ドラマが好き? タレントの松村邦洋が1日、都内でDVDのWEB&テレビCMの公開収録を行ったが、トークで、大河ドラマネタを連発したらしい。 この日は、冒頭から、DVD出演者のビートたけしのモノマネを披露した。その後もノリノリで、大河ドラマ「篤姫」「平清盛」「八重の桜」などから、堺雅人、松田翔太、西田敏行のモノマネを連発。最後は、「八重の桜」の中で西田が演じる役柄に成りきって、「八重の桜、お願いします」とPRに一役買う場面もあったそうだ。 松村は「モノマネは、許可関係が難しい」と吐露していたというが、これからも、お茶の間に爆笑を巻き起こしてほしい。●千原せいじ、アフリカのことなら何でもおまかせ? お笑い芸人の千原せいじが3日、テレビ新番組の制作発表会見に出席し、アフリカの全54か国に住む日本人に会いに行く企画を発表したが、アフリカには既に何度も行っているせいじが、アフリカ旅行のコツを披露したという。 新番組は、せいじをはじめとするレポーターがアフリカなど外国に住む日本人に会いにいくというもの。ただ、レポーターには行き先の村の名前しか教えないとのこと。しかし、せいじは、「アフリカのちっちゃい村はガソリンスタンドで聞いたら全部わかる」と余裕の表情。ガソリンスタンドにはスーパーなどもあり、すべての情報が集まるとのこと。これまでに、せいじが会いに行った日本人たちは、「望んで(アフリカへ)行っている人ばかりなので、向こうは向こうで楽しそうにやっています」とコメント。せいじたちも、楽しみながら旅をしているので、別れも全然つらくないなどと語った。 ただ、そんなアフリカ旅行の猛者と化しているせいじだが、「殺されへんように宗教だけは、ちゃんと把握している」とか。 アフリカ旅行のことなら、せいじにおまかせ?
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社会 2013年04月07日 11時00分
日米小売店戦争勃発!? 日本一イオンvs世界一ウォルマート ダイエー争奪戦の裏に潜む筆頭株主丸紅の思惑(2)
ウォルマートは昨年の売上高が約40兆円。いくらイオンが小売業日本一といっても、8分の1程度に過ぎず、まさに巨象と蟻。そのウォルマートが本気で牙をむけばどうなるかは、おのずと明らかだ。 「丸紅とイオンは早期決着を目指している半面、条件面での隔たりが大きいとされています。これはイオンが提示した買い取り価格が、丸紅には安過ぎて不満だということを意味します。そんな舞台裏でのドロドロの駆け引きを察知したウォルマートが、一気に勝負をかけてくる可能性もあります」(前出・地場証券役員) 意外な話がある。読売はイオンが丸紅に株の買い取りを打診したと報じた。その意味ではイオンが主役と受け取れるが、これには前段がある。最初に交渉を持ちかけたのは丸紅、それも複数の流通業に打診した結果、真っ先にイオンが飛びついた、というのである。 「丸紅は、ダイエーの筆頭株主の座にメリットを感じなくなったに違いありません。第一、出資比率の29%からして重要事項に拒否権が行使できる3分の1超ではなく、いかにも中途半端な水準です。桑原道夫社長を送り込んでいるといっても、丸紅“丸抱え”でのダイエー再建は正直いって荷が重い。言い換えれば丸紅は、ダイエーよりも大事な重要案件を抱えているからこそ、株式の高値売却に舵を切ったということです」(ライバル商社幹部) それは何か−−。今、関係者の注目を集めているのは丸紅が昨年夏、約3000億円を投じて米穀物メジャー、ガビロンの買収を発表したことだ。ところが、正式買収には米国や中国など世界11カ国から独禁法上の認可が不可欠なことから、株式取得の時期が大幅に遅れている。ライバル商社幹部が続ける。 「丸紅の体力をもってすれば買収マネーの調達に事欠かないと思うでしょうが、実際はそうじゃない。というのも丸紅は、去年の9月中間期で財務基盤の健全性を示すD/Eレシオ(負債÷自己資本)が2.01倍だった。今年の3月末にはこれを1.8倍まで改善すると公言した手前、これを達成できなければ格付けにも影響する。そこで負債削減という大命題の下、新たにガビロン買収資金を調達する必要に迫られた結果、保有するダイエー株での資金調達を考えたようなのです」 ガビロンの買収により、丸紅の穀物取引高は、世界トップの米カーギルと肩を並べることになる。その野望達成のため、本業の利益にそれほど貢献しないダイエー株売却の選択肢は“正しい戦略”だろう。しかし、イオンとウォルマートの争奪戦となれば俄然、話はキナ臭くなってくる。 一説によると丸紅は双方に株売却を打診、これに真っ先に応じたのがイオンだったとされる。当然、ウォルマートはイオンが提示した買い取り価格を参考に勝負をかける。これにイオンがどう応戦するか。 三者三様の銭ゲバ合戦から目が離せない。
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スポーツ 2013年04月07日 11時00分
プロ野球開幕 本誌スクープ 巨人・阪神・中日「セ3強」に異常事態(3)
一方、12球団ナンバー1といわれた中日投手陣がものの見事に崩壊した。オープン戦とはいえ、8連敗を喫して最下位に沈んだが、原因は高木守道監督が解任した権藤博前コーチの“祟り”にある。 昨季までは権藤氏がドラゴンズの投手部門を全面的に預かり、高木監督がブルペンに姿を見せることはほとんどなかった。 にもかかわらず、昨年の巨人とのCSファイナルステージで日本シリーズに王手をかけながら3連敗した際、抑えエースの岩瀬で「正攻法」勝負を挑んだ権藤氏に対し、ブルペン事情を知らない高木監督が勢いのある浅尾や山井の投入を注文したことで口論となり、権藤氏がケツをまくる形で退団したのだ。 「その後遺症がモロに出た。投手陣を全面委託していた権藤コーチが不在になったことで、高木監督がブルペンで陣頭指揮を始めたのです。が、12球団1を自負する投手陣に『投手陣の心得』や『調整法の云々』を怒り口調で説くものだから、ソッポを向きだした。ほとんどが権藤シンパですから、ブルペンが機能しないのは当然です。野手陣もこれまではベテランに特権を与え、谷繁、和田、井端、荒木などは地方球場の試合には連れて行かず、名古屋に残して調整させてきた。その特権が剥奪され、ベテラン陣は開幕を前に疲労困憊。選手会長の吉見の『ベンチの雰囲気がヤバイなと感じる』『空気が暗い』の言葉がすべてを物語っています」(地元テレビ局スタッフ) それでなくとも瞬間湯沸かし器の異名を持つ高木監督だが、さらに不機嫌を増幅させているのが、開幕戦であたった横浜DeNAの外国人だ。昨季まで中日でプレーしていた主砲ブランコ、ソト、ソーサ両投手の外国人トリオがこぞって横浜に移ったからである。 「いずれにせよ、今季の中日対横浜戦は遺恨カードとなり売り物になる。いま中日首脳が目指しているのがカネをかけずに利益を出す広島カープ型の球団経営です。貧乏球団に映る広島だが、実は38年連続で黒字を計上しており、直近の年間利益も2億5221万円。年間10億円近い赤字を出すドラゴンズ首脳からすれば、コンパクトなカープ型経営はまさにお手本なのです。その意味では最終年が予想される今季の高木監督の役目は高額なベテラン選手を一掃し、若手中心にスイッチすること。そのためにはオープン戦同様、負け続けることが大事なのです(笑)」(中日新聞関係者) 戦力的には今季のセ・リーグは巨人、阪神、中日の人気御三家の争いに見えるが、それぞれ爆弾を抱えており、予断は許さない。
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芸能ニュース 2013年04月06日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 3月31日から4月6日
(“視聴率女”にはなれなかったオセロ・中島) 昨年の同居していた自称・霊能者の女性による洗脳騒動や所属事務所の退社騒動で注目されていた女性お笑いコンビ・オセロの中島知子のインタビューが3月29日と4月1日に「ワイドスクランブル」(テレビ朝日)で放送された。中島は約2年ぶりのテレビ出演となっただけに、それなりに視聴者の関心が高かったと思いきや、制作サイドの意向は見事に外れてしまったようだ。 「29日は5.8%で、前4週の同番組平均視聴率4.9%からはアップしたものの、『NHKニュース』、『笑っていいとも!』(フジテレビ)に及ばなかった。1日は両番組のみならず、『ヒルナンデス!』(日本テレビ)、『ひるおび!』(TBS)をも下回る4.8%しか取れなかった」(テレビ関係者) 中島はあまり視聴者の“需要”がなかったようだ。(さっぱりアガらなかった『アゲるテレビ』の視聴率) 元日テレの西尾由佳理アナとのコンビでMCをつとめる予定だった大塚範一キャスターが白血病再発で、代役として局アナの中村光宏アナがMCをつとめ、1日にスタートした情報番組「アゲるテレビ」(フジテレビ)。3月まで放送されていた「知りたがり!」が低視聴率のためにわずか1年で打ちきりとなっただけに、大幅に視聴率がアガることが期待されていたのだが…。 「初回から2.1%と深夜番組並み。2日目は3%台にアップしたが、3日目の第1部で1.9%と早くも1%台に転落してしまった。西尾アナは隙がなさそうで、クールなタイプ。どう考えても主婦受けするとは思えなかったが、悪い予感が当たってしまった」(フジテレビ関係者) 大塚アナが登場するまで“低空飛行”は続いてしまうのだろうか?
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芸能ニュース 2013年04月06日 17時59分
テレビ出演でクビになったオセロ・中島
先月末に所属事務所の松竹芸能に退社の意向を申し入れていた女性お笑いコンビ・オセロの中島知子が4日に同社から解雇通告され、直撃に対し中島本人が認めていることを一部スポーツ紙が報じている。 中島は先月28日に同社に退社の意向を申し入れたことはすでに報じられていたが、報道によると、同社は中島が昨年の洗脳騒動当時に同居していた自称・霊能者の女性との再会を求める中島の希望を受け入れることはできず、退社を了承することを内々で決定。しかし、中島が先月29日に「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)に同社で無断で出演し、家賃を滞納していた理由について、相方・松嶋尚美の独立や同社との確執で悩んだ末の行動だった、などと発言したことに対し、同日夜に「事実と異なる発言が少なからず見受けられたことは極めて遺憾」、「今後の対応については検討中」などとするファクスをマスコミ各社に送付。厳しい姿勢で中島に“処分”を下したようだ。 「処分を下されたところで、同番組への出演の“橋渡し”をして、今回の退社騒動の仕掛け人と言われている大手出版社の社長がしっかり面倒をみてくれることになっているようで、中島にとってダメージは少ない」(ワイドショー関係者) 直撃された中島は「オセロ」について聞かれると、「そうですね〜」と話すだけで具体的には何も答えなかったというが、事務所からの解雇通告により、「オセロ」としての活動を継続する可能性はほぼ消滅してしまったようだ。 「松嶋は中島との確執を否定したが、中島の方が一方的に松嶋に不快感を抱いているので、もはやコンビとして活動することは不可能だった」(芸能記者) 松嶋は6日に2回自身のブログを更新したが中島についてはまったく触れず。いつ、どんな形で中島についてコメントするのかが注目される。
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芸能ニュース 2013年04月06日 17時59分
忽那汐里 気になる松田翔太との関係は?
女優の忽那汐里が5日東京・品川のモスバーガー大崎店で「モスバーガー デザート」新商品発表会にパティシエ姿で登場した。 忽那は新商品「カップパティシエ」にちなみ真っ白なパティシエ姿を披露し、「着たのは初めてです。意外と帽子の背が高いですね」とニッコリ。 甘いものには目が無いという忽那は「いつも食べてます。甘いものを食べている時が至福の時です」と笑顔を見せ、「最近母と一緒にガトーショコラを作りました」とスイーツ作りにもチャレンジしたという。 また先日写真誌フライデーで熱愛が報じられた俳優・松田翔太との関係について報道陣から質問されると「わからないです。何も無いです」を連発。主催者からストップがかかり「良いお友達…です」と苦笑いで会場を後にした。(アミーゴ・タケ)
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芸能ニュース 2013年04月06日 17時59分
東ちづる「困難を乗り越えようとしていない人はいない」、MAEMUKI駅伝スタート!
タレントの東ちづる、間寛平、元サッカー選手の中山雅史、ロックバンド・SOPHIAの都啓一、妻で歌手の久宝留理子が6日、東京・江東区の複合商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」で、アメリカンホーム保険会社のMAEMUKIプロジェクト「みんなのMAEMUKI駅伝2013」のスタートイベントに登場し、トークショーを行った。 「みんなのMAEMUKI駅伝2013」は、病気や困難を乗り越えようとする人や家族、友人を応援するため、同日から10月17日まで、走行距離約8000キロを、一本のたすきでつなぐプロジェクト。アメリカンホームイメージキャラクターの東や間のほか、趣旨に賛同する中山や都も走り、イベントでは、都作曲、久宝作詞のイメージソング「明日へ」が生演奏された。ほか、「みんなのMAEMUKI体操」が紹介され、みんなのMAEMUKI駅伝の第一走者が「ダイバーシティ東京プラザ」を出発した。 今回、初めてMAEMUKI駅伝に参加する東は、「友だちがいっぱい、普通に(MAEMUKI駅伝に)応募していてびっくりしたんですよ」と驚きを語った。東は広島周辺を走るというが、寛平が「めっちゃ、目立ちますよ!」と、ピンクのTシャツで走った経験を伝授。東は、「困難を乗り越えようとしていない人はいないと思います。みんなそれぞれの運命と戦っていますので。なので、(MAEMUKI駅伝への)参加資格は全員にあるのでは」「このTシャツを見たら、手を振って応援してほしいです」などとメッセージを送った。(竹内みちまろ)
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レジャー 2013年04月06日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/7) 春雷S 他4鞍
3回中山競馬6日目(4月7日日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「春雷ステークス」(芝1200メートル) 木曜の早朝、閑散とした厩舎スタンドでコーヒーブレイクしていると、◎ニシノステディー担当のきゅう務員と鉢合わせした。間髪入れず勝算はどうか水を向けると、「外枠を引けば勝負になるよ」(思惑通り16番枠)と、事実上の勝利宣言を得た。気になる道悪馬場については、「レコード勝ちがあるけど、馬場状態は問わない全天候型だから渋っても大丈夫」とは何とも頼もしく、心強い限りだ。 休み明け2戦目で上積みは大きいし、ベストの中山1200メートルならチャンスは十分あると確信した。差し切りが決まる。◎16ニシノステディー○11オリービン▲15テイエムオオタカ△4クリーンエコロジー、14ニシノビークイック☆中山10R「汐留特別」(芝1600メートル) 3走前に、ここと同条件の知立特別を逃げ切り勝ちしている、ケルンフォーティーをイチ押し。 ハンデ52キロの恩恵があったとはいえ、実力を疑う余地はないし再度同条件で闘えるのはアドバンテージ。それ以降は(3)(3)着と惜敗続きだが、結果的に2000メートルは長過ぎたようだ。しかし、今回はベストの1600メートル。注目のハンデも背負い慣れた56キロなら全く心配無用。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。◎3ケルンフォーティー○9コスモトゥルーラヴ▲6コリーヌ△7マイネイディール、13ゴールドカルラ☆福島11R「福島民報杯」(芝2000メートル) 休み明けを1度使われて上積みのおきい、実力馬マイネルラクリマが本領を発揮する。 その前走東風Sは12着に終わっているが、0秒6差なら決して悲観することはない。巻き返しは必至だ。2000メートルは初めてだが、1800メートルのオープン得を快勝しているし小回り平坦の福島コースなら難なく克服できるだろう。鮮やかな差し切り勝ちを演じた京都金杯(12年)の再現シーンが見られそう。◎12マイネルラクリマ○7マルカボルト▲11デルフォイ△1キョウエイストーム、3スピリタス☆阪神11R「桜花賞」(芝1600メートル) メンバー中唯一頭の無敗の3勝馬、クラウンロゼに期待する。血統、厩舎ともマイナーなため人気は成績に反比例しているが、人気は不要。結果がすべてなのだ。 いずれにしても、1600メートルで3連勝しているのは特筆されて良いし、勝負根性も無類。並ばれてからまた差し返して逃げ切った、前々走のフェアリーSは真骨頂。さらに、前走のアネモネSは本番を想定した控える競馬で一発回答を出したように、学習能力にも秀でている。状態はピークに近いと判断できるし、大いに期待したい。◎3クラウンロゼ○13クロフネサプライズ▲6ローブティサージュ△14レッドオーヴァル、17コレクターアイテム☆阪神10R「大阪ーハンブルクC」(芝2400メートル) 地力強化の目覚ましい、メイショウカドマツでいける。 前走のダイヤモンドSは出遅れて逃げられなかったが、不本意な展開の本で3着と差を詰めてきたのは収穫だし、評価したい。しかし、理想はあくまで逃げ。スタートさえ決めれば鮮やかな逃亡劇が見られそう。◎6メイショウカドマツ○3カフナ▲1ユニバーサルバンク△7ユウキソルジャー、8マイネルマーク※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年04月06日 17時59分
桜花賞(GI、阪神芝1600メートル、7日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、桜花賞は◎トーセンソレイユが桜の女王に輝きます。 目下2連勝中。新馬戦は、スローな流れを2番手で折り合い、4角先頭から押し切り快勝。前に馬を置かなくても難なく折り合えていたし、センスある内容でしたね。そして前走のエルフィンSは、後方で脚をタメ、直線では無理やり内に切れ込む形となりましたが、エンジンが掛かった末脚は脅威。一瞬にして加速し、物凄い瞬発力を発揮しました。上がり3ハロンは33秒5で、間を割って出た根性も抜群です。半兄ディープインパクトを彷彿させる鬼脚でしたね。 キャリアは浅いですが、かなりの奥深さを感じさせ魅力たっぷり。大物感漂います。前走は馬群を力強く割って出る競馬を経験できたし、重賞でも即通用しそう。非凡な素質で、牝馬クラシック1冠目を制します。(12)トーセンソレイユ(13)クロフネサプライズ(17)コレクターアイテム(18)メイショウマンボ(3)クラウンロゼ(7)アユサン(5)ウインプリメーラ馬単 (12)(13) (12)(17) (12)(18)3連単 (12)-(13)(17)(18)(3)(7)(5)トーセンソレイユ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。