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松井秀喜の巨人次期監督招聘情報の裏で流れる 高橋由伸引退説

 左ふくらはぎ肉離れで戦線を離脱していた巨人・高橋由伸。実戦復帰予定だった6月11日からのイースタン・リーグ日ハム3連戦(鎌ケ谷)が連日の雨で中止となり、文字通り水を差された格好になってしまった。

 21日のリーグ戦再開に合わせて一軍に合流する計画は微妙になったが、何よりも“去就”の方が微妙であることに変わりはない。
 「同じく土俵際に追い込まれていたベテラン小笠原道大が、延長戦に決着をつける『代打・サヨナラ3ラン』を放ち、強烈な印象を残した。それまで高橋由の復帰時期について明瞭に答えていた原監督でしたが、その後、はぐらかすようになりましたからね」(担当記者)

 高橋由が故障したのは、4月4日。当初、球団は詳しい状況を伝えずにいたが、ゴールデンウイーク明けに原監督自ら早期の復帰を示唆した。ところが、結局は長引く形になり、こんな話も聞かれるようになった。
 「小笠原と谷佳知の2人は、リストラ要員と言われようと二軍でも腐らず、毎日黙々と練習していました。今回のけがで高橋由も加わりましたが、外様の2人は高橋由のことを気にしている立場じゃない」(ベテラン記者)

 巨人にとって高橋由は将来を担うエリート幹部生候補のため、無下な扱いはされないのだ。一連のゴジラ次期監督就任説を指し、関係者がこう語った。
 「松井が監督要請を固辞すれば、高橋由を兼任コーチにし、事実上の引退扱いにする。腰の手術からの復帰後('09年)はマジメに練習しており、阿部も一目置いていました。阿部が元気なうちに入閣した方が高橋由本人のためにもなる」

 巨人内部から「松井が監督就任に難色を示すのは、エリートである高橋由の去就に気を使っているのでは?」の声も出始めた。テレビ中継数の復活等を考えれば“松井監督”だが、巨人はエリート幹部候補の晩節を気にし始めている。

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