トレンド
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トレンド 2011年08月26日 11時45分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第45回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第45回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇マット・ビアンコ「Matt's Mood」(2004年/UNIVERSAL MUSIC INTERNATIONAL) 元々、80年代にイギリスで湧き上がったムーブメント、funkalatinaの代表格ブルー・ロンド・ア・ラ・タークの中心メンバーたちにより、マット・ビアンコが結成されました。ちなみにネーミングは、60年代のスパイ映画に出てくるキャラクターを想定したものです。 このバンドは、1984年の「WHOSE SIDE ARE YOU ON(日本盤タイトル:探偵物語)」でデビューし、けっこうたくさんのアルバムを出していて、全部好きなのですが、基本latinで暑い季節にぴったりなので、その中でも残暑を想定して、一番新しく、しっとりとしたアルバムを選びました。前にも紹介したのですが、1stアルバムで、バーシアとダニー・ホワイトが脱退して、20年ぶりに再会を果たしました。この3人が再結成するきっかけは、マーク・ライリー(ボーカル)の言葉によると、「不思議なことにずっと互いのことを想い続けていて、ダニーがある日スタジオに遊びに来た時にすべてが始まった。」とのこと。他のアルバムと比べると、jazz的な要素がふんだんに感じられます。また、お得意のbossanovaテイストの曲なども、バーシアのボーカルを際出させています。全体を通して、大人の社交パーティなどでかかっていてもまったくおかしくないような落ち着き感があります。 このアルバムのツアーを国際フォーラムで見たのですが、どの曲もすごく気持ちが良く、まさしく一流の人たちが20年間の溝を埋めようと、音楽でゆっくり会話しているように聴こえました。本物のキューバ音楽やブラジルのlatin音楽も素晴らしいのですが、一度自分たちのフィルターを通して整理しているところが、マット・ビアンコの魅力ではないでしょうか。ブルー・ロンド・ア・ラ・タークのCDも早く発売にならないかな。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■2011/09/17(SAT)「GROOVY ISLAND」at 新代田FEVERMAGUMI AND THE BREATHLESS/nil/salsaDJ:ISHIKAWA (DISC UNION / a.k.a TIGER HOLE)OPEN 18:30 / START 19:00料金:前売り¥2,800 当日¥3,300 (ドリンク別)チケット:8/17〜ローソンチケット、9/10〜FEVERinfo 新代田 「FEVER」http://www.fever-popo.com/■2011/09/24(SAT)「GEN Chang Night Vol.3 〜La-ppisch +(プラス)」at 川崎「CLUB CITTA'」出演:LA-PPISCHGuest:奥村大(from ELE、wash?) / 松本大英(from ELE)OPEN17:00/START18:00チケット料金:オールスタンディング 前売¥6,300 当日¥6,800(共に消費税込み、ドリンク代¥500別、6歳以上有料:未就学児入場不可)チケット発売日:8/20(土)電子チケットぴあ(Pコード:145-112)ローソンチケット(Lコード:75481) イープラス(e+) http://eplus.jp問い合わせ:クラブチッタ■2011/10/16(SUN)「Electric Discharge」MAGUMI AND THE BREATHLESS ワンマンライブ at 大阪「LIVE SQUARE 2nd LINE」OPEN17:30/START18:00adv¥3,500/door¥4,000(+D)チケット発売日:8/27(土)チケットぴあ(Pコード:146-814)ローソンチケット(Lコード:52195)CNプレイガイドイープラス(e+) http://eplus.jp問い合わせ:ソーゴー大阪
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トレンド 2011年08月26日 11時45分
スカパラら出演。TOKYO TOMORROW SMART LIVE 2011が9月4日(日)いよいよ開催
震災の影響で3月開催を見合わせていた「TOKYO TOMORROW SMART LIVE 2011」が9月4日(日)SHIBUYA-AXで開催される。 「音楽の力で明日の東京を元気に」をスローガンに掲げるNPO法人“TOKYO TOMORROW”が運営するこのライブイベント。昨年11月にNPO設立キックオフ記念のプレイベントが開催されましたが、公式な“TOKYO TOMORROW”としてはこれが初イベント。その記念すべきライブアクトには東京スカパラダイスオーケストラ、paris match、伊藤ふみおの3アーティストがラインナップされている。 尚、今週末8月26日(土)、27日(日)には“TOKYO TOMORROW”の関連イベント「みんなで歌おう!こどもクワイヤーワークショップ」が開催される。この催しに参加する子供たちは有名アーティストからクワイヤー(合唱)とラップの指導を直接受け、出演アーティストとともに「TOKYO TOMORROW SMART LIVE 2011」のステージに臨む。チケットは各プレイガイドにて一般発売中。 本公演は3月18日(金)に予定していたイベントの振替公演。3月18日(金)公演のチケットはそのまま有効となる。■公演情報“TOKYO TOMORROW SMART LIVE 2011”日時:2011年9月4日(日)OPEN:17:00 / START:18:00会場:SHIBUYA-AX出演:東京スカパラダイスオーケストラ/paris match/ 伊藤ふみお※尚、3月18日(金)の公演で出演を予定しておりましたLos Amigos Invisibles はスケジュールの都合により、出演いたしません。
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トレンド 2011年08月26日 11時45分
『アリアドネの弾丸』第7話、葛藤と悲哀を演じた福士誠治
フジテレビ系ドラマ『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』の第7話「真犯人」が8月23日に放送された。ドラマも中盤ながら、今回で北山錠一郎(尾美としのり)警察庁刑事局審議官の死の真相が明かされる。その中で福士誠治が演じる宇佐美壮一・特命広域捜査官の葛藤と悲哀が際立った。 医療ミステリーに分類される『バチスタ』シリーズであるが、『アリアドネの弾丸』は既得権益に固執する警察の闇を描く点が特徴である。死因究明のためにAi(死亡時画像診断Autopsy Imaging)を推進する主人公サイドと阻止しようとする警察の対立が描かれる。警察が悪玉になるが、警察側の人物は三者三様である。 警察の絶対正義という立場を固守するために情報の独占を目論む斑鳩芳正(高橋克典)警察庁長官官房情報統括室室長。間違ったDNA鑑定結果に基づいた冤罪事件への悔恨からAiの暴走を危惧する北山。凶暴性を秘めながらも北山には忠実な宇佐美。 これまでは斑鳩が黒幕のように演出されてきたが、今回は真相を追及する立場になっている。その限りで主人公サイドと共闘関係に立つが、「立場は違っても共通の目的のために手を携えよう」的な陳腐な展開には陥らない。白鳥圭輔(仲村トオル)は斑鳩に「本当は知っていたんじゃないの」と問いかけ、不信感を緩めない。 犯罪という一線を越えたか否かの点で斑鳩と北山・宇佐美のどちらが悪玉かは明白である。しかし、警察の正義を演出するために間違っても非を認めず、都合の悪い事実を認めない斑鳩の姿勢は受け入れなれない価値観である。斑鳩はAiへの懐疑論で警察と共同歩調をとった法医学者の笹井スミレ(小西真奈美)からも否定されている。 これに対して、冤罪事件への悔恨からAiの暴走を危惧する北山の思想は正論である。ドラマでもAiによる死因の見落としを描いている。この点では斑鳩よりも北山に共感できる。冤罪であることを認識している点も、島津吾郎(安田顕)の逮捕報道をぶつけて情報操作を目論む斑鳩よりも人間的に救いがある。 ところが、その北山も死の間際に「常に正しく、強く堂々と輝きながら、市民を守る。それが警察」と語った。これは斑鳩と同じ思想である。冤罪事件への悔恨も、社会からバッシングされる警察の姿を見ることが耐えられないという身勝手な発想からである。冤罪被害者に申し訳ないという気持ちは皆無である。 歪んだ思想に取りつかれている斑鳩や北山に対し、宇佐美には葛藤や悲哀が描かれた。警察官僚トリオも中で最も歯車として行動した宇佐美に最も人間的な葛藤や悲哀が描かれることは皮肉である。冷静に考えれば宇佐美の行動は理不尽であり、支持できる要素はない。 それでも福士誠治の演技には視聴者を感情移入させる迫力があった。前々クールの月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』での自信と理解力のあるヒロインの見合い相手と同一人物とは思えない演技であった。(林田力)
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トレンド 2011年08月25日 15時30分
総天然色カネゴン登場!
「総天然色ウルトラQリターンズ怪獣絵師 開田裕治とTOYの世界」のオープニングセレモニーが24日、東京・渋谷PARCOで行われ、開田裕治氏、「ウルトラQ」のヒロイン・江戸川由利子役を演じた桜井浩子、不動の人気怪獣・カネゴンが登場した。 同イベントは、1966年に放映されウルトラマンシリーズの原点である「ウルトラQ」をHDカラー化し、「総天然色ウルトラQ」としてブルーレイ&DVD BOXIを8月26日、BOXIIを2012年1月27日に発売することを記念したイベント。8月24日から9月7日まで渋谷PARCOB1F、ロゴスギャラリーで開催。 プラモデルなどのパッケージに描かれる箱絵(BOX ART)を描き続けた巨匠怪獣絵師の巨匠・開田氏による、「ウルトラQ」の怪獣絵(原画)を全作品展示。多くの子供たちが夢中になった怪獣たちの玩具に加え、立体的なディスプレイで ウルトラQ怪獣図鑑が楽しめるほか、会場限定グッズも販売。 イベントの見どころについて聞かれた開田氏は「『ウルトラQ』はモノクロ作品なので、ここにあるのは僕的なカラー世界を展開しています。だからこういう解釈もあるのか、こういう見方があるのか、とイメージを広げて、楽しんでいただけるとうれしいです」とコメント。 一方、桜井は「旧作とは思わず、これぞ新作と思って見てください。昭和の時代とその時代に作った作品がカラーになって今の人たちに見てもらう。そうなると新作になるんじゃないかなと思います」と新作DVDをアピールした。
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トレンド 2011年08月25日 11時45分
噂の深層 志村けんが名古屋で酒乱! いったいなぜ?
加藤茶、堺正章と大物芸能人の再婚ラッシュが続いている。早くこの人にも“幸せ”が来て欲しいものだが…。 ザ・ドリフターズのメンバー志村けんが今、酒に溺れまくっていると噂になっている。 もともと大の酒好きで知られる志村氏だが、ここ最近のやけ酒っぷりは尋常では無く、レギュラーを勤める番組のスタッフや共演者、さらには気心知れた芸人たちまでもが辟易している状態なのだという。 志村は7月、自身が座長を務める「志村魂」の公演のため名古屋へ長期滞在。巡業中は毎日のように打ち上げを行っていたのだが、この打ち上げを偶然目撃した人物によると、志村はいきなり浴びるように酒を呑み、後輩芸人にグチグチと説教をはじめ、共演者の女性にはセクハラタッチを繰り返し、上島竜平は志村に突然逆ギレされ大泣きする…と見るも無惨な飲み会が繰り返されていたという。 一体、志村に何があったのだろうか? 芸人に詳しいライターはこう語る。 「これは志村さんのブログでも公開されていますが、名古屋巡業中に志村さんは愛犬の大輔くんを病気で亡くしているのです。志村さんの大輔くんへの溺愛っぷりはハンパじゃなく、名古屋でもずっとソワソワしていたそうです。しかも志村さんは大輔くんの弱っていく姿をリハビリ中の母親に被らせていたそうなので、そのショックはそうとうなものだったのでしょう…」 心身共に弱っているいまこそ、志村には人生のパートナーが必要なようだ。
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トレンド 2011年08月25日 11時45分
AKBメンバーの名前を正確に答えるクイズ
「宮崎美穂」「宮崎美保」「宮崎実穂」「宮崎美帆」、みゃおの正しい名前は? といわれると意外と「アレ?」って思っちゃうもの。iPhoneアプリ「AKB-Q」はAKBメンバーの正確な名前を4択から選んでいくクイズだ。 おもしろいのは、クイズなのに採点機能がないこと。48問が終わったらまたオープニング画面に戻るだけという、手作り感いっぱいのアプリなのだ。「制限時間、正解数/不正解数のカウント、出題途中にトップ画面へ戻るなど、クイズアプリには必須な機能が有りません…。そんなアプリですが、インストールして頂けると嬉しいです」と、作者自ら未熟さを謳っていてちょっと微笑ましい。 しかし、名前というのは案外正確に記憶していないもので、これだけAKBに注目しているリアルライブ編集部でも全問正解者はゼロだった。なんともお恥ずかしい限り…精進します!(谷りんご)▼AKB-Qhttp://itunes.apple.com/jp/app/akb-q/id455017708
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トレンド 2011年08月25日 11時45分
『江〜姫たちの戦国〜』第32回、皮肉屋から切れ者になった向井理
NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第32回「江戸の鬼」が、8月21日に放送された。秀吉死後の水面下の政治的対立を描いた今回は、徳川秀忠を演じる向井理が政治的手腕を発揮した。 豊臣秀吉が亡くなり、徳川家康(北大路欣也)と石田三成(萩原聖人)の覇権争いが水面下で勃発する。『江』では家康に対抗できた重要人物である前田利家は名前だけで登場しない。これは歴史の描写としては不十分であるが、それによって家康と三成の対立がクローズアップされた。 家康は大御所俳優の北大路欣也が演じるだけあって、信長の事実上の配下武将であった初登場時から貫録があった。これに対して、三成は秀吉の腰巾着である。史実では豊臣政権を支えた能吏であるが、『江』では秀吉のバカ殿につられて三成もバカ家臣になっていた。家康に対抗する動機も豊臣家のためと言いつつ、豊臣家の第一の家臣の座を家康に渡したくないという嫉妬心が働いている。 今回の三成は髭を生やして貫録を少し出したが、それでも家康と三成の差は明白である。家康の相手としては力不足である。その代わりに今回は秀忠と三成の対決が見どころである。秀忠は三成を屋敷に呼び、「三成が家康の命を狙っている」との噂の真偽を確かめる。恒例の江の立ち聞きも意に介さず、酒でもてなしながら、噂の真偽を単刀直入に切り出して三成を牽制する。 これは父親の家康に従う律義者という既存の秀忠像を覆すものである。これまで『江』も父親に反発する皮肉屋と描き、既存の秀忠像を一新させてきた。但し、息子を人質に出す家康に反発する秀忠の価値観は現代人に近いが、戦国時代の現実を無視している。現代的な価値観で皮肉を言う秀忠は、戦国時代では使えない人間である。これは凡将という既存の秀忠像と意外にも近づいてしまう。 ところが、今回は独断で三成を呼び、三成の不満を思いやりながらも牽制するという政治力を発揮した。凡庸な二代目のイメージが強い秀忠であるが、史実では福嶋正則らの改易や娘・和子の入内など大名や朝廷を統制し、江戸幕府を盤石にした功績がある。その秀忠の実像に今回の秀忠は重なる。 三成と話す時の秀忠を演じる向井理の目つきが鋭く、切れ者の戦国武将の風格が漂った。向井は大学で遺伝子工学を専攻し、デビュー前はバーテンダーをしていたという異色の経歴の持ち主である。理系としての論理性とバーテンダーとしての人情の機微を備えている。その両者が三成とのやり取りで発揮された。これから政治の表舞台に立つ秀忠の切れ者ぶりに注目である。(林田力)
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トレンド 2011年08月24日 15時30分
あげまんとさげまん
かつて伊丹十三監督の映画で「あげまん」という作品があった。「あげまん」の女性と付き合うと男性の運気がどんどん上がってくるという。 「あげまん」とは「上げ間」が語源。つまり、「あげまん女」というのは、男との間の取り方が絶妙で、男がその女性と付き合っていると、どんどん調子が上がって運も良くなってくるというもの。 「さげまん」とは、その逆で、その女性と付き合うと男のヤル気をどんどん削いでいき、結果ストレスは溜まるわ、体の調子は悪くなるわ、チャンスは逃すわと、どんどん運が悪くなってくること。 では、どんな人が「あげまん女」と付き合っているのか、芸能人等でそれらしきカップルを探してみると…男も「上げ間」である場合が多いように思える。 所謂『類は友を呼ぶ』ということなのか、逆もまた然りで、下げ調子の人が同じく低調な人と付き合ってお互いに不幸になっていく場合も多く感じられる。文字通り、「富める者はますます富む、貧しき者は、ますます貧しくなる」と言うことなのだろうか。 これは、友達同士の付き合いに関しても同じ事がいえる。 周囲を見回してみても、人付き合いがうまくいっていない人は、どうも『間の取り方が悪い』『間が抜けている』『間が悪い』という人が多く感じられる。これらの言葉を今風に言えば【コミュニケーション能力が低い】【KY(空気が読めない)】 という言葉になるのだろう。それにしても、人との付き合い方に関する言葉に距離感を表す“間”と言う言葉が使われているのが興味深い。やはり人は“間”の取り方、“間合い”を上手に取ることを考えなければならないのだろう。 以上の点から考えると、「上げ間」と付き合うためには、自分が「上げ間」になるということが一番大切ということになるのだろう。なかなか難しいことではあるが。(巨椋修(おぐらおさむ)・山口敏太郎事務所)
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トレンド 2011年08月24日 11時45分
『オスカープロお笑いライブ』で先輩×後輩が「伝説を作りたい!」と野望語る
第3金曜日恒例の『オスカープロお笑いライブ』が19日に開催された。オスカープロモーションの44組のお笑い芸人と、ゲストのお笑いコンビ「ニッチェ」がショートステージを繰り広げた。 観客投票の順位が毎回、ステージで即時発表される同ライブ。今月1位に輝いたのは、ヒップホップラップ漫才を披露した「先輩×後輩」。コンビを組んで4年目の「先輩×後輩」は、渋谷の居酒屋でアルバイトをしていた際、先輩の松井勇太(27)が、後輩として入ってきた、身長180センチのシュウペイ(24)を誘って結成された。 ライブ終了後、楽屋裏を直撃した。優勝賞品「韓国料理TEJITOKYO西新宿店・豪華お食事券」を手にした「先輩×後輩」の2人にインタビューを試みた。 −−おめでとうございます。 2人「ありがとうございます」 −−今月のラップネタはどうやって考えたのですか? 松井「迷いすぎて、漫才やるにしても、コントやるにしても、何かないかなと言っていたときに、シュウペイから『ラップで漫才やっちゃおうよ』みたいな」 シュウペイ「そうなんです。たまたま出た言葉がきっかけで。まだまだ完成度も低くて、今日のネタはラッパーに失礼だったかなと」 『お笑いライブ』でも人気の2人。気さくな好青年だ。しかし、コンビ結成秘話を聞くと、大胆な素顔を見せた。 −−コンビはどうやって結成? 松井「僕がピン(=単独で活動する芸人)でお笑いをやっていた時、バイト先に、20歳の“ギャル男”みたいな相方が入ってきまして、『お前ちゃんと仕事しろよ』と言っていたら、『松井さん、芸人なんすか? ネタやってくださいよ!』ときまして」 シュウペイ「はい(笑)」 松井「『そんなこと言わんでいいから早く食器運べ!』などと言っていたのですが、ライブの時に『暇やったら、来いよ』と誘ったら、見に来ました」 −−シュウペイさんは、それまでは、お笑いの経験はなかったのですか? シュウペイ「まったくなかったです」 松井「アルバイトに初めてシュウペイが来たときに、フリーターだっていうので、『何やってるフリーターなの? やりたいこととかあんの?』と聞いたら、『まじ、伝説、作りたいんです』と言いました。こいつ、おもろいやと」 2人の口から出た「伝説」。中身を聞いてみた。 −−どういった伝説を? シュウペイ「僕のシュウペイ世代の仲間を集めて、Jリーガーとかの同級生も多くて、それ以上は言えないんですけど(笑)」 松井「言えよ、お前! ようは、シュウペイが前に出て、“イエ〜イ”って言って、日本を変えたいんでしょ?」 シュウペイ「今は、その伝説の途中です(笑)」 −−伝説を作るためのチームはできているんですか? シュウペイ「Jリーガーがいて、お笑い芸人がいて、女優がいて…、あやまんJAPANに先を越されたのがチームとしては悔しかったのですけど、今は、夜の街を盛り上げています(笑)」 −−最近は、“チャライ”のも流行ってますが? シュウペイ「そうですね、でも、先に出られちゃったので」 松井「ただ、チャラさなら、先輩×後輩も負けませんよ!」 大きな野望を持つ2人。意外にも、オスカーライブでの優勝は、今回が初めてだ。来月もライブを盛り上げ、次のインタビューの機会には、“伝説”の具体的行動計画が聞けることを楽しみに、活躍に期待したい。(竹内みちまろ)【今月のトップ3】B-YOSE第1位:珈琲ブレイクン第2位:ちょこっとヘブン第3位:かんがるーA-YOSE第1位:先輩×後輩第2位:とりゅふ第3位:ヴェートーベン【次回のオスカープロお笑いライブ】日時:2011年9月16日(金)場所:関交協ハーモニックホール住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル開場:18:00から開演:B-YOSE・18:15から、A-YOSE・19:30からチケット:前売り1300円、当日1500円(A-YOSE・B-YOSE通し)
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トレンド 2011年08月24日 11時45分
『美男ですね』第6話、八乙女光のコミカルな中の誠実さ
TBS系の金曜ドラマ『美男ですね』の第6話「彼女は俺のモノだ」が8月19日に放送された。本郷勇気役の八乙女光がコミカルな役回りながら、真摯な演技で誠実さを出していた。 桜庭美男(瀧本美織)に激しく嫉妬するNANAは「女性であることを暴露する」と脅迫し、精神的に追いつめられた美男は高熱を出してしまう。一晩中看病した桂木廉(玉森裕太)だけでなく、藤城柊(藤ヶ谷太輔)も勇気も心配し、皮肉なことにNANAの悪意はA.N.JELLの結束を高める方向に働いた。 韓国オリジナル版のジェルミ(イ・ホンギ)に相当する勇気は明るく陽気なA.N.JELLのムードメーカーである。日本版の勇気は性格も金髪の外見もジェルミの雰囲気を出している。この勇気はA.N.JELLで唯一、美男の正体が女性であることに気付かないメンバーである。そして男性と勘違いしたままで、美男を好きになっていく。日本リメイク版では男性を好きになってしまうアブノーマルさが強調されている。 『美男ですね』は女性が男性に扮するドラマであるが、視聴者は正体が女性であることを知っている。そのために美男を男性ではなく、男性のふりをする女性と観ている。その中で男性と認識する美男を好きになる自分の気持ちに動揺する勇気は道化役となってしまう。特に日本版ではオリジナルキャラクターにオカマのトオル(楽しんご)を登場させ、男性を好きになった勇気の気持ちを笑いどころにしている。 しかし、同性愛を異端視し、笑いの対象とする演出はマジョリティのステレオタイプを反映したものに過ぎない。同じクールにインターセクシュアルをテーマにしたドラマ『IS(アイエス)〜男でも女でもない性〜』が放送される中で前時代的な演出になる。 これに対して、今回は勇気の真摯さが描かれた。代わりにトオルが絡む笑いどころは本人役で登場した香取慎吾(SMAP)と馬淵始(柳沢慎吾)の「しんご」トリオに任されている。香取慎吾は主演映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝どき橋を封鎖せよ!』の宣伝で出演した形である。 テレビ局の営業事情を反映した香取の出演は韓国版のファンには眉をひそめたくなるところであるが、ドラマにも意味を与えている。香取の出演シーンではトオルらと一緒にバカをする香取と、それにドン引きしたA.N.JELLが対比される。A.N.JELLの態度はバカをやって盛り上げた先輩芸能人に対するものではないが、そのクールさが架空のバンドであるA.N.JELLの大物ぶりを示している。 勇気は美男と二人きりになったことに心をときめかせ、病み上がりの美男のために食事を作り、寝ている美男の唇にドギマギする。コミカルなシーンであるが、勇気を演じる八乙女はマジメで誠実さが表れている。お調子者の印象のある勇気であるが、美男への態度には美談が抱える重圧を和らげようという気持ちが込められている。 八乙女は2004年放送の『3年B組金八先生』第7シリーズで両親の薬物依存や家庭内暴力という深刻な家庭環境にある生徒を演じた。2009年放送の『オルトロスの犬』でも影のある役を演じた。今回にも対照的な役になるが、真剣に生きることと向き合っていた過去の役柄が背景となり、コミカルな中にも重みのある演技となった。次回は遂に勇気が美男を女性と知ることになる。美男を女性と知った勇気の反応にも注目である。(林田力)
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