今回はお近づきのしるしに、簡単に自己紹介をさせていただきますね☆
私は酒どころ「新潟県」で産声をあげ、子供の頃から家には当然のように日本酒があり、酒蓋で遊び、祖父は毎晩晩酌…日本酒にガッツリ囲まれて育ちました。
そのまま順調に私も日本酒を嗜む大人へと成長。そして大好きな祖父と杯を交わすようになり、その呑みっぷりったら半端ない(笑)。
そんな日本酒命!の私も、最初は日本酒に資格があることを知らず…。あの〜、居酒屋とかで「この酒は大吟醸で香りは…蔵元は…」って、頼んでもいないのに自慢げに語る人、たま〜にいますよね? 私、あ〜いうの大嫌いで、飲みたい好きな日本酒を呑んでりゃいいじゃん! ってよく喧嘩してたっけ。
でもきき酒師って、そう言いう知識も必要なのよね…。
自分が「美味しい!」と思えばそれ以上の細かい情報にまったく興味なかった私が、何故きき酒師を目指そうと思ったか…。
7年前、大好きな祖父が闘病生活で少し疲れていた時のことです。
周りの人って、「頑張って!」って応援のつもりで言っちゃうんですよね。でも本人は言われなくても、とっくに頑張ってる!
だから私は、祖父と共通の趣味である日本酒で何か喜んでもらえないかと考え、
「きき酒師の資格取って、お爺ちゃんと美味しいお酒をまた飲みたいから、お爺ちゃんはそれまでリハビリして体調整えていてね」
と、“杯”の代わりに“約束”を交わしたんです。
それから間もなくして祖父は天国へ旅立ちましたが、私は祖父がいなかったら“きき酒師”になれなかったし、こうやって皆さんにもお会いできなかった…。
とまぁ、こういう経緯があるんです。
天国のお爺ちゃんに笑われないようしっかりお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いしま〜す☆
(写真は地元、新潟のお酒)
(女流覆面きき酒師・蛇の目ピロコ)