一週間を振り返って離婚記事を紹介し、そのカップルがなぜ離婚にいたったのか、または離婚しそうになっているのかについて考えてみる企画です。
しかし! 今回は前回紹介した離婚ニュースの続報ばかりで新たな離婚情報が出てきませんでした。そこで、先週(2010年11月7日〜11月13日)紹介したの離婚ニュース関連の記事を4本ピックアップ。
いずれも過去の離婚、離婚危機を振り返りつつの読み物的記事となっています。
浅丘ルリ子が激白! 小林旭と事実婚&離婚の真相http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20101112/enn1011121617018-n1.htm
【今だから語れる涙と笑いの私の酒人生】大澄賢也(タレント・俳優)http://news.livedoor.com/article/detail/5133190/
ハーグ条約:妻に連れ去られた息子とオランダで再会 父の探索、自転車6500キロhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20101112ddm007030153000c.html
ハイディ・モンタグ、キャリアの為に離婚を考えていたhttp://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/3993.html
では、引用をもちいつつ、各記事をみていきましょう。
■浅丘ルリ子が激白! 小林旭と事実婚&離婚の真相
テレビ朝日系「スーパーモーニング」(12日放送)での女優・浅丘ルリ子さん(70)の独占取材内容を、ZAKZAKが伝えています。
20歳のときに、俳優・小林旭さん(72)と事実上夫婦関係にあったことを明かした浅丘さん。これは、共演の多かった2人が自然と恋仲に、という若い恋愛だったといいます。
その後、俳優・石坂浩二さん(69)と71年に結婚し2000年に離婚しましたが、同番組内でその真相も明かしました。
「あちらに好きな人がお出来になったからですよ」
しかし、それ以上に傷ついたことがあったといいます。結婚当初は、浅丘さんの希望もあり「あなたは女優だから(仕事を)辞めなくていい。子供もいらない」と言っていた石坂さんが、子供が欲しい、母の面倒を見てほしいと言いだしたのだそうです。
同業者ということと相手を思う気持ちから、最初は理解をしていたのでしょうか。浅丘さんと結婚後ほどなく別居し、女優・伊藤京子さんと同居していたという石坂さん。離婚から5日後に再婚した相手は、その伊藤さんとは別の21歳年下の女性でした。このことからも石坂さんのプレイボーイぶりがわかるのですが、それをも受け入れていた浅丘さんが、女優であることを否定されて深く傷つき離婚に至ったというのは興味深いです。
当時世間の注目の的となった離婚劇ですが、浅丘さんは
「結婚してよかったです。いろんなことを学ばせて頂いた」
「今も恋しています」
と、それをいい経験にして人生を謳歌しているようです。
■【今だから語れる涙と笑いの私の酒人生】大澄賢也(タレント・俳優)
タレントで俳優の大澄賢也さん(45)のお酒の話をからめたインタビューが日刊ゲンダイに掲載されました。
大澄さんは、学生時代からプロのダンサーとして活躍し、23歳の時に13歳年上の歌手・小柳ルミ子さんと結婚して、芸能界のおしどり夫婦として騒がれました。28歳の頃「夜の世界」を知って遊びまわっていたという大澄さんですが、姉さん女房のチェックは甘かったようです。
「意外かもしれないけど、彼女はクレジットカードの明細票とか携帯電話の履歴チェックとか一切しないの」
それゆえ、夫婦でモメたことはほとんどなかったようですが、一部メディアが大澄さんの夜遊びを報じたため、段々夫婦関係が冷えていったそうです。
明らかにあやしい行動も「友達と居酒屋で飲んでいる」と信じていた妻を変えていったのは、マスコミによる報道。その記事がなければ、年齢を重なるにつれ自然と遊びはおさまっていき、妻はそれを知らずに夫婦関係が続いていたのでしょうか。離婚の条件として、無名のダンサーに戻ることよりも慰謝料1億円を支払うことを選んだ大澄さん。がむしゃらに働くことを余儀なくされたであろう彼は、今やクラブ遊びをやめてお酒の量も減ったそうです。
■ハーグ条約:妻に連れ去られた息子とオランダで再会 父の探索、自転車6500キロ
離婚調停中の妻に息子を連れ去られたケン・トンプソンさん(57)の記事を毎日新聞が掲載しています。記事中ではハーグ条約(国際結婚が破綻した夫婦間の子どもの扱いについてルールを定めた条約)を中心に伝えられていますが、ここでは離婚理由に注目します。
家族3人で暮らす中、妻がトンプソンさんから距離を置き始めた理由は以下だそうです。
妻はトンプソンさんが添い寝をしていたことを不審に思い、息子を性的に虐待していたと思い込んでいた
専門家の鑑定報告書から妻の主張が事実無根だと主張するトンプソンさん。我が子と添い寝をする父親に対して性的虐待を疑う…これは、妻の精神的状態のせいなのか、それともそれがあまりにも異常な状況だったのか。いずれにしても、夫婦間の愛情がなくなったか歪んでしまったということが想像されます。
自身のケースはオーストラリア人同士でしたが、その経験から、「ハーグ条約」加盟国拡大を求める運動にかかわるようになったというトンプソンさん。責任感の強い方なのでしょう。消防副所長という職を辞めて息子捜しに専念し、息子の顔写真を印刷したシャツを着て自転車で欧州を約6500キロ移動したといいます。息子への愛情が深いことが伺えますが、この情熱的な性格が妻には異常に映っていたのでしょうか。
■ハイディ・モンタグ、キャリアの為に離婚を考えていた
人気リアリティ海外ドラマ「THE HILLS」で大ブレイクしたカップル、ハイディ・モンタグさんとスペンサー・プラットさんが離婚を考えていたのはキャリアのためだったと、11日にTVGrooveが報じました。
多くの人が話題作りだと思っていた離婚騒動ですが、プラットさんによると
「世間は俺のことをかなり嫌っているから、離婚はハイディのキャリアを保つための唯一の手段だったんだよ」
ということだそうです。
別居後離婚申請を行っていた2人ですが、結局は寄りを戻しました。何百万ドルもの大金を使い果たし、破産申請を検討していることが明らかになっていますが、復縁したことにより離婚に至る番組を制作し出演することも出来なくなりました。
テレビでみんなに嫌われそうなキャラクターを演じていたから、出演依頼もなく定期収入がないというスペンサーさん。離婚騒動の理由よりも、寄りを戻すにいたった理由の方が気になるところですが、もっと気になるのはこれから先の2人の収入源ですね。
今週は、前半にかつて大きな話題となった離婚劇の後日談が2件、後半に海外の少し理解しがたい離婚きっかけの記事が2件となりました。
夫婦双方の性格が離婚に関係してくること、また、離婚がその後の生き方を変えてしまうことを改めて知ることができました。まぁ当たり前といえば当たり前ですけど。ではまた来週も、ひとさまのトラブルを拝見していきましょう。(terry)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/