そんなイーサン・ホークがベテラン俳優のウィレム・デフォー、サム・ニールらと共演して話題のSFヴァンパイア映画『デイブレイカー』(現在公開中)。なんと、イーサン・ホークはこの映画に出会うまで世界中で大ブームのヴァンパイア映画に興味が無かったという。
『デイブレイカー』あらすじ
人類のほとんどがバンパイアと化した近未来、バンパイアは不老不死である代わりに、人間の血液を取り込まないと理性を失い凶暴化してしまう。そんな中、自らもバンパイアである血液研究者のエドワード(イーサン・ホーク)は、絶滅寸前の人間を守る代用血液の開発に奮闘するが…。
現在公開中の『クロッシング』を含めハード系の刑事ドラマや、過去出演した『恋人までの距離〈ディスタンス〉』などのラブストーリーには無い斬新な発想と、流行りのバンパイア作品には無いヒューマンな筋立て。イーサン・ホークならずとも、大人の観客の要求に答えるSFヴァンパイア映画だ。もちろん、未来的なSF作品としても楽しめる。
『デイブレイカー』
11月27日、新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給:ブロードメディア・スタジオ
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