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レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第45回>

 毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第45回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。

◇今週のこの1枚◇マット・ビアンコ「Matt's Mood」(2004年/UNIVERSAL MUSIC INTERNATIONAL)

 元々、80年代にイギリスで湧き上がったムーブメント、funkalatinaの代表格ブルー・ロンド・ア・ラ・タークの中心メンバーたちにより、マット・ビアンコが結成されました。ちなみにネーミングは、60年代のスパイ映画に出てくるキャラクターを想定したものです。

 このバンドは、1984年の「WHOSE SIDE ARE YOU ON(日本盤タイトル:探偵物語)」でデビューし、けっこうたくさんのアルバムを出していて、全部好きなのですが、基本latinで暑い季節にぴったりなので、その中でも残暑を想定して、一番新しく、しっとりとしたアルバムを選びました。前にも紹介したのですが、1stアルバムで、バーシアとダニー・ホワイトが脱退して、20年ぶりに再会を果たしました。この3人が再結成するきっかけは、マーク・ライリー(ボーカル)の言葉によると、「不思議なことにずっと互いのことを想い続けていて、ダニーがある日スタジオに遊びに来た時にすべてが始まった。」とのこと。他のアルバムと比べると、jazz的な要素がふんだんに感じられます。また、お得意のbossanovaテイストの曲なども、バーシアのボーカルを際出させています。全体を通して、大人の社交パーティなどでかかっていてもまったくおかしくないような落ち着き感があります。

 このアルバムのツアーを国際フォーラムで見たのですが、どの曲もすごく気持ちが良く、まさしく一流の人たちが20年間の溝を埋めようと、音楽でゆっくり会話しているように聴こえました。本物のキューバ音楽やブラジルのlatin音楽も素晴らしいのですが、一度自分たちのフィルターを通して整理しているところが、マット・ビアンコの魅力ではないでしょうか。ブルー・ロンド・ア・ラ・タークのCDも早く発売にならないかな。

■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html

■2011/09/17(SAT)
「GROOVY ISLAND」at 新代田FEVER
MAGUMI AND THE BREATHLESS/nil/salsa
DJ:ISHIKAWA (DISC UNION / a.k.a TIGER HOLE)
OPEN 18:30 / START 19:00
料金:前売り¥2,800 当日¥3,300 (ドリンク別)
チケット:8/17〜ローソンチケット、9/10〜FEVER
info 新代田 「FEVER」http://www.fever-popo.com/

■2011/09/24(SAT)
「GEN Chang Night Vol.3 〜La-ppisch +(プラス)」at 川崎「CLUB CITTA'」
出演:LA-PPISCH
Guest:奥村大(from ELE、wash?) / 松本大英(from ELE)
OPEN17:00/START18:00
チケット料金:オールスタンディング 前売¥6,300 当日¥6,800
(共に消費税込み、ドリンク代¥500別、6歳以上有料:未就学児入場不可)
チケット発売日:8/20(土)電子チケットぴあ(Pコード:145-112)
ローソンチケット(Lコード:75481) イープラス(e+) http://eplus.jp
問い合わせ:クラブチッタ

■2011/10/16(SUN)
「Electric Discharge」
MAGUMI AND THE BREATHLESS ワンマンライブ at 大阪「LIVE SQUARE 2nd LINE」
OPEN17:30/START18:00
adv¥3,500/door¥4,000(+D)
チケット発売日:8/27(土)
チケットぴあ(Pコード:146-814)
ローソンチケット(Lコード:52195)
CNプレイガイド
イープラス(e+) http://eplus.jp
問い合わせ:ソーゴー大阪

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