スポーツ
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スポーツ 2018年10月18日 17時15分
巨人の戦略が崩れた 高校ナンバー1右腕 金足農・吉田プロ志願
夏の甲子園でヒーローとなった秋田・金足農業高の吉田輝星投手がプロ入りを決断した。急に進学撤回したわけだが、巨人だけは他球団と異なる反応を見せていた。 「U-18アジア選手権後、吉田は『大学とか次のステージで…』とチームの解団式後の会見で答えています。大学の言葉が思わず出たので、進学濃厚と読んだスカウトも少なくありませんでした」(在京球団職員) 当然、ファンを公言された巨人も1位候補の絞り直しをしなければならない。「4季連続V逸の敗因を分析すれば、即戦力投手の補強は不可欠ですし、坂本勇人が元気なうちに後継者となる内野手も補強しておきたいところ。営業(観客動員数)のことを考えれば、人気の吉田はどうしてもほしい」(スポーツ紙記者) 10月5日、巨人はスカウト会議を招集している。以前から決まっていた日程だが、「吉田プロ入り表明」が飛び込んだため、大半はその話題に割かれたという。 関係者によれば、巨人の1位候補は5人程度。外れ候補を入れて10人ほどになるそうだが、まだ最終決定ではなく、別の戦略も練られていた。「ギリギリまで決めない」。その意味は、「吉田の進路変更を待つ」というニュアンスだった。 「'08年のドラフトでのことです。東海大進学を表明していた東海大相模の大田泰示(現日本ハム)がプロ志望届提出の期日直前になって、進路変更しました。ソフトバンクとの競合抽選になりましたが、普通にプロ入りを表明していたら大田の1位入札はもっと増えていたはずです。通常、1位指名を絞り込んだら選手側に伝えます。伝えた後に乗り換えたら、その在籍校からの信頼を失います。大田の指名時と同じ作戦でした」(球界関係者) 今回の進路変更は、巨人からすれば「早すぎる」となる。だが、それは吉田が裏で特定の球団と接触していないことを証明している。 “大田作戦”が通用していたら、吉田とは相思相愛になれたわけだが、これで他球団との指名重複は避けられなくなってしまった。 「巨人も、根尾や同じ大阪桐蔭の藤原恭大、東洋大の好投手・上茶谷大河に未練がないわけではない。吉田指名を避けたら、日本中を敵にまわす危険性もあります。高橋由伸監督の後任に最終決断を委ねるようです」(同) 「3度目の原」では客は呼び戻せない。目玉となる選手が確実に欲しい。そう考えると、やはり巨人は吉田のクリーンな進路表明に「早すぎる!」と、地団駄を踏むしかない?
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スポーツ 2018年10月18日 17時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「越中詩郎」愚直に闘い続けるド演歌ファイター
努力は必ず報われるわけではない。 時の運なのか、実力の限界なのか、いくら努力を重ねても結果につながらないことの方がむしろ多いだろう。しかし、だからこそ努力が結実したときには、たとえ他者のことであっても感動に包まれることになる。 1978年、越中詩郎は全日本プロレスの門を叩いた。前座時代を経て、'83年には若手の登竜門『ルー・テーズ杯争奪リーグ戦』の決勝で後輩の三沢光晴を破って優勝し、翌'84年にはその三沢とともにメキシコ海外修行へ向かう。 ところが、三沢はわずか数カ月で日本に呼び戻され、2代目タイガーマスクとして華々しいデビューを飾ることになる。 経験でも戦績でも下の三沢が日本で活躍する姿に、心中穏やかでなくなるのは当然のこと。そこに新日本プロレスから誘いがかかり、越中は移籍を決意する。 当時の新日は選手大量離脱の影響で、越中にも多くのチャンスが与えられた。ザ・コブラを破って初代IWGPジュニアヘビー級王座を獲得すると、続いて髙田延彦(当時は伸彦)とも抗争を繰り広げる。 このときの越中は新日正規軍。一方、髙田は外敵であるUWF軍。しかし、その当初は、ファンからの声援の多くが髙田へと向けられた。 「当時はUWFの人気がうなぎ上りで、その中でも髙田はマスクがよく、蹴りを主体としたファイトスタイルも新鮮だった。一方の越中は、見た目からして野暮ったく、得意技のヒップアタックもどこかコミカルでストロングスタイルに似つかわしくない。また、出戻りとはいえ髙田は新日出身。越中は全日出身の外様という“新日至上主義”も強かったのです」(プロレスライター) 髙田も髙田で、年上の越中を「エッチューさん」と小馬鹿にしたように呼び、遠慮なしに蹴りまくった。実況の古舘伊知郎に“人間サンドバッグ”と揶揄された越中だが、しかし、最初は簡単にダウンを奪われたものが、一発では倒れなくなり、いつしか蹴りの連発にも耐えきって反撃に出るようになった。 そんな中で、越中への声援も徐々に高まっていったが、とはいえこれは、あくまでも対髙田戦に限った判官びいき的なもの。越中単体での人気となると、いまひとつの状態が続いた。 ヘビー級でタッグ王座は獲得したが、シングルになると挑戦権さえなかなか回ってこない。反選手会同盟を結成して青柳政司率いる誠心会館との抗争の矢面に立ち、そこから発展した平成維震軍では独自興行まで開催するが、これも長くは続かなかった。 時に長州力、藤波辰爾、闘魂三銃士(橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋)など、トップどころをシングル戦で下すジョーカー的な役割を担っても、シリーズを通して主役を張ることもなかった。 「越中に度々チャンスが与えられたのは、やはり人柄によるところが大きい。与えられたポジションに文句も言わず常に全力を尽くすので、マッチメーカーに認められていました」(同)★ファンの心情を揺り動かす存在 重宝される一方で、会社からは便利屋使いされることも多くあった。「例えば、UWFインターナショナルとの対抗戦。髙田の持つIWGP王座への挑戦者に越中が選ばれたのは、表向きには『ジュニア版名勝負数え唄の再現』とは言ったものの、新日側の本音は『三銃士らトップどころは負けさせられない。Uインターの主催興行なら越中でいいだろう』というものでした」(新日関係者) そんな中堅以上トップ未満の状態が続いた越中が、'07年に突如として脚光を浴びることになったのは、バラエティー番組『アメトーーク!』でのこと。ケンドーコバヤシがプロレスファン以外には無名に近い越中を、しつこいほど取り上げたことがきっかけだった。 ここで披露されたマニア好みのエピソードや「やってやるって!」などの越中語録は、なるほどバラエティーの要素に満ちたものであったが、同時にプロレスファンに笑いや懐古にとどまらぬ感情をもたらせた。 格闘技ブームに席巻され、棚橋弘至がチャラさで売る“プロレス冬の時代”にあって、愚直にプロレスに取り組んできたその姿は一筋の光明となり、多くのファンがここに至って、初めて越中を本気で応援することになったのだ。 越中人気の上昇を受けて組まれた'07年5月2日の後楽園ホール大会では、永田裕志が保持するIWGPヘビー級王座に挑んだ。 満場の観客から特大のコールを受けた越中。デビューからの28年間に積み重ねてきた努力が、ようやくファンに認められた瞬間で、入場時から感極まり、なかなかリングに上がれなかったのも当然のことであっただろう。 結果、敗れはしたが、この越中の一世一代の晴れ舞台、プロレスファンならば必ずや心に刻むべき一戦といえようか。越中詩郎***************************************PROFILE●1958年9月4日、東京都江東区出身。身長185㎝、体重105㎏。得意技/ヒップアタック、パワーボム、侍ドライバー'84。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年10月18日 06時15分
元バッテリーの中日・与田対阪神・矢野「両監督共通の天敵は…」
“元バッテリー対決”は野次の応酬ともなりそうだ。 中日ドラゴンズが阪神に先駆けて、与田剛新監督(52)の就任を発表したのは10月15日だった。西山和夫球団代表が記者団に「それが一番」と認めたように、森繁和前監督の続投を含めた指揮官候補の中から与田新監督に決めた理由は、チームOBだからだという。与田監督は96年にトレードでロッテへ移籍して以来、22年ぶりの帰還となる。「監督としての初仕事はドラフト会議になりますが、今オフは何かと阪神を意識させられそうです」(名古屋在住記者) 阪神の第34代指揮官となった矢野燿大監督は、中日の出身だ。与田監督の1年後の90年に指名され、現役時代はバッテリーを組んだこともあった。与田監督は「矢野阪神」のことを聞かれ、「向こうは僕の弱点も知っているし…」と対決を楽しみにしていたが、早くも今オフの戦力補強を巡って激突しそうなのだ。「中日の主砲・ビシエドの残留がどうやら決まりそうですが(同時点)、阪神はビジエドの残留交渉が決裂すれば獲得するつもりで調査を進めていました」(前出・同) 今季首位打者のタイトルを獲得した優良外国人である。だが、残留となれば、1億7000万円プラス出来高の年俸は大幅アップとなる。「大筋で合意した」とのことだが、関係者によれば、「球団側がビシエド側の要望に歩み寄るかたちを取った」という。昨季、巨人にゲレーロを奪われた反省ももちろんあったが、「阪神が狙っている」と聞き、新監督の船出にマイナス要素を与えたくなかったのだろう。 それだけではない。どうやら、ドラフト1位の入札でも競合しそうなのだ。 中日、阪神ともに大阪桐蔭の根尾昂内野手を1位指名するという。「中日はお膝元の岐阜県出身である根尾がどうしてもほしい。阪神はレギュラーと呼べる生え抜き野手は03年指名の鳥谷敬以降、現れていません。チーム再建、矢野体制の船出に相応しい大型野手を指名しないと…」(プロ野球解説者) 元バッテリーの2人が1枚の当たりクジを巡って、火花を散らすシーンも見られそうだ。「与田監督は故・星野仙一氏が見出したと言っても過言ではありません。その星野氏が阪神監督を務めたとき、もっとも頼りにしていたのが、ひと足先に阪神に移籍していた捕手の矢野でした。ともに星野イズムを口にしています」(前出・同) 両監督とも闘将というよりも、知性派の指揮官になりそうだ。与田監督は故障も重なり、苦労した時期も長い。矢野監督はレギュラー獲得までが長かった分、配球について勉強している。闘志を剥き出しにして戦うシーンはやはり想像がつかないが、チーム作りは星野式になるという。「与田、矢野両監督ともチーム再建のポイントにクローザーを挙げていました。クローザーを決めてから先発ローテーションを編成するやり方は星野氏と同じ」(球界関係者) もっとも、与田監督が選ばれた理由としてチームOBであることが挙げられたが、中日の白井文吾オーナーは内々に落合博満氏と相談していたとの情報も聞かれた。落合氏が与田氏を推したか否かは不明だが、こんな声も聞かれた。「与田監督でも勝てないとなれば、中日は落合氏の再登板を真剣に検討するでしょう。昨今、テレビでの露出度が高まっている落合氏は藤浪晋太郎の再生法を語るなど、阪神に関する情報にも詳しいんです。金本前監督の退任後、『外様なら落合』の声もないわけではなかった」(球界関係者) 元バッテリーは落合氏の影にも怯えることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年10月17日 21時15分
新日本ジュニアタッグリーグ開幕!ロスインゴ“新戦力”鷹木信悟がケタ外れのパワー発揮
新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』▽16日 東京・後楽園ホール 観衆 1,632人(満員) 新日本プロレスの新シリーズ『Road to POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』が16日、後楽園ホールで開幕した。 今シリーズの目玉はタイトルにもある『スーパージュニアタッグリーグ2018』だ。例年はトーナメント形式で行われてきたジュニアのタッグイベントだが、今年は総当たりのリーグ戦で開催。獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク、KUSHIDA&クリス・セイビン、田口隆祐&ACH(昨年度準優勝)、ボラドールJr.&ソベラーノJr.、SHO&YOH(昨年度優勝)、石森太二&ロビー・イーグルス、金丸義信&エル・デスペラード(IWGPジュニアタッグ王者組)、BUSHI&金丸義信の計8チームが参加。上位2チームが11月3日のエディオンアリーナ大阪大会で優勝決定戦を行う。 開幕戦では、ライガー&タイガー対石森&イーグルス、田口&ACH対ボラドールJr.&ソベラーノJr.、KUSHIDA&セイビン対金丸&デスペラード、SHO&YOH対BUSHI&鷹木がラインナップされた。 新日本初参戦でバレットクラブOG新メンバーのイーグルスは、レジェンドタッグを相手にした。石森とのタッグは最初、ぎこちなさがあった。試合も押され気味だったが、石森の巧みなリードもあり実力を発揮。最後は石森の450℃スプラッシュから、ロン・ミラー・スペシャル(ヒザへの関節技)を決めて、なんとライガーからギブアップ勝ち。初戦でインパクトを残した。2試合目はボラドールJr.が雪崩式フランケンシュタイナーでACHに勝利。3試合目はIWGPジュニアタッグ王者組である鈴木軍のラフファイトが試合を支配し、最後はデスペラードがセイビンにピンチェ・ロコで勝利を収めている。 そして今リーグ戦の注目は、10.8両国国技館大会で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに電撃加入した元ドラゴンゲート(ドラゲー)の“THE DRAGON”鷹木信悟である。公称96キロの鷹木のパワーは、現在の新日本ジュニアでは重量級。近年は軽量化(というより無差別級化)が進んでいるヘビー級でも十分に通用するのは、他団体でも証明済みだ。しかし、あえてジュニアで新日本での活動を始めたのには何らかの理由があるのだろう。 “飛べる”BUSHIとのタッグはお互いがないものを補えるだけに、タッグチームとしては理想的。またドラゲーでは常にジュニアクラスの選手と闘っていたので、新日本ジュニアの世界に入っても試合をスイングできるのも鷹木の強み。この日も圧倒的なパワーを見せ付けながら、SHOやYOHの技もしっかり受け切っていた。 両国で対戦し8人タッグながらも敗れているロッポンギ3Kの2人は、試合の主導権を渡さないようコンビネーションを駆使。ロスインゴの2人に対抗していったが、随所で鷹木のケタ外れなパワーを見せつけられた。最後もYOHが鷹木のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを食らってしまい万事休す。試合後には内藤らロスインゴのメンバーがリング上をジャックし、改めて鷹木の加入を歓迎した。 鷹木はマイクを握ると「スーパージュニアタッグリーグ開幕戦、なんとか昨年の覇者3Kに勝つことができたぞ!俺は、内藤をはじめ、ロスインゴのメンバーのおかげで俺自身が一歩踏み出す勇気をもらえた。俺がやるべきことは、このリングで結果を残すことだ。俺は決して高橋ヒロムの代わりではない。高橋ヒロムの代わりなんて俺なんかにできねぇよ。だけどよ、彼が嫉妬してジェラシー抱いて早くリングに帰ってくる状況を作るのが俺たちの使命だと思ってる。なあBUSHI!最後まで、とことん突き進むぞ!」と長期欠場中の高橋ヒロムに鷹木流のエールを送りつつ、このまま結果を出し続けていくと宣言した。 10月7日までドラゴンゲートに所属していた鷹木信悟を誰が止めるのかが重大なテーマになってしまったのだから、これはこれですごいこと。今後対戦する主力選手が鷹木に対してどのような反応を見せるのか注目だが、またもや敗れてしまったロッポンギ3Kの2人にとって鷹木は超えなければならない存在。彼らの意地にも期待したい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年10月17日 17時45分
楽天 平石洋介新監督、同じ“松坂世代”の小谷野栄一氏、後藤武敏氏をコーチで入閣!
東北楽天ゴールデンイーグルスは、石井一久氏を取締役のGMとして招聘し、今シーズン途中から監督代行としてチームの指揮を執ってきた平石洋介氏を監督に昇格させたが、その他のコーチ陣は大幅に入れ替えるなど、最下位に終わった今シーズンからの巻き返しを図るため、人事の刷新を行っている。 16日に球団から発表されたのは、小谷野栄一一軍打撃コーチ、苫篠誠治一軍外野守備走塁コーチ、後藤武敏二軍打撃コーチの就任だ。小谷野コーチは今シーズンまでオリックスで、後藤コーチも今シーズンまでDeNAでそれぞれ現役生活を終えて、引退セレモニーを行っているが、小谷野コーチは日本ハム出身、後藤コーチは西武出身であり、引退の翌年にこれまで縁がなかった楽天のコーチに就任するのは異例中の異例。表面上、わかりやすい“繋がり”があるとするなら、平石新監督と同級生の“松坂世代”ということだ。 実際、小谷野コーチ、後藤コーチの引退試合の日には、それぞれ平石新監督から花が贈られてきており、“松坂世代”の絆の深さを感じた。石井GMも含めて、若い首脳陣によって来シーズンの楽天は新たなスタートを切ることになる。 「野球に関わる仕事がしたい。最終的には指導者になりたい」 と引退会見などで話していた小谷野コーチは、ユニフォームをオリックスから楽天に変えて、日本ハム時代からの師匠である福良淳一オリックス前監督と同じ指導者の道を進むことになった。 「教えるんじゃなくて、見せていく。教えるだと押しつけるになるから」 これは小谷野コーチが現役時代、自主トレやファームなどで若手選手とともにしたときに、心がけていたことだという。そんな小谷野コーチが今年自主トレに自ら声をかけてともに行った、東北出身の“未完の大砲”が戦力外通告を受けているが、再び2人が交わる日は来ないだろうか?小谷野コーチは、引退セレモニーで花束を渡した福良前監督の涙が止まらないぐらい努力して、病気を含めていろいろなことを克服してきた“苦労人”なだけに、選手の再生能力にも期待したい。 逆にオリックスや、日本ハムにとっては厄介なコーチが対峙することになるが、それもプロ野球の面白いところ。楽天のユニフォームを着た小谷野コーチが、京セラドームにどんな楽天打線を率いて凱旋するのか、今からとても楽しみである。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年10月17日 17時30分
石原軍団の俳優2人が全日本プロレスでプロレスデビュー!11.3後楽園ホールに参戦
全日本プロレスは16日、『Lucha Fiesta Tour 2018 supported by AJP』11月3日東京・後楽園ホール大会に石原プロモーション所属の俳優、金児憲史と神田穣が参戦し、エキシビジョンマッチを行うと発表した。 この試合は2人がCM出演しているカーベルpresents 石原軍団襲来スペシャルエキシビジョンマッチというタイトルが付けられ、カーベルの社長で覆面レスラーのカーベル伊藤とトリオを結成し、佐野直&原学&大久保一樹を相手に、故ジャイアント馬場さんが設立した王道マットに足を踏み入れる。 金児憲史は1978年生まれの40歳。広島県出身。2000年に石原プロが主催した『オロナミンC 1億人の心をつかむ男 新人発掘オーディション〜21世紀の石原裕次郎を探せ!〜』に出場し、52005人の応募者の中から選ばれ石原プロ入り。『西部警察 SPECIAL』や『弟』(いずれもテレビ朝日系)など石原プロ制作のドラマをはじめ、俳優として活躍しているが、今年7月に裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」をカバーし歌手デビュー。裕次郎と同じテイチクからデビューしたことが話題になった。 神田正輝に続く神田姓ということで、石原軍団では“ジュニア”の愛称で親しまれている神田穣は、1995年生まれの23歳。アメリカの大学に在学中に『石原プロ次世代スター発掘オーディション』でグランプリを受賞。大学を中退し石原プロ入り。2016年に裕次郎の命日に一般披露されるなど、176センチの身長と、端正なルックスから事務所の期待も大きい。同年にはTBS系列の『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』に出演。途中からファッション系の学校に転学しているが、もともとアメリカの大学には野球留学で行っていたので、身体能力は高く、普段から筋トレを趣味にしているという。 関係者の話によると、「石原プロのタレントがエキシビジョンでもプロレスの試合をするのは初めて」とのこと。現在、試合に向けて受け身などをトレーニング中とのことだが、女子プロレスも含めて俳優のままエキシビジョンでプロレスデビューをして、ワンマッチのつもりがデビュー戦が高評価されると、もちろん本腰を入れなければ出来ないことだが、プロレスとの二刀流を目指すことも今の時代珍しくないのだ。 特に神田穣は年齢も若くスター性も備わっているだけに、アクションが多い石原軍団での経験は、プロレスでも役に立つはずで、デビュー戦は十分に期待したいと思う。マニアが集う後楽園のファンに「ワンマッチでは勿体ない」と思わせたらネクストがあるかもしれない。取材・文 / どら増田写真提供 / ©︎オールジャパン・プロレスリング・石原プロモーション
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スポーツ 2018年10月17日 17時30分
“野に放たれた虎”貴乃花が血祭りに上げる相撲協会幹部の実名②
八角理事長より怯える白鵬 さらなる動きもある。 元貴乃花親方は引退から3日後の10月4日、東京・永田町の議員会館に現れ、元文科大臣の馳浩・衆院議員とおよそ1時間も懇談。その会合の後、報道陣に囲まれた元貴乃花親方は別人のような笑顔だった。「今日は、本当に(馳)先生に引退の報告で来させていただいたので、次に何の仕事をするか、まだ余裕がなくて」 元貴乃花親方はこう話すにとどめ、出馬の可能性を否定した。 しかし、参院選を来年7月に控え、この時期に永田町に現れるのは、「出馬に色気あり」と見る政界関係者も多い。また、立候補に踏み切れば100万票の得票は堅い、と分析する政治評論家もいる。 この元貴乃花親方の不穏な動きを、表面上は無関心を装いながらも、ただならぬ関心を寄せているのが相撲協会だ。もし元貴乃花親方が出馬・当選して、監督官庁の文科省に関連するポストを得れば、相撲協会も当然、大きな影響を受けるからだ。「立場が完全に逆転するワケですから、八角理事長も笑ってはいられない。もしかすると理事長の座を追われ、大相撲改革が一気に進む可能性がある。まさに戦々恐々、大騒ぎになりますよ」 元貴乃花部屋の後援者はこう話しているが、「八角理事長以上におびえているのが白鵬だ」と深読みする角界通もいる。「白鵬は引退後、一代年寄になり、いずれ理事長に、と目論んでいる。この白鵬の天敵が貴乃花。『白鵬の相撲は神事に反する』と痛烈に批判し、それが一連の騒動の伏線にもなったほど。『白鵬理事長なんか、とんでもない』と世間に訴え、猛反対するだろう。5年後、あるいは10年後、両者が再びバトルを繰り広げるのが目に見える」 いずれにしても、元貴乃花親方が動くところ、騒動のネタは尽きない。
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スポーツ 2018年10月17日 17時15分
サッカー日本代表・大迫勇也がウルグアイ戦で“半端ない”ゴール 一方でトレンドは…
16日に行われた「キリンチャレンジカップ2018」。日本代表(FIFAランキング54位)は、ウルグアイ代表(同5位)を「4‐3」で撃破。前回勝利を挙げた1996年以来、実に22年ぶりとなる白星を掴み取った。この日記録した4点の内、ロシアW杯ではメンバー外だったMF南野拓実(2点)、MF堂安律が3点を挙げた日本。その一方で残る1点を決めたのが、先の大会での活躍も記録に新しいFW大迫勇也だった。 大迫が得点をマークしたのは、スコア「1‐1」で迎えた前半36分。日本はサイドチェンジからMF堂安律が中央に切り込むと、相手守備陣との競り合いからMF中島翔哉にパス。これを受けた中島のシュートは相手GKフェルナンド・ムスレラに阻まれるも、こぼれ球に反応した大迫がこれを落ち着いて決め、日本に勝ち越しとなる2点目をもたらした。 ロシアW杯では、グループステージ第1戦コロンビア戦で決勝点を挙げ、数多くのファンから「大迫半端ないって!」と称賛を受けた大迫。こうした背景もあってか、この日もネット上には同様のコメントが数多く挙がった。 また、こうした声の大きさからか、ツイッターのトレンドにも「大迫半端ないって」というワードがランクイン…かと思いきや、ランキングに表示されていたのは「大迫半端」、「大迫ハンパ」といったどうにも言葉足らずなワード。コロンビア戦の得点時には確かに「ないって」まで含まれていたのだが、なぜか今回はその部分が省略されて表示されていた。ちなみに、ファンの中にはこの状況に気付いた人も多いようで、「最後だけ省かれてて草」、「『ないって』がないと活躍してないみたいになるな」、「半端でもハンパでもないって!」といった声が寄せられている。 この状況が表示上の理由によるものなのか、それとも別の理由があるのかは不明。ただ、ツイッター上では“半端”でも、グラウンド上の大迫が“半端ない”活躍を見せてくれたことに変わりはないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年10月17日 17時15分
阪神ドラフト1位指名なら大阪桐蔭・根尾「医学部進学」へ
ホントは「12球団OK」ではなかった。今秋ドラフト会議の1位指名候補、大阪桐蔭の根尾昂選手が10月4日、プロ志望届を提出した。投手と内野手の二刀流、学業も優秀という逸材である。夏の甲子園での優勝はもちろんだが、その後のU―18大会では「身体能力の高さが違う。やっぱり、根尾!」と、さらに評価を高めた。阪神もホレ直したクチだが、現実はそう巧くはいかないようだ。 「阪神に指名されたら、入団拒否するかもしれません。元々、プロ志望の強い選手なので12球団OKと言っていますが、家族や周囲はそうは思っていません」(アマチュア球界要人) 今さらだが、根尾の両親はともに開業医だ。岐阜県生まれの彼が大阪桐蔭に野球留学を決めた際、こんな逸話が語られていた。 「全国の強豪校が根尾君を勧誘しました。両親が高校側に相談したのは大学進学のことです。大学進学を希望する野球留学生も増えていますが、根尾君の両親は『医学部に進学できる高校を』と言ってきたのです。学業の成績も抜群なので無理はありませんが」(同) 大阪桐蔭は特進クラスへの編入も約束したという。 根尾の1位指名が予想される球団は、阪神、日本ハム、ソフトバンク、巨人、中日など。阪神は「即戦力投手か野手」でまだ揺れているが、今回はフロント主導で1位指名が決定される。 「投手のコマ不足は深刻です。でも、フロントが野手の1位指名を口にし始めたのは13年も優勝から遠ざかった反省によるもので、『鳥谷以降、生え抜きの野手が育っていない』と嘆いています。金本監督は即戦力投手を求めていますが、フロントはチームの屋台骨を背負ってくれる、将来性のある高校球児がほしいようです」(関係者) だが、根尾の家族や周囲の関係者の眼に、今の阪神はどう映っているのか…。医学部進学を希望した家族が、お家騒動の絶えないトラをどう思うかは明確だ。もっと言えば、大阪桐蔭の先輩・藤浪晋太郎は金本政権になった途端、不振に陥った。頭角を現した藤浪が2年続けて活躍できない野球環境は、決して魅力的には映らないだろう。 「根尾君も今は指名前なので『二刀流も』と言っていますが、プロで投手は厳しいと思う。低めでは、2球続けてストライクが取れないからだ。遊撃手で大きく育てるべきです」(在京職員) 阪神は若手内野手の頭数だけは多い。強肩俊足の逸材を三塁か一塁で守らせるなんて、「もったいない」のひと言に尽きる。「もし阪神が指名したら、根尾家、大阪桐蔭側は交渉のテーブルには付くものの、決裂となるかも。進学して6年後という選択では、“金の卵”を潰しかねない」(ベテラン記者) 希望学部は両親の期待通り、医学部だろう。 一昨年、金本知憲監督はドラフト当日に1位・大山悠輔のもとを訪ねている。誠意は伝わったが、根尾の場合は違う。戦力としてだけでなく、「ライフプラン」までしっかりと説明しなければならない。 できなければ、その場で指名辞退となるのは必至だ。
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スポーツ 2018年10月17日 06時15分
事実上の一騎打ち?今年の大相撲における年間最多勝争い
去る9月場所の終了をもって、年6場所中5場所を消化した大相撲の1年。早いもので、今年も残すは11月場所のみとなった。 1年を締めくくる場所であり、今年最後の優勝力士が決まる場所でもある11月場所だが、これとは別にもう1つ決まるものがある。それが「年間最多勝」。年6場所90日間の取組の中で、最も多く幕内で白星を挙げた力士に贈られる賞だ。 昨年は横綱白鵬が「56勝9敗25休」という成績で、2年ぶり10度目の戴冠を果たした年間最多勝。今年は横綱・大関陣に休場が相次いだ1年でもあったが、9月場所終了時点での最多勝争いはどのような状況となっているのだろうか。4位から順にそれぞれ見ていきたい。 「44勝16敗15休」という成績で、4位につけているのは大関高安。1月場所、3月場所共に「12勝3敗」の好成績を収める上々の滑り出しを見せるも、5月場所の全休が響きその後思うように星は伸びていない。休場がなければ後述するトップの力士を上回る可能性も十分だっただけに、非常にもったいない休場であったといえるだろう。 その高安を星の差2つで上回る「46勝29敗」の成績で、3位に位置するのが関脇御嶽海。「13勝2敗」で7月場所を制したことは記憶に新しいが、意外にも今年2ケタ以上の白星を挙げたのはこの場所のみ。9月場所で逃した大関の座に再チャレンジするためには、より一層のレベルアップが求められている。 9月終了時点でトップに立つ力士は2人。1人は「51勝15敗9休」の横綱鶴竜、そしてもう1人は「51勝16敗8休」の大関栃ノ心だ。両者共に3位を星の差5つで引き離していることもあり、休場等がなければ両名のどちらかが年間最多勝争いを制することはほぼ確実。事実上の一騎打ちといってもいいかもしれない。 進退問題を乗り越えた鶴竜が綱の威厳を示すのか、それとも飛躍の1年を過ごした栃ノ心が有終の美を飾るのか。来月11日に初日を迎える11月場所では、賜杯と共に年間最多勝の行方にも注目してみてはどうだろうか。文 / 柴田雅人
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戦極 石井が「戦極〜第六陣〜」に“参戦”か
2008年11月01日 15時00分
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戦極 泉と講道館杯後に交渉か
2008年11月01日 15時00分
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戦極 五味が石井、泉にアドバイス
2008年11月01日 15時00分
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ZST 克彦が所戦を熱望
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野球 日本一へ巨人に東京ドーム“改造”計画
2008年10月30日 15時00分
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戦極 ノゲイラ弟がライトヘビー級王座獲りへ
2008年10月30日 15時00分
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スポーツ
リアルジャパン 初代VS2代目の虎対決
2008年10月30日 15時00分
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スポーツ
WBC 原監督うれしい悲鳴 投手選考豊富すぎて難航
2008年10月29日 15時00分
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スポーツ
WBC 原ジャパン誕生余波 Gナイン不協和音!?
2008年10月29日 15時00分
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スポーツ
マラソン 引退高橋尚子 困惑の珍問答
2008年10月29日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 曙が浜に“恐怖のけいこ”を宣告
2008年10月29日 15時00分
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スポーツ
戦極 北岡が主役奪取宣言
2008年10月29日 15時00分
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スポーツ
WBC 原ジャパン 鹿取義隆氏と鈴木康友氏入閣浮上
2008年10月28日 15時00分
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スポーツ
WBC 原ジャパン誕生の裏で鉄のカーテン
2008年10月28日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 丸藤 最多防衛宣言
2008年10月28日 15時00分