全日本プロレス 丸藤 最多防衛宣言

　全日本プロレス11・3両国大会で世界ジュニアV2戦に臨む王者のノア丸藤正道が27日、都内で会見した。至宝奪還を目指すチャレンジャー近藤修司の挑発を一蹴。大胆不敵な最多防衛宣言まで飛び出した。

　25日のノア日本武道館大会でKENTA相手に60分闘い抜き、ドローで初防衛。この日は早くも11・3全日プロ両国大会で近藤との2度目の防衛戦を行うことが決まり「体調はすこぶるいい。その日一番の試合をします」と敵陣での防衛に自信を見せた。
　すでに絶対王者の風格。近藤から「本当はもう一本のベルト(GHCジュニア)があると思ってたから残念」と、GHCジュニア王者KENTAとのダブルタイトル戦でドロー防衛だったことを皮肉られようとも微動だにしない。「近藤選手に恨みとかないので、お互いのプロレスをぶつけて最終的に勝つ」と必勝を宣言した。
　ついには会見に同席した全日本プロレス渕正信の持つ世界ジュニア最多防衛記録V14について「ベルトを持ってるからには超えたいし、14回いったら渕さんに対戦を迫ろうかな」とうそぶいた。