スポーツ
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スポーツ 2020年07月25日 11時30分
日本ハム投手がシーズン絶望の大怪我! 本人は「見えませんでした笑」と前向き? ソフトB投手陣より壮絶だったピッチャー返し
17日から19日にかけて行われたソフトバンク対オリックスの6連戦後半戦。ソフトバンクが3連勝を飾ったこの3連戦中には投手への打球直撃、いわゆるピッチャー返しが2度あり注目を集めた。 1度目は17日の試合の2回裏に起こった。この回先頭のオリックス・T-岡田が放った打球がワンバウンドして、ソフトバンク先発・東浜巨の右足甲に直撃。東浜は一旦ベンチで治療を受けた後に続投したが、3回まで投げた後に降板。試合後に病院で検査を受けた結果打撲と診断された。 当たりどころが悪ければ骨折の危険もあった東浜への打球直撃だったが、翌18日の試合でも同様の事態が起こってしまう。同戦の7回裏、ソフトバンクはこの回から2番手の高橋礼がマウンドに上がったが、オリックス先頭のT-岡田の打球がノーバウンドで右太ももに直撃。治療後に続投してこの回を投げ切った高橋は、東浜と同じく試合後に病院で打撲と診断されている。 >>元ソフトB・川崎氏も「外野を見とかないと」 西武・源田の“深追い守備”に心配の声、過去には複数箇所を骨折した選手も<< 2試合連続で起こったピッチャー返しを受け、ネット上にも「2日連続で打球直撃は不運でしかない」、「連続で当てちゃったT-岡田も複雑だろうな」といった反応が多数寄せられた。一部では、「上沢のような大怪我に繋がらなくて良かった」、「去年の上沢みたいな悲劇が起こらなくて本当に安心した」といったコメントも挙がった。 名前が挙げられている「上沢」は、日本ハムに所属する上沢直之。今シーズンは2試合に登板し「0勝1敗・防御率3.60」といった数字を残しているが、昨シーズンにピッチャー返しが体を直撃しシーズンを棒に振る大怪我を負っている。 2019年6月18日、横浜スタジアムで行われた日本ハム対DeNAの一戦。同年に自身初の開幕投手を務めた上沢は、試合前時点で「5勝2敗」と好調。同戦でも5回まで投げて1失点と好投を見せていた。 しかし、6回裏2死の場面で予期せぬアクシデントが上沢を襲う。この場面で打席に入っていたDeNA・ソトの打球が、目にも止まらぬ速さで上沢の左膝にノーバウンドで直撃。跳ね返った打球を捕手がつかみ、一塁に送球したためソトはアウトとなったが、上沢は左膝を曲げたまま仰向けに倒れ込んでしまった。 すぐさま木田優夫一軍投手チーフコーチやトレーナーが駆け付けるも、上沢は激痛で顔をゆがませ立ち上がることができず。チームを率いる栗山英樹監督も心配そうに見つめる中、上沢は担架でグラウンド外へ運ばれ、そのまま病院へ救急搬送された。 病院での検査の結果左膝蓋骨骨折と診断された上沢は、同年6月19日に手術を受けるも全治5カ月の重傷でそのままシーズンを終えることに。ただ、翌20日には自身の公式ツイッターに「ソト選手の打球は速すぎて見えませんでした笑」、「これからリハビリ頑張ってまた1軍の舞台で投げれるように頑張ります!」と前向きな言葉を投稿した。 その後懸命なリハビリを続けた上沢は、2020年6月2日の練習試合・対ロッテ戦で実戦復帰を果たすと、開幕後の同月30日には378日ぶりに一軍マウンドに復帰。一軍復帰戦は「5回1失点」と勝ち星こそつかなかったが、ネット上には「長いリハビリを乗り越えてよく戻ってきてくれた」、「怪我直後はもう戻ってこないことも覚悟してたから泣けてくる」といった歓喜の声が多数寄せられた。 冒頭で取り上げた東浜、高橋の両名は幸いにも登録抹消や長期離脱には至らず一軍に帯同しており、高橋は直撃翌日の19日の試合にも登板しているが、当たりどころ次第では上沢のような大怪我のリスクもあるピッチャー返しの直撃。投げた投手はもちろん、打った打者にも全く予想ができない打球だが、今後の試合でもなるべく起こらないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月24日 22時30分
新日本が名古屋でビッグマッチ開催!メインはEVIL対ヒロムの二冠戦ほか三大シングルマッチ実現
新日本プロレスは25日に、ビッグマッチ『SENGOKU LORD in NAGOYA』を愛知・愛知県体育館で開催する。 メインイベントでは、IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合として、チャンピオンのEVILに、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンの高橋ヒロムが初挑戦。EVILは「何が何でも勝つというのは、手段は選ばねぇって意味だ」という言葉通り、先の『ニュージャパンカップ2020』(NJC)で、3日に行われた準決勝ではSANADAを、11日に大阪・大阪城ホール大会で開催された決勝戦ではオカダ・カズチカを相手にパイプ椅子攻撃、急所攻撃などラフ殺法全開で、初優勝。さらに、リング上に呼び出した“二冠王”内藤哲也のグータッチ要求に、ウルフパックポーズで応え、内藤らロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを裏切り、「全ては俺が仕組んだこと」とまさかのバレットクラブ入り。 翌12日の大阪城大会で挑戦した二冠戦では、入場曲、コスチューム、ビジュアルを一新。前日同様の暴走ファイトで大暴れ。試合終盤、BUSHIマスクを被った謎の男が内藤の首をワイヤーで締め上げ、悪のサポート。EVILは急所攻撃から、必殺のEVILで内藤から暴走勝利を挙げ、なんと二冠王座まで強奪してしまった。試合後、EVILは謎の男を「新たなパレハ」とマイクで紹介すると、姿を現したのはディック東郷! 内藤へストンピング連打を浴びせている中、猛ダッシュで救出に入ったヒロムは、EVILに「人を裏切って、今どんな気持ちだ?」と問うとともに、「お前が獲ったベルト、俺に挑戦させろ!」と挑戦表明。EVILはリング上での返答を避けたものの、バックステージで「ヒロム、この俺様のベルトに挑戦したいのか?いいぜ。いつでもやってやるよ。いつでも、お前のこと、潰してやるよ」と不敵に挑戦を受託した。 ヒロムも“裏切り者”EVILに、「俺は本気だぞ。IWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、俺がもらう」とバックステージで叫んでいた。ヒロムにとっては、内藤の敵討ちとともに、長年の夢である「IWGPジュニアを持ったまま、IWGPヘビー級王座戴冠」という大チャンスが到来しただけに、気合は十分。だが、完全に振り切った“悪の二冠王者”として突き進むEVILはまさに制御不能。同期のヒロム相手にも、ラフファイト全開で奈落の底に突き落とすのか?セコンド介入も必至なだけに、ロスインゴ勢も対応していく必要があるだろう。 セミファイナルでは、NEVER無差別級選手権試合、チャンピオン鷹木信悟に、エル・デスペラードが挑戦。12日の大阪城大会でSHOの挑戦を退けた鷹木だったが、退場時に入場ゲートから突然登場したデスペラードが王者を襲撃!ベルトを奪って殴打すると「チャンピオン、その程度か?寝てるんだったらチャンピオンじゃねーな」と罵倒し、ベルトを持ったまま入場ゲートの奥に姿を消した。さらに、バックステージでは、「次の挑戦者って言っちゃっていいのかな? 挑戦者は私です。ちゃんとこういう風にな、筋通したんだ。色よいお返事を待ってます……」と挑戦表明。この愚行に怒り心頭の鷹木は、「ふざけんなよ!デスペ、お前も完全に叩き潰してやる!」とこれを受諾した。ジュニアの選手相手に連続防衛なるか? また、スペシャルシングルマッチとしてオカダ・カズチカと高橋裕二郎が5年ぶりにシングル対決。12日の大阪城大会で行われたタッグマッチでは、裕二郎が必殺のピンプジュースをオカダにお見舞いすると、不敵な笑みを浮かべ一騎打ちを要求。バックステージでは、「なんでお前は、言い訳しないんだ?昨日のEVILとの試合の介入。そして、6年前のAJとのタイトルマッチ、その時のオレの介入。お前はよ、どっちも俺の介入に対して言い訳しなかったよな?」とオカダとの過去の因縁に言及。さらに、「俺はよ、お前のことが大っ嫌いなんだよ」「俺の位置までよ、引きずり落としてやるよ。これ、マジ!」と不気味な予告。裕二郎にとっては久々のチャンス到来。オカダにとっては“やらなくてもいい”試合なだけに、あっさり片付けたいところだが…。 名古屋では久々のビッグマッチ開催なだけに、期待感は大きい。好勝負の連発に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月24日 17時30分
“陰に日向に”クールな仕事人 DeNA・石田が「勝利のために」背負うモノ
「ベイスターズに石田健大がいなかったら」。考えただけでもゾッとする。 昨年は中継ぎ~先発~中継ぎと、難しい起用法を任された上で結果を残し、今シーズンは「先発で1年間投げ切るのが理想」とし、順調にコンディションを整えていた。しかし、中継ぎ左腕が手薄な状況から、フタを開ければ中継ぎに。それでも、「どこでも投げられる準備をすることは、ピッチャーとして必要なこと」と切り替え、任務を全うするために全力を尽くす。実際に僅差の終盤の場面、1点もやれない厳しい状況で、前のピッチャーの残したランナーが塁上を埋めている中、クールにマウンドに上がり、ピンチを切り抜ける。颯爽とベンチに帰る“仕事人”の姿は、頼もしいの一語に尽きる。 頼もしいのはマウンドだけではない。選手会長の座も務める石田は昨年、「選手一人ひとりと話す機会が出来て、いい時間が取れた。視野も拡がった」と思わぬ効果も口にした。また、昨年終盤の優勝争いの際、キャプテンだった筒香嘉智と共にチームをまとめ、「一生残る、一瞬のために」とのスローガンも決めた。メジャーへ旅立った筒香のキャプテンシーを受け継ぎ、若き新キャプテン・佐野恵太のバックアップも惜しまず、開幕前のチーム団結のスローガン「心をひとつに」の決定にも一役買った。やっと開幕した6月19日にはチームを代表して、「最前線でサポートして頂いている医療従事者をはじめ、多くの皆様のおかげで開幕することができます。選手一同今日に向けて準備してまいりました。多くのファンに元気や勇気を与えられるように頑張ります」とチームの顔として堂々のスピーチを披露した。 かつては“左腕カルテットの長男”と言われていた男は、今やチームの長男と言っても過言ではない。マウンドでもブルペンでもベンチ裏でも、更には首脳陣及び選手間でも絶対的な信頼感を得ているだけに、圧し掛かるモノも大きいはずだが、淡々とマルチタスクをこなし続ける石田健大。唯一無二の左腕は、今日も当たり前のようにチームをヘルプする。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月24日 17時00分
15年ぶりの珍事! 楽天対オリックス戦で起こった濃霧コールド 前回は西武・松坂も驚きの展開に?
21日に楽天生命パークで行われた楽天対オリックスの一戦。試合は「10-3」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが「濃霧コールド」だった。 試合開始時点の天気はくもり。同戦の楽天生命パークでは4回ごろから白い霧がかかり始め、回が進むにつれて徐々に濃霧に。8回表、オリックスが10点目を奪いなおも無死満塁のチャンスという場面で、審判団は視界不良でプレーの続行が難しいと判断し試合を中断した。その後、両軍選手はベンチに引き上げ霧が晴れるのを待ったが回復せず。結局、中断から約25分後の午後9時過ぎに審判が濃霧コールドを宣告し試合は打ち切りとなった。 >>楽天・松井、先発転向は判断ミス? 不安が続く前守護神、「言い訳はできない」次戦で屈辱を晴らせるか<< イレギュラーな形での結末となった同戦だが、ネット上には「打球や投球が見えなくて大怪我する可能性を考えたら当然」、「点数も大差がついてたし、打ち切ったのはいい判断だったと思う」と理解を示す声が多数寄せられた。一部では「霧で打ち切りっていうのは2005年の日シリを思い出すな」、「濃霧コールドはロッテ阪神の日シリ以来か?」といったコメントも挙がっている。 レギュラーシーズンのみを対象とすると、2000年5月9日に鳥取・米子市民球場で行われたオリックス対近鉄戦以来20年ぶりとなった濃霧コールド。ただ、ポストシーズンも含めると、2005年日本シリーズ第1戦・ロッテ対阪神戦が直近の事例となる。 2005年10月22日に、千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリンスタジアム)で行われた第1戦。くもりの天気で始まった試合は5回表終了時点まで「1-1」と拮抗していたが、5回裏にロッテが3点を挙げ勝ち越すと6回裏にも1点を追加。「5-1」とロッテ3点リードで終盤の7回に入った。 ところが、7回表に入った直後から球場上空に白い霧が垂れ込み始め、7回裏には球場全体が霧に覆われてしまう。ロッテはこの回里崎智也の3ラン、ベニーの2ランで5点を奪ったが、どちらの本塁打もテレビ中継の画面では軌道が確認できないほどの濃霧だった。 霧による視界不良を受けた審判団はベニーの本塁打直後に協議を行った後、「この状況で打球が見づらいので少し中断いたします」と場内にアナウンスし試合を中断。だが、30分ほど待っても霧は全く晴れなかったため、審判は午後9時ごろに濃霧コールドを宣告し試合は「10-1」でロッテが勝利。濃霧コールドで試合が打ち切られるのは日本シリーズ史上初の出来事だった。 思わぬ形で先勝したロッテだが、当時のバレンタイン監督は試合後のヒーローインタビューで「最後の9回まで試合ができなかったのは残念」とコメント。また、テレビ中継でゲスト解説と務めていた西武・松坂大輔は「この先も何かが起こるんじゃないか」と、同シリーズは第2戦以降も波乱の展開が起こるのではないかと予想していた。 なお、その後のシリーズはロッテが「10-0」、「10-1」、「3-2」と阪神を圧倒し、4勝0敗のストレート勝ちで日本一に。また、阪神がチーム得点(4点)、安打(22本)、本塁打(0本)など複数のシリーズ史上最低記録を樹立してしまうなど、松坂の予想通りに波乱づくしのシリーズとなった。 その日本シリーズ以来のハプニングが、6連戦の初戦で起こった楽天対オリックスの対戦カード。6連戦は26日まで予定されているが、今後の試合で“何か”が起こることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月24日 11時30分
田中マー君が証明した「捕手は日本がイチバン!」
マー君こと、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が“怪我”に関する会見を開いたのは、7月14日(現地時間)だった。実戦形式の打撃練習に登板し、対戦した味方野手の打球が右の側頭部付近に直撃(同4日)。「その後、症状は出ていない」とのことだが、大事を取って、いったん開幕ローテーションは外れることになった(同時点)。この田中の出遅れが、日米の捕手事情の違いを考えさせる契機ともなりそうだ。 「ヤンキースの正捕手はゲーリー・サンチェスですが、昨季はメジャー全捕手の中でワーストタイとなる15失策を記録しています。でも、34本塁打を放っています」(米国人ライター)“日本式の配球”で一目を置かれている控え捕手もいる。カイル・ヒガシオカだ。日系4世で一昨年は何度か田中と組み、意気投合した。昨季はエース格のドミンゴ・ヘルマンと4試合、ジェイムズ・パクストンとも3試合だがバッテリーを組み、ともに防御率1点台のゲームを築き上げている。「田中効果」であり、ヒガシオカも「田中と他投手の好む配球を比べるのがとても面白い」と話していた。 日米間の捕手が占める試合の重要性、配球の違いだ。 その詳細は“企業秘密”だから、地元ニューヨークのメディアにも語られていない。日米間の捕手の違いとは…。 これは、ダルビッシュ有がメジャーデビューした頃、ア・リーグ中部地区の駐日スカウトが教えてくれた話によれば、「米国では、日本のように捕手がチームの勝敗を握るような位置づけはしていない」そうだ。配球面についても、こんな話もしてくれた。 「米国の捕手は味方投手の持ち球を全て投げさせようとする。それに対し、日本の捕手は試合前にやることが多すぎます。スコアラーがまとめた対戦チームの報告書を頭に入れ、そこから攻略法を話し合い、先発投手の状態を確かめ、試合終盤に出てくるリリーバーとも打ち合わせをしておかなければなりません。自分のウォーミングアップもあるし…」 田中は野村克也氏のもとでプロ野球人生をスタートさせた。故・野村氏がこうした「日本の捕手スタイル」を確立させたことは説明するまでもないだろう。 見方を変えれば、アマチュア時代から細部に渡った配球論を経験していない外国人捕手は「日本球界では不向き」ということになる。しかし、去る7月1日、中日は育成選手だったアリエル・マルティネスを「捕手」で支配下登録した。過去、何人かの外国人捕手がNPBでもマスクをかぶっているが、長続きはしていない。筆者もこのマルティネスをファーム戦で観たことがあるが、守備位置は一塁か、指名打者だった。とは言え、与田剛監督はマルティネスの強肩を買って、一軍でも捕手として試合で使っている。 関係者の一人が、中日が正捕手不在で泣いた2017年シーズンを指して、こう言う。「正捕手不在となり、森繁和監督(当時)が『外国人の捕手を探そうか?』と言い出したんです。日本流の配球を教えるのは難しいと反対意見も多かったんですが…」 バリバリのメジャーリーガーではなく、当時20歳そこそこのマルティネスを選択したところに、「日本で育てる」の意図もあったのだろう。 前出の米国人ライターによれば、日本流の配球を嫌うメジャー投手も少なくないそうだ。城島健司(現・ソフトバンクフタッフ)がメジャーリーグで苦しんだ理由もこの辺にありそうだが、WBCなど国際大会で、海外メディアが必ず口にするセリフがある。「日本の捕手は投手だけではなく、試合そのものをプロデュースしている」――。 今季、ヤンキースとの契約が満了となる田中は大型更新を勝ち取るため、是が非でも好成績を収めたいところ。日米の配球の違いを楽しんでいるヒガシオカがそれをサポートしてくれるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月23日 22時30分
ノア7.24金剛興行は後楽園で開催!メインは拳王対覇王の同門対決
プロレスリング・ノアは24日、反体制ユニット金剛の興行『DIAMOND 2』を東京・後楽園ホールで開催する。 全対戦カードは次の通りだ。拳王 対 覇王マサ北宮 対 稲葉大樹征矢学 対 谷口周平稲村愛輝 対 望月成晃仁王 対 獅龍 金剛は覇王&仁王に始まり、元W-1征矢学の獲得にも成功。今年5月30日にはフルメンバーでDDTに乗り込み、6月6日には雑誌やSNS上で論戦を繰り広げていた拳王と、DDTとともにノアの社長に就任した高木三四郎が6人タッグマッチながら対戦。ピリピリとしたムードを崩さない拳王と、DDTの世界観に引き入れようとする三四郎は全く噛み合わず、お互いに終戦宣言をしたが、インパクトは残したと言える。 後楽園に進出した今回の大会では、かなり早い段階から覇王が拳王戦をアピールしていた。メインイベントはこの2人が対戦する。また覇王のパートナーである仁王も「やりたいやつがいる」と獅龍を指名。この試合はオープニングマッチで実現。このところジュニアタッグ戦線で好勝負を連発している覇王&仁王が鍵となる大会になるかもしれない。 またマサ北宮は、清宮海斗との超新星タッグが始動した元W-1の稲葉大樹と、征矢学は因縁が勃発していた谷口周平と、金剛期待の稲村愛輝はドラゴンゲートの望月成晃と対戦。全5試合がシングルマッチだ。激戦が続くことを期待したい。後楽園がユニットカラーの赤に染まることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月23日 17時30分
阪神・福留が「あっ、打てるかも」と直感! 復活のV2ランは初めてでは無かった? 日本を救った“伝説の一打”
16日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「6-4」で阪神が勝利したこの試合でヒーローとなったのが、試合前まで「.120・0本・0打点」と不振にあえいでいた阪神の43歳・福留孝介だった。 同戦はスタメンではなくベンチスタートだった福留は、「1-3」と阪神2点ビハインドの6回裏2死一、二塁の場面で代打起用されると、2点タイムリーツーベースを放ち試合を振り出しに。その後「4-4」で迎えた8回裏1死一塁の場面では、バックスクリーンに決勝2ランホームランをたたき込んだ。 >>エモやん「福留は怒ってるんじゃ」 阪神・大山の“謎盗塁”に苦言、岡田元監督も「絶対にやってはいけない」と一喝しファン共感<< 代打での登場から「2打数2安打・1本塁打・4打点」と大活躍を見せた福留に、ネット上には「福留がいなかったら確実に負けてた、救世主になってくれてありがとう」、「43歳でバックスクリーンにあんなホームラン打てるのは凄すぎる」といった称賛の声が多数寄せられた。一部では、「代打から決勝2ランって流れはWBCを思い出すな」、「あの時のWBCと同じように生き返ったな」といったコメントも挙がっている。 福留は中日時代の2006年、MLB・カブス時代の09年にそれぞれWBCに出場した経験を持っている選手。06年WBCでは今回の試合と同じように、代打出場からチームを勝利に導く劇的な一打を放った試合がある。 06年3月18日、アメリカ・ペトコパークで行われたWBC準決勝・日本対韓国戦。王貞治監督率いる侍ジャパンの一員として大会に参加していた福留だが、試合前時点で「.105・1本・2打点」と絶不調。同戦ではスタメンから外れベンチスタートとなったが、「0-0」で迎えた7回表1死二塁のチャンスで王監督は福留を代打に起用した。 初球、2球目を見逃し、カウント「1-1」となった後の3球目。同戦で実況を務めていたTBS・松下賢次アナウンサーが「生き返れ福留!」と叫んだ瞬間、福留は相手投手が投じた直球をフルスイング。打球はライトスタンドへ一直線で飛び込む、値千金の先制2ランホームランとなった。 福留の一発で勢いに乗った日本はこの回に5得点、8回にも1点を追加し「6-0」で韓国を粉砕。福留は迎えた同月20日の決勝・キューバ戦でも9回に代打で2点タイムリーを放つ勝負強さを見せ、「10-6」の勝利、並びに日本の優勝に大きく貢献した。 日本を救ったこの一打について、福留は19年11月13日放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)で当時の心境を明かしている。福留によると、韓国戦の7回、先頭の松中信彦(当時ソフトバンク)がツーベースを放った瞬間に「あっ、代打俺だ」と直感したといい、同じタイミングでベンチから代打を告げられたとのこと。また、打席でも初球を見逃した瞬間に「あっ、打てるかも」と、直後の劇的弾を予感していたという。 福留はWBC以降も現在に至るまで、たびたび勝負強さを発揮しチームを救っている。19年5月5日のDeNA戦では、セ・リーグ最年長記録となる42歳0カ月でのサヨナラ2ランホームランを放ってもいる。 14年が経った今でも“伝説の一打”として、多くのファンの間で語り継がれている福留の代打決勝2ラン。16日の試合での福留の大活躍を受け、当時の記憶が蘇ったファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月23日 11時00分
ソフトB・松田「やっぱり俺はプロ野球選手だ」 観客解禁で復調気配、工藤監督も「一番乗ってほしい」と期待
その存在感の大きさを改めて思い知らされた気がした。 今シーズン初めて、プロ野球が有観客で開催された7月10日、PayPayドームは松田宣浩の一振りにより、それまでの空気が一変した。 初回から三者連続を含む4つの三振を奪うなど、絶好の立ち上がりを見せていた楽天のエース則本昂大に対し、2回裏2死後、この試合最初の打席に立った松田は、初球、149kmの外角ストレートを捕らえると、右方向へと上がった打球はそのままライトスタンドに飛び込んだ。 ダイヤモンドを回り、チームメイトの祝福を受けた後、2020年シーズン初めて見せた「熱男」ポーズは、歓声が制限されているスタンドの観客の分まで、力が込められているように見えた。 それまで打率2割を下回るなど、不調のどん底に喘いでいたものの、スタンドのプロ野球ファンの前で放ったこの日の今シーズン初本塁打に加え、翌日にも貴重な同点本塁打を打つなど、夏を迎えるとともに本来のバッティングを取り戻しつつある。 今季ホークスは柳田悠岐の復帰、バレンティンの補強など、3年連続日本一へ向けて攻撃面での強化は万全のはずだった。ただ、グラシアル、デスパイネの両外国人の来日が遅れていることもあり、打線の厚みがもう一つ足りないことに加え、投手陣の失点も目立ち3連敗を2度記録するなど、開幕から投打の歯車も噛み合わない戦いが続いていた。その中で、ムードメーカーでもある松田の存在が、例年以上にクローズアップされていた。 松田の復調がチームへも好影響をもたらしたのは明らかで、首位楽天戦は10日から3連勝で、ようやく借金返済し、続くオリックス戦でも勝利し、今季初の貯金も得た。「一番乗ってほしいのはマッチ」とは工藤公康監督のコメントだ。指揮官の願いの通り、松田の成績とチーム状態が比例して上向きとなっているのが面白い程だ。 11日の今季2号を打った試合後、「やっぱり俺はプロ野球選手だ」と観衆の前でプレーすることへの喜びを語っていたという。松田の存在、そして豪快な一振りはチームを上昇気流に乗せるとともに、プロ野球を観る者に勇気と活力を届ける。果たして、ファンと共に繰り広げる「熱男」パフォーマンスはこの夏、何度、観られるのだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年07月22日 18時40分
上原元投手が「何か残念やわ」、大久保元監督も「本当ならしっかり償って」 元楽天・阿部容疑者の逮捕にファン・OBから驚きの声
2011年から2017年にかけ、楽天でプレーした元プロ野球選手の阿部俊人容疑者。21日、その阿部容疑者が詐欺と商標法違反の疑いで広島県警に逮捕されたと複数メディアが報じた。 報道によると、阿部容疑者は妻と共謀し、昨年12月から今年1月にかけオークションサイトでゴルフクラブをブランド品と偽って販売。これを落札した広島県の男性から約7万8300円をだまし取った疑いで、21日に妻と共に逮捕されたとのこと。また、2人が「本物だと思っていた」などと容疑を否認していることも伝えられている。 2010年のドラフトで3位指名を受け楽天に入団した31歳の阿部容疑者は、翌2011年から現役を引退した2017年までに「260試合・.210・0本・13打点・58安打」といった数字をマーク。引退後は今年6月まで「楽天イーグルスアカデミー」でコーチを務めるかたわら、『サンドのぼんやり〜ぬTV』(東北放送)など宮城のローカル番組にもたびたび出演。現役時代から明るい性格のムードメーカーとして知られ、チームメイトやファンからの支持も高かった。 その阿部容疑者の逮捕を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は22日、自身の公式ツイッターに「現役の時は、稼頭央のところで一生懸命トレーニングしてたはず」、「チーム稼頭央、チーム上原で食事会もしたやんかぁ。何か残念やわ」と投稿。西武・松井稼頭央二軍監督を介して面識があったという阿部容疑者に苦言を呈している。 >>元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議<< 2012年から2015年にかけ楽天で一軍監督や打撃コーチを歴任した大久保博元氏も、22日に自身のツイッターに投稿。「4年間の楽天時代を一緒に過ごした阿部ちゃん。二軍に落とされても腐らず一生懸命にプレーする選手だった」、「もし罪が本当ならしっかり償って欲しい」と願っている。 今回の一件を受けては、ネット上にも「現役時代から名前知ってた選手だから逮捕はビックリ」、「引退後もローカル番組とかに出てた選手が詐欺なんてショック」、「こんなことする人とは思わなかった、現役時代のグッズ保管してたけど全部処分しよう」、「人を騙さなきゃいけないほどお金に困ってたんだろうか…」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に目立った成績を残したわけではないものの、引退後は順調なセカンドキャリアを送っていた阿部容疑者。故意に偽物のゴルフクラブを販売したのか、それとも本当に知らなかったのか、今後の続報が待たれるところだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara大久保博元氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/DAVEOHKUBO
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スポーツ 2020年07月22日 17時00分
矢野監督が「最高」、大久保元監督も「大ファンになった」 阪神・馬場のガッツポーズにファン・OBから称賛相次ぐ
21日に行われた阪神対広島の一戦。試合は「9-4」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ3年目・25歳の馬場皐輔のガッツボーズだった。 「6-1」と阪神5点リードの7回表。阪神のマウンドには先発・秋山拓巳が上がっていたが、広島・鈴木誠也に2ランを被弾。その後1死一塁となったところで秋山は降板し、2番手として馬場が登板。馬場は田中広輔のタイムリーで1点を失いなおも2死満塁という大ピンチを招くも、ここで迎えた西川龍馬を投ゴロ併殺に打ち取りピンチを脱出した。 すると、馬場は3アウトとなった瞬間に喜びを爆発させ、右拳を突き出すガッツボーズをしながら全速力で一塁ベンチへ。まるで優勝したかのような喜びように甲子園の観客からは大歓声が起こり、降板した秋山も笑顔で拍手しながら馬場を出迎えていた。 同日に放送された『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)では、番組に出演した元楽天監督・大久保博元氏や元巨人・斎藤雅樹氏らOBが馬場のガッツボーズにコメントしている。番組内で大久保氏は「(ガッツボーズを見て)馬場の大ファンになった」、「阪神はこういう(気持ちを前面に出す)選手があまりいない。いいキャラクターが出てきた」と馬場を称賛し、斎藤氏も「(ガッツボーズが出たのは)素直な気持ちだと思う。それが出るというのはいいこと」と同調している。 >>中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も<< 馬場のガッツボーズを受けて、ネット上にも「併殺取ってテレビの前でガッツボーズしたら、馬場が自分以上にガッツボーズしてて笑った」、「高校球児みたいな喜び方で見てて気持ちよかった」、「あそこまで感情をむき出しにする選手は最近じゃ珍しいな」といった反応が多数寄せられている。 「今回ガッツボーズが話題となった25歳の馬場は、闘志をむき出しにした投球で知られるヤンキース・田中将大を目標にしている選手。2018年にプロ入りする前のアマチュア時代から、田中と同じくマウンド上で感情をあらわにする場面はしばしば見られました。プロ入りから昨シーズンまでは一軍登板が計4試合とあまり出場機会がありませんでしたが、既に8試合に登板している今シーズンはもう何度か今回のようなガッツボーズが見られるかもしれませんね」(野球ライター) 試合後の報道では、チームを率いる矢野燿大監督が馬場のガッツポーズについて「最高のガッツポーズだった」とべたぼめしたことが伝えられている。同戦の勝利でチームは5連勝となったが、馬場のガッツポーズがさらに勢いをもたらしてくれそうだ。文 / 柴田雅人
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