スポーツ
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スポーツ 2020年07月15日 18時00分
人気力士・阿炎に物言い!? シークレットだらけの結婚が波紋…
コロナの憂鬱な空気を吹き飛ばすようなおめでたい話が、大相撲界から飛び込んできた。長い手足を伸ばしてきれいな四股を踏むことから「四股王子」の異名があり、気さくな言動などからも人気の三役経験者、阿炎(錣山部屋)が、6月24日に入籍していたことが明らかになったのだ。 お相手は自身と同じ埼玉県出身で、3歳年下の一般女性だという。代表取材に応じた阿炎は、次のように喜びを語った。「みんなからお祝いの連絡がきてよかった。親が一番安心してくれて。本当にうれしい気持ちになった」 とはいえ、新妻の名前などは非公表。挙式、披露宴の予定なども未定だという。「有名力士の結婚と言えば、まず師匠や後援者などに紹介して了解を取り、報道陣を集めて華やかに会見を開いて、花嫁の名前や挙式などの予定を発表するのが、これまでの決まりでした。有名力士の多くは引退しても、そのまま親方として大相撲界に残留します。親方になるには億単位の年寄株の取得が必須で、師匠や後援者らの支援が欠かせないからです」(担当記者) ところが、最近はこんな大相撲界ならではの裏事情を無視した結婚が増える傾向にあるという。その代表格が、取組にかかる懸賞数でも飛び抜けている人気力士の遠藤(追手風部屋)だ。 去年10月、一部スポーツ新聞にスクープされる形で結婚したことが明らかになった遠藤は、こう言い放った。「芸能人じゃないから、結婚を公表する必要はない」 そして、記者会見はおろか、花嫁の名前、挙式や披露宴の予定も、いまだに明らかにしていない。「周囲の了解すら取っていなかったようで、プロ入り後も熱心に支援していた恩師の田中英寿・日本大学理事長はカンカン。田中理事長が面倒を見ていた後援会もなくなりました。もっとも、すでに引退後に備えて北陣という年寄株を取得済みで、もう誰にも頭を下げる必要はないと思っているのかもしれませんが…」(同・記者) これが令和の力士像か。
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スポーツ 2020年07月15日 17時00分
日本ハム・清水、ベンチでの号泣に心配の声「精神的に参ってそう」 送球ミスの連発に“イップス”疑惑も
14日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。試合は「5-2」でロッテが勝利したが、試合結果以上に注目を集めたのが日本ハム・清水優心のプレーだった。 同戦に「8番・捕手」で先発出場した清水は、初回無死一塁の場面でロッテ・荻野貴司が盗塁を敢行した際、マウンド上の先発・上沢直之の右肩付近に当たる悪送球を犯してしまう。このミスで荻野に三塁まで進塁を許すと、1死後にタイムリーを浴び先制点を取られてしまった。 清水は3回表2死一、二塁で重盗を仕掛けられた際にも、三塁への送球が大きく逸れて左翼方向へ。ボールが転々とする間に三塁ランナーが生還し、またしても自らのミスで失点を許してしまった。 2度のミスが判断に影響したのか、栗山英樹監督は5回表から捕手を清水から宇佐見真吾に変更。途中交代となった清水が、ベンチで涙を流しながら戦況を見つめる場面もあった。 >>「本当に監督がヘボい」日本ハム・栗山監督、誤算続きのチームにため息リーグ最低クラスの貧打にも怒り心頭か<< 清水の2度の悪送球を受け、ネット上には「清水何やってんだよ、どっちも本来なら防げた失点だぞ」、「2回もミス連発して何メソメソしてるんだ、泣きたいのは同僚や首脳陣の方だろ」、「栗山監督も打てないし守れない捕手をスタメンで使うなよ」といった批判が多数寄せられている。 一方、「先週も悪送球やってたし、もしかしてイップスなんじゃないか」、「ミスしてベンチで泣いてって姿は不安になるな、イップスじゃなかったらいいが…」、「精神的にもかなり参ってそう、本人のためにも一度二軍に落としてリセットさせた方がいい」といった、“イップス”を疑うコメントも複数見受けられた。 “イップス”とは緊張や不安などの理由により、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のこと。清水は9日のオリックス戦でも8回に悪送球で同点を許しているが、続出するミスはイップスが原因なのではと考えているファンは少なくないようだ。 「悪送球を連発する清水の姿は、同僚である近藤健介と似通った部分があります。近藤は2012年に捕手として日本ハムに入団しましたが、2014年ごろから盗塁阻止時の二塁送球やバント処理時の一塁送球で悪送球が急増。本人は明言していませんが、複数のメディアから『送球イップス』、『重度のイップス』と書き立てられました。ただ、捕手を外れ外野や指名打者での出場が増えた2016年以降近藤のミスは激減し、同時に打撃面でも大きく成長しています。今回の清水が本当にイップスなのかどうかは不明ですが、場合によっては二軍に落とした上で、捕手からのコンバートに取り組ませるというのも選択肢に入ってくるのではないでしょうか」(野球ライター) 試合後の報道では清水の悪送球について栗山監督からのコメントは特に伝えられていなかったが、翌15日に清水は一軍登録を抹消され二軍降格に。開幕からここまでチームの捕手陣ではトップとなる16試合に出場してきた清水だが、二軍で復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月15日 11時45分
ヤクルト・高津監督、最下位予想から一転「台風の目」に! 評価急上昇の裏にノムさん仕込みの采配か
首位陥落。しかし、負けて得るものもあったのではないだろうか。 敵地・甲子園球場で迎えた対阪神4回戦に敗れ、東京ヤクルトスワローズの連勝は1分を挟み「4」でストップ。僅か2日で首位を明け渡してしまった。まだ、順位について語るのは早いが、巨人、DeNAの上位チームが同日、3連戦の初戦を取っており、「戦力の差」も明らかになった。 「ヤクルト、そして、高津臣吾監督の評価を上方修正しなければなりません」(球界関係者) 開幕前、高津ヤクルトを最下位に予想するプロ野球解説者も少なくなかった。40歳の石川雅規が先発ローテーションの主軸で、在籍9年で288発の本塁打を放ったバレンティンの抜けた穴も補強されなかった。上方修正の理由の一つに、「この戦力でよくやっている」という評価もあるのだが、それだけではない。高津監督はチーム編成でもっとも重要とされるセンターライン(捕手、二遊間、中堅手)を強固とし、今もなお、それが崩れていないからだ。 「捕手の嶋、二塁の山田、遊撃のエスコバー、中堅は塩見か、山崎。巨人は正捕手の小林を故障で欠いた後、遊撃の坂本も脇腹を痛めてしまいました。それに対し、高津監督はベテランの青木を休ませるなどし、選手を上手に使い分けています」(前出・同) ヤクルトは控え選手層が厚い方ではない。主力選手の故障がそのまま敗北に直結する危険性もあり、「怪我をさせないように」という選手操縦は、チームの弱点を見事に補っている。しかし、こんな情報も聞かれた。 「ドライチルーキーの奥川恭伸ですよ。高津監督はメディアの前でこそ、デビュー登板に慎重なコメントに徹していますが、本当は早く使いたくて、周囲が諫めているんです」(プロ野球解説者) 高津監督が独立リーグ・新潟で選手兼監督を務めていた時代、筆者がその采配を取材したことがあるが、当時、どの選手からも聞かれたのは「高津監督の指示は分かりやすい。練習中のアドバイスもピンポイントで指摘してくれて…」だった。 選手の特徴を生かすのは、野村克也氏に学んだものなのかもしれない。故人に強い影響を受けたことは間違いないが、首位陥落となった7月14日の阪神戦後、高津監督はこんなことも口にしていた。 「いろいろ対策はしているんだけど、向こうも対策してくる。簡単ではないですね」 阪神の先発・秋山拓巳に対して出たセリフだ。秋山には前回、6月25日にも7回途中まで無失点に抑えられている。この日は初回に2点をもぎ取ってみせたが(6回3失点)、秋山に対してヒットは3本しか打っていない。苦手意識を持ったと言っていい。 「ヤクルトは対戦投手のクセ、バッテリーの配球の傾向を読み、対策を講じるのは巧いんです。それは野村氏の遺産です。でも、相手バッテリーが途中で修正してくると急に対応できなくなる」(前出・関係者) 野村氏はデータ分析に長けていたが、「最後は選手」と言って、選手の感性も大切にしていた。高津監督はセンターラインを固め、ベテランの多いチームを怪我なく、プロデュースしている点はさすがだが、自軍のデータ分析を逆手に取られた後の対応がまだできていないようだ。高津監督がもう一歩階段を上った時、そして、奥川登板にゴーサインが出た時、ヤクルトがペナントレースの台風の目となるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月15日 11時00分
新日本7.20後楽園でEVIL&東郷が始動!ロスインゴと対戦
新日本プロレスは20日に開催する『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール大会の対戦カードを発表した。有観客試合再開後、都内では初の大会で、中西学氏の引退興行が行われた2.22後楽園大会以来、約5か月ぶりの開催となる。 メインイベントでは、新IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル二冠王者EVILが、バレットクラブの一員として本格始動。“パレハ”のディック東郷、そして石森太二を加えたトリオで、古巣ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの高橋ヒロム、内藤哲也、BUSHIと対戦する。ヒロムは25日の愛知・愛知県体育館大会でEVILに挑戦するため、この一戦は前哨戦となる。ベルトを奪われた内藤も黙ってはないだろう。BUSHIも一緒に保持していたNEVER無差別級6人タッグ王座をEVILに一方的に返上されており、ロスインゴ勢は裏切ったEVILの制裁を狙うのは言うまでもない。 東郷は2017年7月4日に東京・新宿FACEで開催された『LION’S GATE PROJECT 7』以来の新日本マット参戦となる。レスリングマスターとして日本は元より、世界中で闘ってきた東郷に、偽マスクを被られたBUSHIはシングルマッチにまで持っていきたいところ。東郷とヒロム、内藤との絡みも新鮮で、どんな化学反応を生むのか注目したい。 セミファイナルでは、棚橋弘至、飯伏幸太、永田裕志、ミスター・ワトの本隊カルテットが、新IWGPタッグチャンピオンチームのタイチ&ザック・セイバーJr.に、鈴木みのると金丸義信が加わった鈴木軍と対戦。リターンマッチを狙っている棚橋&飯伏、7.11大阪・大阪城ホール大会の試合後、金丸に襲撃されたワトにとっては負けられない試合となる。オカダ・カズチカは後藤洋央紀とのタッグで、高橋裕二郎、外道との対決が決まった。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月14日 22時30分
スターダム“白いベルト”争いが熾烈!ジュリアは「願い事」を達成出来るか?
ブシロード傘下のプロレス団体スターダムは13日、17日に開催する『STARDOM EXPLODE IN SUMMER 2020』東京・後楽園ホール大会と、7月の東名阪シリーズ『STARDOM CINDERELLA SUMMER』の対戦カードを発表した。 12日の東京・新木場1stRING大会にて、ジャングル叫女が対戦表明をしたことから、運命の赤いベルト、ワールド・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオン岩谷麻優にジャングル叫女が挑戦することが正式に決定した。両者は2・23愛知・名古屋国際競技場イベントホール大会で闘うはずだったが、新型コロナウイルスの影響で流れてしまった幻のカード。スターダムでは24日に同会場で大会を開催することを決定したことから、名古屋大会のメインイベントで対戦する。 また、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座を巡る闘いには4人の女たちが名乗り!刀羅ナツコ、ジュリア、中野たむ、小波によるトーナメントで争われることになった。初戦は17日の後楽園ホール大会にて、たむとナツコ、ジュリアと小波が対戦。それぞれ勝ち進んだ2名が26日の後楽園ホール大会で決定戦を行う。本来であれば、シンデレラトーナメントの覇者であるジュリアに挑戦権があったが、星輝ありささんが引退してしまったため、王座を返上。白いベルトを巡る争いは、赤いベルトより熾烈となっている。果たして、ジュリアは「願い事」である白いベルトに辿りつけるのか? 23日の大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場大会では、メインイベントで、ジュリア、朱里、舞華のドンナ・デル・モンドが保持しているアーティスト・オブ・スターダム王座に、刀羅ナツコ、鹿島沙希、夏すみれの大江戸隊が挑戦。11日の新木場大会で鹿島がジュリアから3カウントを奪取したことから、大江戸隊に挑戦権が舞い込んできた。 コロナ禍から有観客興行を再開し、仕切り直したスターダムだが、シンデレラトーナメント覇者のジュリアを中心に回り始めているのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月14日 21時30分
元阪神・下柳氏、藤川の“異変”を指摘「全然らしくなかった」 降格前に感じた右肩故障の予兆とは
元阪神で野球解説者の下柳剛氏が、13日放送の『ガチ虎!』(ABCラジオ)に電話で生出演。阪神・藤川球児の状態を危惧した。 今回の番組で下柳氏は、12日終了時点で「7勝11敗・勝率.389」と最下位に沈む阪神は中継ぎ陣が上位浮上の鍵になると解説。その中で、12日に右肩のコンディション不良で二軍落ちした藤川について語った。 >>阪神、藤川に「バトンを渡す」継投がベスト?中西元コーチの主張に賛否、「安定感無いし連投も出来ない」ファンの間で議論に<< 「今の状態ではチームの力になれない」というコメントと共に、一軍登録を抹消されたことが伝えられている藤川。下柳氏は「ちょっと心配。無理して投げてほしくなかった」と、藤川はコンディション不良の中無理をしていたのではないかと推察した。 藤川は守護神として開幕から11日まで5試合に登板するも、「0勝2敗2セーブ・防御率15.75・5四死球」と絶不調。この投球について下柳氏は「コンディションが悪いのか、それとも自分の球に自信が持てなかったのか、コースを狙って四球っていうのが多かった。(こうした投球は)全然球児らしくなかった」と、本来の投球とはかけ離れたものであると指摘した。 藤川の抹消により、勝ちパターンの再編を迫られている阪神。下柳氏は「馬場(皐輔)でいくのか、伊藤(和雄)でいくのか、それとも能見(篤史)で行くのか。その辺が出てきてくれないと苦しい台所事情になる」と、藤川の穴が埋まらなければ今後厳しい戦いを強いられると危惧していた。 今回の放送を受け、ネット上には「状態不良を隠して投げてたならこの数字になるのも納得、とにかく万全の状態に戻してほしい」、「状態が思わしくないなら、無理せず早めに二軍に行ってほしかったな」、「去年も序盤不調で中盤以降から復調してきたから、夏場辺りに戻ってきてくれれば」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ここから復活できるんだろうか…最悪の場合松坂みたいになりそう」、「すぐ戻ってこられるならいいけど、松坂のように手術とかなったらまずいな」、「古傷のあるひじならまだしも、目立った故障してない肩の不調は松坂ルートになりかねない」といった、藤川と同い年の西武・松坂大輔を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 「松坂は藤川の抹消と同じく、右手のしびれを取るために頚椎の手術を受けたことが11日に判明。すでに退院しているとのことですが、2~3カ月の長期離脱になるとみられています。お互いに今年40歳という重大な故障に見舞われてもおかしくない年齢なだけに、藤川も松坂と同じように手術に追い込まれるのではと心配しているファンは少なからずいます。また、藤川は過去に右ひじの故障でトミージョン手術を受けたことがありますが、右肩についてはこれまで大きな故障をしていなかったことも不安の種となっているようです」(野球ライター) 抹消を伝える報道では、藤川は本日14日から二軍に合流し再起を図ることが伝えられている。現在までに大きな故障に見舞われたという情報は特に伝えられてはいないが、もうしばらくはファンの心配が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月14日 18時00分
巨人原監督が長嶋茂雄流で進める「大型トレード」
巨人・原辰徳監督(61)が球団史上“最強指揮官”となるかもしれない。 長嶋茂雄終身名誉監督(84)の持つ球団歴代2位の監督通算1034勝に並んだのは、今季14試合目、7月4日の中日戦だった。同1位の川上哲治氏が1066勝だから、今季中の記録更新は確実。そのせいもあったのか、原監督が“ナガシマ流のアクション”をしているのだ。「原監督は長嶋さんの記録に並ぶことを知らなかったみたいです。単に、忘れていただけかもしれませんが」(スポーツ紙記者) 1034勝目を飾った後の勝利監督インタビューでのことだ。記録について話を振ってきたインタビュアーに、原監督はこう返した。「ああ、だから澤村(拓一)がボールをくれたのか」 ズボンのポケットからウイニングボールを取り出し、カメラの前に近づけた原監督だったが、試合を締めくくった澤村や、バットで貢献した選手たちを労うコメントに徹していた。 偉大な記録のことを球団が伝え忘れるとは思えない。本当に忘れていたのかもしれないが、「個人よりもチーム優先の気遣い」と見る取材陣が多かった。「原監督は色々な指揮官の影響を受け、今日に至っています。父の貢氏から始まり、藤田元司氏、王貞治氏、そして長嶋氏。直接、長嶋氏に質問して教えられたことも多いようです」(球界関係者)“長嶋氏からの影響”といえば、最近、こんな言動も見られた。 東北楽天との交換トレードで獲得したZ・ウィーラーが巨人に合流した6月30日、原監督はその試合前の練習を見守っていた。開幕前の練習試合でも出番は限られ、出場機会に飢えていたウィーラーは、子どもがはしゃぐようにハツラツとしていて、それを見た原監督はひと言。「やる気マンマン! 水を得たフィッシュのごとくですね」 かつて、長嶋氏が「鯖」を「魚偏にブルー」と言って周囲を笑わせたことがあったが、こちらは自然に出てしまったようだ。「原監督は味方の守備中はベンチ後方に座り、攻撃のときは立ち上がっています。チャンスになって身を乗り出すところも長嶋氏に似てきました」(前出・スポーツ紙記者) 現在の巨人に、右の大砲タイプは、岡本和真しかいない。そのため、ウィーラーの加入はプラス要素も多いが、こんな声も聞かれた。「新型コロナウイルスの感染者数が再び増えているこの状況で、トレードは交渉がとてもやりづらいんです。対象選手の転居、家族への影響があるからですが、チームが活気付くトレードなら、ファンも許してくれるでしょう」(ベテラン記者) 結果論かもしれないが、巨人が非難される可能性もある交換トレードの口火を切ったことで、他球団も秘かに動き始めた。やはり、コロナ禍の影響で「新たに外国人選手を獲得するのは無理」と思われてきたが、実際はかなり違う。「敏腕代理人で知られるスコット・ボラス氏が、所属未定の米球界選手を売り込んできました。元ニューヨーク・メッツのエース、M・ハービー投手や、’16年のオールスターゲームにも出場したA・ラッセル内野手などの大物もリストに入っていました」(前出・球界関係者) 6月末にマリナーズを自由契約となった元中日のチェン・ウェイン投手(34)の代理人もボラス氏だ。チェンは中日に所属していた’09年、最優秀防御率のタイトルを獲得した実力派左腕。ハービーにしてもそうだが、所属球団が決まらなかったのは、故障歴などの不安要素があるからだ。 とはいえ、今季は120試合制と短く、2ケタ連敗は致命傷となる。トレード、新加入がチームの発奮材料となるのなら、成立させるだけの価値はある。「大型補強でチームを発奮させるのが、長嶋氏のやり方でした。原監督も’18年のオフに広島から丸佳浩を獲得し、坂本勇人を2番に置く攻撃的打順を編成し、シーズン終盤にはR・デラロサも獲って、ようやくクローザーが決まりました。そんなチーム作りは長嶋氏の影響を受けたからでしょう」(前出・ベテラン記者) 同一リーグでのトレードは難しいかもしれないが、盟友の福岡ソフトバンク、埼玉西武は今季、出遅れている。福岡ソフトバンクも優勝を常に意識したチームであり、埼玉西武は3連覇が掛かっている。 また、スタートダッシュに成功したものの、失速しつつある千葉ロッテは、球団創設70周年の節目の年だけに、言うに及ばず、だ。 原巨人は投手陣に一抹の不安を抱えており、先発投手の一角を託されていた左腕の田口麗斗が登録を抹消されたばかり。交渉を持ち掛けられればテーブルに着くかもしれない。また、采配についても、長嶋氏に近づいてきたと言われている。「昨季不在だったヘッドコーチに元木大介コーチを抜擢しました。コミュニケーション能力の高さ、試合展開を読むカンのよさを認めたからです。第2期政権までの原監督は自分で決め、コーチ陣に伝えるタイプでした。今ではコーチ陣に任せて、考えさせています」(前出・関係者) 長嶋氏の下でコーチを務めていた3年間、原監督自ら長嶋氏を訪ね、質問攻めにしていたという。長嶋氏も明確な答えは出さなかったが、自身の経験を伝え、原監督に考えさせていた。 大型補強というと、カネのイメージもある。首位をカネで買ったとの批判も出るかもしれないが、勝ち続けることでそれを封じ込めるしかない。“ナガシマ化”した原監督が、監督通算勝利の球団新記録を達成するのは意外と早いかもしれない。
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スポーツ 2020年07月14日 17時30分
本当のダークネスに堕ちたIWGP新二冠王者EVIL、7.25新日本名古屋で高橋ヒロムと初防衛戦
新日本プロレスは、7月12日に行われたビッグマッチ『DOMINION in OSAKA-JO HALL』(大阪・大阪城ホール)の結果を受けて、メインイベントで内藤哲也を破り、IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル二冠王者となったEVILの一夜明けオンライン会見を行った。 「改めて、この俺が史上初の“覇者”で“王者”の三冠王だよ。そしてよ、ディック東郷は、この俺の最高のパレハだよ。(進行の清野アナに向かって)オイ、なんか質問はあるか?」 会見場に現れたEVILは清野アナに質問を求めた。清野アナは「7月11日にバレットクラブと結託しましたが、なぜバレットクラブと結託したのでしょうか?」と質問。すると、EVILは「当然だろ。『何がなんでも優勝する』って言っただろ、オイ。この俺がすべて仕組んでやったことだよ。バレットクラブは史上最高のチームだろ」と何を今さら言ってるんだと言わんばかりの態度。 EVILとして凱旋帰国した時から在籍していたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーに関しては、「あんなヤツら、腐り切ってるだろ?」と一蹴。現在、鷹木信悟、BUSHIとともにNEVER無差別級6人タッグのベルトを保持しているが、「あんなクソどもと持ってるベルトなんてな、いらねーんだよ」と一方的に返上宣言だ。 内藤哲也戦については「昨日の試合、観ればわかるだろ?アイツの攻撃のパターンなんてな、すべてお見通しなんだよ」と、長年パートナーを務めてきたとあって、内藤を熟知しているため、試合を優位に進められた理由について明らかにしている。 初防衛戦は、12日の試合後に挑戦表明した高橋ヒロムとの一戦が、25日の愛知・愛知県体育館大会で決定。ヒロムとはロスインゴという繋がりだけではなく、同期として若手時代に苦楽をともにした関係だ。EVILは「オイ、ヒロム。お前、病み上がりだろ?おまえのその首で、俺の攻撃、耐えられんのか?」とヒロムのウィークポイントである首を狙うことを暗に予告した。 IWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタル王座を同時に手にした気分について聞かれると、「そんなくだらねぇ質問には、俺は答えねーんだよ。終わりだ!」と会見を切り上げ、2つのベルトを手に取り会場を去ってしまい、会見は終了。『ニュージャパンカップ2020』では、後藤洋央紀、SANADA、オカダ・カズチカらをなり振り構わない暴走ファイトで破り、バレットクラブというダークネスに堕ちたEVILは、内藤哲也をも飲み込んでしまった。ディック東郷という強力な参謀が付いたことにより、ダークネス旋風が新日本マットを染め上げることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月14日 17時00分
中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日・荒木雅博一軍内野守備走塁コーチに苦言を呈した。 今回の動画で大久保氏は、7月10日終了時点の各球団の戦いぶりについて複数の選手・首脳陣の名を挙げながらトーク。その中で7日の中日対ヤクルト戦で荒木コーチが見せた判断について語った。 同戦の中日は「1-2」と1点ビハインドで迎えた10回裏、1死一、三塁の場面で平田良介がライトフライを放つも、三塁コーチャーの荒木コーチが三塁走者・遠藤一星にタッチアップをさせなかったため同点ならず。その後2死満塁までチャンスは広がったものの、与田剛監督が控え野手を使い切っていたこともあり同点・逆転はできなかった。 この荒木コーチの判断について、大久保氏は「行かせなきゃ。次京田(陽太)が歩かせられたら投手しかいないって分かってるんだから勝負しなきゃいけない」と指摘。ベンチに野手が残っていない状況を考えれば、アウト覚悟で遠藤をタッチアップさせるべきだったと苦言を呈した。 後日、中日関係者に話を聞いたところ、「荒木は(野手不在の)状況は分かってた」と言われたという大久保氏。だが、「俺は絶対に分かってなかったと思う」とした上で、「分かってて止めたのなら、三塁コーチャーは辞めた方がいい」と痛烈に批判した。 ここまで厳しく注文をつけるのは、「荒木ができるやつだと思ってるから」だという大久保氏。「荒木はこのことに懲りずに勝負をかける(べき)」と、今回の失敗を糧に今後は積極的な判断をしてほしいと期待していた。 >>中日・与田監督に「最低の采配」ファン激怒無計画な選手起用で自滅、本人も「完全に僕のミス」と猛省<< 今回の動画を受け、ネット上には「たしかに試合見てて何で回さないんだよっていうのは思ったな」、「次打者の申告敬遠はファンでも予想できたのに勝負をかけなかったのは意味不明」、「相手がミスする可能性もあるんだから突入させてほしかった、実際返球はホームから逸れてたし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「与田監督が野手を全部使い切ったのが悪い、荒木はむしろ被害者では」、「与田が投手を8番に入れてたのが全ての元凶」といった、与田監督を引き合いに出した反発も複数見受けられた。 「今回の試合で与田監督は10回表に投手・捕手を同時に交代させた時点で全ての野手を使い切りましたが、この交代の際に投手を8番、捕手を9番とセオリーとは真逆の位置に入れています。セオリー通りに8番・捕手、9番・投手の順にしていれば、平田の後も2人野手が続き無理して勝負をかける必要性が下がるため、荒木コーチの判断が物議を醸すこともなかったのではと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 物議を醸した同戦だが、中日は翌8日から12日までの5試合で「1勝3敗1分」と負けが込み、最下位阪神とはゲーム差なしという状況に陥っている。一部からは「あの試合をきっかけにチームがおかしくなった」という声も挙がっているが、与田監督、荒木コーチら首脳陣はチームを復調させることができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年07月14日 15時40分
楽天、高梨雄平が巨人に電撃トレード!「濃い3年半でした」
東北楽天は14日、交換トレードにて、巨人から高田萌生投手を獲得し、高梨雄平投手の選手契約を譲渡することに合意したと発表した。偶然ながら双方の背番号は「53」で、新天地でも同じ番号を背負う予定。15日に高田の入団会見が行われる予定だ。 高田は、1998年7月4日生まれの22歳。岡山県出身の右腕で、身長は178cm、体重は83kg。球歴は、創志学園高~(2016年ドラフト5位)~読売ジャイアンツ~楽天イーグルスとなる。1軍には昨年まで3試合に登板しているが、白星はまだない。 高田は「三年半と短い期間でしたが、巨人ファンの皆様の声援がいつも励みになっていました。ファンの皆様のご期待に応えられず、残念な気持ちでいっぱいです。仙台でも野球選手として、全力で頑張りますので引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。 一方の高梨は、1992円7月13日生まれの28歳。埼玉県出身の右腕で、身長は175cm、体重は81kg。球歴は、川越東高~早稲田大学~(2016年ドラフト9位)~楽天イーグルス~読売ジャイアンツとなる。2017年40試合、2018年70試合、昨年は48試合に登板。防御率は1.03、2.44、2.30と中継ぎとして試合を壊さない役割をしっかりと果たしてきた。ホールドも3年間で「44」を記録。今シーズンはまだ一軍での登板はないが、巨人に移籍しても即戦力としての活躍が期待される。 高梨は「楽天イーグルスという球団、イーグルスファンの皆さん、仙台・東北という場所に感謝しています。箸にも棒にもかからない選手を獲ってもらって、たくさん投げさせてもらった濃い3年半でした。思い出は多すぎるのですが、ベンチからマウンドに行く時の声援、抑えた時の歓声というのは最高の時間でした。プロになる夢を叶えさせてもらって、優勝したかったですが、それはこのあとの野球人生で叶えられるように頑張っていきます。ジャイアンツに行って元気な姿をお見せするのが皆さんへの恩返しになると思っています。これからも応援よろしくお願いします」とコメント。 高梨、高田ともに新天地でさらなる飛躍を遂げることを期待したい。(どら増田)
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仁王立ちの貴乃花はその後低迷 稀勢の里“強行出場”の後遺症はいかに?
2017年04月01日 16時00分
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スポーツ
プロレス解体新書 ROUND45 〈9年の時を経た夢の再戦〉 看板外国人それぞれのドラマ
2017年04月01日 15時00分
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スポーツ
ヤケ酒に変わりそうな酒豪・なでしこ高倉監督の重圧
2017年03月31日 15時00分
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スポーツ
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 今オフか19年オフか 大谷翔平のメジャー移籍
2017年03月30日 15時00分
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スポーツ
速さとパワー復活! ホンダがF1世界王者を狙える3つの理由(2)
2017年03月29日 15時00分
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スポーツ
速さとパワー復活! ホンダがF1世界王者を狙える3つの理由(1)
2017年03月28日 15時00分
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スポーツ
あるぞ! 早実・清宮幸太郎いきなりメジャー挑戦
2017年03月26日 15時00分
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スポーツ
“あの頃”も“現在”も新日本を知る男“柴田勝頼”、満を持してオカダ・カズチカに挑戦!
2017年03月26日 12時00分
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スポーツ
心技体の“心”が折れた「大横綱白鵬」の満身創痍に“引退”の声
2017年03月24日 17時00分
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スポーツ
プロレス解体新書 ROUND44 〈信頼が結実した世紀の一戦〉 最強カレリンとの引退マッチ
2017年03月24日 16時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分