スポーツ
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スポーツ 2020年07月09日 19時30分
王監督が「そんな髪型してる暇あるのか!」と激怒 元ソフトB斉藤氏が“鬼監督時代”を告白、カミナリを落とされた選手は他にも
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が、8日放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)に出演。番組内で語った元ダイエー・ソフトバンク監督の王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)とのエピソードが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 元阪神・井川慶氏、元ソフトバンク・川崎宗則氏と共に、今回の番組にゲスト出演した斉藤氏。斉藤氏と井川氏が共に20勝を達成した2003年シーズンの投球や、唯一投げ合った同年の日本シリーズ第1戦についてトークを展開した。 話題となったのは、ダイエー時代の2001年シーズン開幕戦後にあったという就任7年目の王監督とのやりとり。リーグ2連覇を果たした2000年にプロ初勝利を含む5勝をマークしていた斉藤氏は、3連覇を狙う翌2001年の開幕戦に3番手として起用される。しかし、アウトどころか1球もストライクを取ることができないまま、2四球を出した時点で即降板となってしまった。 すると、斉藤氏は試合後に王監督から監督室に呼び出され、「お前はそんな髪型してる暇あるのか!今すぐ切ってこい!」と激怒されたとのこと。当時の斉藤氏は「金髪の坊主にして剃り込み入れたりとか、髪の毛をいろいろいじってた」というが、王監督はだらしない身だしなみが投球にも表れていると斉藤氏を厳しく叱責したという。 王監督から叱責された後すぐに、美容室で髪を短く切ってもらったという斉藤氏。翌日球場に入ると王監督は「おはよっ!」とフランクに言葉をかけてきたといい、「(引きずらずに)切り替えてもらって助かった」と語っていた。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 斉藤氏が明かした王監督の激怒エピソードを受け、ネット上には「あの王さんがそんなにキレるなんて意外」、「すごく気が優しそうな雰囲気なのに想像つかない」、「それだけ当時の斉藤の姿勢が目に余るものだったってことなのか?」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「最近の子は知らないだろうけど、昔の王さんは結構厳しい人だったよ」、「監督時代を知ってる身からすると、いつもニコニコしてる今の姿の方が違和感ある」、「当時はずっと弱かったチームがやっと強くなってきた時期だから、王さんも弱い時代に戻らないようにより必死だったな」といったコメントも複数見受けられた。 「現在はソフトバンク球団会長という立場で現場を温かく見守っている王氏ですが、監督時代は主力でも特別扱いをせず、一切の妥協を許さない厳しい態度で知られていました。王氏の指導の下で2004年に三冠王を獲得するなど開花した松中信彦氏は、『何であの真っすぐを打たないんだ!』と口すっぱく言われ続けていたことが過去の報道などで伝えられています。また、王政権下のチームで4番を張った小久保裕紀氏も、ある試合で報道陣に投げやりなコメントをした翌日に王氏から『このコメントを読んでファンは何て思う?お前は分かっているのか!』とカミナリを落とされたことをインタビューなどで明かしています」(野球ライター) 番組内では川崎氏も「星野監督より怖かった」と、2008年北京五輪で共に戦った“闘将”星野仙一さんより厳しい監督だったと評された王監督。今とはかけ離れた姿勢に驚いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月09日 18時00分
Jリーグ・湘南ベルマーレ消滅!? 最大スポンサー『ライザップ』2年連続大赤字で危機
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕直後の2月下旬から公式戦の開催が延期となっているJリーグ。各クラブは入場料やグッズ収入が途絶えた上、運営の要となるスポンサー企業が撤退する事態も予想され、前途に暗雲が漂い始めている。 そんな中、かつて中田英寿や都並敏史がベルマーレ平塚時代に在籍していた湘南ベルマーレが、深刻な経営危機に見舞われているという。「頼みの綱だったRIZAPグループ(以下ライザップ)からスポンサー料が支払われておらず、資金繰りが悪化しているのです」(湘南ベルマーレ関係者) フィットネスジムを展開するライザップは2018年に湘南ベルマーレの経営に乗り出し、当時の筆頭株主だった三栄建築設計と合弁会社を設立。ライザップの瀬戸健社長は「これまで培ったトレーニングのノウハウを活用し、ベルマーレの結果にコミットできる」としてサッカー業界に参入し、3年間で10億円の資本を投じる最大スポンサーとなっていた。 しかし、赤字企業を買収しまくる無茶なM&Aを続けてきたライザップは、買収企業の事業再編が計画通りに進まず、2019年3月期(国際会計基準)に約194億円の巨額赤字を計上。20年3月期連結決算も約60億円の赤字で、2期連続となる大幅赤字を計上している。「これまでは主力のフィットネスジムの現金収入を当てにしていたが、コロナ禍で新規会員どころか既存会員も退会や休会が相次ぎ、現金が入ってこない。このままでは金融機関への返済も厳しく、スポンサー料を払える余裕はないですよ」(元ライザップ社員) Jリーグ関係者は先行きを懸念する。「J2の試合が再開されたとはいえ、8月以降もスタジアムの動員は半数程度にとどめる方針で、チケット収入は前年比50%以下になりそうです」 1998年には主要スポンサーの撤退で、横浜フリューゲルスが消滅した歴史的事件もある。業績にコミットできず経営危機に陥っているライザップが、約3億円とみられるスポンサー料を支払えなければ、悪夢が繰り返されることになりそうだ。
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スポーツ 2020年07月09日 17時30分
DeNA、“出戻り”高城俊人が攻守で存在感! 我慢のリードにタイムリーも
2017年にルーキーだった濱口遥大を引っ張り、2桁勝利と日本シリーズの快投を支えた高城俊人。2年振りに古巣ベイスターズに戻り、開幕4戦目のドラゴンズ戦で再び組んだ”濱ジョー”バッテリーは、8回1/3まで無失点と堂々の内容で久しぶりの勝利を挙げた。キャッチャーの登録の関係で一旦抹消されたが、8日のカープ戦では再び濱口とコンビを組んだ。 この日の濱口は、昨日の雨でスライド登板の影響もあったのか制球が定まらず、高城も唯一使えていたチェンジアップを軸に苦心のリード。自己ワーストの10四死球を与えながらも、5回1/3を2失点となんとか粘った印象。2018年7月1日、トレード前最後にバッテリーを組んだゲーム、奇しくもこの日と同じカープ戦では2回2/3、4者連続押し出しを含む4安打8四死球6失点と比べれば、試合を壊さない程度の結果は出した。 バッティングでも高城は2回、カープ先発ジョンソンのツーシームをセンター前に弾き返し、復帰後初ヒットをマーク。7回のチャンスには「とにかく必死でした!追い込まれていましたが食らい付いていきました」と振り返った一打は、詰まりながらもセンター前に落ち、一時期勝ち越しとなるタイムリーヒットも放つ活躍を見せた。オリックスでは出場機会に恵まれず、1軍では僅か5試合のみで、昨年はファームでも25試合で33打席しか与えられず打率はジャスト1割。試合勘も少しずつ戻ってきたと期待させる内容だった。 ラミレス監督の方針で再度抹消されるとのことだが、今後濱口の登板に合わせて登録される模様。今シーズンは昨年正捕手だった伊藤光に絶対感はなく、むしろ戸柱恭孝のリード面が評価されていると感じさせる。勝負強いバッティングの嶺井博希も控えているが、混沌としたベイスターズのキャッチャー争いに、“強肩強打の凄い奴”高城が割って入るチャンスは十分ありそうだ。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月09日 15時45分
広島・堂林、満塁弾は鈴木のおかげ?「広島らしい攻撃を呼んだ」横浜・大矢元監督が称賛したプレーにファンも共感
元横浜(現DeNA)監督で野球解説者の大矢明彦氏が、8日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島・鈴木誠也のプレーを称賛した。 鈴木が所属する広島は同日にDeNAと対戦。8回裏に堂林翔太が満塁ホームランを放ち「6-3」で逆転勝利を収めたが、大矢氏はこの回に出塁していた鈴木の好走塁が満塁弾につながったと解説した。 「2-3」と1点ビハインドだった8回裏、1死から死球で出塁した鈴木は、次打者・松山竜平がライトへポテンヒットを放つ間に一気に三塁まで進塁。大矢氏はこの走塁を「これ(ポテンヒット)は普通一塁ランナーだと『どうかな?』というふうに見て(迷って)一、二塁で終わるケースも多いが、鈴木はしっかりボールを見て三塁まで行ってくれた」と好走塁だったと評価した。 大矢氏は鈴木の好走塁を機に、チームが「広島らしい攻撃に変わっていった」とコメント。この後広島は1死一、三塁から松山の代走・上本崇司が二塁へ盗塁し、打席の會澤翼も四球で出塁。一気に1死満塁の大チャンスを作った。 そして迎えた堂林が3球目をバックスクリーンにたたき込んだことで、広島は一挙4得点でDeNAを逆転。大矢氏は「投手が慌ててくれて、ピンチを広げてくれて堂林の本塁打に(つながった)。余裕がなくて真ん中に投げてしまった」と堂林以前の打者が投手に圧力をかけ続けた結果だとした上で、「あの走塁が広島らしい攻撃を呼んだ」と再度鈴木の好走塁を称賛していた。 >>マエケン、試合前からノーヒットノーランを予感していた?大記録の裏話を告白、試合後にはまさかのサプライズも<< 鈴木の走塁に着目した大矢氏の発言を受け、ネット上には「ファンの注目は堂林に集まってたけど、プロはこういう記録に残らないプレーを見てるんだな」、「確かにあの走塁で二塁を空けることができたのは大きかった気がする、一、三塁のままだとゲッツーもあり得た」、「會澤に対して制球定まってなかったのを見ると、1点差で三塁までいかれたのは相当ストレスだったんだろうな」、「今シーズンの鈴木はかなり走塁意識高いから心強い、今後も積極的に走ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 「開幕からここまで『.412・6本・13打点』と打撃面での活躍が目立つ鈴木ですが、相手の隙を見逃さない走塁でもチームに貢献しています。例えば、6月23日の巨人戦では2回表無死から四球で出塁すると、次打者に対する相手投手の暴投を見て一気に三塁まで進塁。1死後に迎えた會澤が遊ゴロを打つ間に同点のホームを踏みました。また、7月5日阪神戦では2回裏無死の場面でセンター前へ打球を放った際、打球処理がもたつく間に二塁まで進塁。こちらもその後本塁まで生還しています」(野球ライター) 7月はここまで「0勝4敗」と未勝利が続いていたが、ようやく1勝目を手にした広島。鈴木の好走塁でついた勢いを生かし、ここから反攻を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月09日 11時40分
巨人、雨天中止が致命傷になる可能性 主将・坂本が脇腹を負傷? 超過密スケジュールに耐えられるか
甲子園での伝統の一戦(阪神対巨人)は2日続けての雨天中止となった。それは、「終盤戦の波乱」を伝えていたのかもしれない。 坂本勇人の名前がスターティングメンバーに入っていない…。 「大阪方面の天気予報は『雨』でした。でも、試合をする方向で調整が続けられました。グラウンド整備もされたんですが」(在阪記者) 中止の最終決定が下されたのは、試合開始の10分前。午後5時50分、雨足が急に強くなり、グラウンドに出ていた選手たちがベンチに飛び込んだ。原辰徳監督は“チームリーダー不在”の試合が中止となり、安堵していたのかもしれない。 「脇腹を痛そうにしていたそうです。練習中のその様子を見て、大事を取って休ませることになりました」(スポーツ紙記者) 思い出されるのは、新型コロナウイルス感染による入院と、開幕戦に間に合わせようと急ピッチで調整したこと。坂本は無理をしているのではないだろうか。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 坂本のスタメン落ちと重なって、こんな情報も飛び込んできた。 阪神対巨人戦が2日続けて中止となり、その代替試合は9月7日と10月5日に設定されることが濃厚だという。 そうなった場合、巨人は9月1日から13連戦を戦い、1日休んで、9連戦。9月の30日間で27試合を消化しなければならない。試合中止となった時点で、原監督はこのスケジュールの過密化について質問され、「致し方ないでしょう」と淡々と返していたが、第2、第3の坂本が現れないという保証はどこにもない。 「坂本を休ませる試合も出てきそう。坂本の代わりにショートを守れる選手はいますが、彼は精神的支柱でもあり、チームの士気に影響しそう。でも、故障して長期欠場されるよりは…」(球界関係者) 巨人のチーム打率は2割7分3厘で、リーグ3位。ペナントレース開催前に危ぶまれていた投手陣は、チーム防御率3・27。こちらはリーグトップだ。3点台の防御率からも分かるように、セ・リーグは打高投低の傾向にあり、「打線の好調さを維持するか」、「投手陣を再整備してロースコアに持ち込むか」は、監督次第となる。 「先発争いから脱落した今村、高橋優、故障で出遅れた畠らの状態が上がってきたとの報告もあるので、投手力の野球に切り替えるのではないか?」(前出・同) 走者を背負う場面になると、坂本がマウンドに行き、声を掛けている。無観客試合のせいだと思うが、その声掛けがよく聞こえる。大したことは言っていないのだが、その絶妙なタイミングがチームを救ってきた。チームリーダーが内野フィールドにいることが、原巨人の強さなのかもしれない。過密スケジュールとなる9月以降、“坂本抜き”となれば、勝敗に大きく影響してくる。ペナントレースは大波乱となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月09日 11時00分
BS朝日「金8はプロレス」リベンジへ!7.10オカダ対ヒロムをノーカット放送
7月3日にBS朝日『ワールドプロレスリングリターンズ』で生中継された『ニュージャパンカップ2020』(NJC)準決勝2試合。1試合目のEVIL対SANADAはノーカットでオンエアされたが、2試合目のオカダ・カズチカ対高橋ヒロムは、15分過ぎに中継時間が終了したため、試合を最後まで放送することが出来なかった。 実に34年ぶりとなった金曜夜8時の新日本プロレス生中継は、大きな反響を呼び、番組用に作られたツイッターのハッシュタグ「#金8はプロレス」がトレンド1位を奪取。無観客試合ではあったものの、新日本の底力を見せつける形となった。当日は動画配信サービス「新日本プロレスワールド」も無料開放していたため、生中継終了後、サーバーがダウンするほどアクセスが殺到。ファンの間からは「最後まで見たかった」という声が殺到したのは言うまでもない。 こうした視聴者のリクエストに応える形で、10日の「金8」に放送される同番組では、27分に渡った激闘をノーカットで放送することを決断。高橋ヒロムがゲスト出演し、試合を振り返るという。翌11日にはNJCの決勝戦が大阪・大阪城ホールで開催されるだけに、全国で同時にオンエアするBS朝日としては、ここで「#金8はプロレス」をリベンジすることにより、さらに新日本を盛り上げていく狙いがある。 生中継終了後から試合はエスカレートしただけに、今回の放送は注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月08日 22時30分
「プロレス界に風穴を開ける」ノア清宮海斗&稲葉大樹のイケメンタッグが早くも始動!
プロレスリング・ノアは、7月12日に『NOAH NEW HOPE Day4』をABEMAで配信すると発表した。当日の全対戦カードは次の通り。清宮海斗&稲葉大樹 対 小峠篤司&吉岡世起原田大輔 対 覇王レネ・デュプリ 対 稲村愛輝タダスケ 対 岡田欣也 メインイベントでは、5日にABEMAで配信された『NOAH NEW HOPE Day3』のメインイベントで、清宮海斗と対戦し、惜しくも敗れた稲葉大樹が、「清宮さん、今日は胸を貸してくれてありがとうございました。俺も今日まで頑張ったつもりだけど、まだまだ追いつけない。ただ俺は今日で終わらせたくない…だから清宮さん、俺と組んでください!」とラブコール。清宮は「もちろんですよ!稲葉選手の情熱はどこの選手にも負けてない。俺はその情熱も欲しい。吸収して進化していきたいと思います。俺たち2人でプロレス界に風穴を開けましょう」とこれを受諾したことから、清宮&稲葉のイケメンタッグが早くも実現することとなった。 稲葉が先輩になるが、「先輩・後輩も関係ない。後輩だろうが凄いところは凄いところで認めてるし」と話すと、清宮は「僕と稲葉選手でプロレス業界に風穴を開けるって言ったことがすべてなんで」とこのタッグで、プロレス界に新しい景色を見せていくことを誓っている。対戦相手は、ジュニアヘビー級の新ユニット、フルスロットルの小峠篤司&吉岡世起に決定。稲葉と吉岡は元W-1対決になる。 セミファイナルでは、原田大輔が金剛ジュニアの覇王と対戦。原田は5日の配信で、吉岡と20分時間切れ引き分けに終わっており、IPWジュニアヘビー級チャンピオンとして、今度は勝ちたいところだが、覇王は24日に東京・後楽園ホールで開催される金剛興行で、リーダーの拳王とシングルで対戦が決まっており、こちらも負けられない。第2試合では、レネ・デュプリと稲村愛輝のヘビー級対決が、ABEMAスタジオ用の小さなリングで実現。リングが2人の重さに耐えられるのか?オープニングマッチでは、タダスケが成長著しい岡田欣也との対戦が決まった。 清宮&稲葉の超新星タッグが初陣でどんな闘いを見せてくれるのか、大いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月08日 20時30分
マエケン、試合前からノーヒットノーランを予感していた? 大記録の裏話を告白、試合後にはまさかのサプライズも
ツインズ・前田健太が7日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。NPB・広島時代(2007-2015)に達成したノーヒットノーランについて言及した。 2012年4月6日に横浜スタジアムで行われた対DeNA戦に先発し、「9回無失点・被安打0・2四球・6奪三振」といった投球内容のノーヒットノーランを達成した前田。今回の動画ではこの大記録の達成前後の裏話を語った。 >>広島・大瀬良、新婚旅行中に佐々岡監督から電話!「このタイミングか!」まさかの内容にマエケンも驚愕<< 同戦がシーズン2度目の登板だった前田だが、マウンドに上がった時点で「人生で一番くらい調子が良かった。初回マウンドに上がって『今日俺絶対点取られない』って思った」とのこと。前田によると、試合前のブルペン投球で同僚捕手・倉義和(現広島一軍バッテリーコーチ)がストレートを取りこぼすほど球が走っていたという。 手応えそのままに試合でも打者に付け入る隙を与えず、5回までノーヒットに抑えた前田。この辺りから周囲の選手に早くも「ノーヒットノーランやぞ」と声を掛けられ始めたというが、「前の年(2011年10月25日・対ヤクルト戦)に失敗してるから、これはもうガチガチに意識した方がいい」と考え、7回辺りから本気で記録達成を狙いにいったという。 その後9回裏2アウトまで記録を継続させ、打席のDeNA・石川雄洋を打ち取れば達成というところまでこぎ着けた前田。ただ、石川とは対戦成績が良くなかったこともあり、打たれそうな雰囲気を感じたとのこと。そのため、前田は「よし、四球や」とわざと四球を出し、勝負を避けることを選択したという。 戦略的な四球で石川を歩かせた後、次打者の梶谷隆幸を投手ゴロに仕留め見事大記録を達成した前田。様々な方面から祝福を受けたというが、なんと記録達成を許したDeNAからも花が届いたとのこと。遠征から戻った後、広島の本拠地・マツダスタジアムでDeNAから贈られた花を見た前田は「DeNAっていうチーム・会社は素晴らしいな」といたく感動したという。 また、前田によると本拠地では「野村(謙二郎)監督からもプレゼントをもらった」とのこと。当時の野村監督から「何か記念に買ってあげるよ」、「これはもうお祝いだから、俺からプレゼントさせて」と言われた前田は、当時背負っていた背番号「18」にちなんで18万円ほどのバッグをプレゼントされたことを明かしていた。 今回の動画を受け、ネット上には「この試合懐かしいなあ、若かりし日の丸(佳浩/現巨人)が先制タイムリー打ったんだよ」、「当時は『今日はかなり制球いいな』って思って観てたけど、本人にも絶好調の自覚はあるものなんだな」、「石川の四球は狙ってたのか、てっきり苦手意識強すぎて力んだ結果と思ってた」、「相手チームや監督がプレゼント贈ったのは知らなかった、どっちも粋な事するなあ」といった反応が多数寄せられている。 球界では2006年の中日・山本昌以来6年ぶり、球団としては1999年の佐々岡真司(現広島監督)以来13年ぶりの偉業だった前田のノーヒットノーラン。達成から8年後に明かした裏話は多くのファンを驚かせたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ 2020年07月08日 19時30分
ソフトB・千賀、完全復活には程遠い?「まだまだ万全ではない」 元大洋・平松氏が指摘した課題とは
元大洋で野球解説者の平松政次氏が、7日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。ソフトバンクのエース・千賀滉大の課題を指摘した。 右前腕部の張りで出遅れていた千賀は、今シーズン初登板となった同日の楽天戦で「5回3失点・6奪三振」と試合を作り勝利投手に。この日の投球を“復活”という表現と共に報じるメディアも多かったが、平松氏は番組内で変化球とスタミナに課題があるとしそれぞれ解説した。 変化球の課題について、平松氏はフォークボールの精度が問題と指摘。千賀のフォークは“お化けフォーク”と呼ばれるほどの落差・変化量を誇る球種として知られているが、平松氏によると同戦では「お化け(と呼べるような球)は1球もなし。ほとんど抜けてた」という。 平松氏はフォークの精度が悪かった原因を「フォークを投げる時の腕の振りがちょっと遅かったんじゃないかと(思う)」と推測。「ストレート(の時)は振れてたけど、その辺り(フォーク)はまだまだ万全ではない」と、本調子の時の腕の振りとはほど遠いとコメントした。 スタメン面の課題について、平松氏は「3回ぐらいから急に球速が落ちた」と指摘。同戦の千賀は1、2回に投げたストレート(計30球)の平均球速が155.2キロだった一方、3〜5回に投げたストレート(計15球)は平均152.8キロと減速。フォークの精度と共にスタミナ面も改善させなければ、同戦のように複数失点を喫する試合が増えるのではと危惧していた。 >>ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?<< 今回の放送を受け、ネット上には「この日のフォークはすっぽ抜けたり、早く変化し過ぎたりとなかなか安定してなかった印象」、「直球もフォークも不安だからか。途中からスライダーやカットボールを軸に切り替えてたな」、「怪我やコロナ禍の影響による調整不足が原因の可能性もありそう」、「復活と言うには程遠い不安定な投球だった、四球も4個出してるし」、「安定感のある先発が1人もいないから、千賀には1日でも早く調子を取り戻してもらわないと苦しい」といった反応が多数寄せられている。 7日終了時点で「7勝8敗・勝率.467」の3位タイに位置するソフトバンクは、先発防御率がリーグワーストの「5.00」と先発が失点を重ねる試合が多くなっている。試合後に「野手と中継ぎに助けてもらった」と反省の弁を口にした千賀がどれだけ調子を戻せるかが、今後の戦いを大きく左右するかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月08日 18時00分
阪神 120試合ならめっぽう強い「過去12年首位4回」
ライバル巨人に3タコ発進、チーム打率は12球団ワースト(6月29日現在)。4番に予定していたJ・ボーアの不振がそのままチームの勝敗にも影響してしまっている。しかし、矢野阪神は必ず優勝戦線に浮上するだろう。驚異のデータが存在するのだ︱︱。「ボーアがヒットを打つと、ベンチが盛り上がるんです。米球界時代から左投手が苦手でした。左の先発投手とぶつかる試合は、大山悠輔か、J・サンズと併用し、もっと気楽にやらせてやればいいのに」(在阪記者) 阪神は、大型連敗もする一方、勢いを掴むと止まらなくなるチームだ。「ボーアが打つと盛り上がる」というのなら、不振を逆手に、チームが好転していくかもしれない。 また、今季のペナントレースが120試合制となったことで、阪神有利のデータも出てきた。「昨季以外、阪神は終盤で失速し、順位を落とすパターンが続いているんです」(同) 過去12年分のペナントレース終盤戦を調べてみたところ、120試合時点で阪神が首位だったシーズンは、’08、’10、’11年、’15年の4回。ただ、序盤戦から勝ち続けたのは’08年しかない。つまり、阪神は120試合制ならば12年間で4度優勝となる。何かのきっかけを掴むと、ベンチが明るくなり、一気に上昇していくのだ。「’08年は阪神にとって黒歴史。序盤戦からブッチギリの独走状態で、120試合終了時点で2位に6ゲーム差をつけていましたが、9月に失速しました。一部メディアが先走って優勝特集の小冊子を発売したところ、巨人に逆転優勝されるという、まさに赤っ恥。岡田彰布監督は責任を取って辞任しました」(べテラン記者) 120試合制なら勝てる。’08年の屈辱を晴らすときがようやく来た。ベンチを明るくさせる起爆剤について、こんな情報も聞かれた。「ドラフト2位の井上広大(履正社卒)の評判がいいんです。二軍戦でも高卒新人とは思えない鋭い打球を飛ばしています。横浜高卒で同3位の及川雅貴も二軍戦初登板で勝利投手になりました」(前出・在阪記者) この井上を「使うべき!」の声も多い。井上の足のサイズは背番号と同じ32センチ。一軍で大きな第一歩を踏み出せば、チームが爆発するのは必至だ。 1964年の東京五輪イヤーでも、リーグ優勝を果たしたのは阪神。いまはまだ眠れる獅子の状態だが、120試合制で奇跡のゴールテープを切れるか?
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分