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ハリル監督の本田圭佑ゴリ押し招集でくすぶる内部不満

 ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表は3月24日、敵地でのUAE戦に2対0で完勝し、28日にはホームでタイ戦に4対0と圧勝。6大会連続出場に一歩前進したわけだが、代表メンバーの招集を巡り、衝突の火ダネもくすぶっていた。
 「本田圭佑(30)の招集問題ですよ。ハリル監督は所属チームでの試合出場機会を得るためにも移籍すべきだ、と再三にわたって進言しており、『移籍しなければ代表に呼ばない』とまで語っていたのですが、結局は招集の選択をしましたからね」(専門誌記者)

 今年に入り本田は、リーグ戦で1試合にしか出場せず、しかも途中出場。ヴァヒド・ハリルホジッチ監督は試合勘が鈍ることを懸念し、1月に自ら本田のもとを訪ね、説得に当たったという。だが、現状は全く変わっていない。UAE戦では後半33分からとはいえ、本田を起用。自らの発言を撤回した形となった。
 「招集メンバーが発表された時点から、周囲にはおかしな空気が漂っていました。国内組で招集が期待された新鋭の鈴木優麿が選ばれず、Jリーグ側は落胆していましたよ」(同)

 鈴木の所属する鹿島は一部メディアに理解を示すコメントも出してはいたが、「1試合も出ていない本田を呼ぶとは…」とブチまけたという。
 「ハリル監督は就任当初から海外組を厚遇し、国内のJリーグ組を軽視する傾向があり、それが改めて露呈した。本田だけではなく、香川真司、長友佑都も所属チームでの出場機会が激減しており、不満はさらに高まっていくでしょう」(同)

 日本サッカー協会も“奇妙な動き”を見せ始めている。この試合からハリル監督の通訳が代わったのだ。
 「協会と国内クラブの意図を忠実に伝えるための人選と言われている。そこに今後、ますます摩擦が生まれる可能性はあります」(関係者)

 すべては「我」を張り過ぎた“元エース”のせい?

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