スポーツ
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スポーツ 2022年08月03日 19時30分
大関・貴景勝に貴闘力氏が「大して強くない」と酷評 過去には白鵬も苦言、突き押し一本のスタイルはもはや限界か
元大相撲力士の貴闘力氏(元関脇)が2日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。大関・貴闘力にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で貴闘力氏は、視聴者から寄せられた複数の質問に答える形でトーク。その中で貴景勝はどうすれば成績が安定するのかという質問を受け、停滞が続く現状の問題点を指摘した。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< 貴景勝は先の7月場所では「11勝4敗」と2ケタをクリアし、優勝した平幕・逸ノ城(12勝3敗)や横綱・照ノ富士(11勝4敗)と千秋楽まで優勝争いを展開するなど活躍。ただ、同場所を含めた過去6場所は2ケタクリア2回(2021年11月、2022年7月)、1ケタ勝利4回(2021年9月、2022年1~5月)、カド番2回(2021年9月、2022年3月)と成績にムラが生じている。 今回質問を寄せた視聴者をはじめ貴景勝の現状を憂うファンは多いが、貴闘力氏は「それはしょうがないよ。大して強くないんだから」、「精いっぱいやってると思うよ? 精いっぱいやってるけど、素材がそこまでの素材じゃないってことだよね」とコメント。体型や取り口から考えると、そもそも安定感を出せるような力士ではないと厳しい見解を示した。 貴景勝は身長175センチ・体重163キロのずんぐりとした体型を活かし、低い体勢から回転よく突き押しを繰り出す取り口が持ち味の力士。ただ、貴闘力氏は体型に「体のバランスが悪い」と苦言を呈し、取り口についても「ああいうのの戦い方、倒し方はいくらでもあるから、そういうことを徹底的にされたら大関でも無理だから」と対策は容易と指摘。適正体重や具体的な対策方法については言及しなかったが、現状のままでは上がり目はないと考えているようだ。 この貴闘力氏のコメントを受け、ネット上には「突き押しは連勝、連敗がはっきりしやすいスタイルだから、何か変えない限りこの先も不安定さは続くだろうな」、「体重は180キロ台だった2年前に比べたら減ってはいるんだが、それでもまだ重いならさらに減らす必要があるな」、「押し相撲は出足の勢いそがれたら脆いからなあ…白鵬(元横綱/現宮城野親方)が昔言ってたみたいに四つ相撲身に付けないといつまでも苦しいのでは」と、スタイルを変えなければ今後は厳しいのではという意見が寄せられた。 「貴景勝が身上とする突き押し相撲は、立ち合いどれだけ強く当たれるかが勝敗を大きく左右する取り口。低く、鋭く当たることを徹底できればどのような相手も押し込める反面、諸手突きや変化で勢いをそがれるとその後の修正が難しく、距離をとって相撲をとる関係上引き・たたきも食らいやすいとされています。貴闘力氏もこの点を踏まえて、貴景勝が安定感を出すのは困難とみているのでは。ただ、突き押し一本には限界があるという指摘は過去にも複数の親方から出ている上、2019年3月場所では全勝優勝を果たした当時現役の白鵬が一夜明け会見で『長く地位を務めるには、押し相撲一本じゃね』、『それなりに四つ相撲も覚えないといけないなと思います』と注文をつけたことも大きな話題となりましたが、低身長で手足が短い貴景勝の体質を考えると、幕内上位で通用するレベルの四つ相撲を習得できるかは不透明というのが現状です」(相撲ライター) 常に相手に全力でぶつかる影響からか、これまでには右膝関節内側側副靱帯損傷(2019年5月)、左膝内側側副靱帯損傷(2020年7月)、頚椎椎間板ヘルニア(2021年9月)と故障も頻発している貴景勝。突き押し一本のスタイルを今後変えることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2022年08月03日 17時55分
オリックス山本由伸粘投も中継ぎが崩れ逆転負けで連勝は「5」でストップ! 首位の西武とは再び2ゲーム差
▼16回戦 埼玉・ベルーナドーム2022年8月2日●オリックス 2-4 埼玉西武○※オリックス7勝9敗(勝) 佐々木健3勝0敗(負) 本田仁海1勝3敗1S(S) 平良海馬1勝3敗5S(本塁打)オリックス 宗佑磨1号(4回表2ラン) 首位の埼玉西武ライオンズを1ゲーム差で猛追していた3位のオリックス・バファローズが2日、埼玉・ベルーナドームで埼玉西武との3連戦初戦を行い2-4で敗れ、連勝は「5」でストップした。このカードで3連勝すれば一気に首位奪還の可能性があったが、次のカード以降に持ち越しとなった。 この日の先発はオリックス・山本由伸、埼玉西武・高橋光成とエース対決が実現。山本は珍しく初回から制球に苦しみ無死満塁のピンチを招くもここを無失点に抑えると、2回も一死満塁のピンチを無失点で切り抜ける。3回も二死三塁となったが、球数を使いながらもエースらしい粘り強いピッチングを披露した。 高橋相手になかなか打てずにいた打線だったが4回二死一塁から、宗佑磨がライトスタンドに今シーズン1号2ランを放ち先制する。ベンチに戻った際「やっと出た」と思わず口にした宗は「打ったのはフォークです。(打球も)いい角度で上がってくれましたし、いい感触で打つことができました!(山本)由伸が粘り強く投げていたので、なんとか野手が助けてあげられたらと思っていましたし、どんどん積極的にいこうという意識がいい結果につながってくれました!」と打席を振り返っている。 山本は4回、二死一塁から源田壮亮にタイムリースリーベースを打たれ1点を返されるも、6回を119球、被安打7、与四球4、奪三振4、失点1の内容で降板。「立ち上がりからピンチの場面で入ってしまい、苦しいピッチングになってしまいました。なんとか先制点を与えなかったことは、唯一の良かった点ですが、2死から四球、長打で失点してしまったところは、一番反省しないといけないです。そんなリズムの良くない中でも、バックが守備で助けてくれたり、うまく間を取って声を掛けてもらったおかげで、なんとか粘り強く投げることができたんだと思います」と自身のピッチングについて語った。 7回から継投に入ったオリックスは、7回は阿部翔太が無失点に抑えるも、8回に登板した本田仁海がこちらも珍しく制球が乱れてしまい一死一、二塁から源田に同点タイムリーを打たれると、満塁にして栗山巧にストレートの四球で逆転の勝ち越しを許す。さらに1点を入れられ、2点のビハインドで最終回へ。最終回は平良海馬から、若月健矢がヒットを放つもここまで。2位の福岡ソフトバンクホークスも敗れたため、勝てば2位浮上のチャンスだったが、悔しい結果になってしまった。優勝するためにも残り2試合は連勝しておきたい。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月03日 15時55分
阪神・北條、首位ヤクルトを挑発も心配の声相次ぐ 大型連敗で終戦もあり得る? ジンクス再発に怯えるファンも
2日に行われ、阪神が「6-3」で勝利した巨人戦。阪神のプロ10年目・28歳の北條史也のお立ち台コメントがネット上で物議を醸している。 この日の北條は「3-3」と同点の7回表1死二、三塁の場面で、先発・青柳晃洋の代打として途中出場。巨人先発・メルセデスがカウント「1-2」から投じた5球目のスライダーに食らいつき、センターに決勝の犠牲フライを放った。 試合後、お立ち台に上がった北條は打席での心境などを話したが、最後にインタビュアーから「夏、それから秋に向けての戦い。これからどんな戦いをしていきましょう?」と今後の抱負を聞かれる。これを受けた北條は「優勝まだまだ諦めてないですし、ヤクルトをつぶすためには全部勝つという気持ちでやってます」と、2位の自軍に10ゲーム差をつける首位・ヤクルトを猛追すると闘志をにじませた。 >>プロ野球・阪神戦の審判に誤審と批判、「名前で決めつけるな」と指摘も? 大山を驚かせたストライク判定が物議<< この北條のコメントを受け、ネット上には「10ゲーム差を絶対ひっくり返すって熱い気持ちを持ってくれてるのは頼もしい」と称賛の声が上がったが、中には「公の場で変なこと言うなよ、逆に潰されそうで怖い」、「阪神はこの手の発言が逆の結果になりがちだから先が思いやられるな」と今後の展開を心配するコメントも少なからず見られた。 「球界で、お立ち台に上がった選手がライバル球団からの勝利や大型連勝を宣言することは珍しくないですが、宣言とは真逆の展開になってしまうこともままあります。中でも阪神は新庄剛志(現日本ハム監督)が『明日も勝つ!』と発言した1999年9月10日・巨人戦の翌日から球団ワーストタイ記録の12連敗を喫したこと、2020年7月21日・広島戦で『明日も勝ちます!』と口にした糸原健斗が翌日の試合で右手有鈎骨を骨折し試合も引き分けに終わったことなどから、お立ち台発言が“負けフラグ”になりがちな印象を多くのファンから持たれています。今回の北條の発言に一部が戦々恐々としているのもこうしたイメージの強さゆえでは」(野球ライター) 2日はヤクルトも中日相手に勝利したためゲーム差は縮まらなかった阪神。シーズン残り45試合で大差をひっくり返すことはできるのか、それともズルズルと引き離され終戦を迎えるのか。3日以降の展開も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月03日 11時30分
東京女子・鈴芽が“あこがれの”辰巳リカ超えを達成で4強進出も「こんなんでリカさんを超えたとは言えない」
東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント『第9回東京プリンセスカップ』準々決勝が、7月31日に東京・大手町三井ホールで開催された。第4試合ではトーナメント準々決勝、鈴芽と辰巳リカが対戦した。 シード出場のため2回戦からの出場となった鈴芽は、先輩である原宿ぽむと対戦し勝利を収め、辰巳との準々決勝にコマを進めると「私はリカさんの全力で闘う姿にあこがれて東京女子に入ったんですけど、私もそんな風に全力で生きたいなって。この道を選んだからこそ、この道じゃないと成し遂げられないことをしたい。それが辰巳リカを倒すことです」と打倒・辰巳を宣言。 試合は開始早々、鈴芽がドロップキックを連打し、丸め込み連発で一気に攻めていくも、辰巳は予告通り「むしり取りたい」と話していた鈴芽のコスチュームの羽の部分を引っ張り、動揺を誘う。さらに鈴芽の足に的を絞った辰巳は鉄柱攻撃といったラフ殺法を織り交ぜながら、足4の字固めで捕獲。鈴芽はリング・ア・ベルで一発逆転を狙うもカウントは2。辰巳はスリーパー、ドラゴンスリーパーで絞め上げるも、鈴芽はこれを切り抜けると、ツイスト・オブ・フェイトを狙った辰巳を鈴芽は十字架固めで丸め込むとカウント3が入り、鈴芽は信じられないという表情を浮かべながら目を滲ませた。 試合後、鈴芽は「突破しました。こんなんでリカさんを超えたとは言えないので、これからも私にとっての一番の目標は辰巳リカを超えることです。執着心の勝ちかなというか、自分で無謀なことを言ってる自覚はあったんです。でもゼロじゃないと思って。その数パーセントを1パーセントでもなんでも積み重ねて、そこをもぎ取った勝ちかなって思います」と諦めない気持ちが勝利に繋がったようだ。一方、辰巳は「潔く負けは負けって認めます。言い訳はありません」とサッパリとしていた。大会終了後に行われた8.13東京・後楽園ホール大会で行われる準決勝の組み合わせ抽選の結果、鈴芽は坂崎ユカと対戦する。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月03日 11時10分
ヤクルト・村上にヤンキース・マリナーズが熱視線? 5打席連続弾にネット裏のスカウトも衝撃か
気の早い話だが、来年春の主役は決まった。8月最初の試合で「2本」のホームランが出た。2本目が今季39号、8月中に「あと16本」が出れば――。今の村上なら、簡単に達成できるだろう。 東京ヤクルト・村上宗隆が8月2日の中日戦で初回、3回の第一、第二打席で連続アーチを放った。7月31日の阪神戦の第三打席から数えて「5打席連続アーチ」、5打席連続は、“伝説のメジャーリーガー”であるルー・ゲーリッグ(ヤンキース)、バリー・ボンズ(SFジャイアンツ)も果たせなかった世界記録である。 >>ヤクルト・村上に「間違いなく俺のこと嫌い」 宮本氏がコーチ時代のスパルタぶりを明かす、素行面にも口を出し猛反発された?<< 「ネット裏にヤンキースとマリナーズのスカウトがいたそうですね。2日が初めての視察ではないんです。今年に入ってから、米スカウトが『村上詣で』を続けていました」(球界関係者) 首位快走中のヤクルトに対し、こんな評価がある。 高津臣吾監督は長期政権となるだろう。でも、村上がメジャーに行ってしまったら、強いヤクルトのままでいられるのかどうか…。 「米球界挑戦の目標を持っていたとしても、決しておかしくはありません」(ベテラン記者) 2017年ドラフト会議前、九州学院高時代の村上は「将来は?」と聞かれると、「プロになること。大学に行くかもしれないが」と答えていた。 同学年で早実高の清宮幸太郎(現日本ハム)が「メジャーリーグ!」と明言していたのとは対照的だった。村上の言う「プロ」が日本のプロ野球なのか、それとも、メジャーリーグまでを指していたのかは分からない。メジャーリーグを目標に掲げる清宮の話を振っても、「そうなんですか?」とはぐらかしていた。 しかし、今の村上なら、メジャーリーグでも十分にやっていけるはずだ。 「現ルールでは、村上が海外FA権を取得するのは、順調に行っても2028年です。ヤクルトは青木宣親をポスティングシステムで米球界に送り出した実績もあるし、球団に相談すれば、FA取得前に挑戦できると思います」(前出・球界関係者) 同試合後、村上の勢いを止められなかった中日・立浪和義監督のコメントが興味深い。 「ホームラン打つ人というのは、ホームランが出ている時、吸い込まれるように甘いところに行くんで」 ホームランバッターとしてのオーラ、貫禄のようなものだろう。 かつて、ウラディミール・バレンティン選手が「シーズン60本」のNPB本塁打記録を樹立した2013年、8月の一カ月間で「18本」のホームランを放ち、量産態勢に入った。村上がそれに並ぶには、あと16本が必要だが、「8月=18本塁打」を達成すると、背番号と同じ55本に到達。王貞治氏の年間記録に並ぶ。そうなれば、NPB新記録も視野に入ってくる。 「来春、第5回WBCが開催されます。米スカウトは最重要チェック選手として、村上を追うでしょう」(米国人ライター) ヒーローインタビューでは「ホームランを打つ夢を見たんで打てるかなって」と笑っていたが、その足で室内練習場に向かい、バットを振り始めた。すごいヤツである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年08月03日 10時50分
ポーゴ&西村修の異色合体に大仁田厚「爆破バット3本、地雷、爆破ロケット、棺桶でいいだろ!」
9月23日、24日に大阪・花博記念公園鶴見緑地ハナミズキ付属展示場で開催される新団体『FBW(ファイヤー・ブラスト・レスリング)』の旗揚げ2DAYSの初日のメインイベントで、大仁田厚&Xが、ミスター・ポーゴ(シャドウWX)&西村修と対戦することが電撃決定した。 FBWは爆破とファイヤーに特化した世界一過激な団体を標榜するとしており、会見では、旗揚げ2連戦の初日のメインが、ファイヤープロレスの7.17花博記念公園大会と同じく、大仁田が出演し、ロックバンドmil9のBILLYが監督と脚本を務める映画『BUGS II』のプレゼンツマッチになるという。 会見で大仁田とBILLYが映画談義をしていると、会見の噂を嗅ぎつけたのか、会場にポーゴが乱入。ポーゴは7.17大阪大会で大仁田&雷神矢口と西村&吉江豊の試合に乱入し、大仁田に火炎攻撃を仕掛けてKOしている。大仁田を欠いてしまったため、孤軍奮闘となった矢口が西村の電流爆破バット攻撃を受けて、無我コンビに敗退。試合後、ポーゴは無我コンビの手を挙げ、一緒に勝ち名乗りを受ける暴挙に出たが、ポーゴとプロレス観が違う西村は複雑な表情を見せていた。 会見に乱入したポーゴは「大阪で俺は棺桶爆破やったけど、火薬量を10倍にでも20倍にでもして、今度はアンタを棺桶に入れてやる。俺は無我にはならないけど、西村と組む。本意じゃないけど、打倒大仁田で一致してる。オマエはパートナーに誰かを用意しろ!」と西村とは打倒大仁田の一点だけで組むと明言。対する大仁田は「この前はオマエが余計なことするから負けたんだよ。俺は西村に合うような選手を用意する。BILLY監督に“with”でセコンドに就いてもらう。爆破バット3本、地雷、爆破ロケット、棺桶でいいだろ!」とまたとんでもない爆破アイテムを要求。これで9.23大阪大会では大仁田&Xwith BILLYと、ポーゴ&西村の電流爆破バット&地雷爆破&爆破ロケット&棺桶爆破デスマッチが決定だ。 大仁田はパートナーXを近日中に発表するとした上で、「ポーゴ!オマエ、棺桶の中で選手生命終わるよ。そのまま(ポーゴの出身地の)新潟・十日町の墓地に埋めてやるよ」と挑発。ポーゴは「なんなら2人入る棺桶を用意しろ」とXもまとめて棺桶に入れる勢いだ。しかし、ここで気になるのは西村の思いだろう。極悪大王と無我は相容れないように見えるが、試合ではスイングするのか注目である。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月02日 19時30分
ヤクルト・山田、下半身故障を隠している?「足悪そう」金村氏が違和感を指摘、過去の古傷にコロナが追い打ちか
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、1日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。ヤクルトのプロ12年目・30歳の山田哲人にまつわる発言がネット上で話題となっている。 番組で金村氏は7月29~31日にヤクルトが1勝2敗で負け越した阪神戦の感想を複数選手の名を挙げつつ話した。その中で、全試合に「3番・二塁」で先発した山田が故障を抱えているのではと感じた場面があったと指摘した。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 金村氏が挙げたのは、29日の初戦・1回裏一死二、三塁の場面。直前に近本光司のタイムリーで1点を先制した阪神は、打席の大山悠輔が二塁後方へフラフラと飛ぶ当たりを放つ。打球を見た山田はジャンプして飛びつくも捕球できず、ボールが地面に落ちると同時に自身も前のめりに転倒。この間に三走が生還し阪神に2点目が入った。 この場面について、金村氏は「見てても足悪そう。初戦大山が二塁に詰まりながら(打った)、あのタイムリー大きいやんか。で、山田こけてたから、『あれ?』(と感じた)」とコメント。大山のタイムリーは阪神にとって大きい一打とみる一方で、打球を捕れずに転倒した山田のプレーに違和感を抱いたという。 また、金村氏は「また負けてんのに代わったから、調子悪いんやなあ」と、同戦の山田が「0-4」と劣勢の5回裏にベンチに下がったことも不安視。「あれ大分助けられてるからね」と、阪神としては主軸の山田が退いたことでさらに試合を優位に進めやすくなったのでは推測した。 この金村氏のコメントを受け、ネット上には「確かに言われてみたらプレー内容も交代もイレギュラーな感じがするな」、「次の日も変なエラーしてたし、報じられてないだけで下半身に故障を抱えてる可能性はありそう」、「山田は過去に何度か下半身コンディション不良に苦しんでるから、古傷再発って事態に陥ってないか不安」と心配の声が寄せられた。 「山田は新型コロナ感染の影響で一時(7月10~24日)戦線離脱を強いられたものの、故障情報についてはこれまで特に伝えられていません。ただ、今季は5月18日・阪神戦を最後に8個記録していた盗塁がばったり途絶えていたり、7月30日・阪神戦で平凡な二ゴロをファンブルした上に転倒したりと、金村氏が挙げた他にもらしくないプレーが続いているため、実は下半身に故障を抱えているという可能性もゼロではないのでは。山田は2017年、2021年にそれぞれ下半身コンディション不良に苦しんでいることを踏まえると、元々過去の古傷が再発気味だったところに、コロナ離脱による体力・筋力低下が追い打ちをかけているという流れも考えられます」(野球ライター) 2日試合前時点でセ・リーグ首位(57勝36敗1分)に立つものの、7月は「7勝13敗」と大きく負け越しているヤクルト。失速を食い止めるためには山田の存在も重要となるが、高津臣吾監督はコンディション面を考慮した難しい起用を迫られそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月02日 17時55分
オリックスが首位奪還へ1ゲーム差の首位・西武と3連戦! “大正の星”阿部翔太がプロ初勝利「今年はなんとかやり返してやろうと思っていた」
オリックスが怒涛の5連勝で、3位ながら首位の埼玉西武と1ゲーム差に迫った。2日から埼玉・ベルーナドームで行われる西武との3連戦は福岡ソフトバンクの結果にもよるが、首位攻防戦となる可能性が強まった。昨年覇者のオリックスが後半戦早々、一気に優勝争いへ絡んできた。【オリックス・バファローズ戦績 7.29-7.31】対 千葉ロッテマリーンズ千葉・ZOZOマリンスタジアム7月29日○オリックス(山崎福)9-8(石川)千葉ロッテ●7月30日○オリックス(東)6-4(小島)千葉ロッテ●7月31日○オリックス(田嶋)5-2(二木)千葉ロッテ●※カッコ内は先発投手。※98試合、51勝47敗0分けの5位。首位の埼玉西武ライオンズとは1ゲーム差。 オールスターブレイク後、千葉に乗り込んだチームは連日死闘を制した。 初戦は杉本裕太郎が9回に3ランを放って同点に追いつき、延長12回に勝ち越した。延長11回のマウンドに上がり、1イニングを無失点の好投を見せた2年目の阿部翔太がプロ初勝利をあげた。 阿部は「本当に野手の方々に助けていただいて、なんとか0に抑えることができた中での初勝利なので、本当にほっとしています。僕のプロ初勝利よりも、後半戦の初戦だったので、なんとか(近藤)大亮さんには抑えてもらって勝ちたいと思っていたので、その点では本当にうれしかったです!昨年、チームが優勝していた中で、僕自身は何もできていなくて、もどかしい自分がいましたし、今年はなんとかやり返してやろうと思っていたので、前半戦は少しでもチームのためになれたのかなと思っています」と振り返った。 今後については「本当にどんな場面でもいいので、チームの勝利に貢献して、信頼されるようなピッチャーになっていきたいと思います」と誓った。「本当に遅くまで応援ありがとうございました!チームはこれから優勝に向けて、まだまだ厳しい戦いがあります。ファンの皆さんの声援が勝利につながりますので、ぜひ球場に足を運んでいただいて、応援のほどよろしくお願いします!」と呼び掛けた。 第2戦も接戦の中、7回に杉本の勝ち越しタイムリーが決勝点となり連勝。杉本は「7回の場面は(吉田)正尚が敬遠されると思っていたので、佐野(皓大)がヒットで出た時から心の準備をしていましたし、しっかりと集中して打席に入れていたと思います。この2試合いい感じで打てていますし、明日も打てるように頑張ります!パ・リーグはとても混戦している状況ですし、どんどん勝っていけるように頑張りたいと思います!」とかなり集中できていた様子。ロッテキラーのラオウが復活だ。 第3戦は先発の田嶋大樹が攻守に助けられながら8回2失点の好投で今季7勝目を挙げている。田嶋は「球宴期間はしっかりと休養を取っていましたし、しっかりと仕事ができるように準備をしてマウンドに上がっていました。野手の方々が打ってくれていたので、僕がヘタなピッチングはできないなと思っていましたし、より一層頑張ろうと思えるような打撃をしてくれたので、本当に感謝しかないです!」と野手に感謝。 3回以降スイッチが入ったことについて「大きな修正点ではないんですが、とにかく気持ちでぶつかっていこうと思って投げました!何度も助けてもらいましたし、打撃でも助けてもらって、本当に感謝しかないので、次の試合以降は野手を助けられるようなピッチングをしていきたいと思います!1試合でも多くファンの皆さんにいい試合をお届けして、みんなで笑顔になれるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」と語った。 新型コロナの影響で、椋木蓮、平野佳寿、山岡泰輔らを欠いているが、今のチームは点を取られてもひっくり返す力がある。エース山本由伸、宮城大弥が登板すると思われる埼玉西武との3連戦は期待大である。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年08月02日 15時30分
日本ハム・新庄監督の“投手・清宮”示唆に批判、「好結果になる」期待も? 球宴を沸かせた同僚の投球思い出す声も
7月26~27日のオールスター・ホームランダービーで、ソフトバンクのプロ12年目・33歳の柳田悠岐の打撃投手を務めた日本ハムの5年目・23歳の清宮幸太郎。8月2日に伝えられた新庄剛志監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、新庄監督は対ソフトバンク3連戦(2~4日)を控える1日に取材に対応。その中で、「『打ってください』という球を、一流プレーヤーが2分間打ちまくって3本とか。なら、試合でもそれで良くね?」、「今度のソフトバンク戦、柳田くんの時、清宮くん(が登板)。で、4タコ。よくないですか?」と、次カードで柳田相手に清宮を登板させる可能性を示唆したという。 >>日本ハム・新庄監督、清宮三塁起用へのコメントに驚きの声「そっちの指示じゃないのか」 異例采配を振るった中嶋監督の意図は<< 柳田はホームランダービー中に清宮が投じたスローボールを計35回スイングし、計12本の本塁打をマークしている。新庄監督は打ちごろの球でも約3分の1しかスタンドに運べていない点に着目し、公式戦でも清宮を登板させスローボールを投げさせれば柳田は抑えられるのではと考えたようだ。 今季の球界では中日・根尾昂の投手転向が大きな話題となっているが、高校時代まで投打二刀流の選手だった根尾とは違い、清宮は中学時代に右肩故障の影響で投手を断念。それ以降は野手一本でプレーしていることもあり、ネット上には「何を言ってるんだ? 真剣勝負の公式戦なら緩い球なんか軽くヒットにされて終わりだろ」、「投手経験ロクに無いのに投げさせてもつるべ打ちに遭うだけだし、万が一怪我でもしたら目も当てられないぞ」と呆れ声が寄せられた。 ただ、ネット上は反対意見ばかりではなく、中には「冗談か本気か知らんが、本当にやるなら予想外の好結果になるかも」、「超スローボールで打ち損じを誘った伊藤みたいな投球が見れるのでは」と意外にも期待する声が少なからず見られた。 「一般的にスローボールは球速が低くミートは容易な一方、球に勢いがない分遠くに飛ばすことが難しいとされています。また、力をためてボールを待つ間に余計な力みが生じやすい面もありますので、清宮のスローボールも十分通用する余地があるのではとみているファンも少なからずいるようです。実際、今年の球宴では清宮の同僚である日本ハム・伊藤大海が広島・坂倉将吾、中日・ビシエドに山なりで球速表示も出ないほどの超スローボールを投じ、坂倉を右飛、ビシエドを左飛にそれぞれ打ち取っています」(野球ライター) 清宮はプロ入りした2018年から2日試合前時点で、公式戦での登板は1試合もナシ。仮に投手起用されればそれだけで大きな話題を呼ぶことは間違いないが、新庄監督が柳田相手に清宮を投入することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月02日 11時30分
スターダム・KAIRI&なつぽいが快勝! なつぽい「いつかシングルできるように頑張ります」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは7月31日、スターダム最強決定戦『5★STAR GP 2022~開幕戦DAY2~』を開催した。 第4試合では、STARSの岩谷麻優&飯田沙耶が、KAIRI&なつぽいのぽいレーツと対戦した。岩谷が帰国後のKAIRIと対戦するのは初めて。 試合は岩谷がKAIRIに挨拶代わりの強い蹴りを見舞い、飯田が永田裕志ばりの腕固めや腕十字、飯田橋と積極的に仕掛けていくが、KAIRIにブレーンバスターを狙うもバックブローを食らうと、なつぽいのフェアリアル・ギフトから、KAIRIがインセインエルボーを決めてカウント3。ぽいレーツが6年ぶりのタッグを勝利で飾った。 試合後、KAIRIが「勝ったね」と言うと、なつぽいも「勝ちました。うれしい」と笑顔。KAIRIは「今日の勝利は完全になつぽいのおかげ。本当に」となつぽいを称える。 なつぽいは「KAIRIさん…。本当は今日、自分が勝って、KAIRIさんに今の自分を知ってもらって、本当は私もKAIRIさんと試合がしたいです!その気持ちで今日は闘いました」と胸に秘めていた思いを吐露。 KAIRIは「そんな風にまず思ってくれることが。アメリカにいる時もすごい小まめに、ことあるごとに彼女は報告を、マメすぎるぐらいしてくれる子で。ずっと活躍が気になってたんですけど、金網マッチもすごく怖かったと思うし、あんな怖い場所でケガをせずに、全てを出し切れる選手って本当にいないと思う。そんな中で2連戦よく走り抜けた。その成果が今日の試合でしっかり、これでもかってぐらい伝わってきた。正直、なつぽいとじゃなかったら負けてたかもしれない。麻優さんのキック、相変わらず最高に痛くて、夢見ちゃうぐらい気持ちいいぐらいの激しいキックだけど、一瞬ふわっとした時に腕攻めされて正直危なかった。そこで全部助けに入ってくれたのがなつぽいだった。どれだけ救われたか。やっぱりタッグマッチって個々のパワーも必要だけど、チームワークが一番勝利に結びつく一番のカギだと思ってるから。今日ほぼ、まあ2回目だけど、6年?なんだけど、そんなこと感じないし、これからも彼女を期待してください!」と最近のなつぽいの活躍も含めて嬉しい様子。 これを聞いたなつぽいは「ありがとうございます。コズエンでもなつぽい革命、コズエン革命、ぜひ見ててください。いつかシングルできるように頑張ります」と力強く語っていた。 KAIRIは8.21愛知・愛知県体育館大会で、上谷沙弥が持つ白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦が決定したが、これに勝つようなことがあれば、なつぽいとの防衛戦が実現するかもしれない。◆スターダム◆『5★STAR GP 2022~開幕戦DAY2~』2022年7月31日東京・大田区総合体育館観衆 1323人▼タッグマッチ(30分1本勝負)岩谷麻優&●飯田沙耶(13分49秒 片エビ固め)KAIRI○&なつぽい※インセインエルボー(どら増田)
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巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も
2021年08月04日 17時00分
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スポーツ
スケボー女子パーク、日本勢金・銀メダル獲得 4位岡本にも「最後まで攻めて尊敬」「チャレンジ精神に号泣」称賛の声相次ぐ
2021年08月04日 14時30分
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スポーツ
ロッテ・佐々木、高校時代の投球が復活? 先発調整テストで出た好材料に井口監督も及第点か
2021年08月04日 11時00分
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スポーツ
球界の助っ人退団ドミノはロメロが最後ではない?「去りそうな選手は他にもいる」後半戦への致命傷を負いそうな球団は
2021年08月03日 20時30分
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スポーツ
ボクシング女子・入江、歴史的金メダル獲得に「凄い快挙」「浜ちゃんも喜んで買ってくれる」浜田雅功との約束にも期待の声
2021年08月03日 14時55分
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スポーツ
レスリング銀・文田、会見でのコメントが「かわいい」「ここまで好きとは」と話題 過去にも自分へのご褒美に“猫島”訪問
2021年08月03日 13時25分
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スポーツ
エンゼルス・大谷の右手親指故障は深刻か 歴史的快挙達成に黄信号、本人・球団も詳細をひた隠し?
2021年08月03日 11時30分
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スポーツ
侍ジャパン甲斐拓也がアメリカから劇的サヨナラ打で準決勝進出!「栗林のピッチングが呼び込んだ」
2021年08月03日 11時00分
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スポーツ
体操種目別ゆか・村上が史上初のメダル獲得、“笑顔の演技”に反響「凄まじい精神力」「間違いなく歴史に名を刻んだ」
2021年08月02日 19時30分
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スポーツ
侍ジャパンいよいよ今夜!運命のアメリカ戦は田中将大が先発!
2021年08月02日 17時30分
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オリンピックブレイクにチャンスを掴め! DeNA、3年目の大砲・伊藤が必死のアピール
2021年08月02日 17時00分
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スポーツ
巨人ファン、五輪ドミニカ戦に「思わず舌打ちした」 元助っ人の特大アーチに複雑な声、当時の“トラウマ”は今なお根深い?
2021年08月02日 15時35分
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陸上走り幅跳び・橋岡、歴史的な入賞に「最後の最後で凄い底力」今後に期待の声 横浜流星似イケメンでSNSでも話題
2021年08月02日 13時20分
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巨人、後半戦ローテに隠し球を投入? エース菅野の代役に意外な投手が浮上、不安要素も既に払拭か
2021年08月02日 11時30分
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侍ジャパンが予選1位で一つも負けられない横浜スタジアム決戦へ!
2021年08月02日 10時30分
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新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」
2021年08月01日 11時00分
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スケボー女子、最年少金メダルの西矢に心配の声「二の舞が怖い」 歴史的快挙で思い出される前記録保持者・岩崎さんの悲劇
2021年07月31日 11時00分
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柔道女子・素根、涙の金メダル「鬼メンタル過ぎる」反則誘う戦いぶり、攻め切るスタミナに驚きの声も
2021年07月30日 19時40分
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侍ジャパンがハマスタで対峙するメキシコ代表に元オリックスのメネセスら名を連ねる!
2021年07月30日 17時30分