スポーツ
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スポーツ 2022年08月29日 17時30分
DeNA、確変中の“村神様”にやられ屈辱3連敗 “逃げない姿勢”で活路見いだせるか
首位をひた走っていたスワローズに対し、17.5ゲーム差から4ゲーム差まで驚異の追い上げで“まさか”の雰囲気が漂っていた三浦ベイスターズ。 ホームの横浜スタジアム17連勝中と無双状態での首位攻防戦。ファンのボルテージがマックスまで高まる中での直接対決は、まさかの3連敗で幕を閉じた。 完膚なきまでにたたきのめされた一番の要因は、スワローズの主砲・村上宗隆の大きすぎる存在だった。初戦の先発・大貫晋一が2打席封じた後の第3打席、史上最年少150号逆転弾をライトスタンドへ突き刺すと、3日間凡退はなし。3連戦で11打数9安打、ホームラン4本、打点9と大暴れした上に、14打席連続で出塁もマーク。2013年にカープの廣瀬純氏が達成した15にリーチをかけるなど、まさに無双状態だった。 三浦大輔監督もこの怪物を止めることでスワローズの勢いを減速させるべく、あからさまに勝負を避けることは最小限にとどめ、戦った。しかし28日、同点に追い付いた後の先頭で打席に入った村上に対してぶつけたエドウィン・エスコバーも痛恨の決勝ホームランを被弾。9回には裏の攻撃でミラクルを起こすべくビハインドでも抑えの切り札・山崎康晃を投入し、村上封じで勢いをつけるピッチングを期待したが151キロのストレートを軽打でヒットにされるなど、最後の最後まで抑えることができなかった。 指揮官も「勝負にいって打たれた。監督の責任です。痛い3連敗ですし悔しい3連敗です。めちゃくちゃ痛いです」とうなだれた。ただ同時に「まだ終わりじゃないし、可能性があるわけですから」と気を取り直し「まだまだゲームセットじゃないですから、やり返す“反撃”ってところでね、心をひとつにして巻き返せるようにやるしかないです」と、勝負師の目には反逆の炎が宿っていた。 7ゲーム差と燕の尾は再び遠ざかってしまったが、9月にはまだ5試合の直接対決が待っている。この怪物にやられた屈辱を糧にリベンジを果たすことができれば、何かが起こる可能性はまだ、残されている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年08月29日 15時30分
西武・中村が球審に抗議、解説も誤審を指摘「今のは低い」 不可解なストライク判定は直前のトラブルも影響?
28日に行われ、西武が「10-4」で勝利したオリックス戦。球審を務めた嶋田哲也審判の判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「7-1」と西武6点リードの6回表2死一、三塁でのこと。打席の西武・中村剛也は、オリックス4番手・比嘉幹貴がカウント「2-1」から投じたストレートを見送る。コースはベース板の右、高さは中村の膝下付近と低めに外れたボール気味の球だったが、嶋田審判はストライクをコールした。 中継では直後に中村の表情がアップで映ったが、中村は嶋田審判へ何か言葉を発しながら首をかしげるなど明らかに納得いっていない様子。また、中継解説・赤堀元之氏(元近鉄)も「今のは低いですよね。正直にいえば」と苦笑交じりにストライク判定への疑問を呈した。 >>西武・辻監督が審判を批判、「騒ぎすぎ」と反論も? 試合の流れ変えた源田アウト判定が物議<< 嶋田審判の判定を受け、ネット上にも「は? 何で今の球がストライクなんだよ」、「完全に低めに外れてるだろ、捕手もミット地面につけながら捕ってたのに」、「中村も解説も不満げなのは当然、あんな球ストライクにされたら打者はどうしようもない」といった批判が相次いだ。 判定への不満が相次ぐ中、一部からは直前のトラブルが影響したのではと指摘も上がっている。6回表の中村は比嘉が初球に投じた外角スライダーをハーフスイングしたが、嶋田審判はバットが止まっていないと判断しストライクをコール。すると、中村は左手を横に挙げるジェスチャーを交えながら何かをまくしたてるなど嶋田審判に抗議し、西武ベンチから松井稼頭央一軍ヘッドコーチ、平石洋介一軍打撃コーチが制止に飛び出す事態となった。ネット上には「もしかして嶋田審判はスイング判定で文句言われた腹いせに、その後のボール球をストライクとジャッジしたんじゃないか」といった意見も散見される。 28日の試合は6回表時点で大量リードを奪い、その後も優勢を維持したまま勝利した西武。ただ、勝利の喜び以上に、嶋田審判の判定にモヤモヤを抱いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月29日 11時30分
スターダム5★STAR GP因縁のスターライト・キッドがジュリアを目覚めさせる!「みんな待ってたんじゃないの?」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは27日、『5★STAR GP 2022後楽園大会』を東京・後楽園ホールで開催した。 メインイベントでは、『5★STAR GP 2022』ブルースターズ公式戦、ジュリアとスターライト・キッドが対戦した。キッドがSTARSにいた頃から遺恨がある両者は、ジュリアがキッドのマスクに手をかける暴挙に出て、ペースを乱すと、最後は素早い入りから雁之助クラッチをガッチリ決めてカウント3。ジュリアが勝利を収めている。 試合後、ジュリアは「頑張ってるね、きっちゃん。勢いも持ってるね、きっちゃん。でも…ちょっと足りないものあったでしょ。1年半前くらいかな?ここでそのマスクを引き裂いてやったけど、あの快感がこいつは好きで好きでたまらねぇみたいでさ。今日、オマエの欲望満たしてやろうと思ったけど、あとちょっとだったな。まぁまぁ、この続きはまたのお楽しみということで、今日は帰れ」とキッドに言い放つと、「5★STAR GP、まあ去年は途中欠場して、今年はなんと開幕で2連敗…でも、面白くなってきたんじゃねーの、諸君。去年の雪辱、あの思い、必ず今年は取り返す。そして、私が狙うベルトはただ一つ。わかってるよね。私が興味あるのはアイツのベルトだけなんだよ。必ずジュリアのための夏にしてやる」と優勝宣言。 バックステージでも「みんな待ってたんじゃないの?最近のジュリアどうかしてると思ったでしょ。そう、これ(ハート)が足らなかったの。ゾクゾクするこの気持ち。まあある意味それに火をつけてくれたのがスターライト・キッド。だからオマエには今日、感謝してやるよ。でもな、まだまだオマエに超えられるわけにはいかねえからよ。いつまでもテメエのことなんぞ跳ね返してやるから。ジュリアが狙うのはただ一つ、必ず今年はこの手でしっかりと結果を残し、今年こそ最大の栄光を掴む。今日の試合で本調子でいいですよ。本調子でないジュリアなんて、どこにもいないよ」とジュリア節を炸裂。試合前には、旧知の仲であるデスマッチアマゾネスこと山下りなと応酬し、大江戸隊とハードコアマッチで対戦することも確定的なだけに、秋にかけてジュリアから見逃せない。◆スターダム◆『5★STAR GP 2022後楽園大会』2022年8月27日東京・後楽園ホール観衆 1511人(満員)▼『5★STAR GP 2022』ブルースターズ公式戦(15分1本勝負)○ジュリア【3勝2敗=6点](11分32秒 雁之助クラッチ)【2勝3敗=4点】スターライト・キッド●(どら増田)
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スポーツ 2022年08月29日 11時00分
阪神・矢野監督、ドラ1・森木の初黒星を責任転嫁? 野手陣の拙攻は自身の無策が原因か
プロ初登板初先発の「将来のエース候補」に“汚点”が付いてしまうところを、すんでのところで阻止した…。8月28日の中日戦で、昨年10月のドラフト会議で1位指名された阪神・森木大智がデビューした。しかし、打線は中日先発・柳裕也の巧みな配球術に翻弄され、「初勝利」をプレゼントすることができなかった。 「なんかね、森木に引っ張られているようじゃ、やっぱり寂しいよね」 試合後の矢野燿大監督のコメントである。 >>阪神、矢野監督の後任が水面下で決定? Aクラス入りへ試練続く中飛び出した注目発言<< 森木の同日先発は早くから伝えられていた。「敵地・バンテリンドームでのデビュー」というのも如何なものかとも思ったが、コロナ感染の影響で離脱している投手も少なくないため、このタイミングしかなかったようだ。 阪神情報に詳しいプロ野球解説者がこう続ける。 「1965年のドラフト制が導入されて以来、阪神では高卒新人が初登板で勝利したピッチャーはいません。『球団史上初、往年の大エース・江夏豊氏も果たせなかった快挙を』と、周囲も期待していたんですが」 森木は6回を投げ、被安打4、失点3。奪三振数は4。「黒星スタート」となってしまったが、直球のキレ、勢いには目を見張るものがあった。 中日打線が「低い」と思って見送った直球が、ストライクになる。ボールに勢いがあってスピンが掛かっているから、ホームベースを通過するところで浮き上がってくるのだ。味方打線も「初勝利を」と思っていたはずだが、不甲斐ない結果となったのは、中日・柳の好投のせいばかりではない。 「完封負けを食らう寸前でした。9回最後の攻撃でなんとか1点を返しましたが、『0点』で終わっていたら、今季24度目の完封負け。球団ワースト記録となるところでした」(在阪記者) 将来のエース候補の初登板が「屈辱的記録」と重なっていたら…。矢野監督が試合後に嘆くのも当然だろう。 しかし、同日の試合は今季の阪神を象徴する一戦でもあった。残塁10。走者は出すものの、打線がつながらないのだ。 「無死一塁で次打者がバントをファウルし、強攻策に切り替えたら、遊ゴロのダブルプレー(3回表)、佐藤、大山の連続ヒットで無死一、二塁となったのに、その後は3者連続三振(4回表)。ヤル気が空回りしているんです。攻撃のサインを出すベンチにも問題があるのでは?」(球界関係者) 試合後の会見で、矢野監督は「残念」の言葉を何度も繰り返していた。嘆く前に策を講じるべきだったと思うが? 敗戦後、矢野監督と阪神ナインはレフトスタンド前まで行き、ファンに頭を下げた。今季、名古屋でのラストゲームであり、そのお礼だ。ファンは拍手を送った。 「矢野監督は罵声を浴びせられるのも覚悟していたようです」(前出・同) 残り22試合。夏の長期ロードは10勝14敗と負け越した。4位広島の今後次第ではあるが、“3位滑り込み”でクライマックスシリーズ進出の可能性は残された。 「森木先発」という来季以降へ繋がる夢を見せてくれなければ、レフトスタンドの虎党は本当に罵声を浴びせていたかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年08月29日 10時55分
大谷翔平選手と交際報道の元バレー代表が『サンモニ』出演「こんな噂が…」関口宏が際どい質問も?
28日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)に、元バレーボール女子日本代表でエンゼルスの大谷翔平選手との交際が噂される狩野舞子が出演。同選手へのコメントと関口宏の対応が話題になった。 開催中の世界バレーに加え、プロ野球や高校野球、ゴルフの話題にも無難なコメントをしていた狩野。コーナー最終盤、アメリカメジャーリーグの話題となり、489日ぶりに勝利したレンジャース・有原航平、22日(日本時間)の試合で二桁ホームランを放ったカブス・鈴木誠也、そして最後に大谷翔平が11勝目を挙げた様子と花巻東高校の先輩でブルージェイズ・菊池雄星と対戦するVTRが放送される。 >>『サンモニ』関口宏、大谷翔平の野球は「ベーブ・ルースの時代とは違う」比較報道を疑問視し物議<< 関口から「狩野さんから伺いましょうか。どんな印象を持ちましたか?」とコメントを求められた狩野は「いやあ、やっぱり両方のポディションで結果を残しているんで、凄いことをしているんですけど…」と話す。大谷のことを語っているのは明白で、カメラも大谷の成績が記載されたフリップをアップにしたが、関口は「誰のこと? 大谷さんのことですか?」とツッコミを入れる。 それでも狩野は「はい、そうですね。物凄いことをしているのに、していないようにプレーされるじゃないですか。そこがやっぱり、凄いところだと思います」とコメント。その後、関口は「お聞きしたいのが、こんな噂が…」と言いながらフリップを取り出す。一瞬、色めき立った視聴者もいたようだが、交際疑惑ではなく、エンゼルスのモレノオーナーが球団を売却する意向を発表したニュースだった。 狩野の大谷へのコメントに「なんかぎこちない気がする」「かなり言葉を選んでいるように思えた」「ネイルを盛んに触っていたので、かなり気を使っていたと思う」「ちょっと赤面しているようにも思えた」「ガチな対応。狩野ならお似合いだと思う」などの声が。 一方で、関口の対応について「ちょっと嫌味な返しだよね」「とても意味深な発言」「もうちょっと配慮しようよ」という声や、「関口さんなら交際疑惑を問いただしても『関口さんだもんね』で終わったのに」「そこまで聞いたなら、もっと突っ込んでほしかった」という感想も出ていた。
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スポーツ 2022年08月29日 10時50分
『NEW BLOOD4』天咲光由が中野たむと対戦、勝ち星に届かずも「最後まで自分のやることを成し遂げられたかな」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムの若手中心かつ団体の枠を取っ払った別ブランド『NEW BLOOD4』が26日、東京・品川インターシティホールで開催された。 メインイベントでは、「超新星五番勝負~第二戦~」として、超新星ルーキー天咲光由が、コズミック・エンジェルズの中野たむに挑んだ。試合は限られた技ながらも、気迫十分の天咲の気持ちに応えようと、たむも手加減なしで闘う。最後は善戦したものの、たむのタイガー・スープレックス・ホールドが決まりカウント3。天咲は前回のジュリアに続いて勝ち星は挙げられず。 試合後、たむは「かわいい顔上げな。天咲光由。どうだった?中野たむ、強かったでしょ?天咲はさ、デビューして間もないのに人気もあって、メチャクチャ注目を浴びててさ、それって最大の武器だよ。でも、そこに実力と気持ちが追いついてなくて、アナタが一番苦しんでるよね。苦しいこと、つらいこと、痛いこと、悔しいこと、嫌なこと、たくさん経験して、死ぬほど泣いて、生きろ。プロレスは、人生なんだ。そして、スターダムの未来を背負う存在になれ。その時、またシングルしよう」と言うと両者は握手を交わす。 天咲は「たむさんは、メチャクチャ強くて…でも、でも、私はゆっくり着実に成長していきたいと思っています」と話したところで、たむが「ゆっくり?早くして。この大会はさ、天咲のための大会なんでしょ。じゃあ、ここにいるみんなの、お客さんも選手もスタッフさんも、みんなの気持ち背負って、締めて」と突っ込んで、天咲が大会を締めた。 バックステージで天咲は「えっと、たむさんとシングル初めてして、すごく痛かったし、すごくつらかったんですけど、それよりもこの『NEW BLOOD』だったりスターダムだったりを背負ってる身として試合を、試合を一生懸命に取り組まなといけないという思いが強くて、最後まで自分のやることを成し遂げられたかなと思います。打撃だったり、何かやる前にニヤついたりするのがすごい怖くて。『NEW BLOOD』のメインとして通用する試合をして上がりました」とコメント。 たむは「もちろんまだまだだけど、超新星と言われるだけありますね。原石、磨けばメチャクチャ輝くんじゃないですか。今は人気先行で本人がそれに実力も気持ちも追いついてなくて一番苦しんでいることと思います。でも、苦しいこと、つらいこと、痛いこと、そういう経験は大切な物、何をかけてきたか、そういったもの全部がこのリングではアロマになりますしプロレスは人生なんです。いろんな苦しいこと悔しいこと乗り越えてスターダムの未来を背負う存在になってほしいとホントに今日闘って心から思いました。若さっていうのはそれだけで才能ですね。まあ、たむは年を取れば取るほど強くかわいくなっていくんで、全然うらやましくないですけど」と最後は意地を見せたが感じるものがあったようだ。◆スターダム◆『NEW BLOOD4』2022年8月26日東京・品川インターシティホール観衆 400人(満員)▼超新星五番勝負~第二戦~(15分1本勝負)○中野たむ(14分00秒 タイガー・スープレックス・ホールド)天咲光由●(どら増田)
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スポーツ 2022年08月28日 11時00分
元大関・高安、引退回避には前半戦が勝負? 横綱・照ノ富士も注目、悲壮な覚悟示す9月場所のポイントは
来月11日~25日にかけ開催が予定されている大相撲9月場所(東京・両国国技館)。同場所に並々ならぬ思いを抱いているのが、新型コロナ感染により7月場所全休を強いられた平幕・高安(元大関)だ。 高安は横綱・照ノ富士らと20番以上相撲を取るなど精力的に調整した25日、稽古後に応じた取材の中で9月場所へ向け「現役生活はそんなに長くないので、一生懸命燃え尽きるまでやりたい」、「千秋楽まで優勝を争って優勝をめざして、また上をめざしてやりたい」とコメント。ネット上には「進退考えるぐらいの覚悟を持ってるのか」と驚く声が上がった。 >>大相撲解説・舞の海氏、「過去最悪レベル」と批判された問題発言も 群雄割拠が続く2022年、土俵外での失言相次ぐ<< 「現在32歳の高安は新入幕の2011年7月場所から幕内に在位し、2017年7月~2019年11月場所にかけ大関を務めた実績も持つ力士。ただ、大関から陥落した2020年1月~2022年7月場所までは勝ち越し7回(2ケタ5回)、負け越し8回、休場5回(途中休場含む)と、成績が不安定で故障も頻発。現在のコンディションは上々のようですが、9月場所以降の成績次第ではまたたく間に力士人生の岐路に立たされてもおかしくない状況ともいえます」(相撲ライター) 力士の引退年齢は個々人によって異なるが、幕内力士の場合は一般的に30歳前後が多いとされている。また、大関経験者の場合は年齢に加え、成績不振が続き十両まで転落したことを理由とするケースも少なくない。高安も今場所、来場所で大負けが続けば一気に十両に転落する可能性はあり、仮にそうなった場合に年齢、地位を理由に引退を決断するという展開も考えられなくはない。 高安としてはそうはならないよう、9月場所は最低でも勝ち越し以上の数字を収めたいところだが、勝ち越し可否を左右しそうなのが前半8日間の成績。高安は大関陥落後に勝ち越した7場所全てで前半8日間は五分以上の星取をマークし、陥落後最高の「12勝3敗」を挙げた2022年3月場所では負けなし8連勝を記録している。後半戦にかかる重圧を和らげる意味でもできればスタートダッシュを決めたいところだ。 また、勝ち越しにとどまらず2ケタ、優勝を狙うなら、横綱・大関陣に対して抱える課題を払しょくする必要もある。高安は現在の横綱・大関陣の中で大関・御嶽海相手には「20勝9敗」と大きく勝ち越しているが、照ノ富士には「12勝12敗(5連敗中)」、大関・貴景勝には「9勝9敗(2連勝中)」、大関・正代には「9勝17敗(5連敗中)」といずれも五分以下。貴景勝はともかく、照ノ富士、正代の2名にはいつまでもやられっぱなしというわけにもいかないだろう。 25日に共に稽古を行った照ノ富士も「やっぱり圧力もありますし、よく稽古してますし、もう一回大関にという気持ちでやっていると思うので、頑張ってほしいなと思います」と奮起を期待したことが伝えられている高安。かつての大関は復活ののろしを上げるのか、それともふがいない成績に沈むのか。来る9月場所は要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月27日 11時00分
阪神次期監督、最有力は平田二軍監督ではなく岡田氏か 本人も匂わせ発言連発? 再登板の可能性が高いワケ
レギュラーシーズンも残り約1カ月と佳境に入っている今季のプロ野球。両リーグの優勝争いが激化する中、グラウンド外で注目が高まりつつあるのが阪神の監督人事だ。 矢野燿大監督がキャンプイン前日に今季限りでの退任を表明してから、様々な人物が候補として浮上した阪神の次期監督。現在は平田勝男二軍監督の内部昇格が最有力視されている一方、ネット上には「平田さん昇格濃厚の流れになってるけど、自分は岡田さんの再登板の方があると思うけどなあ」、「本人も思わせぶりな発言してるし、実はもう水面下で就任決まってる可能性すらあるのでは」と、2004~2008年に指揮を執った元監督・岡田彰布氏の再登板を予想する声も根強い。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 「球団の谷本修取締役オーナー代行は6月15日に行われた球団親会社・阪急阪神ホールディングス(HD)株主総会後に応じた取材の中で、次期監督について『軸となる選手が投打ともにドラフト上位の選手が名を連ねてくれるようになりましたので、そこは(新監督体制下でも)継承していきたい』と育成力を重視する旨をコメント。これを受けたファンやメディアの間では、阪神でこれまで15年以上(1997-2001,2004-2010,2013-)指導者を歴任している平田二軍監督以上の適任はいないのではと同監督が本命視されるようになりました。ただ、一部報道によると平田二軍監督の昇格を推す声は球団幹部の間でも主流となっている一方、親会社の阪急阪神HD・角和夫会長は岡田氏の再登板を熱望しているといううわさも出回っているとのこと。噂の真偽や出所は不明だそうですが、平田二軍監督に一軍監督実績や知名度で勝る岡田氏の方を評価しているとしても不思議ではないでしょう」(野球ライター) 球団の藤原崇起オーナーは、幹部から打診された平田二軍監督の昇格案に沈黙を貫いているとも伝えられている。親会社側の動向を慎重ににらんでいるともいえそうだが、トップダウンで岡田氏の再登板が実現する展開もゼロではなさそうだ。 再登板説を予想するファンの間ではこれまでの岡田氏の言動から、既に水面下で話は進んでいるのではないかとみる向きもある。岡田氏は今年5月中旬に角会長や阪神元監督・吉田義男氏とゴルフに興じていたと一部週刊誌が報道。監督人事について具体的なやりとりはなかったとされるが、角会長は岡田氏の就任意欲などを探るために接触したのではという見方は少なくない。 また、岡田氏は元阪神の川藤幸三氏・横田慎太郎氏が共同で運営するYouTubeチャンネルの5月7日の動画で、阪神の監督人事について9月にもう一度話そうという川藤氏の提案に対し「9月にどんなんなってるか楽しみな部分もあるしね」と返答。さらに8月15日、元楽天監督・田尾安志氏が投稿したYouTube動画では、後任候補として騒がれているが大丈夫かという田尾氏の問いかけに「まだ、大丈夫です」と答えるなど、ゴルフ前後にも思わせぶりな発言が頻発。ネット上には「まんざらでもない様子なのは、多少なりとも就任の目があるからなのでは」という意見も散見される。 2004~2008年の監督時代はリーグ優勝1回(2005)、Aクラス4回(2005-2008)、Bクラス1回(2004)といった実績を残している岡田氏。14年ぶりの再登板となれば今オフトップクラスの話題となることはまず間違いないが、今後の動向にも要注目だ。文 / 柴田雅人記事内の引用について川藤幸三氏・横田慎太郎氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCaqc4dehAPvc47IiXs1rPpA田尾安志氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2022年08月26日 19時30分
今季絶望濃厚のロッテ・福田に「同情の気持ちが一切わかない」厳しい声 ソフトB時代から続く故障体質の原因は
左肩関節前方脱臼により25日に登録を抹消されたロッテのプロ16年目・33歳の福田秀平。翌26日に報じられた井口資仁監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、井口監督はこの日応じた取材の中で、福田の状態について「診断的には今季は難しいのかなというところです。早く治して来シーズンに向けて頑張ってほしい」とコメント。今季中の実戦復帰は厳しいという見通しを明かしたという。 福田は「7番・右翼」で一軍昇格即先発した24日・西武戦7回表無死一塁で、西武・森友哉が放った大飛球をフェンスに激突・転倒しながら好捕。ただ、プレー後は倒れたまま立ち上がれず、担架に乗せられ負傷退場。翌25日に左肩脱臼と診断を受けたことが球団から発表され、わずか1日で登録を抹消されていた。 >>ロッテ・マーティン、「今年でクビ」投稿に“いいね” 井口監督も最後通告か、大不振抜け出せず精神崩壊?<< 今季絶望濃厚となった福田に対して、ネット上には「すぐには戻れんとは思ってたが今季絶望とは…辛いだろうが切り替えて回復に努めてほしい」と激励の声が上がったが、中には「同情の気持ちが一切起きん、一体何回故障やらかしたら気が済むのか」、「本当にいい加減にしてほしい、今のとこ故障でまともに働かない給料泥棒でしかないぞ」といった批判も少なからず見られた。 「福田はプロ入りした2007~2019年にかけソフトバンクで主にスーパーサブとしてプレーした実績を買われ、同年オフに4年総額4.8億円(推定)の大型契約でロッテにFA移籍。ただ、ソフトバンク時代から故障体質であることが知られており、ロッテ入り後も右肩甲骨の亀裂骨折(2020-2021)、右恥骨筋損傷(2020)、左肩脱臼と今回も含め3年連続で故障離脱。その影響もあり、ロッテでの通算成績は『86試合・.202・5本・25打点』(26日試合前時点)と寂しい数字となっています。福田は高い身体能力を活かしたアグレッシブなプレーを身上としており、このスタイルが災いして故障が相次いでいるのではとみる向きもありますが、まともに稼働すらしていない状況の長期化に不満が限界に達しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 期待に応えることができないまま、4年契約最終年を迎えることが濃厚の福田。コンディションを立て直し、汚名返上の活躍を見せることは果たしてできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月26日 19時00分
元ブラジル代表リバウド氏、W杯“死の組”突破は「日本のレベルなら可能」大久保嘉人氏は「奇跡を期待」
サッカー元日本代表の大久保嘉人氏、元ブラジル代表のリバウド氏、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が26日、「コカ・コーラFIFAワールドカップトロフィーツアー」到着セレモニーに出席し、11月に開催されるFIFAワールドカップカタール2022への期待を語った。 >>全ての画像を見る<< 挨拶に立った大久保氏は、「このトロフィーを掲げるのが小さい頃からの夢でした。今日初めて見ましたが、日本代表にこのトロフィーを掲げてほしいと皆さんは願っていると思います。日本代表は難しいグループに入りましたが、どこかで奇跡を起こしてくれると期待しています。そのために一つになって盛り上げていければと思います。応援していきましょう!」と呼びかけた。 リバウド氏は、ブラジル代表として出場し、優勝した2002年のワールドカップ日韓大会を振り返りながら、「20年前、この素晴らしいトロフィーに実際に触れることができました。サッカー選手、またブラジル代表としての最も重要な瞬間として記憶しています。このトロフィーは非常に大きな喜びです」と語った。日本代表に関しては「非常に厳しいグループにいますが、日本のレベルを考えると十分に決勝トーナメントに進出できると考えています」とエールを送った。 田嶋会長は「日本代表の目標はベスト8で、それが現実になると確信して選手や監督は準備しています。トロフィーに触れることができるのは優勝した選手など限られた人だけで、私も触れることができません。(ドイツやスペインなど)トロフィーを掲げた国の選手と真剣勝負できる3試合は、私たちの夢をかなえるための非常に重要な試合です。カタールでは間違いなく良い準備ができていますので、素晴らしい環境で良いパフォーマンスを見せたいと思います」と、日本代表の躍進を誓っていた。(取材・文:石河コウヘイ)
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日本ハム・野村に「小学生レベルのミス」厳しい声 先輩の失敗から何も学んでいない? ヒットを潰した軽率プレーに批判
2021年09月10日 18時30分
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巨人・丸の涙に驚きの声「そんなに追い込まれてたのか」 敗戦危機を救った待望ヒットも原監督は不満足?
2021年09月10日 17時00分
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阪神・矢野監督、佐藤と共に藤浪も二軍送りに? 不安要素ばかりの優勝争いにファンもため息か
2021年09月10日 11時00分
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ヤクルト・高津監督の継投策が敗戦招く?「なぜここで代えた」 不可解な判断に批判相次ぐ、今後の優勝争いにも暗雲か
2021年09月09日 20時30分
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マーベラス9.10新木場大会は1試合で勝負!彩羽匠「マーベラスを絶対いい方向に持っていく」
2021年09月09日 18時30分