スポーツ
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スポーツ 2022年08月20日 17時30分
西武・増田、衝撃的敗戦も後遺症は皆無? 配置転換にコロナ離脱、苦境続いた守護神が堂々復活へ
夏場より目まぐるしく上位が入れ替わっているパ・リーグのペナントレース。その中で、西武ライオンズが8月から首位をキープし、混戦から頭一つ抜け出そうとしている。 西武は今季、春先こそBクラスに甘んじていたものの、徐々に投打が噛み合いを見せ、多数のコロナ離脱者を出した先月も、12勝10敗1分としぶとく貯金を積み上げている。 8月に入っても4連勝を記録するなど、さらに勢いづくライオンズに頼もしい存在が帰ってきた。コロナ陽性判定により登録抹消となっていた増田達至だ。 7月13日にコロナ感染により登録抹消するまで、33試合に登板、22セーブを記録し、守護神としてのチームを支えていた。今月5日、約3週間ぶりに出場選手登録されると同日のロッテ戦より、マウンドに立っている。 そのロッテ戦では、同点の延長10回表のイニングを0点に抑え、その裏にチームがサヨナラ勝ちを収めたことで勝利投手に。しかし、その4日後の日本ハム戦では最終回、連打を許した後、最後は近藤健介に逆転サヨナラ3ランを浴びた。一つもアウトを奪えず、衝撃的とも言える敗戦だった。 だが、チームからの信頼は揺らぐことは無い。その翌日にも延長11回同点の場面で登板、打者3人を打ち取り、通算100ホールド目を記録。前夜の「リベンジのつもりで」投げたと34歳は語っている。 これまで最多セーブ投手(2020年)や最優秀中継ぎ投手(2015年)にも輝くなど、救援投手としてリーグを代表する存在にまで登り詰めるも、昨年は最下位に終わったチーム共々不振に喘ぎ、シーズン中には配置転換や2軍降格も味わった。今季、急務となっていたライオンズ投手陣立て直しには、試合最終盤を締める守護神の復活は不可欠だった。 8月16日には本拠地に2位ソフトバンクを迎えての首位攻防戦、この日も最終回に登板。2対0と拮抗した展開でマウンドに立った増田は、2死から安打を許すも、ストレートで押し込む力強いピッチングで3つのアウトを取り、復帰後初のセーブを記録した。 コンディショニングの難しさを感じさせながらも、ここからさらにフル回転での起用が見込まれている。12球団でもトップのチーム防御率2.49(8月17日現在)を支える盤石のリリーフ陣、その中でも増田の存在感は絶大だ。ここから熾烈な争いを抜け出し、3シーズン振りのリーグ制覇に向け、増田達至はマウンドに登り続ける。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年08月20日 11時00分
巨人・阿部コーチが後輩に激怒「やり直してこいボケ!」 元同僚が暴露、スパルタエピソードは過去にも頻発
元プロ野球選手・笠原将生氏(元巨人)が16日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人時代の先輩捕手・阿部慎之助(現一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ)にまつわるエピソードを明かし話題となった。 笠原氏は現役時代(2009-2015)のある試合で阿部の配球サインに首を振り打たれたことから、試合後に選手ロッカーで「おめえよ、何で言うこと聞けねえんだよ! 俺も意図があって配球サイン出してんだわ!」、「ここ一軍なんだよ! (ストライク)入らなかったら二軍からやり直してこいボケ!」と激怒された話を披露。ネット上には「パワハラめいた説教で怖すぎる」、「阿部って今も昔も指導がキツい話が多すぎないか」とドン引きするファンのコメントも複数寄せられた。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< 巨人一筋で過ごした現役時代(2001-2019)に「2282試合・.284・406本・1285打点・2132安打」といった通算成績をマークし、引退後も同球団で二軍監督(2020-2021)、一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ(2022-)と指導者を務めている阿部。将来の監督候補と目されるかたわら、これまでのキャリアでは笠原氏が明かした話以外のスパルタエピソードも知られている。 2012年10月28日の日本シリーズ第2戦・日本ハム戦では、先発・澤村拓一(現ボストン・レッドソックス)に手を上げ問題となった。試合開始直後の1回表2死一、二塁。澤村が打席の稲葉篤紀(前侍ジャパン監督)にカウント「0-1」から2球目を投げる前に、阿部は突然立ち上がりマウンド上の澤村の元へ。厳しい表情で何かを話した後、右手で澤村の頭を一発たたき守備位置へ戻った。 同戦後の報道では、澤村はこの場面で牽制サインを見落としたといい、これを問題視した阿部が喝を入れるために頭をたたいたと伝えられた。喝が効いたのか澤村は8回無失点と素晴らしい投球で勝利投手となったが、当時のネット上には「理由がどうあれ頭引っぱたくのはダメだろ」といった批判が寄せられた。 2020年3月22日には、巨人二軍選手に罰走を科したことが物議を醸した。阿部は同日に早稲田大学と試合を行った二軍が「6-9」で敗北を喫したことを問題視し、試合後に全ベンチ入り選手に両翼ポール間走を命令。を命令。同戦で9四死球を出した投手陣に15往復、それ以外の選手には10往復させた。 選手らに奮起を促す狙いがあったとされるこの罰走だが、ファンの間ではパワハラに当たるのではないかという見方が多数上がった。また、ファンだけでなく複数の現役・OBからも疑問が寄せられており、シカゴ・カブスのダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)が同月24日に自身の公式Twitterで「2005年にはすでに日本ハムには無駄なランニングがなかった」と言及したことも大きな話題となった。 2021年8月9日の二軍・ヤクルト戦では、試合後に伝えられた同戦先発・横川凱への対応が波紋を広げた。横川はこの日「4回13失点(自責12)・被安打17・四死球4」と大炎上して敗戦投手に。試合前時点では防御率「2.83」と安定した投球が続いていたこともあり、ファンの間では故障を疑う声も少なからず上がった。 試合後日の報道によると、横川は同戦3回裏の投球中に左手中指のマメがつぶれるアクシデントが発生したため阿部に降板を直訴。ただ、阿部はこれを認めず逆に「5回まで投げろ」と続投を命じ、その結果横川は4回に一挙9失点を喫しKO。さらに、阿部は降板後の横川にブルペンでの投球練習に移るよう指示したともいい、ネット上には「手負いの選手をここまで酷使するのはあり得ん、キャリアを潰す気か」と怒りの声が相次いだ。 グラウンド外では気さくな面がある一方、練習・試合では厳しい態度をとる人物である阿部コーチ。指導に説得力を持たせるために20キロ以上の減量を行ったストイックさも知られているが、厳しい振る舞いは今の時代にそぐわないという見方も少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQダルビッシュ有の公式Twitterよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2022年08月19日 19時30分
楽天・オコエ、今季初昇格も活躍は絶望的? 二軍で好調も「いよいよ立場無くなりそう」心配の声相次ぐワケ
19日試合前時点で「54勝50敗2分」でパ・リーグ3位につける楽天。同日にNPBが公示した選手入れ替えの人選がネット上で話題となっている。 NPB公式サイトはこの日、楽天のプロ4年目・25歳の辰己涼介が特例2022の対象選手として登録を抹消されたこと。合わせて、辰己の代替指名選手としてプロ7年目・25歳のオコエ瑠偉が一軍に昇格したことを公示した。 入れ替えを伝える報道によると、辰己は18日・日本ハム戦で体調不良を理由に初回の守備から途中交代し、翌19日に新型コロナ陽性が発覚。その辰己の代役として、石井一久監督はここまで「.316・1本・10打点」と二軍で好成績をマークするオコエに白羽の矢を立てたという。 >>楽天・オコエ「なんで二重国籍ダメなの?」 大坂なおみも直面、ダルビッシュも本音を漏らし話題<< 今季初昇格を果たしたオコエに、ネット上には「イレギュラー昇格とはいえ結果は出してるし、辰己の席を一気に奪うぐらいの気持ちで頑張れ」といった期待の声が上がったが、中には「直前の試合で左肩を痛めたっぽいのが不安」、「大丈夫だから一軍に呼ばれたんだとは思うけど、万が一悪化、離脱とかなったらいよいよ立場無くなりそう」とコンディション面を不安視するコメントも見られた。 オコエは17日の二軍・西武戦9回裏2死で三ゴロに倒れた後、左肩を押さえ苦悶の表情を浮かべながら一塁側の自軍ベンチに戻る様子が中継カメラに映っている。19日17時半時点では故障情報は特に伝えられていないが、コンディション不良で思うようなプレーができない展開もあり得るのではと心配しているファンも少なからずいるようだ。 「オコエは2015年ドラフトで1位指名と最上級の評価を受けて楽天に入団しましたが、プロ入り後は門限破りや奇抜な髪型など派手な素行面ではしばしば話題となる一方、グラウンドではプロ入り当初から故障が頻発していることもありほとんど存在感を示せていない選手。昨季は左手関節手術の影響で8月中旬まで一軍に昇格できなかった上、10月中旬の試合中に緩慢送球を犯したことで石井監督を激怒させ二軍落ちとなりシーズン終了。今季は左膝故障から復帰した4月以降は一貫して打率3割以上をキープしていますが、それでもここまで一軍に呼ばれなかったことから首脳陣の信頼度は相当低いものと思われます。そのため、昇格した19日以降はクビのリスクを回避する意味でもとにかく結果が求められますが、左肩の状態が思わしくないようなら攻守に悪影響は避けられませんし、現在は状態良好でも今後の試合で再発するリスクも考えられます」(野球ライター) 報道によると石井監督は「順調に打席も踏んで結果も出しているので、出た時にはアピールしてほしい。誰でもそうですけど、出たら思い切っていってほしい」と、オコエには攻守で積極的なプレーを期待しているという。昇格当日の19日・ロッテ戦ではベンチスタートとなったオコエだが、ここから期待に応える活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2022年08月19日 18時50分
プロ野球・広島戦の球審、また不可解判定?「西川怒ってないか」三振宣告に選手は振り向き凝視
9日に行われ、広島が「1-6」で敗れた中日戦。球審を務めた白井一行審判の判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-4」と広島3点ビハインドの7回裏無死でのこと。打席の広島・西川龍馬に対し、中日2番手・祖父江大輔はカウント「1-2」からスライダーを投じる。西川はベース板の左端、自身の胸元へ食い込むように変化したこの球をわずかに体に背けながら見送ったが、白井審判がストライクと判定したため見逃し三振となった。 この直後、西川はその場で白井審判の方を向くと、右手を腰に当てながらその場に立ち尽くす。そこから重い足取りで一塁側の自軍ベンチへ戻ったが、白井審判はこの態度が気に食わなかったのか、下がっていく西川に数秒ほど視線を向け続けた。 >>元広島・前田氏、オールスター戦の解説に批判「忖度しろってことか」 本塁打競争中のレアードへの発言が物議<< 西川を呆然とさせた白井審判の判定に、ネット上では「今のスライダーがストライクってマジかよ、西川もだいぶ怒ってないかこれ」、「この審判、ちょっと前に山田(哲人/ヤクルト)からもブチ切れられてなかったか?」、「引き下がる西川を睨みつけてるのも不快、あわよくばレアードみたいに退場させようと画策してたんじゃないか」といった呆れ声が多数寄せられた。 「際どい判定で西川を不満げにさせた白井審判ですが、今季は他にも打席の選手を怒らせたと物議を醸した判定があります。5月15日・ロッテ対オリックス戦ではロッテ・レアードが見逃したインローのストレートをストライク・見逃し三振と判定した上、ベンチに下がりながら何かまくし立てるなど不満をにじませたレアードを暴言があったとして退場処分に。6月9日・ヤクルト対オリックス戦ではハーフスイングを見せたヤクルト・山田哲人にスイング・空振り三振を宣告。山田は左手を横に上げるジェスチャーを交えながら白井審判に詰め寄り、白井審判もアウトのポーズを崩さないまま山田と対峙するなど一触即発の状態となりました」(野球ライター) 試合展開に重大な影響を及ぼしたわけではない白井審判の見逃し三振判定だが、前例の多さからまたやらかしたのかと、うんざりしたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月19日 15時30分
楽天・浅村、敵選手に守備妨害? 審判も判定ミス? 終盤戦の緊迫シーンに疑惑浮上「わざとやったのか」
18日に行われ、楽天が「2-1」で勝利した日本ハム戦。「3番・指名打者」で先発した楽天のプロ14年目・31歳の浅村栄斗のプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点の8回表1死一塁でのこと。日本ハム先発・伊藤大海が浅村にフルカウントから内角低めの直球を投じるのと同時に、一走・鈴木大地が二塁へスタート。内角球を捕球した捕手・宇佐見真吾はすかさず二塁に投げようとしたがその瞬間、四球で一塁に歩こうとした浅村が前方を横切った。 すると、宇佐見は浅村が視界に入った影響からか、二塁送球をベースの右にそれる悪送球としてしまい、ボールが転々とする間に鈴木は三塁まで進塁。相手のミスで1死一、三塁とチャンスを広げた楽天は、直後に島内宏明が中堅への犠飛を放ち勝ち越しに成功した。 >>楽天・石井監督、伊藤トレードの意図説明も「納得できない」の声 放出選手の人選に不満相次ぐ<< 致命的な送球ミスの直前にあった浅村の“本塁横断”を受け、ネット上には「何だ今の守備妨害まがいの動きは」、「送球ミスやらかした宇佐見、絶対浅村のせいで手元狂っただろ」、「横切ったこと自体はもちろん、バットを立てながら歩いてたのも印象悪い」、「わざとやったのかって疑われてもおかしくない怪しいプレーじゃないか」と批判が相次いだ。 浅村に不満が集まる中、一部からは直前の四球判定がそもそも間違っていたのではという指摘も上がっている。伊藤がフルカウントから投じた内角球は、浅村から見てベース板の右端スレスレ、高さは膝元付近という絶妙なコース。球審はわずかにベース板から外れていると判断し、四球判定を下したようだが、ネット上では「何回映像見返しても、ゾーンの右隅を突いた完璧なストライクに見えるんだが」、「宇佐見もフレーミングとかはしてなかったし、本当はゾーンに入っていたのでは?」といった意見も散見される。 18日の敗戦で連敗が5に伸び、自力でのCS進出の可能性も消滅した日本ハム。守備ミスが響き敗戦という結果はもちろん、そこに至るまでの経緯にも後味の悪さが残ったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月19日 11時45分
日本ハム・新庄監督、高校野球の戦略を参考に? 大阪桐蔭の作戦には特に興味か
「1番三塁・清宮幸太郎」――。BIGBOSS新庄剛志監督は、“下関国際の逆転勝利”を再演することができなかった。 北海道日本ハムファイターズが東北楽天に同一カード3連敗を喫し、借金も「19」まで膨らんだ(8月18日)。これで、楽天戦5連敗だ。しかし、前日の敗戦後、新庄監督は“意味シンなコメント”も残していた。 「明日は楽しいゲームができるようにする!」 “新庄劇場”が予告されていたのだ。 >>日本ハム・中島、今オフノンテンダーの危機?「打っていようが代えます」新庄監督も激怒、守備ミス連発に心配の声<< それが「三塁・清宮」だとしたら、物足りない気もするが? いや、機動力に活路を見出し、スリリングな展開にしようとしていたのだ。 「17日は不運な場面もありました。1点ビハインドで迎えた3回、二死一、二塁で打者・今川優馬の打球が左翼線に飛んだんですが、ボールがファウルゾーンのフェンスとグラウンド床面の隙間に挟まってしまいました。審判団が協議した結果、今川の三塁打は『二塁打』とされ、逆転の2人目のホームインは取り消しとなりました」(プロ野球解説者) 「不運」は、18日も見られた。 4回二死、上川畑大悟の右前打で二塁走者の近藤健介がホームを突いた。しかし、バックホームされた送球を楽天捕手・炭谷銀仁朗が捕球するにあたって、体を右方向に動かした。タッチアウトがコールされたが、新庄監督は「走路を塞いだ」とし、リプレー検証を求めた。こちらもコリジョンルールが適用されず、得点とはならなかった。 そんな不運を払拭しようとしたのが、「新庄劇場」だった。 「0対1」で迎えた7回だった。一死二、三塁の場面で「スクイズ」のサインが送られた。三塁走者はホームインしたが、新庄監督は天を仰いだ。その仕草を見て、二塁走者も突入させるツーラン・スクイズが失敗したことが分かった。 「二塁走者のアルカンタラがサインを見ていなかったようですね。三塁ベースの手前でスピードを緩めてしまいました」(地元メディア) 新庄劇場は不発に終わった。だが、アルカンタラが本塁に突入していたら、たとえアウトでも、球場は盛り上がっていたはずだ。 また、チーム関係者によれば、日中の新庄監督は高校野球をテレビ観戦しているという。お目当ての球児がいるのかと思ったが、そうではなかった。戦略面で「参考になる」と言って、メモを取っているそうだ。 「大阪桐蔭と下関国際の試合に見入っていました。大阪桐蔭の送りバントが小飛球になって、トリプルプレーが成立しましたよね。その場面に唸っていました」(関係者) 珍しいトリプルプレーの成立に対してではない。失敗したが、大阪桐蔭の作戦に興味を示していたという。 小飛球となったバントは、投手と内野手の間に落とそうとしたもので、「成功していたら、打者走者もセーフになって、相手守備陣に与える精神的ダメージも大きい」と話していたそうだ。 ツーラン・スクイズも相手陣営を揺さぶる狙いもあったのかもしれない。BIGBOSSが“メモ魔”だとは知らなかった。演者がカントクの意向を具現できるようになれば、上位浮上となるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年08月19日 10時50分
新日本G1敗退で来年1.4東京ドーム大会メイン出場に暗雲の内藤哲也「諦めなければ可能性はゼロじゃない」
新日本プロレスは18日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』公式戦最終日を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、この日が最終日。メインイベントでは、優勝の座を巡り、ファイナルトーナメント決勝戦がオカダ・カズチカとウィル・オスプレイの間で争われ、オカダが激戦を制して二連覇を達成している。 第4試合では、内藤哲也&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、タイチ&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャーの鈴木軍による6人タッグマッチが実現。G1で内藤は、ザック相手に丸め込みで秒殺し準決勝に進んだが、オスプレイに敗れてしまい決勝進出を逃した。序盤からザックは内藤に対してイライラを隠せず、両者はリング内外で揉み合う。試合は、内藤とBUSHIがタイチにスピーディーな連携攻撃を仕掛けるも、コードブレイカーを狙うBUSHIをアーチャーが捕獲して、チョークスラムで叩きつける。最後はトドメとばかりにタイチが横綱式カチ上げエルボーを放ち、カウント3。 試合後も内藤とザックは駆け引きを展開。SANADAとタイチも睨み合う中、久々の来日となったアーチャーがマイクを掴み「マタネ!」と挨拶。会場からは大きな拍手が沸き起こった。 バックステージでザックは「ナイトー!何なんだよ、あいつは!俺を倒したんだから、ファイナルなんか簡単に行けるはずなのに負けやがって。次はナイトーの皮を俺が剥いでやる。レディ・ガガが着ていた肉のスーツを憶えているか?ああいうのを俺が作ってやるよ。人間の皮を剥いで、血管丸見えみたいなやつだ。ナイトーの皮を剥ぎ、それでスーツを作って俺が着る。これ、どうだ?まずはナイトーの皮を剥ぎに行かないとな」と内藤狩りに照準を合わせた様子。 内藤は「昨日のウィル・オスプレイと初めてのシングルマッチ、めちゃくちゃ楽しかった。想像以上の選手で試合中、興奮しっぱなしだったよ。でも結果的に敗れてしまい、俺の夏は終わった。これで2023年1月4日の東京ドームのメインイベントに戻るっていう目標も絶望的かな?さすがに昨日は落ち込んだよ。もの凄く落ち込んだよ。でも、落ち込んでても何も前に進まないんでね。変わらず2023年1月4日、東京ドームのメインイベントめざして進んでいきますよ。諦めたらゲームオーバー。諦めなければ可能性はゼロじゃないんでね」と語っていたが、オカダがG1覇者の権利として与えられるIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権利証を来年1.4東京ドーム大会で行使すると明言しており、内藤に残された道は、現在ジェイ・ホワイトが保持しているIWGP世界王座の年内奪還しか残されていない。その前にまずザックの相手をすることになりそうだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月18日東京・日本武道館観衆 6716人▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)内藤哲也&SANADA&●BUSHI(8分01秒 体固め)タイチ○&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー※横綱式カチ上げエルボー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月18日 19時30分
阪神、8連敗の戦犯はバッテリーではない?「拙守で配球狂った」矢野監督はご立腹も、“戦犯”扱いされる選手が
17日に行われ、阪神が「2-4」で敗れたヤクルト戦。阪神先発・伊藤将司、捕手・梅野隆太郎のバッテリーの選択に矢野燿大監督やネット上から苦言が相次いだ。 問題となっているのは、両チーム無得点の3回裏2死一、二塁でのこと。バッテリーは打席のヤクルト・村上宗隆に対し、カウント「1-0」からの2球目に内角真ん中付近のツーシームを選択。しかし、この球を完璧に捉えられ決勝の42号3ランとされてしまった。 裏目に出たバッテリーの配球について、試合後に取材に応じた矢野監督は「(村上は)一発で仕留める技術も力もあるバッターやから、バッテリーは攻めることはできにくいけど、粘ってほしかった」とコメント。17日試合前時点で「.320(リーグ3位)・41本(同1位)・101打点(同1位)」と三冠王も狙える数字をマークしている村上に対しては、球数をかけ慎重に攻めるべきだったと注文をつけたという。 >>阪神、矢野監督の後任が水面下で決定? Aクラス入りへ試練続く中飛び出した注目発言<< バッテリーの配球に対しては、ネット上にも「矢野監督が不満げなのも当然、三冠王クラスの打者に内角ストライク投げるのは軽率すぎる」、「インコースを意識させたかったんだろうが、それなら死球覚悟でボールゾーンに放るべきだったと思う」、「塁が1つ空いてたんだし、四球OKでアウトローの際どいコースを徹底的に突くべきだった」といった批判が寄せられた。 ただ、一部ファンの間ではバッテリー以上に、この日「1番・中堅」で先発していた島田海吏のプレーを問題視する声も上がっている。島田は同戦3回裏1死で塩見泰隆が右中間フェンス際に放ったフライに全速力で追いつきはしたが、落ちてくる打球の軌道を見誤ったのか捕球できずに三塁打としてしまう。ネット上には「記録に残らないエラーやらかした島田が1番悪いだろ、捕ってれば村上の前のサンタナ(空三振)で3アウトだったのに」、「拙守でピンチを招いたことで山田(哲人/四球)、村上に対するバッテリーの配球が狂った面もあるのでは」といった指摘も散見される。 村上の3ランがなければ「2-1」で試合に勝っていた計算となるこの日の阪神。それだけに防げたミスだともったいなく感じたファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月18日 17時30分
DeNA・楠本、好調のチームで輝く渋い働き! 天才バットマンが極める“自分の生きる道”は
「僕みたいな選手はホームラン1本で試合をひっくり返せるような選手ではないので、僕は僕なりのチームへの貢献の仕方がある」本拠地・横浜スタジアムでの13連勝を飾った17日のゲームで、試合を振り出しに戻す貴重なセーフティスクイズを決めた楠本泰史から飛び出た本音。「キャンプから1点をもぎ取ることをやってましたし、やるしかなかったです」と続けた言葉には、充実感とともに安堵感も漂わせていた。 大卒4年目の昨シーズン、主に代打で結果を残し、さらなる飛躍を期待されての今シーズン。タイプの似通った鈴木尚典コーチの「本能で打て」との指導の下、オープン戦では.464と絶好調で、4月まではそれなりの成績をあげていた。しかし5月には登録抹消も経験し、再び上がってきてからも6月.067、7月.077とバットから快音は響かなくなると、3年目の大型外野手・蝦名達夫が台頭。群雄割拠の外野手争いから遅れをとる形となってしまった。 三浦大輔監督から「もう一度信頼を勝ち取るためには、自分がやるしかない。思い切ってプレーしてこい」とゲキを飛ばされを発奮し、8月からは反撃に転じた。2日のカープ戦ではリードオフマンとして難攻不落の森下暢仁からホームランを含むマルチヒットをマークし、翌日は代打からゲームに入りヒット1本、さらに延長11回のノーアウト1塁の場面ではしっかりと送りバントを決め、宮崎敏郎のサヨナラヒットを導いた。 そこを起点に2番でのスタメン起用が多くなると、送りバントの役割も増した。戒めとなっているのがバンテリンドームでの失敗で「ミスをしてはいけない。あの1回の失敗で強く思った」とより実感。「田中浩康コーチにどれだけピッチャーから遠くにバントできるかとのアドバイスを頂いて、そこから変わった。バントは時間を稼ぐモノだと」との教えが生き、16日は2回とも成功してみせた。 2番という打順に「自分が主役にならなくてもいい。なんとかチームが勝てるように一つでも貢献して、勝って試合を終えたい」と、打線の歯車としての役割を全うしたいと言葉に力を込めた楠本泰史。流した悔し涙が実を結ぶ日は、もうすぐそこに迫っている。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年08月18日 15時30分
中日戦、解説が「立浪監督何考えとる?」と酷評 敵代打への真っ向勝負が物議、直前にも致命的ミス?
17日に行われた中日対広島戦。「0-1」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが立浪和義監督の“強攻策”だった。 両チーム無得点で迎えた延長11回裏。中日5番手・藤嶋健人が2死二塁のピンチを招いたところで、立浪監督は藤嶋を下げ根尾昂を6番手として投入。根尾は打席の代打・松山竜平に初球ストレートを投じたが、左中間を破るサヨナラ二塁打とされてしまった。 >>プロ野球・中日戦の審判に「納得できない」怒りの声 試合終了間際の判定変更に批判、木下への態度も物議<< 根尾が打たれ試合が終了した直後、中継解説の安仁屋宗八氏(元広島)は「立浪監督何考えとるんですかね? 目的が分かりません、申告敬遠でしょ」と根尾を松山と勝負させた采配を疑問視。ネット上のファンからも「松山勝負は完全なミス、一塁に歩かせて4タコの堂林(翔太)と勝負するべきだった」、「守りやすくする意味でも敬遠で一塁埋めた方が良かったのでは」と采配ミスではという指摘が相次いだ。 松山勝負の理由について、立浪監督は試合後に応じた取材で「根尾の力勝負に懸けて、こういう結果になった」と説明したと伝えられている、ただ、今回の場面はサヨナラの1点を阻止する守備をしやすくするために、一塁を埋めフォースプレー(ベースを踏むだけで走者をアウトにできるプレー)が可能な状況を作る采配がセオリー。加えて、松山はこの試合の初打席で調子の良し悪しが不透明な一方、次打者の堂林は「4打数無安打・2三振」とこの日はサッパリだったため、申告敬遠を選択すべきだったのではとファン・OBから疑問が噴出したようだ。 また、一部ファンからは松山と勝負する以前に、根尾の投入自体が間違っていたのではという指摘も上がっている。根尾は18日試合前時点で「14登板・0勝0敗・防御率2.63」と数字はまずまずだが、今季途中に投手転向したばかりで同点・リード時の登板経験はまだ乏しかった。さらに、走者を置いたイニング途中という難しい場面での投入でもあったため、ネット上では「根尾をいきなり勝負どころに放り込むくらいなら、藤嶋をそのまま投げさせるべきだったのでは」という意見も散見される。 17日の敗戦で今カードの負け越しが決まった中日。試合結果だけでなく、敗戦に至るまでの経緯でも後味の悪さが残ってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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2021年08月30日 11時45分
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2021年08月30日 11時30分
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2021年08月28日 11時00分
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侍ジャパンコーチが東京五輪の舞台裏を明かす 韓国クレームのロジン問題、青柳の炎上は同じ原因だった?
2021年08月27日 20時30分
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巨人・中田、日本ハム時代の悲劇再び? 予期せぬ途中交代に「古傷が悪化したかも」心配の声
2021年08月27日 18時30分
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阪神・近本の試合後コメントに驚きの声「あの時の皮肉か」 過去の快挙を記憶から抹消?
2021年08月27日 15時30分
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巨人・菅野の後半戦復調は絶望的か 復帰戦で致命的な劣化を露呈、昨季の“改造”も伏線に?
2021年08月27日 11時00分
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阪神・マルテ、二軍ボイコット? 突然の試合欠場に憶測飛び交う、助っ人電撃退団の悲劇再びか
2021年08月26日 19時30分
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スポーツ
パラ競泳男子・鈴木、日本勢初の金に「最後の逆転劇痺れた」「スタミナヤバすぎ」歓喜の声 連日のメダル獲得に期待高まる
2021年08月26日 19時00分
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DeNA・牧、ルーキー初のサイクルヒッターに! 大洋時代からの達成者は大物ぞろい
2021年08月26日 17時45分
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阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」
2021年08月26日 15時45分
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ソフトB・千賀が後半戦で大復活? 強力打線をねじ伏せた大胆な配球、東京五輪への強行出場も追い風か
2021年08月26日 11時20分
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新日本ジェフ・コブがオカダ・カズチカの前でレインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランド葬!
2021年08月26日 11時00分
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ぱんちゃん璃奈はRIZIN女子キックのエースになれるか?KNOCK OUTから参戦!
2021年08月25日 22時30分
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西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?
2021年08月25日 19時30分
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ロッテ・益田の投球に敵打者が天を仰ぐ「完全にドン引き」 異様な光景にファン驚愕、反則級の“ふらつき”に勤続疲労への懸念も
2021年08月25日 15時30分
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大仁田厚と令和のミスター・ポーゴによるシングルマッチが電撃決定!ハチミツ二郎が配信を実況解説
2021年08月25日 11時30分