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パラ競泳男子・鈴木、日本勢初の金に「最後の逆転劇痺れた」「スタミナヤバすぎ」歓喜の声 連日のメダル獲得に期待高まる

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画像はイメージです

 24日に開幕式が行われ、翌25日から各種目がスタートしている東京パラリンピック。26日に行われた東京パラリンピック・競泳男子100メートル自由形(運動機能障害S4)の決勝で、鈴木孝幸が金メダルを獲得した。

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 これまで4大会連続でパラリンピックの競泳種目に出場し、計5個(金1・銀1・銅3)のメダルを獲得している鈴木。5大会連続出場となる今大会は、25日の男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)決勝で銅メダルを獲得。大会2個目のメダルを狙った100メートル自由形も、26日午前の予選を全体2位の「1分27秒48」で通過した。

 迎えた決勝、鈴木は序盤からルイジ・ベッジャート(イタリア)と激しい先頭争いを展開するも、最初の50メートルはベッジャートと0秒59差の2位に。しかし、そこからじわじわとベッジャートを追い上げると終盤で逆転し、自己ベストとなる「1分21秒58」で見事金メダルに輝いた。

 日本勢では今大会初の金メダルを獲得した鈴木の活躍を受け、ネット上には「金メダルおめでとう! 最後の逆転劇はめちゃくちゃ痺れた!」、「銅メダルの次の日に金メダルも獲るなんてスタミナヤバすぎ」、「この大舞台で自己ベスト叩き出すのは凄い精神力だ」といった喜びの声が多数寄せられている。

 また、鈴木が今後男子150メートル個人メドレー(運動機能障害SM4)、男子200メートル自由形(運動機能障害S4)、男子50メートル自由形(運動機能障害S4)に出場を予定していることを踏まえ、「この調子なら全種目メダル獲得もあるんじゃないか」、「さすがに5種目はキツいと思ってたけど、これならもしかしたらもしかするかも」、「前回のリオで1つもメダル獲れなかった分、今大会はこのままメダル量産してほしい」との期待も高まっている。

 試合後のインタビューでは「昨日から(出場が)続いてるのでちょっと疲労もあって心配な部分もあったんですけど、自信を持っていこうと思って泳ぎました」と安堵の言葉を語った鈴木。次の出場種目は男子150メートル個人メドレー(運動機能障害SM4)で、28日に予選・決勝が行われる予定となっている。

文 / 柴田雅人

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