香取は同じく元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛と同じプロジェクト「新しい地図」として活動。3人は「国際パラリンピック委員会特別親善大使」ならびに「日本財団パラリンピックサポートセンター」のスペシャルサポーターを務めていることから、香取は今月24日に開幕するパラ五輪をアピールした。
香取が同局に出演するのは、ジャニーズ事務所からの独立を機に17年9月に終了した、MCを務めていた「SmaSTATION!!(スマステ)」以来4年ぶり。
>>新しい地図のコロナ基金にも寄付 SMAP時代から変わらない中居の支援と義援のココロ<<
同番組で香取は大下アナと16年コンビを組んでいたとあって、2人とも番組での再会に感激の面持ちだった。
「大下アナによると、香取の舞台公演や個展に足を運んでいたというが、コロナ禍のため楽屋にあいさつに行けなかったのだとか。そんな状況もあって、さらに、パラ五輪開幕前という絶好のタイミングで、今や役員待遇になった大下アナの〝鶴の一声〟でテレ朝への独立後、初出演が実現したようだ」(テレビ局関係者)
テレ朝といえば、ほぼ毎週ジャニーズの所属タレントが看板音楽番組「ミュージックステーション」に出演するなど、ジャニーズとのパイプが太く、それゆえ、他局に比べてもジャニーズへの忖度が目立っていた。
「とはいえ、テレ朝が出資しているインターネットテレビ局・ABEMAは『新しい地図』の3人を独立後、いち早く起用。本当はもっと早く3人のうち誰か1人でも起用したかったはず」(芸能記者)
ジャニーズ独立後からこれまでに日本テレビとテレビ東京が3人そろって、NHKは3人をバラバラに、TBSは香取、フジは稲垣を起用。今回の香取のテレ朝出演で、3人そろって全局復帰を果たした。
「すでにNHKは草なぎと稲垣、テレ東は香取をそれぞれドラマに起用。今後、民放キー局のうち、どこが3人のうちの誰かをドラマやバラエティーなどでレギュラーに起用するかが注目される」(同)
3人はパラ五輪会見でも公の場に登場予定。まずは、各局の情報番組やニュースでの扱いが注目される。