競泳
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スポーツ 2023年03月07日 08時00分
池江璃花子「一目ぼれでした」4月から横浜ゴムに所属 アスリートと会社員の二刀流でパリ五輪に挑む
競泳の池江璃花子選手が、6日都内で開催された「池江璃花子選手 横浜ゴム所属発表会」に出席し、新社会人として抱負を語った。 >>全ての画像を見る<< 春らしいベージュのスーツで登場した池江選手。「初めて自分で選んで作ったスーツです。一目ぼれでした」と表情をほころばせた。 今月、日本大学を卒業し、4月から社会人として一歩を踏み出す。横浜ゴム所属を決めた理由について、「先輩社員の皆様をはじめ、たくさんの方々とお話ししました。タイヤの会社というと男性のイメージが強いと思うんですけど、女性社員の皆様の温かい雰囲気や楽しそうにお仕事している様子を見て、この会社に入ったら毎日楽しく充実した社会人生活を送れると思ったのが理由です」と説明。また、「会社も自分自身も世界のトップをめざしていきたい気持ちが一緒で、それが一番の大きな理由」と語った。 同社では経営企画部広報室に配属が決まっており、同期となる新社会人に向けて「1年目で学ぶこともたくさんあると思いますし、分からないことだらけだと思うんですけど、せっかくですから社会人として全力で取り組んで、苦しいことや楽しいことも皆で共有しながら、この先長い人生を送っていければ」とエールを送った。 発表会では、新社会人として名刺交換にもチャレンジ。「すごく緊張してます」と言いながらも、数回の練習で同時交換のマナーをマスターし、講師から「素晴らしいです」と褒められていた。アスリートと社会人の二刀流に「どちらかというと選手がメインの活動ですが、社会人1年目としてたくさん学んで、人として成長し、世界で活躍できるように頑張りたい」と決意を新たにした。 終了後にはプライベートに関する質問も。ドライブ好きという池江は「レインボーブリッジは天気が良い日には富士山がきれいに見えたりするので、景色を見ながらドライブするのが好きです」とお気に入りのドライブスポットを紹介。また「ワインがすごく好きなので、いつかソムリエの資格を取ってみたい」と夢を明かした。「会社員としても、水泳選手としても、横浜ゴムのタイヤのように粘り強い人になっていけたら」と、新たな門出に胸を膨らませた。(取材・文:石河コウヘイ)
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スポーツ 2022年06月20日 10時35分
『サンモニ』関口宏、世界水泳6位の瀬戸大也に「ダメでした」発言で物議 出演者からも注意
19日放送『サンデーモーニング』(TBS系)のスポーツコーナーで、司会の関口宏の発言に、巨人軍などで活躍した上原浩治氏とゲストの元ラグビー日本代表・大畑大介氏がたしなめる一幕があった。 ハンガリーのブダペストで開催された世界水泳・競泳男子400メートル個人メドレー決勝で、日本の瀬戸大也が6位、本多灯が7位となったことが記載されたフリップを見た関口は「ちょっと残念な結果が出てしまいました。瀬戸さん、本多さん、ダメでしたね」とコメントする。 >>『サンモニ』 関口宏を岡崎朋美氏が注意「ちゃんと聞いてください」 高木美帆選手の凄さを解説も理解せず?<< すると、アメリカからリモート出演した上原氏が「いやいや、世界で6位ですよ」とツッコミを入れ、この日のゲストで上原氏とは東海大仰星高校で同級生の大畑氏も「ダメって言いますけど、世界で6位、7位ですよ」と指摘。 関口は「決勝に残っている」などと釈明。大畑氏は「ご本人が一番悔しい思いをしていると思いますんで」とした上で、「ここからどこまで行けるのかなと注目です」などと前向きなコメントを行う。さらに、唐橋ユミも「本多選手は200メートルバタフライが本命ですから」などと関口の発言を「火消し」した。 番組はその後、何事もなかったかのように進行したが、視聴者からは「ちょっと失礼すぎない?」「優勝できなかったからダメと言ったんだろうけど、価値観が理解できない」「世界の6位という価値が分かっていない」などと不満の声が。一方で、関口をたしなめつつ前向きなコメントで着地した大畑氏には「素晴らしいコメント」「コメンテーターとして訓練されている」などと称賛が上がることになった。
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スポーツ 2021年09月27日 17時30分
池江璃花子がヤクルト戦で初の始球式!同世代の村上宗隆に「刺激を受けます」
東京ヤクルトスワローズは25日、「ヤクルトマンナイター」を開催した。9月15日に誕生日を迎えたヤクルトマンを祝いに、ヤクルト本社の広告キャラクターを務める競泳の池江璃花子が駆けつけた。今回で神宮球場を訪れるのは2度目だという。 オープニングトークでは、自身の誕生日の7月4日から取った背番号74番のユニフォーム姿を披露。スワローズ選手さながらの着こなしで野球ファンを魅了した。始球式に向け、「ゼッコー腸(絶好調)のボールを投げられるように頑張ります!」と意気込みを述べている。 池江はグラウンドに降り立つと、ファンの温かい拍手の中でマウンドへ向かい、雑誌の対談から親交があるという村上宗隆からボールを受け取り、マウンドへ上がった池江はセットポジションで一呼吸置いて投球へ。非常に綺麗なフォームから投じられた一球は、見事ノーバウンドでキャッチャーミットに収まり、初の始球式に緊張した様子だったが、見事な投球に会場は大きな拍手で包まれた。ノーバウンド投球には満足な様子を見せた池江だったが、「ストライクを狙っていたので10点満点なら、7.5点くらい」と自己採点は厳しめ。「また、機会を頂けたら次はストライクを投げたい!」と次回登板にも意欲を見せた。 登板後、池江は「凄く緊張しました。投げ終わった後の観客の方々の拍手が自分では聞こえないくらいでした!ノーバウンドで投げられたのが凄く嬉しかったのですが、ストライクを狙っていたので、若干悔しかったなと。ただ、始球式前に意気込みを話す時から、顎がガクガクするくらい緊張していました(笑)。投げる時はそこまで緊張していなかったんですけど。凄い集中して投げたつもりです。始球式は楽しみでしたし、とにかくバウンドをせずに投げたいという気持ちが強かったので、それだけを考えて楽しみにきました。球場の真ん中(マウンド)に立つと景色がいいなと思いました。そこは水泳と変わらないな、と。プールサイドで観客の方を見ると『ああ、試合が始まる』という気持ちになるので」と投球を振り返っている。 また、練習は「筋肉痛になるまで投げてきました。練習では結構上手くいっていたんですけど、やっぱり本番になると、そこが難しいなと思いました」と苦笑い。村上については「学年は1つ上ではあるんですけど、他競技の方が活躍している姿を見ると自分も燃えますし、刺激を受けます」とのこと。さらに、「ユニフォームを着てみたいと思っていたので、完成した時はすごく嬉しかったです!背番号が(ヤクルト杉村繁打撃コーチ)被ってしまってちょっと申し訳なかったんですけど、一生残るものだと思うので、作っていただいてありがたいなと思っています」と充実した様子だった。この日のヤクルトは中日と対戦し、0-0で引き分けている。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2021年08月26日 19時00分
パラ競泳男子・鈴木、日本勢初の金に「最後の逆転劇痺れた」「スタミナヤバすぎ」歓喜の声 連日のメダル獲得に期待高まる
24日に開幕式が行われ、翌25日から各種目がスタートしている東京パラリンピック。26日に行われた東京パラリンピック・競泳男子100メートル自由形(運動機能障害S4)の決勝で、鈴木孝幸が金メダルを獲得した。 >>デコトラから布袋! パラリンピック開会式、まさかの演出に「夢見てたんかな?」の声も アトランタ閉会式に続き2度目の出演<< これまで4大会連続でパラリンピックの競泳種目に出場し、計5個(金1・銀1・銅3)のメダルを獲得している鈴木。5大会連続出場となる今大会は、25日の男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)決勝で銅メダルを獲得。大会2個目のメダルを狙った100メートル自由形も、26日午前の予選を全体2位の「1分27秒48」で通過した。 迎えた決勝、鈴木は序盤からルイジ・ベッジャート(イタリア)と激しい先頭争いを展開するも、最初の50メートルはベッジャートと0秒59差の2位に。しかし、そこからじわじわとベッジャートを追い上げると終盤で逆転し、自己ベストとなる「1分21秒58」で見事金メダルに輝いた。 日本勢では今大会初の金メダルを獲得した鈴木の活躍を受け、ネット上には「金メダルおめでとう! 最後の逆転劇はめちゃくちゃ痺れた!」、「銅メダルの次の日に金メダルも獲るなんてスタミナヤバすぎ」、「この大舞台で自己ベスト叩き出すのは凄い精神力だ」といった喜びの声が多数寄せられている。 また、鈴木が今後男子150メートル個人メドレー(運動機能障害SM4)、男子200メートル自由形(運動機能障害S4)、男子50メートル自由形(運動機能障害S4)に出場を予定していることを踏まえ、「この調子なら全種目メダル獲得もあるんじゃないか」、「さすがに5種目はキツいと思ってたけど、これならもしかしたらもしかするかも」、「前回のリオで1つもメダル獲れなかった分、今大会はこのままメダル量産してほしい」との期待も高まっている。 試合後のインタビューでは「昨日から(出場が)続いてるのでちょっと疲労もあって心配な部分もあったんですけど、自信を持っていこうと思って泳ぎました」と安堵の言葉を語った鈴木。次の出場種目は男子150メートル個人メドレー(運動機能障害SM4)で、28日に予選・決勝が行われる予定となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月28日 13時45分
競泳女子・大橋、2つ目の金メダルに「息継ぎ無しは凄まじすぎる」列島興奮 北島氏以来の快挙を本人も激賞「素晴らしい!」
28日に行われた競泳女子200メートル個人メドレー決勝。同種目の日本記録(2分07秒91)保持者の大橋悠依が金メダルを獲得した。 25日の女子400メートル個人メドレー決勝を4分32秒08で制し、200メートルでは今大会2個目の金メダルの期待がかかった大橋。26日の予選を全27名中10位の2分10秒77、27日の準決勝を全16名中5位の2分09秒79でそれぞれ突破し決勝へ駒を進めた。 迎えた決勝、大橋は最初の50メートルこそ5位にとどまったものの、その後はペースを上げアレックス・ウォルシュ(米国)と激しいデッドヒートを展開。ラスト50メートルの最終盤は息継ぎなしで猛スパートをかけ、2分08秒52で見事金メダルに輝いた。 >>競泳男子・瀬戸、200Mバタフライ敗退に落胆の声「体力温存発言は何だったのか」 相次ぐ惨敗に実力の衰え指摘も<< 日本女子では初、男子を含めても2008年北京五輪の北島康介氏(100メートル・200メートル平泳ぎ)以来となる競泳での2冠達成を受け、ネット上には「大橋やった! 400メートルに続いて200メートルも獲った!」、「最後の息継ぎ無しは凄まじすぎる、勝ちへの執念を感じた素晴らしい泳ぎだった」、「歴史を作った瞬間をリアルタイムで見せてくれてありがとう」といった喜びの声が数多く寄せられている。 また、大橋の2冠を受けて北島氏も自身のツイッターに投稿。「素晴らしい!! 二冠おめでとう悠依」と、自身に次ぐ快挙を成し遂げた大橋を手放しで称賛している。 試合後のインタビューでは「正直(試合前から)すごい接戦になると思っていて、その中で金メダル(を獲れるか)といわれるとどうかなと思ってたんですけど、最後自分も体止まっちゃってたんですけど何とか踏ん張れて、女子で2冠というのは初めてなのですごくうれしいです」とコメントした大橋。多くのファンを魅了した歴史的な泳ぎは本人にも相当な喜びをもたらしたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について北島康介氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kitajimakosuke
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スポーツ 2021年07月27日 18時50分
競泳男子・瀬戸、200Mバタフライ敗退に落胆の声「体力温存発言は何だったのか」 相次ぐ惨敗に実力の衰え指摘も
27日に行われた競泳男子200メートルバタフライ準決勝。2組目に登場した瀬戸大也が、24日の男子400メートル個人メドレーに続いて決勝進出を逃した。 瀬戸は最初の50メートルこそ組3位につけたが、これ以降は伸びを欠いたまま1分55秒50でフィニッシュ。このタイムは瀬戸が出場した第2組で8名中7位、全体では16名中11位のタイムで、決勝に進出できる上位8位以内には入れなかった。 瀬戸は競技終了後のインタビューで「うーん…また決勝に駒を進められなかったので、(五輪は)難しいなって思います」と準決勝敗退の結果に落胆。その後は「しっかりと気持ちを切り替えて、200メートル個人メドレーはしっかりと納得いくレースができるようにしたいなと思います」と、28日に予選が行われる男子200メートル個人メドレーでの雪辱を誓った。 瀬戸の敗退を受け、ネット上には「決勝行ってほしかったけど厳しい結果で残念」、「最初の50メートルは良さそうに見えたんだけど、そこからはずっと苦しい泳ぎに見えた」、「あともう1種目残ってるから、今までの悔しさを全て晴らすような泳ぎを見せてほしい」といった反応が寄せられている。 一方、ネット上には「余力持って泳いだって言ってた予選よりタイム遅いじゃないか」、「ネット民へのムカつきを力に変えた結果がこれなのか、もう衰えてそれぐらいの実力しか無いってことなのか」、「400メートルの後の体力温存発言は何だったのか、実はスタミナ不足の言い訳だったのか?」といった苦言や批判も複数見受けられた。 >>“家族想い”に見える夫ほど怪しい? 瀬戸大也だけじゃない、身近で起きた不倫騒動<< 「瀬戸は24日の男子400メートル個人メドレー予選で29名中9位の4分10秒52で上位8名までの予選突破を逃した際、『明日しっかり泳げばいいと思っていた。(予選突破タイムを)めちゃくちゃ読み間違えた』と体力温存策が裏目に出たと発言。これを受けネット上には『手を抜いても予選通過できるって考えは甘すぎ』、『本気出さずに自滅するのはダメだろ』と批判が噴出しましたが、こうした声は本人の耳にも届いていたようで、26日の200メートルバタフライ予選を全体9位の1分55秒26で通過した後のインタビューでは『余力を持って予選を泳ぐのが自分の戦い方。ネットでいろいろなことを言われてむかつきますけどパワーに変えたい』と批判に反論していました。ただ、今回予選より遅いタイムで準決勝敗退に終わり、『そもそものスタミナが無かっただけじゃないか』とネットユーザーからの逆風はさらに強まっています」(スポーツライター) 28日に予選、29日に準決勝、30日に決勝が行われる男子200メートル個人メドレーでは、2019年の世界選手権で金メダルを獲得した実績を持つ瀬戸。最後のとりでとなる同種目では、ここまでのうっぷんを晴らす泳ぎを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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社会 2021年07月26日 17時30分
宮根、元競泳選手の立石氏への発言に「失礼すぎる」「選手を前に言うことじゃない」批判の声相次ぐ
26日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、MC宮根誠司のある発言がネット上で批判を集めている。 この日、番組では東京オリンピックについて特集。問題となっているのは競泳女子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手について取り上げた際の一幕だった。番組には解説としてロンドン五輪200メートル平泳ぎ銅メダリストの立石諒氏がリモートで出演していた。 >>百田尚樹氏、卓球混合ダブルス試合に「台湾は二人とも男が出てる」 批判相次ぎ反論も苦言止まず<< 宮根は大橋選手の快挙に始終興奮気味だったが、その中で「やっぱり、日本選手のみなさんも、個人メドレーで男女とも優勝できるって力がついてきたってのは、すごいことですよね!」と大喜び。立石氏も同意し、「この結果は全国のキッズスイマー、ジュニアスイマーたちに夢を与える、本当に価値がある金メダルだと思います」と話していた。 その後も宮根の興奮は止まらず。「やっぱり我々世代の頃って、『個人メドレーで日本人が勝つのはちょっと無理だろう、平泳ぎとかそういうのだったら……』って言ってたんですけど、個人メドレーで勝っちゃうんですもんね!」とテンションは上々に。立石氏は一瞬黙った後、「そうですね、僕がそれこそ現役の時代も、金メダルなんて獲れないと思って、3番に入るんだって気持ちの応援の仕方でしたけども、ついに金メダル獲りましたね」と発言していた。 しかし、平泳ぎが専門種目だった立石氏を前に「平泳ぎとかそういうのだったら……」と発言したことにネット上からは、「平泳ぎの選手にそれを言うのは失礼すぎる」「平泳ぎでメダル獲ってる選手を前に言うことじゃない」「人として問題がある」といった批判の声が相次いでいる。 興奮したはずみの発言で、水泳選手をやゆする意図はなかったのかもしれないが、多くの人に不快感を与えてしまったようだ。
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スポーツ 2020年09月25日 07時30分
柔道家・野村忠宏、現役時代の勝負飯明かす 試合前はうどんとおかゆ
「みんなと食べる!大腸活テーブル」オンラインランチ会が23日に開催され、柔道家の野村忠宏、競泳の萩原智子、バドミントンの小椋久美子が出席。それぞれ試合の当日に食べる勝負飯を紹介し合った。 >>全ての画像を見る<< 大腸のケアを行う「大腸活」とみんなで一緒に食べる「共食」の価値を広めていくために開催されている本イベントも、今回が3回目。26日が『大腸を考える日』に制定されていることから、その目前の23日に会が行われた。この日のテーマは「世界で結果を残した日本代表たちの“本番に備えた食事”」。柔道、競泳、バドミントンとジャンルの違う競技で活躍した3人の勝負飯に注目が集まった。 野村は試合前のメニューとして食べるには意外な、うどんやおかゆなどを使った軽食的なメニューを消化していたとのこと。「僕らの時代は試合の当日に軽量をしたんです。事前に63キロくらいまで絞って、試合の朝に計量して、その後すぐ試合という感じ」と重いものは食べれなかったといい、「うどんやおかゆというのは海外でもレトルトで持っていける。おにぎりが用意できるならおにぎりを持っていくんですけど、あんまり急激に食べすぎても試合がすぐに始まるので、おかゆにしていました。生麺のうどんは学生時代食べていたのが最初で、それ以後ゲン担ぎで食べるようになりました」と自身の勝負飯へのこだわりを明かす。 試合後も、メダル獲得の後は忙しすぎて大したものは口にしなかったという。「取材やテレビ局周りもあったし、逆に食欲がなくなるんです。翌日くらいに、ようやく解放されて好きなものを好きなだけ食べるという感じです」と重いメニューは試合の前後は食べにくかったようだ。 小椋も試合前のメニューについて、「栄養士さんがついてくれて、とろろを必ず食べていました」と振り返る。肉類に対しては豚肉にこだわりがあったといい、「豚肉はビタミンBが豊富で、お米と食べると栄養素が燃えてくれるって教えてもらって食べていました。体調が悪い時は汁物系とかおうどんもよく食べてました」とコメント。「プレッシャーなのか腸炎になりやすく、体調が悪い時に合わせて、その栄養士さんがメインを変えてくださったりしました。お腹を下す時はヨーグルトを食べた方がいいって、乳酸菌の入ったものをすすめてくれたり」と話したほか、海外遠征の時は「自分の口に合わないものが多かったので、お米を5キロ持って行きました」とも明かした。 萩原は試合前の朝食に必ずようかんを食べていたとのこと。「海外に行く時もスーツケースの半分はようかんを詰めていました。試合の時のメニューですけど、飲むヨーグルト、ようかん、カステラ。おにぎり。味噌汁……」とメニューを挙げていく。「ようかん、カステラは消化が良くて早くエネルギーになるので食べていました。おにぎりはのりをつけずに食べるのがこだわりでした。お味噌汁もワカメをつけず。のり、ワカメは消化が遅いんです。それを考慮してあまり食べませんでした」とこだわりを明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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