スポーツ
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スポーツ 2010年12月24日 16時00分
6年ぶりのリーグ優勝、26年ぶりの日本一へ助っ人は第三のマスコットだけの阪神
阪神が来季、17年ぶりの新マスコットを登場させることを発表した。85年のトラッキー、94年のラッキー以来の第三のマスコット誕生だ。ラッキーの弟ということで、名前は球団公式サイトで来年1月4日まで公募する。 球団によると「明るい。涙もろい。ちょっぴりどんくさい。きちょうめん。頭が良い」というキャラクターで、特技は「一生懸命応援すること」という。新マスコットは球団を通じて「初めまして! ラッキーの弟です。ぼくはトラッキーくんやお姉さんに負けないくらいタイガースが好きです。ぼくにピッタリの名前をつけてね」とコメントしている。 阪神ファンの間ではさっそく大きな反響があるというが、来季6年ぶりのリーグ優勝、26年ぶりの日本一を目指す球団の助っ人がこの新マスコットだけでは寂しい。トラッキーが登場した85年に日本一になっているという因縁はあるが、この年の日本一は、なんといっても日本球界史上最強の助っ人と言われるバースの存在が大きかった。 今季、優勝へ後一歩だったのに、肝心な時に勝てず、2位に終わったのは、弱体投手陣が元凶。「優勝するには投手陣の補強が必要」と坂井オーナーが大号令を発し、血眼になって投手補強に乗り出したが、不発続きだ。 ドジャース・黒田博樹、ブレーブス・川上憲伸、ロッテからFAした小林宏之など、手当たり次第に大物投手獲得に名乗りを上げたが、いずれも失敗している。黒田がドジャースに残留、川上は来季まで契約が残っているのがネックになった。小林宏も「メジャーを最優先させたい」と言って、メジャー球団からのオファーを待っている。 八方ふさがり状態の大物投手補強にギブアップのトラ党向けスポーツ紙などはついに「ヤンキースと契約切れの来オフに井川獲得、阪神復帰へ」と、早くも来オフのヤンキースマイナー在籍の井川慶の阪神復帰をぶち上げる始末だ。来年のことを言ったら鬼が笑うというけれど、そんなことにかまっていられないのだろう。 かけ声倒れの投手補強だけではない。半月板損傷で手術をした城島健司が開幕に間に合わないと見て、間髪入れずに楽天からFAした捕手の藤井彰人を獲得。スピーディーでタイムリーな補強に称賛の声があがったが、結果は勇み足になる恐れが出てきた。 「城島は手術後の回復が早く、開幕に間に合うかもしれない」と、真弓監督がよりによって藤井の入団発表の際に漏らしたものだから、報道陣からは失笑が漏れたのも当然だろう。「城島が間に合うのなら、藤井はいらないじゃないか。城島が出てくるまでの間に合わせなんだから」と。 確かに、城島が出遅れた場合のカバー役が藤井の使命なのだから、開幕OKならば、なんのための捕手緊急補強かわからなくなる。今季、楽天で嶋の控えに終わった藤井本人も出番を求めてFA移籍した意味がなくなる。しかも、ポスティングシステムでメジャー移籍するはずだった岩隈が残留では大誤算だろう。藤井は控えでも岩隈登板の時にはお声がかかる岩隈番捕手だからだ。こんなことなら、FA宣言せずにもう1年楽天にいて来オフにFA移籍した方がよかっただろう。 迷走する阪神のストーブリーグを見ると、トラ党にしたら、結局は「マスコット第1号のトラッキーの時に日本一になったのだから、今度の新マスコット誕生で、それ以来の26年ぶりの日本一達成」という、験担ぎをするしかないか。たかがマスコット、されどマスコットと思って。
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スポーツ 2010年12月24日 12時15分
プロレス界初? の客の言い値興行開催! 元参議院議員プロレスラー・神取忍が仰天プラン
元参議院議員で、LLPW社長兼プロレスラーの神取忍が、プロレス界初と思われる仰天プランを実行する。 「LLPW復活祭」となる12月25日、東京・銀座ベノア大会(13時開始)の入場料は、1円以上の客の言い値興行にするというのだ。定員は188名。収益金の一部は、いじめ撲滅運動団体に寄付される。 LLPWは神取が、06年10月に参議院議員に繰り上げ当選となり、社長を辞任。後任は選手兼任の遠藤美月が務めていたが、09年5月にその遠藤が選手に専念するため社長を辞任。社長不在の異常事態のなか、団体運営は迷走。今年5・8名古屋大会を最後に活動休止に陥っていた。そんななか、神取は今年7月の参議院選挙に比例代表で自民党から出馬するも落選。9月にLLPW社長に復帰した。 同団体の約8カ月ぶりの復活興行は、インパクトを与えるため、おそらく、プロレス界初と思われる客の言い値興行を開催。さすがに、1円しか払わないという客はいないと思われるが、赤字覚悟の再出航となる。 神取は「今回限りのLLPWからのクリスマスプレゼント。もちろん、1円でも構いません。お気持ちでお願いします。25日、銀座で待ってるよ」とコメントを残している。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)●「LLPW復活祭」12月25日(土)東京・銀座ベノア(13時)東京都中央区銀座6-13-16銀座ウォーレンビルB3F<対戦カード>神取&堀田祐美子VS井上貴子&植松寿絵、アイガーVS阿部幸江、小林華子VSチェリーhttp://www.llpw.co.jp//
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スポーツ 2010年12月24日 08時30分
大みそか「Dynamite!!」での元若麒麟・鈴川真一対ボブ・サップ戦決定も、視聴率てこ入れにならぬ虚しさ
大みそか「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ=FEG主催)で、大麻所持で相撲界を追われた元幕内・若麒麟こと鈴川真一が、ボブ・サップと対戦することが決まった。 この試合は、アントニオ猪木エグゼクティブプロデューサーの提供試合として、鈴川が所属するIGFの特別ルールが採用される。 大相撲からプロレスに転向した鈴川は、これがデビュー3戦目。上昇気流に乗った鈴川と、落ち目のサップの試合は、格闘技ファンにとっては、あまり食指が動かないカードであろう。しかし、「Dynamite!!」はNHK「紅白歌合戦」の裏番組。大事なのは、格闘技に興味がない視聴者の注目度。その点では、格闘技の世界に身を投じた鈴川と、過去の人とはいえ、“元視聴率男”サップの試合は、目を引くところである。 だが、鈴川には大きな問題がある。執行猶予中である点。大会関係者によると、執行猶予中の鈴川の試合をTBSの電波に乗せることは極めてむずかしいというのだ。せっかく組んだ注目カードも、視聴率てこ入れにつながらなければ意味がない。この一戦で多少チケットが動いても仕方がないのだ。執行猶予中の者がテレビに出てはいけないという決まりはないが、ネックとなるのは世の常識なのだろう。 常識を取るか、視聴率を取るか? TBSの判断は大会当日に出る。 なお、同大会で北京五輪柔道金メダリストの石井慧と、K-1のジェロム・レ・バンナの対戦も併せて決定(総合のDREAMルール)。K-1ワールドGP覇者のアリスター・オーフレイムの対戦相手が未定だが、これで、「Dynamite!!」の全容がほぼ決まった。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月23日 16時30分
海老蔵事件がついに相撲界に波及!
連日に渡って、ワイドショー、スポーツ紙を賑わした市川海老蔵事件。 それも、ひと段落ついたようだが、思わぬところで、その余波が波及した。 12月22日、東京・両国国技館で十両以上の関取で構成する会合「力士会」が行なわれ、横綱白鵬の発案で、日常生活でのトラブルの予防や対応策についての講習会が開かれた。 この講習では酒席でのトラブルの対処法などが指導された。発端となったのは、いうまでもなく海老蔵事件。話しの中では、海老蔵の例も挙げて説明がなされたという。 関係者の話しでは、「トラブルになったら、すぐに警察か協会に相談する」「勝手に示談をしない」などといった指導がなされたようだ。 相撲界では1月に横綱朝青龍が泥酔して、知人男性に暴力を振るってケガを負わせ、引退に追い込まれた悪い例もある。不祥事が相次いだ1年だっただけに、来年は全力士肝に命じて日常生活を送ってほしいものだ。 何かにつけて、取りざたされてしまう海老蔵。これもまた、有名人ゆえ。しばらくは、このような形での“登場”も続くのであろう。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月23日 13時00分
引退試合に向け、海外合宿を張る安田忠夫に、“ぼったくり興行”との批判の声も…
“平成の借金王”安田忠夫が、2月4日、東京・後楽園ホールで引退興行を行なうことは、リアルライブで報じた通り。 この引退興行をプロデュースするSon God Cool(以下、SGC)によれば、安田はトレーニングのため、12月21日にマカオへ旅立ったという。マカオにはカジノがあるが、「金がないので、カジノはやりません」と語っているらしい。 ところで、その引退興行のチケットが発売開始となったが、驚くべきはチケット料金の高さ。特別リングサイド=1万5000円、安田忠夫応援シート=1万円、アリーナ(東西)=7500円、スタンドA=5000円、スタンドB=3000円という料金設定。確かにリーズナブルな席もあるのだが、興行関係者を驚がくさせたのが、特別リングサイド=1万5000円という高値。 通常、後楽園ホールで開催されるプロレス興行の特別リングサイト料金は、メジャー団体の新日本プロレス、プロレスリング・ノア、全日本プロレスでさえ、おおむね7000円で設定されている。安田引退興行は、その2倍以上の料金。 プロレス興行を手掛けるベテラン・プロモーターのA氏は、「引退興行は“ご祝儀相場”的な意味もあって、多少高めの設定でもやむを得ないと思いますが、後楽園ホールのキャパシティで、この料金は高すぎです。プロレス界の信用問題にもなりかねません」と語る。 金をかけての海外合宿に批判の声も聞こえてくる。「海外合宿を張る金があるなら、もっとチケット代を安くした方がいい」(前出のA氏) 引退興行には、曙、高山善廣、鈴木みのるの参戦が決まり、1月中旬には対戦カードを発表するというSGC社。チケット料金に見合うカードが組めなければ、“ぼったくり興行”の印象はぬぐえなくなる。 なお、SGC社は安田にアントニオ猪木から、大みそか「Dynamite!!」出場の打診があったことを明かした。
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スポーツ 2010年12月23日 10時00分
長嶋茂雄ドリームプロジェクト消滅危機の裏側
新春の恒例行事だった『長嶋茂雄ドリームプロジェクト』が、消滅する危機に直面している。04年のアテネ五輪の長嶋ジャパンメンバーが、「野球の伝道師になって、野球の素晴らしさを後輩たちに伝えていって欲しい」という長嶋茂雄元監督の思いを受け継ぎ、少年少女ファン相手に野球教室などを開く新春イベントが、なぜ中止に追い込まれようとしているのか。内幕を暴く。 現在は沈静化しているが、昨年一時期、週刊誌を大騒ぎさせた長嶋茂雄氏と長男の長嶋一茂氏の確執。一茂氏が長嶋氏の記念のトロフィーなどを売りに出したことまで暴露され、一時期は泥沼化した。今回の問題は、そんな抜き差しならぬ父子の冷戦抜きには語れないだろう。 そもそも両者の間が険悪になったのは、本来、長嶋氏の個人事務所の『オフィスエヌ』が扱うべき仕事に関してまで、一茂氏の個人事務所の『長嶋企画』が口を挟んできたことが発端だ。 長嶋氏が脳梗塞で倒れ、リハビリに励んでいるという最中、長嶋氏と古くから付き合いのある関係者との間の仕事にまで一茂氏が「ギャラが安すぎる。おかしい」などと、過去にさかのぼってまで文句をつけたりしたことから、騒動が持ち上がっている。 当初は長嶋氏が病気療養中とあって、関係者たちも健康状態を考え、我慢して黙っていたが、度重なる『長嶋企画』側のクレームに堪忍袋の緒を切ったのだ。長嶋氏に対し、一茂氏側からの横やりという事実を伝えたことで、真相を知った長嶋氏が激怒。一気に父子の関係は緊張状態に突入している。一時期は両者が法廷闘争に入る準備まで進めていたほどだ。 「今後、長嶋茂雄に関する仕事はすべて『オフィスエヌ』が担当します。『長嶋企画』はいっさい関係ありません」。長嶋茂雄氏の名前で関係者に対し、文書で通達が出されたこともある。そんな中で『長嶋茂雄ドリームプロジェクト』だけは、特例として一茂氏が担当することを許されていた。 長嶋氏が病床の最中に立ち上げられたイベントで、長嶋ジャパンの主将だったヤクルト・宮本慎也ら日本代表選手たちが、長嶋氏の思いを受け継いで全面協力しているからだ。長嶋氏本人も健康状態を見ながら極力参加してきた。 が、08年の北京五輪で星野ジャパンが誕生したことから、当初は『長嶋ジャパンドリームプロジェクト』だったのに、『ジャパン』が使えなくなり、現在の『長嶋茂雄ドリームプロジェクト』という名のイベントになっている。「もう十分に使命は果たしたし、やめてもいいころじゃないか」という声が、長嶋氏に近い球界関係者からあがっていた。 もうひとつ大きな理由があるからだ。「長嶋さんの『オフィスエヌ』と一茂の『長嶋企画』との間の唯一のグレーゾーンの仕事が、『長嶋茂雄ドリームプロジェクト』だったからね。これでスッキリするんじゃないか」という、もっともな意見だ。 ファンからすれば、新春に長嶋氏の元気な姿が見られるイベントがなくなったら残念だろうが、『オフィスエヌ』と『長嶋企画』の関係をハッキリさせるには、仕方ないだろう。一茂氏の自立を促すためにも、頃合いの良い幕引きかもしれない。
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スポーツ 2010年12月22日 14時30分
困った時の有名人頼み! 大みそか「Dynamite!!」に元横浜ベイスターズ・古木克明投入!
TBS系列で放送される、大みそか恒例の格闘技イベント「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ=FEG主催)で、プロ野球横浜ベイスターズ、オリックス・バファローズでプレーした古木克明(30)がデビュー戦を行なうことが決定した。対戦相手はタレントのボビー・オロゴンの弟、アンディ・オロゴンで、総合のDREAMルールで相まみえる。 古木は98年のドラフト1位で横浜に入団。03年にはレギュラーを獲得し、22本塁打をマークする長打力を発揮したが、その後低迷。07年オフにオリックスにトレードされたが、結果が出せず、09年オフに自由契約。合同トライアウトを受けたものの、獲得する球団は現れず引退。同年12月に格闘家転向を決意し、新興団体のSMASHに入団。1年間のトレーニングを経てのデビュー戦となる。 実力未知数のルーキーの大舞台への抜てきに不安も覗くが、背景には有名人の起用での視聴率稼ぎの思惑が見え隠れする。 ベテランのスポーツライターのA氏は、「今年は青木真也対長島☆自演乙☆雄一郎など、格闘技ファンをうならせる好カードが多いです。しかし、『Dynamite!!』は視聴率を取ることが至上命題です。昨年は魔裟斗の引退試合、石井慧の国内デビュー戦や山本“KID”徳郁の参戦もあって、話題性がありました。今年はそういったものがないですね。格闘技ファンではない人にも見てもらわないと、大みそかはダメなんです。そのための古木起用でしょう。“元プロ野球選手の格闘技デビュー戦”という冠がつけば、それなりに注目は集めますから。『Dynamite!!』の定番です」と語る。 これまでも、ボビー、DJ OZMA、俳優の金子賢らを投入してきた「Dynamite!!」。視聴率獲得要員となった感がある古木。リング上のファイト内容で、世間の色メガネをはずさせてほしいものだ。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月22日 12時00分
一転! USC・藤谷が千葉ロッテ入りに傾倒
キャンプイン初日が入団会見になるのではないだろうか。今秋のドラフト会議で千葉ロッテから6位指名を受けた藤谷秀平投手(23=南カリフォルニア大学)が、年明けに帰国し、去就問題に結論を出すという。 ドラフト会議前、藤谷はその異色の経歴がクローズアップされてきた。父の仕事の関係で7歳のときに渡米。アメリカで野球を始め、ノーザン・アイオワ大学3年生だった昨季、18巡目でパドレスに指名されたが、入団を辞退。その後、同大学野球部が解散したため、南カリフォルニア大学に移り、千葉ロッテ指名に指名された。 「直球は150キロ強、野茂(英雄)氏に教わったフォークボールを武器に、大学では主に救援投手として登板していました」(在京球団職員) 国籍は日本でも、球歴は完全にアメリカである。パドレスの指名を辞退した後になるが、前出の在京球団職員によれば、「千葉ロッテ以外の日本球団も調査はしていた」という。 どの球団も、米学校、独立リーグなどで活躍する日本人選手の情報は収集している。しかし、藤谷を本格的に調査することになったきっかけは、日米両球界の「解釈の食い違い」だったようである。 「日本のプロ野球チームが指名を前提に調査している」 パドレスからの指名を辞退した後、米スカウトはそんな発言を繰り返していた。それを受け、日本球界も調査に本腰を入れたのだそうだ。「3年生途中から急成長した」(米メディア陣の1人)なる“詳細な現地情報”もある以上、日本が出遅れたのは仕方ないだろう。 「パドレスは藤谷の『卒業優先』の言葉を聞き、その思いが思っていた以上にかたかったので、『何か言えない理由がほかにあるようだ』と解釈したようです。その言葉が一人歩きした可能性もあります」(前出・米メディア陣の1人) 「日本球界入りを前提に−」なる米スカウトの発言は、“思い違い”だった。まず、藤谷本人が千葉ロッテの指名を受けたことについて、まず「驚いている」と語り、「ずっとメジャーを夢見てきた」と明言した。パドレス指名を辞退したのは大学卒業を優先したからであって、日本球界にドラフト指名されるのを契機に帰国する『人生プラン』は、全く持っていなかったのだ。 日本の各球団は「帰国の意志がある」と知り、本格的な調査を開始。「メジャー志望の強さ」を確認し、指名を見送ったのである。 とはいえ、藤谷は千葉ロッテ入りに傾倒しつつあるようだ。 「藤谷の発言が変わってきました。『驚いている』から『迷っている』に…。日本球界入りする気が本当になかったら、交渉のテーブルにも着かなかったはず」(前出・在京球団職員) また、アメリカ生活は確かに長いが、日本的な考え方も持っていた。藤谷は在米日本人メディアの取材に対し、「やるからには、そこで一生を終えるつもりで」とコメントしていた。今は千葉ロッテか、メジャーへの夢を追うかで迷っている。だが、ロッテ入りを選択した場合はメジャー入りの夢を断ち切って、チームに尽くしたいというのだ。 「千葉ロッテの『和の野球』に合っていると思う。一般論として、アメリカの学生野球は日本と比べて指導が細かくありません。投球フォームの微修正、バント処理などの連携プレーなど、基本的なところからお復習いすることになる」(プロ野球解説者) 他の千葉ロッテ指名選手のお披露目は終わっている。プロ野球解説者の見方は厳しかったが、千葉ロッテは故障者の出た穴を全員で埋めるスタイルである。その意味では、藤谷の一軍デビューもそう遠くはないのではないだろうか。
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スポーツ 2010年12月22日 10時00分
宮城野親方の処分に「ナゼいまごろ?」の声
日本相撲協会は15日の緊急理事会で、横綱白鵬(25)が所属する宮城野部屋の師匠を宮城野親方(元十両金親=41)から部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内竹葉山=53)に交代させる方針を固めた。早ければ24日の理事会で正式決定し、年寄名跡と親方株を交換させることになる。処分理由は、宮城野親方が当時不倫交際していた女性に、大相撲に八百長があると語ったことが週刊誌で報道されるなど、師匠の品行としてふさわしくないと判断したためとされるが、なぜこの時期に処分を下すのか、何かまた相撲界を揺るがすようなスキャンダルが勃発するのではないかと角界周辺では密かに噂になっている。 八百長報道があったのは2007年の「週刊現代」誌上。協会は発行元の講談社を相手どり、第一次提訴から第四次提訴まで複数回にわたって名誉毀損訴訟を起こしている。まさに協会と講談社の「全面戦争」といった形だ。その裁判も10月21日の最高裁判決で第一次と第三次提訴に関して協会側の勝訴が確定している。 「最高裁判決が出て一定の目的は達成されたからかも知れませんが、協会がなぜこの時期に宮城野親方に処分を? と声には出さないけれどマスコミは思ってるみたいですね」と語るのはあるスポーツライター。処分理由の「師匠としての品格」を問うのであれば、07年時点で処分されていてもおかしくなかった案件だろう。 そこで考えられるのは、当時、宮城野親方が不倫相手に八百長を告白したとされる録音テープの存在。前出のスポーツライターが語る。「録音テープがらみで新たなスキャンダルが露見するのか、それとも…。その前に処分をしておきたいと考えたのかも。横綱白鵬に対するイメージダウンも最小限に抑えたいという考えがはたらいたのかも。年内に急いで処分するとなると、何かあるのかな? と考えてしまいますね」。宮城野親方は協会に対し、録音された声が自身のものと認め、「風邪薬の影響でもうろうとしていて覚えていない」と弁明、謝罪しているのだが…。 「もともと交代するとされる熊ケ谷親方は04年8月まで宮城野親方として、白鵬の新弟子時代から指導をしてきた人物です。先々代親方の娘婿となった金親の年寄宮城野襲名に伴い名跡を交換し、部屋付き親方となっていましたが、事実上は宮城野部屋の指導は熊ケ谷親方が行っていたんです。宮城野親方が処分されても部屋の運営自体にはさほど影響を与えませんがね」(前出のスポーツライター)。 それだけに解せないこの時期の処分発表だが、角界が自浄作用を積極的に働かせた結果だというのであれば歓迎すべきものだが。
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スポーツ 2010年12月21日 17時30分
マエケンの年俸1億円突破で、改めて思い知らされる追う佑ちゃんの厳しい立場
88年生まれの黄金世代のマエケンこと広島・前田健太が年俸7200万円アップの1億2000万円で契約更改。最多勝、防御率1位、奪三振1位の投手三冠に対するタイトル料は別途に3000万円。今季年俸4800万円から一気に総額1億5000万円獲得は、本格派先発投手にとって最高の栄冠である沢村賞受賞にふさわしい大幅昇給だ。広島球団史上では最年少、最速の1億円突破という記録まで作っている。 「来季は今季の数字すべてを上回る成績を残したい」と前田はさらに飛躍することを宣言した。広島の新エースに止まらず、セ・リーグ投手の沢村賞は04年の川上憲伸以来、6年ぶりという、待望久しいセ・リーグの新エース誕生だけに、前田の来季にかかる期待はチーム内外でさらに大きくなる。 同時に、黄金世代の1988年生まれ世代の競争もいっそう激化する。トップを走る楽天・田中将大が2000万円アップで年俸2億円の大台に乗った。4年目のシーズンで2億円を獲得した日本ハム・ダルビッシュ有に次ぐ、日本球界史上2番目のスピード記録だ。今季は自主トレ中の右足首ネンザに始まり、右大胸筋部分断裂に至るまで散々ケガに泣かされた田中だけに、来季の雪辱に燃えあがっている。 「ボクはタイトルを1度も取ったことがない。(ダルビッシュさんと)同じ土俵に上がっていない。タイトル争いではなく、タイトルを取りたい」と、初のタイトル獲得宣言をしている。意識している沢村賞、投手三冠を先に前田に取られただけに、田中とすれば、負けられない。ダルビッシュへのタイトル争奪戦宣言には、同期生の前田への激しいライバル意識がある。 年俸で前田に並ばれた巨人・坂本勇人は、悔しさをむき出しにしている。「対決した時は負けたくない」と。今季年俸8000万円から4000万円アップで1億2000万円の大台を突破したのに、前田の大幅昇給で一気に追いつかれてしまったからだ。 「我々世代はマー君世代だ」。前田は、プロ入り以来、新人王を獲得するなど常に黄金世代を引っ張ってきた田中にエールを送るが、外野席からは「マー君世代からマエケン世代に交代」の声があがっている。 黄金世代の中でビッグ3から大きく遅れを取った日本ハムのゴールデンルーキー・斎藤佑樹は、改めてその差を痛感させられただろう。「早稲田に行った4年間はムダではなかった」と言い切るが、人気は依然としてナンバーワンでも早大4年間で早実時代の投手としての輝きと魅力を失っている。 「現状では勝って5、6勝。二ケタ勝つには早実時代の躍動感のあるピッチングフォームを取り戻す必要がある。ダルビッシュという生きたお手本が身近にいるし、斎藤は頭の良い投手だから、再生できる可能性は十分あるが…」というのが、大半の球界OB、関係者の本音だ。 それにしても4年間の遠回りは計り知れないハンディになっている。国民的スーパースターだった甲子園時代の『ハンカチ世代』からプロ球界でも『佑ちゃん世代』を取り戻すには、何がなんでも田中、前田、坂本という最強ライバルトリオに追いつき、追い越すしかない。年俸1500万円からスタートの斎藤が2億円の田中、1億2000万円の前田、坂本を追い抜くXデーは本当に来るのか。
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