スポーツ
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スポーツ 2011年02月21日 12時00分
なんくるないさ! なんくる渚! 福岡ソフトバンクホークス、新垣渚が技巧派スタイルで完全復活するか?
沖縄の方言、なんくるないさ(なんとかなるよ)を引っかけたブログ、「なんくる渚」の福岡ソフトバンクホークスの投手、新垣渚が2月16日の紅白戦でマウンドに立った。 かつて1シーズンの暴投記録を更新するほどの荒れ球で暴投王と評された姿はそこにはなく、球速よりも制球を意識した見事な技巧派ピッチングで2回を抑えた。 まだ紅白戦ということで判断はできないが、制球力があれば球速が多少落ちても元々、評価が高い変化球とのコンビネーションで充分にやっていけるはずだ。 以前は奪三振王を獲得するほどの剛腕が持ち味でキレの良いスライダーが大きな武器だったが、その反面、制球の問題があり、好調時と不調時の落差が激しかった。 突然、四球や暴投を連発し、ストライクを取りにいったところを狙い打れるという悪いパターンで崩れるケースがあった。しかし技巧派への転身が完璧になれば、和田、杉内と共に先発陣の一角として活躍が期待される。 投球スタイルのチェンジに慣れるだけではなく、今年から採用される統一球の特性をつかみ、慣れることも求められる。打者からすれば「飛びにくく」投手からすれば「滑りやすい」といわれ、各球団の選手も慣れるのに四苦八苦しているボールだ。新垣はそれをしっかりクリアすることができるだろう。ここ数年はケガもあり、不本意なシーズンを過ごしていたが2011年のシーズンは復活に懸ける。 ファンの中には不安定でも荒れ球ピッチングが魅力だという声も出ているが、試合に勝ち続けることで新垣渚のイメージが安定度抜群の技巧派投手に変わることだろう。
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スポーツ 2011年02月19日 17時30分
異色新人がエリート同期生を出し抜く!? 広島二次キャンプは「たまらんわな〜」
異端児の一軍デビューはむしろ近いのではないだろうか。 去る2月15日、広島ナインが沖縄での一次キャンプを終え、二次キャンプ地となる宮崎県・日南に向かった。この移動と同時に、一、二軍選手の一部入れ換えが行われた。野村謙二郎監督はドライチの福井優也(23=早大)を含む5人の新人投手を一軍キャンプに帯同させた。案の定と言うべきか、二次キャンプに付いて行けず、二軍落ちを告げられた新人投手は2人…。4位・金丸将也(23=東海理化)と“異端児”弦本悠希(21=独立L徳島)である。 しかし、弦本に関しては「懲罰」的な意味合いもあるらしく、「ペナントレース序盤戦で一軍デビューするのではないか」との情報も聞かれた。 弦本が自身のブログで「鬱に入りかけの僕です-省略-(夜は)ほんますることないし、どこも行くとこないし、もうしょーもな過ぎるわ! しかも練習もきつなって行くし、たまらんわな」(原文ママ)と、チーム批判とも取れる内容を展開し、球団フロントから叱責されたのは、既報通り。本人も自覚が足らなかったことを深く反省していた(ブログは閉鎖)。 「もう1つの問題は、そのあとです」(球界関係者) 謝罪後の10日、弦本はフリー打撃に登板し、約30球を投げたところで強制降板させられた。ストライクが入らなかったのである。「ブログ騒動による動揺」と失笑され、本人もかなり落ち込んでいた。 ライバル球団偵察部隊の1人がこう言う。 「弦本は高校時代からチェックされていた好投手です。高校、大学(中退)、徳島時代に逆上ってみても、制球難で自滅したことはなかったと記憶しています。初めてのキャンプで疲れているのかな…。ブログの影響? マウンド度胸の良い投手だと思っていたけど、その通りだとしたら、案外、打たれ弱い一面もあるみたいだね」 弦本がプロ野球スカウト陣を唸らせたのは、高校生活最後の夏(生光学園)。徳島県大会準決勝でその年の甲子園出場を果たす徳島商高と対戦し、延長13回にも及ぶ死闘を繰り広げた。大阪商業大学に進んだが、長時間に渡る練習スタイルが合わず、1年生途中で中退。四国・九州アイランドリーグ(当時)の入団テストを受け、徳島インディゴソックスで2シーズンを投げ、昨秋のドラフト会議で広島に指名された。指名順位は7位と低いが、「1年目から一軍で投げられる力を持っている」というのが、当時の評価だった。 「徳島時代は運送業のバイトもしたって聞いてるけど。メンタル面の強さは経歴にも表れています。プロの体力、気持ちの切り替えができれば一軍に上がってきますよ」(前出・同) 弦本に期待しなければならない理由はほかにもある。即戦力、それも先発ローテーション入りを前提に1位指名した福井が、かなり出遅れているのである。福井自身も「調整の遅れ」は認めていたが、二次キャンプに突入した今もマイペースを崩さない。「一向に慌てない調整方法」について、「すでに『自分』を持っている」と評する声もあるが、「前半戦を棒に振る」と危惧する向きも強い。 この福井の一軍キャンプ残留について、大野豊・投手チーフコーチは「長い眼で見ようということもあるし…」と言うに止まった(14日)。 「福井は自主トレ中から調整のピッチを上げようとせず、キャンプに入ってからも練習メニューを変更した日がありました。慌てないということは自分なりの予定・計画があるんでしょう。でも、新人のキャンプには『鍛える』の意味合いもあるのに、それができないとなると…」(前出・関係者) オフの練習不足はともかく、キャンプイン直後に痛めた『左太股裏の張り』は重症なのかもしれない。福井のスロー調整がさらに長引けば、代わって一軍に昇格される投手は誰か? 弦本を挙げる声も多く聞かれた。フリー打撃での制球難がブログの後遺症だとすれば、一刻も早く忘れるべきである。
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スポーツ 2011年02月18日 16時30分
【コラム】ボクシング中継をおこなうTBSの問題点を斬る!
40戦無敗の王者、オーレドン・シッサマーチャイを相手に冷静な試合運びでTKO勝利し、最短7試合での王座獲得という新記録を樹立した WBC世界ミニマム級の新王者、井岡一翔選手の才能は素晴らしいものがある。その素晴らしさとは裏腹に試合を中継したTBSには物足りない面があった。 まず評価すべき点は、放送が始まるとすぐに試合が始まる進行方法は非常に良い。今後、亀田兄弟の試合を放送する時にも余計な演出を入れずに同じ流れでおこなってほしいものだ。本来のボクシング中継はそうあるべきで試合前のムダな煽りは必要ないのである。 実況に俳優、香川照之を起用したことは大いに評価できる。解説の鬼塚勝也、リングレポーターの内藤大助といった元世界王者達のお株を奪う的確なコメントぶりには驚いた。ネット上でも驚きの声が多く上がっていた。鬼塚勝也と内藤大助はもっとコメント力を磨いてほしいものだ。元王者の意地を見せてほしい。 TBSが今後、ボクシング中継をおこなう上で改善してほしいことがある。後番組の『ぴったんこカンカン』との絡みがあるとはいえ、井岡の試合後に具志堅用高の現役時代の映像を流す番組構成である。 具志堅は日本最多の防衛記録を持つ偉大な王者で20年以上前の映像でも大きなインパクトがある。井岡が新王者になった試合の余韻を吹き飛ばしかねない流れには甚だ疑問を感じる。 長年、ボクシング中継をおこなってきたプライドがあるなら、その伝統を大切にしながらも新王者の印象を弱めない番組構成を心がけてほしい。(蟹山 新太郎)
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スポーツ 2011年02月18日 08時00分
斎藤佑樹の女房役はどっちに決まる? 日本ハム正捕手争い「鶴岡対大野」
斎藤佑樹投手(22)のパートナーは誰に決まるのだろうか。 北海道日本ハムファイターズの正捕手は鶴岡慎也(29)である。鶴岡は昨季、105試合に出場した。2008年ドラフト1位で87試合に出場した大野奨太(23)、一軍キャンプに選ばれた今成亮太(23=1試合)が二番手争いを繰り広げているが、大野は1998年以来となる『ドライチ捕手』であり、09年日本シリーズでは「史上初となるルーキー捕手のスタメン出場」も果たした。「大野を育てたい」とする空気は感じられるが、鶴岡の後塵を拝している。 鶴岡は守備力に長けた捕手である。そして、何よりも大きいのは、エース・ダルビッシュ有(24)の“ご指名”(=信頼)を受けていること。「専用捕手」とも言われているくらいである。 昨季中盤、『ダルビッシュ−大野』のバッテリーが3度、実現している。その間の成績は0勝2敗。ダルビッシュが大野のサインに首を振るシーンも何度かあり、「2人の呼吸が合っていない」ことを改めて印象づける結果にもなってしまった。 「巨人に移籍した藤井(秀悟)は、大野を買っていました。あと、鶴岡の方が投げやすいと意思表示しているのは八木(智哉)。他投手はどちらでもって感じですが…」(球界関係者) 大野は東洋大学時代、スローイングの正確さと『4季連続ベストナイン』で、アマチュア球界ナンバー1とも称された。08年ドラフト当時、「どの球団に入っても、1年目から正捕手争いに加わる」とも評価され、今日に至っている。正捕手にステップアップしきれていないのは、「エースの女房役」を鶴岡から奪いきれないからだろう。また同時に、斎藤のパートナーも鶴岡で決まるようなら、『正捕手』になることはできないだろう。 斎藤の実戦デビュー戦となった韓国・サムスンとの練習試合では、鶴岡がマスクを被っている。 「試合当日、球種のサインを決めたようでした。この時期、新人投手にバッテリーサインを教えきっていないからですが、鶴岡のサインに首を傾げる場面はありませんでした」(前出・同) 鶴岡が一歩リードといったところか。オープン戦は年齢の近い大野よりも鶴岡に託すことになりそうだ。 ライバル球団のスコアラーがこう言う。 「近年、即戦力と称される新人投手はオープン戦で、『全ての球種を投げさせない傾向』も見られます。相手チームに研究させないためにね。従って、斎藤が本来のクレバーな投球術を披露してくれるのは開幕戦以降になると思いますよ」 現時点における斎藤の評価だが、低めにボールを集め、キレで勝負する投手のようである。この特徴を生かせるのは、どちらの捕手だろうか。 「鶴岡は味方投手に合わせて配球を組み立てたり、サインを出したりするタイプ。ピッチャーが投げたいと思う球種を投げさせてやるというか…。大野は対戦打者の特徴や相手ベンチの作戦を読んで配球を決める捕手です」(前出・スコアラー) キレやコントロールで勝負するタイプなら、大野と組んでも面白そうな気がする。 また、斎藤は鶴岡、大野と『捕手』を代えれば、自身の投球スタイルも変えてくるのではないだろうか。「投げたい球種を要求する鶴岡」なら、テンポ良くスライダーを投げ、内野ゴロの山を築いていく。「対戦打者の特徴によって配球を変えていく大野」のときは、駆け引きを繰り広げ、見送り三振を奪うといったように…。 「新人ですし、『本命』がいたとしても、口に出して言えないので。あくまでも個人の心象ですが、高校、大学まで斎藤のボールを受けてきたのは、鶴岡タイプだったように思います」(アマチュア球界関係者) 鶴岡がこのまま信頼も勝ち得るか、それとも、大野が斎藤を振り向かせるか…。3年目の大野は、もっとアピールすべきである。第3の男・今成、独立リーグ・徳島を経験した苦労人の荒張裕司(21)にもチャンスはある。今季、日本ハムの正捕手は「斎藤が決める」と言っても過言ではないだろう。
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スポーツ 2011年02月17日 12時00分
元アルバイト投手は支配下登録内定 9人の外国人投手をどう使い分ける?
一軍枠をどう振り分ける? 今季、巨人の外国人投手は『9人』になるという。 キャンプ直前の1月25日、WBCオーストラリア代表だったアダム・ブライト投手(26)の入団会見が行われた。育成選手としての巨人入りで、「建築会社でアルバイトをしながら野球を続けてきた」という異色の経歴もクローズアップされたが、育成契約した26歳以上の新外国人選手を支配下登録する場合、ルール上、その期限は「3月末まで」となっている。会見時、清武英利球団代表は「支配下登録できるよう、頑張って」とエールを送っていたが、他球団は「ブライトは支配下登録することを前提に獲得した投手。キャンプ終了後には」と指摘している。 その通りだとすれば、今季、一軍の試合出場が可能となる外国人投手は9人にまで膨れ上がる。近年例のない“大所帯”である。 去る2月12日、そのブライトが二軍紅白戦に登板した。1回を投げ、無失点−−。 「真っ直ぐは棒球。変化球にもキレがなかった。結果的に抑えたけど…」 これが、ブライトを視察したメディア陣の感想である。左のサイドスローで、阪神で活躍したジェフ・ウィリアムスにも似たタイプだが、一軍で通用するのかどうか、疑問視する声の方が多い。 グライシンガー、ゴンザレスの復活にも一抹の不安を抱えており、新加入のアルバラデホ、バニスターの評判も芳しくない。また、ロメロ、林羿豪(リン・イーハウ)、黄志龍が著しい成長を見せたという話も聞かれない。 「トーレスは戦力になりそう。ストレートにも角度があるし、(既報などの)報告以上にカットボールにもキレがある。メジャーでは1勝しか挙げていない無名投手だが、ローテーションに入ってくると思う」(在京球団スコアラー) 目立ってはいないが、元ホワイトソックスのカルロス・トーレス(28)は『一軍登録』にも加わりそうである。 ここまで外国人投手が多く、「ほぼ全員が決め手に欠く」となれば、一軍登録の振り分けも難しくなる。外国人選手の一軍枠は4人(投手だけなら、3人)。投手の最大登録人数は3人だが、巨人は外国人の一軍登録枠を最大限に使ってくるだろう。野手には、亀井、大田らと正三塁手を争っているラスティ・ライアル(27)もいる。遊撃、捕手以外は全て守れるとのことなので、亀井、大田の奮闘次第では「二塁・ライアル」でスタメン起用される可能性も十分高い。ライバル球団が一目置くトーレスが当確となれば、残りは「2人」。故障明けのグライシンガーは出遅れるとしても、ゴンザレス、アルバラデホ、バニスターのうち、誰か1人を外さなければならない。 気になるのは、原監督、川口総合投手コーチのブライトに対する称賛のコメントだ。リップサービスだとしても、川口コーチは12日の二軍紅白戦をわざわざ直接視察している。こうした巨人首脳陣の言動に対し、他球団の偵察部隊はブライトに「通用しない」の烙印を押しつつも、「1イニングではなく、左のワンポイントで使うつもりではないか?」とも予想していた。 「アルバラデホがクローザー失格となった場合、原監督はゴンザレスを抜擢する構想も温めています。その旨はゴンザレス本人にも内々に伝えられているらしく、先発と救援の両方でスタンバイしている」(球界関係者) 情報を整理した限り、評判のいいトーレス、クローザー転向の含みのあるゴンザレスが当確となるようだ。アルバラデホとブライトが『残り1議席』を争うということか…。 「オフにオビスポをトレード放出したのは、外国人枠を空けるためとも聞いていました。交換で獲得した須永(英輝)だって、それなりの成績は残せる投手です。グライシンガー、ゴルザレスの復活に不安があるから、外国人投手を大量補強したんでしょうね」(前出・同) バニスターも先発ローテーションを守るくらいの力量はあるという。 この9人の外国人投手の総年俸は約4億5000万円(推定)。この年俸で、1人の一流外国人投手を獲得した方が良かったのではないか?
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スポーツ 2011年02月17日 11時30分
伊達直人運動は下火の中で“本家”初代タイガーマスクが2・18代々木で画期的慈善興行開催!
昨年12月25日、群馬県前橋市の県中央児童相談所に伊達直人名義で、ランドセル10個のクリスマスプレゼントが届けられたのをきっかけに、全国に善意の輪が広がった。俗に伊達直人運動とも称された一連の善意の活動も、落ち着きを見せたようだ。 そんななか、本家ともいえる初代タイガーマスク(佐山聡)が、2・18国立代々木競技場第2体育館で、入場者全員招待という画期的なチャリティー興行を開催する。当日用意される座席数はおおよそ3200席。 同大会には児童福祉施設の子どもたち、障害者施設や老人ホーム入居者等を優先的に招待される。その他の一般客には募金箱を設置し、チャリティーオークションを開催。その収益金の一部、募金が関係施設に寄付される。 プロレス界では収益金の一部を寄付するチャリティー興行は少なくはないが、入場者全員を無料で招待する興行は異例中の異例。ただ、これは一連の伊達直人運動に感化されてのものではないことを強調しておきたい。かねて、初代タイガーは慈善活動に熱心で、福祉施設慰問や興行への招待、関係施設への寄付行為などを続けてきた。この興行は約半年前からプランされていたもので、記者発表されたのは昨年12月24日。初代タイガーは脚光を浴びることがなくても、地道に活動してきた。同大会はその集大成ともいえる。 入場無料興行といえども、出場メンバー、マッチメークは豪華版。メーンイベントでは初代タイガー、藤波辰爾、長州力がレジェンドトリオを結成。その他、ザ・グレート・サスケ、4代目タイガーマスク、鈴木みのる、ウルティモ・ドラゴン、石川雄規ら、そうそうたるメンバーが参戦。初代タイガーは「子どもたちや障害を持つ方々に夢や勇気を与える試合をしたい」と意欲を見せている。(※注※チケットがなければ入場できません)(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)●リアルジャパン・プロレス「プロレス・ジャパン・エイド2011」2月18日(金)東京・国立代々木競技場第2体育館(開場:16時半/開始:18時)★主催:「プロレス・ジャパン・エイド2011」実行委員会http://homepage2.nifty.com/seikendo/<対戦カード>○メーンイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負初代タイガーマスク&藤波辰爾&長州力 VS ザ・グレート・サスケ&4代目タイガーマスク&グラン浜田○レジェンド選手権 60分1本勝負王者=長井満也 VS 関本大介=挑戦者○6人タッグマッチ 30分1本勝負鈴木みのる&ウルティモ・ドラゴン&スーパー・タイガー VS アレクサンダー大塚&崔領二&佐藤光留○第2試合 RJタッグ選手権 60分1本勝負王者組=タイガー・シャーク&ブラック・シャドー VS 石川雄規&山本裕次郎=挑戦者組○第1試合 20分1本勝負スーパー・ライダー&斎藤彰文 VS ケンドー・ナカザキ&間下隼人
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スポーツ 2011年02月16日 16時00分
みのもんたVS日刊スポーツ 場外バトル勃発! どちらが正論?
北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手(22)への取材を巡り、タレントみのもんた(66)と日刊スポーツとの間に思わぬ場外バトルが勃発した。 2月14日付の同紙によると、日本ハムのキャンプ地、沖縄・名護球場での日本ハムVS韓国サムスン・ライオンズ戦が行なわれた13日、みのが司会を務めるTBS「みのもんたの朝ズバッ!」スタッフが同球場を訪れた。 TBS取材陣は試合開始1時間ほど前に、取材禁止エリアである球場内の正面玄関エリアで斎藤をキャッチ。みのが約3分間、球団に無断で直撃インタビューを敢行。ルール違反の行為に日本ハム・島田利正球団代表は、TBSに厳重注意。番組関係者が謝罪したため、ことなきを得たというもの。TBSは以前にも、同様の取材を行なっており、ルールを遵守して取材している他メディアからは、「やったもん勝ち」と非難の声が上がったという。 この記事に対して、14日朝の番組中にみのが激怒。「斎藤投手と会うのはむずかしいと思い、あきらめてロケバスに乗り込んだところ、懇意にしている元球団代表の小島(武士)さんから電話で、『今なら会える』と言うから走って球場に行ったんです。日刊スポーツという全国紙がなんで…。弁護士を通じて問い合わせます」とみの。TBSでは近く、日刊スポーツ紙に抗議する予定だという。 そもそも、取材申請は球団広報部に求めるもので、球団元幹部に求めるものではない。みのら番組関係者が、畑違いのプロ野球キャンプでの取材ルールを把握できていなかった点は大目に見るとしても、禁止エリアで取材したのは事実。みの側が目くじらを立てて、怒るのも大人気ない気もするのだが…。
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スポーツ 2011年02月16日 15時00分
4人に1人が相撲協会に解散を迫る!! 「スポーツに関する意識調査」
マーケティングリサーチを行う株式会社メディアインタラクティブ(東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行っている。今回、2011年2月8日〜9日の2日間に、スポーツに興味を持つ男女500名を対象に「スポーツに関する意識調査」をテーマにした、インターネットリサーチを実施した。 八百長問題でゆれる相撲界を今後どうするべきだと思うか? との質問には23%、約4人に一人が「即刻解散をするべき」と回答。八百長問題が明るみになり、騒動に発展している相撲協会だが、今の状況はやはりファンにとっても許しがたいもののようだ。即刻解散を求める厳しい意見も多数寄せられた。税制面で優遇される公益法人の返上や、徹底した調査を実施して関与した力士全員の解雇や幕下降格など、厳しい意見も多いが、関与がなかった力士への同情も寄せられ、「早急な調査による早急な再開」を求める声も多くあった。 Q.八百長問題でゆれる相撲界ですが、今後どうするべきだと思いますか。即刻解散するべき 23%調査完了するまで興業はやめるべき 46.6%ファンが待っているので興業はすべきだが、調査はするべき 22.0%調査も必要ない。はやく再開するべき 2.0%その他 6.4%
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スポーツ 2011年02月16日 09時00分
『田中対斉藤』の前哨戦 200球越えのブルペン投球は宣戦布告か…
久米島のブルペンも熱かった…。 東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手(22)がブルペン入りし、熱の入った投球練習を行った(2月13日)。それを見守っていた星野仙一監督(64)も「素晴しい。力みがなく、前でピュッと投げてる」と称賛していたが、この日の田中はいつもとは少し違った。 「人生で初めて200球も投げました…」 キャンプ中盤に差し掛かったこの時期、実績のある投手は一気にブルペンでの投球数を増やしていく。この日、田中が放った投球数は「207球」。その理由をこうコメントしていた。 「ただ単に投げているだけでは意味がない。最初から疲れていたなかで投げたかった。(たくさんの)投球を投げることで、そのなかで自分の投げたいフォームができているかどうか…」(ぶら下がり会見で発言) おそらく、星野監督の命じた『中5日』の先発ローテーションを意識しているのだろう。これまで、田中は主に『中6日』で先発登板してきた。登板間隔が1日縮めば、シーズンを通しての登板機会は増える。最多勝などのタイトルは狙いやすくなるかもしれないが、ペナントレースは長い。自ずと『体力勝負』になっていくわけだが、単純にスタミナを養えばいいというものでもない。力ではなく、正しいフォームで投げ続けなければ、投球のキレを失う。田中の持ち味であるスピードと威力のある直球を、『力』ではなく、『自分のフォーム』で投げようともしていた。 同じころ、甲子園のライバル・斎藤佑樹(22=北海道日本ハムファイターズ)は韓国・サムスンとの練習試合に登板している。斉藤を意識しての200球越えではないだろうか。 「周囲(主にマスコミとファン)が両者の直接対決を煽っているような節もありますが、斉藤が実戦デビューする日だから、200球を投げたということは絶対にないと思いますよ」 関係者は異口同音にそう否定していたが、田中と斉藤のこの日の投球は対照的だった。 田中は「疲れているなかでの力投」、斉藤は「低めに集める技巧型の投球」。今季より導入される『統一球』は縫い目がやや高く、「直球もバッターの手元で微妙に変化する」といった感想も出ている。同じ統一球を使っても、ノラリクラリとかわす斉藤と、時折、雄叫びも上げながら全力投球する田中。意識していないとしても、両者の性格、投球スタイルの違いが鮮明に表れたのである。 名護市での日本ハム対サムスンの練習試合に帯同したメディア陣によれば、田中が試合で放った球数は14球。「うち3球が変化球だった」と答えていたそうだが、統一球がもたらす微妙な変化を楽しむようにストレートを投げていたという。 「星野監督も2人の対決を演出すると明言していましたからね。新人の斉藤は何も失うものはありませんが、田中は違います。田中は同世代の前田健太(広島)が投手タイトルを獲得するのを去年見ていますから、斉藤個人ではなく、同世代全体へのライバル心に燃えているんだと思います」(前出・同) 勝手に敵愾心を煽るのは迷惑だろうが、対照的な2人の投球に、やはりこう思った。「直接対決が早く観たい!」。
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スポーツ 2011年02月15日 15時00分
ペナントレース突入後に去就が決まる? 川上憲伸の辛いキャンプイン
契約がまだ残っているのに、『招待選手』とは…。メジャー3年目、アトランタ・ブレーブスの川上憲伸投手(35)は、屈辱のキャンプインとなりそうだ。昨シーズン終了後、2A降格が命じられたが、フロリダ州レークブエナビスタでの行われるこの春のキャンプを、『招待選手』として扱われることになった。ブレーブスとの契約は今季終了までの「あと1年」が残されている。事実上の戦力外を通告されたと見ていいだろう。 「ブレーブスは先発投手陣のレベルが高いですからね。ハドソン、ロー、ハンソン、ジャージェンスの4人は確実にローテーション入りするはず。先発枠5人の『残り1人』を数人の中堅、若手で争う図式になっていますが、36歳になる川上がこのなかに割って入るのはかなり厳しい」(メジャー中継関係者) 昨季終了後の2A降格について、もっと詳しく言えば、こうだ。メジャー昇格が可能な40人枠からも外された−−。先発投手層のレベルが高いチーム事情から考えても、川上が再び40人枠を奪い返すのは並大抵ではない。 米国人メディアの1人が、川上の立場をこう解説する。 「日本球界にも精通している米国人代理人によれば、昨年オフ、川上の獲得を打診した日本球団がいくつかあったそうです。先発投手が不足しているメジャー球団も興味を持っていました。でも、川上の年俸は667万ドル(約5億4000万円)と高すぎます。ブレーブスのフランク・レンGMも川上を放出したがっていますが…」 『川上獲得』の可能性を探った日本の球団名までは特定できなかったが、『招待選手』という立場についても、いろいろな見方がされている。まず、1つ目は「本当に、5人目の先発枠を争わせるつもり」という声。もう1つは、メジャー他球団への“見本市”的な意味合いである。 「確かに、川上は昨季1勝しか挙げていません(18試合登板/うち16試合が先発)。防御率も5点台ですし、年齢的にも悲観的な見方をするマスメディアも少なくありません。しかし、彼は昨季の開幕9連敗中、『クオリティ・スタート』が6試合もありました。昨年オフのウインターミーティング中、『まだまだ戦力として働けるのではないか』と話す他球団の編成担当職員も実際にいましたから」(前出・米国人メディア) 『クオリティ・スタート』とは、先発投手が6イニング以上を「自責点3以下」に抑えたことを指す。その『クオリティ・スタート』の多さが、「ブレーブス首脳陣が川上にも先発枠を争わせようとしている」という見方の根拠であり、同時に「他球団への見本市」なる噂も呼んでいるのである。 「川上がキャンプ、オープン戦で活躍すれば、先発投手を欲しがっているメジャー球団は本気になって、川上獲得に向けて動き出します。2Aに降格させたベテランをメジャーキャンプに同行させた狙いは、そこにあると思います」(前出・同) 繰り返しになるが、先発投手・川上の評価が高まったとしても、高額年俸がネックになる図式は変わらない。昨年オフ、メジャー数球団がトレードを持ち掛けたときもそうだったという。相手球団は「2011年分の年俸の半分を負担してほしい」とも申し出たが、ブレーブス側はそれを却下。まさに、高額年俸がトレードを破綻させたのである。 「斉藤隆の2010年の年俸は320万ドルでした。同じく、松井秀喜の年俸は600万ドル。『クオリティ・スタート』の回数が多いとはいえ、川上が故障したときを考えると、躊躇ってしまう金額ですよね」(前出・メジャー中継関係者) また、日本球界に帰還する可能性だが、現時点では五分五分。実現したとしても、ペナントレース開幕には間に合いそうもない。 「ブレーブスは川上のメジャー40人枠から外しているので、別選手をメジャー登録させるために川上を外す必要がなくなりました。川上が40人枠に残っていれば、ブレーブスが新しい選手を登録させる必要に迫られ、手っ取り早く日本に放出してしまう方法もあったんですが…」(前出・同) 中日時代の恩師・星野仙一氏が楽天監督に就任した直後だった。川上は日本人メディアに質問され、「僕は知らないことになっていますから」と、意味シンなコメントも発していた。おそらく、川上の立場をもっとも心配していたのは、星野監督だろう。両者は何かしらの接点があり、川上は「楽天監督就任」の経緯も知らされていたものと思われる。 しかし、楽天の現有スタッフを見渡す限り、「空席」が出そうなのは『先発』ではなく、『クローザータイプ』の投手だ。先発投手が手薄な日本の球団を挙げるとすれば、阪神、横浜、オリックス。ジオ、バリントンの両外国人投手が機能しなかった場合の広島だろう。 「たとえば、シーズン途中の6月に川上を獲るとします。その時点でトレード(日本帰還のための移籍を含む)が成立すれば、667万ドルの開幕から6月までの2カ月余分はブレーブスが払うことになります。開幕戦以降、川上獲得を申し込んでくるチームが現れるかも。日本の球団も動くとすれば、やはり開幕後でしょう」(前出・同) いずれにせよ、川上にとってこんな屈辱的なシーズンは初めてだろう
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