スポーツ
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スポーツ 2012年05月20日 11時00分
朝青龍と同じ轍を踏むか 師弟関係も修復ナシで危うい白鵬の夏場所
ヒンヤリとした隙間風が気になる−−。 夏場所が5月6日から両国国技館で始まっている。目玉の一つは、鶴竜(26)の昇進で史上最多の6人にふくらんだ大関陣の争いだが、優勝争いの本命はやはり横綱白鵬(27)。しかし、初日前、春日野部屋に出稽古し15戦15勝するも、万全とは言い難いのだ。 先場所は、千秋楽に先頭を走っていた鶴竜がプレッシャーに押し潰されたため逆転優勝し、優勝回数を貴乃花に並ぶ22に伸ばしたが、内容的にはいま一つ。鶴田卓彦・横審委員長も、「春場所、優勝したといっても、1昨年は4回もあった全勝優勝が去年から1回もない。勝ち星の数を見る限り、もうピークは過ぎたのではないか」と懸念を示している。 そういえば、ゴールデンウイーク中に一般公開され、7500人が詰めかけた稽古総見でも、日馬富士を除く5大関と対戦して8勝4敗。 終盤の琴欧洲、把瑠都とは3勝3敗の五分で、もうかつての図抜けたパワーは完全に色あせていていることを強く印象付けた。 加えて、かつて一心同体の蜜月を誇った師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)との間にも気になる亀裂が生じている。それを露呈したのが先月27日、朝日山部屋で行われた立浪一門の連合稽古だ。宮城野親方はてっきり白鵬もやってくるものと思って朝日山部屋に出掛けたが、なんと白鵬は勝手に友綱部屋に出向き、師弟が前代未聞のバラバラ状態になったのだ。 「白鵬がひそかに根回ししていた大島部屋と宮城野部屋との合併話を、宮城野親方が断ったため、先場所あたりから2人の仲がおかしくなりました。出稽古すれ違い事件のあと、白鵬は『朝日山に行っても稽古相手となる関取がいないと勘違いして友綱に行った』と弁解し、翌日は連合稽古に顔を出していますが、師弟関係がまだ修復されていない証拠といってもいいでしょう。白鵬は優勝回数もベスト5に入り『だんだん以前の謙虚さ、素直さが薄れて来た』と話す関係者もいます。朝青龍も、優勝が20回を超えたあたりから急激に手に負えなくなりましたからね。白鵬もそうでなければいいんですけど」(大相撲担当記者) こうした余計な雑音や波風を封じるには、単なる優勝ではなく、6大関を力でネジ伏せて優勝するしかない。白鵬、ある意味で正念場だ。
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スポーツ 2012年05月19日 17時59分
左ヒジ手術のオリオールズ和田に「先発失格」の怪情報
和田毅(31=オリオールズ)に、さらに追い打ちをかけるようなニュースが飛び込んできた。メジャーのマウンドで1球も投げないうちに、左ヒジを故障…。トミー・ジョン手術を受け、再起を目指すことになったのは既報通りだが、オ軍のバック・ショウルダー監督は「焦っても仕方がない」とし、多くを語ろうとはしなかった。 現地特派員の1人がこう言う。 「ショウルダー監督が上機嫌な理由? 今季はチームの調子がいいですからね。ア・リーグ東地区でレイズと首位争いを繰り広げており、それと、和田と同時獲得したチェン・ウエインが絶好調なので」 チェンは確かにスゴイ。6試合に登板して3勝0敗(5月11日時点)、防御率2.68。防御率の数字だけなら、ダルビッシュとほとんど変わらない。ショウルダー監督が「和田離脱」でもご機嫌なのも分かるが、「焦っても…」のコメントには、復帰後の構想も隠されていた。和田をリリーバーにコンバートさせるつもりだという…。 「いや、ショウルダー監督はそのつもりだったようなんです。米国ではあまり評価が高くなかった和田を『使える!』と言ったのも同監督ですし、セットアッパーの構想を温めていたそうです」(前出・同) 同監督が和田にホレ込んだポイントは、チェンジアップの変化球だった。「(打者の)左右に関係なく空振りが取れる」と−−。 今回のトミー・ジョン手術によって、和田のセットアッパー転向は確実なものとなりそうだ。トミー・ジョン手術と言えば、松坂大輔(レッドソックス)、田澤純一(同)、07年まで遡れば、大塚晶則も受けている。但し、術後暫くは医師の指示に従い、投球数やイニング数にも厳しい制限が加えられ、早期の完全復帰はかなわない。『先発投手・和田』にとっては、来季2013年もつらいシーズンになるかもしれない。 「いや、投球制限を逆手に取るんですよ。短いイニングしか投げられないのなら、むしろ、セットアッパー転向の話もしやすくなります。和田も早くメジャーのマウンドに上がりたいだろうし、そういう打診があれば受け入れるのではないだろうか」(前出・同) 空振りが取れる投球。和田はそのチェンジアップの変化を評価されてのメジャー契約だった。チェンは『先発』としてその期待に応えたが、左ヒジの故障で出遅れた和田を戦力として“活用”するなら、まだ人員の不足しているセットアッパーにと考えるのは自然な流れかもしれない。ホークス時代、和田は210試合に登壇しているが、リリーバーとしてマウンドに上がったのは「3試合」しかない。ショウルダー監督は早くも「2013年・セットアッパー・和田」の構想を描いているようだが…。
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スポーツ 2012年05月18日 15時30分
連盟が推薦枠未申請 しずちゃんの五輪は完全消滅!
ロンドン五輪出場を目指していたお笑いコンビ、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(33=よしもとクリエイティブエージェンシー)の五輪出場が完全消滅した。 五輪出場権を懸けた「アマチュアボクシング女子世界選手権」(中国・秦皇島)に、女子ボクシング・ミドル級でエントリーしたしずちゃん。5月14日の2回戦では、シャフトーザ・ニザモワ(ウズベキスタン)に3回1分54秒、レフェリーが試合を止めるRSC(レフェリーストップコンテスト)で勝利。だが、15日の3回戦ではアンドレア・シュトローマイヤー(ドイツ)に、1回1分56秒、3度目のダウンを喫し、RSCで敗れた。同大会でアジア最上位になることができなかったしずちゃんの出場権獲得はならなかった。 残された可能性はミドル級ではアジアに1枠だけ設定されていた推薦枠。これは国際ボクシング連盟(AIBA)の第三者委員会が選考するものだが、日本アマチュアボクシング連盟は、この申請を行っていないという。同枠を希望する場合は、1月16日までにIOC(国際オリンピック連盟)に申請する必要があったのだ。 5月17日、連盟の山根明会長は「連盟としては申請文書を受け取っていないので、申し込みができなかった。出発前に何の説明も聞いていない」と釈明。同時に「女子の五輪出場はなくなりました」と明言。これで、いちるの望みが残っていたしずちゃんの五輪出場は完全消滅した。 日本アマチュアボクシング連盟では今世界大会での五輪出場権の獲得方法について、日本側の認識と実態が違っていたことが、現地に行って初めて明らかになる失態もあった。AIBA側の説明不足もあったかもしれないが、日本アマチュアボクシング連盟の不手際、確認不足は反省すべきところ。 釈然としない形で幕を閉じたしずちゃんの五輪狂想曲。当の本人は「自分の中ではまだ闘いが終わっていない気がする。まだまだ強い人とやってみたい気持ち」と現役続行を希望しており、来年5月のアマチュアボクシング全日本実業団選手権への出場を視野に入れたもようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年05月18日 11時45分
イチローの『契約更新』に隠された(?)球界の年金事情
もう、そろそろではないだろうか。シアトルマリナーズのイチロー外野手(38)が、今季で5年契約を満了する。メジャーでは契約最終年を迎えた主力選手に対し、そのシーズン途中で再契約を交わす。本人の移籍志望が強い、あるいは、「チームが高額年俸を払ってまで引き止める必要はない」と判断した場合は別だが、マリナーズとイチローの友好な関係とこれまでの実績を考えれば、『残留=シーズン途中での契約更新』は間違いないだろう。 「年間200本安打の連続記録がストップしたイチローの評価は簡単ではありません。昨季は打率2割7分2厘と不振でしたが、今季は復調しています。昇給での契約更新になると思われます」(現地特派員の1人) そのイチローの契約には、日米間の野球格差も隠されている…。 08年から今季までのマ軍との5年契約では、イチローの年俸は1800万ドル(約21億円9000万円/更新当時のレート)と伝えられていたが、実際は違う(5年総額9000万ドル)。本当は「毎年1200万ドルずつ」が支払われ、残りの「9000万ドル-(1200万ドル×5年)=3000万ドル」は、5%の利息を付けて、2013年から2032年までの20年間に渡って、分割払いされる契約になっていた。「3000万ドル÷20年=150万ドル」。つまり、「150万ドル×年利5%」ずつが、イチローが59歳になる2032年まで支払われる計算だ。 150万ドルは今日のレートでも1億1250万円。イチローは当然、2013年の来季以降も現役を続けるはずだから、「新年俸+150万ドル」が支給される。メジャーでは年俸を満額支給せず、一部を分割払いにする契約は珍しくないそうだ。 また、メジャーリーグの年金制度だが、「1年」を172日間(登録日数)で計算し、10年で受給資格を得られるシステムになっている。経済状況によって若干の変動はあるそうだが、現時点で45歳からの支給を選択すれば、「毎年13万5000ドルずつ」(約1000万円)。62歳からの支給なら、「17万5000ドルずつ」となる(16万5000ドルで推移していた時期もある)。日本人プレーヤーで『10年の年金支給資格者』は野茂英雄、イチローの2人。松井秀喜は2011年シーズン終了時に「あと1年」となったが、3A以下は日数にカウントされない。ステータスとして、松井にも年金支給資格を得てもいたいが…。 詳細は省くが、たとえ1日でもメジャーでプレーすれば、僅かではあるが年金支給対象者となる。10年に到達しないで引退したメジャーリーガーたちは、その在籍年数に応じての金額が支払われるという。しかも、その掛け金は全額球団負担というから、興味深い。 これに対し、日本のプロ野球界は一、二軍を問わず、「10年以上在籍すれば受給資格者になれる」とされ、15年以上在籍で『満額』。国民年金と適格退職年金の併用だったころ、満額で「一律・毎年142万円」だった。確定給付企業年金法の改正により、適格退職年金は事実上なくなっており、選手会は新しい枠組作りを目指している。10年以下の年数で引退する選手は、その年数に応じた「一時金」が支払われる。日本円で2000万円近くが支給されるメジャーとの格差は、あまりにも大きすぎる…。イチローとマ軍が契約を更新したとき、NPBとプロ野球選手会・労組はどんな未来像を考えるのだろうか。※メジャーリーグの年金支給額は経済状況によって変動しており、2012年以降に定められる数値とも異なる可能性があります。
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スポーツ 2012年05月17日 15時30分
旧K-1運営会社FEGが破産! 新生K-1では魔裟斗がプロデューサー就任
民間調査会社の帝国データバンクは5月16日、格闘技イベント・K-1を運営していた株式会社FEG(東京・渋谷区)が、7日付で東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債総額は調査中。 発表によると、ここ数年はスポンサー収入の減少やファン離れが進み、同社の資金繰りが悪化。選手へのファイトマネーの支払いも滞っていたという。 これを受けて、同社社長で旧K-1元イベントプロデューサーの谷川貞治氏が、同日、4月5日以来、約1カ月ぶりに旧K-1のホームページを更新。「ファン並びに、関係者の皆さまへ」と題して、コメントを発表した。 谷川氏によると、4月10日頃に東京地裁より、破産手続き申し立ての通達があったという。訴えたのは、K-1にセーム・シュルトらの有力選手を派遣していたオランダの格闘技ジム・ゴールデングローリーを運営するノックアウト・インベストメント社(バス・ブーン代表)。ブーン代表は10年の「K-1 GP 決勝戦」、同年大みそか「Dynamite!!」の2大会のファイトマネー未払いが解消されていないため提訴した。 裁判はゴールデンウイーク(GW)前に2回に分けて行われ、裁判所から破産の命令が下った。GW明けには管財人が決定し、現在は破産手続きに入っている。今後、FEGは管財人の管轄となり、公正に資産と負債が整理され、債権者に通達されることになる。 谷川氏は「K-1のために、これまで頑張ってくれたファイターや競技役員の皆さん、業者の皆さん、そして何よりも共に最後まで汗を流した社員の皆さんには、取締役の代表として申し訳ない気持ちでいっぱいです。今の私には謝罪しかできませんが、今後の人生で、その数々のご恩に少しでも報いたいと思っています」と語っている。ホームページ上では、これが最後のメッセージとなるもよう。 すでに、「K-1」の商標権は香港のK-1グローバル・ホールディング・リミテッド社(金健一社長)に移行し、同社運営のもと、新生K-1はスタートを切っている。世界大会は5月27日、スペイン・マドリード大会を皮切りに、年内は米国、台北で全5大会を開催予定。 皮肉にも、新生K-1は旧体制の破産が明らかになった同日に会見を開き、元K-1 WORLD MAX覇者の魔裟斗が、エグゼクティブプロデューサーに就任したことを発表。魔裟斗はマッチメーク、選手の発掘、競技全般の統括を担う。魔裟斗は「K-1を建て直して、格闘技界がナメられている状況を変える。選手たちに舞台を提供して、夢をつなげていきたい」と所信表明した。 隆盛から没落へ。世界的にイメージダウンしたK-1ブランドを再建するのは、生半可な努力ではできないだろう。新生K-1の再建は魔裟斗の手に委ねられることになる。(落合一郎)
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スポーツ 2012年05月16日 15時30分
南海キャンディーズしずちゃん終戦! 猫ひろしに続き芸人の五輪挑戦は実らず
女子ボクシング・ミドル級でのロンドン五輪出場を目指したお笑いコンビ、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(33=よしもとクリエイティブエージェンシー)の夢が砕け散った。 五輪出場権を懸けた「アマチュアボクシング女子世界選手権」(中国・秦皇島)に出場したしずちゃんは、5月14日の2回戦で、シャフトーザ・ニザモワ(ウズベキスタン)に3回1分54秒、レフェリーが試合を止めるRSC(レフェリーストップコンテスト)で勝利。国際試合で初勝利を挙げた。 翌15日の3回戦で、アンドレア・シュトローマイヤー(ドイツ)と対戦したしずちゃんは、1回1分56秒、3度目のダウンを喫し、RSCで敗れた。 五輪出場権を得るには、今大会でアジア最上位になる必要があったが、中国選手とカザフスタン選手がベスト8入りしたため、アジア最上位はならず。事実上、五輪への道はついえた。 悲願がかなわなかったしずちゃんは、「まだ全然やれる前に終わってしまった。悔しいとしかいいようがない。今日まで精いっぱいやってきて悔いはないが、最後まで闘いたかった」と涙。 まだ、今大会後に選考されるアジア枠1が残っているが、世界選手権での成績やこれまでの戦績、世界ランク(32位)からして、しずちゃんが最後の枠に選ばれる可能性は限りなくゼロに近い。 現行ルールでは女子ボクシングの定年は35歳と規定されている。国際アマチュアボクシング連盟(AIBA)では、この定年を引き上げる協議を進めている。その結果次第では、4年後に37歳になるしずちゃんにも再挑戦の資格が生まれるが、しずちゃんは「(今後は)今はまだ分かりません」と語った。 カンボジアに国籍を変えて、男子マラソンで五輪を目指した猫ひろし(34=本名・滝崎邦明=WAHAHA本舗)は、カンボジア代表に選ばれながらも、国際陸連の横やりにより、五輪出場が消滅。猫とともに、お笑い界からの五輪挑戦が注目された2人だが、共倒れに終わった。 猫は4年後に再びカンボジアから、チャレンジすることを表明したが、しずちゃんが今後どのような決断を下すか、注目が集まる。(落合一郎)
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スポーツ 2012年05月16日 11時45分
ストイックな三浦知良、U23五輪代表の話題に表情がなごむ…経験を伝えてほしい!
キング・カズことサッカーJリーグ横浜FCの三浦知良選手が東京・文京区の日本サッカーミュージアムで15日、元川崎ヴェルディの北沢豪氏と、元横浜マリノス(現横浜F・マリノス)の水沼貴史氏と共に、日本マクドナルドと日本コカ・コーラのJリーグ20周年応援企画「マイ・Jクラブ・プログラム」発表会に登場し、トークショーを行った。 「マイ・Jクラブ・プログラム」は、応援するJクラブを登録し、そのクラブが試合に勝つと、お得なクーポンがもらえる新サービス。同日から開始。 トークショーではまず、Jリーグ開幕戦(1993年5月15日)に出場した北沢氏と水谷氏が登場。当時のユニフォームを持参した北沢氏は、「ユニフォームを持つと試合がしたくなる」と早くも興奮気味。水沼氏は、10チームで始まったJリーグの20周年を「早いな」と感慨深そうに振り返った。現在のJリーグは40チームで、J1とJ2というシステムが確立されているが、サッカーを取り巻く環境も変わってきており、サッカーを観る目も肥え、「選手もレベルを上げていかなければならない」と後輩に期待。 現在も現役選手として活躍するカズ。この日はジャケット姿だったが、赤いスーツでの登場も考えたという。しかし、赤いスーツは、「30周年のときのためにとっておこうかな」とおどけてみせた。「選手は、サッカーがうまくなるために毎日を過ごすべき」とストイックに語り、自分自身についても、「今日が終われば、明日の練習、試合の準備をして寝るだけ。そして、サッカーをするだけ」「明日、また新たな自分に挑戦していきたい」と語った。 また、Jリーグ20周年については、サッカーに集中する選手たちが活躍する一方で、そういった選手たちを支えている人たちには「いろいろな苦労があったのかなと思います」と語った。現役選手らしく、終始、ストイックな面を見せていたカズだが、話題がロンドンオリンピックに出場するU-23の若い日本代表に移ると表情がなごんだ。これからの日本を支えていく若いメンバーには、「これをいい経験にして、みんなに伝えていってほしい」とエールを送った。(竹内みちまろ)
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スポーツ 2012年05月16日 11時45分
NHK徴収員が契約書偽造し受信料が引き落とされる!
なんとも、恐ろしいNHK徴収員がいたものだ。 NHK鹿児島放送局の受信契約業務委託会社の男性社員が、鹿児島県霧島市の男性(70)の衛星放送受信契約書を偽造し、受信料半年分5440円が男性の口座から引き落とされていたことが、5月13日、明らかになった。 同放送局によると、委託会社社員は男性宅を2〜3月に数回訪問。契約書に男性の氏名と住所を記入、衛星放送の受信契約をしたように押印したという。契約書は2月29日付だった。 偽造契約書には男性名の署名、押印があったが、男性の筆跡ではなく、印鑑も男性が使っているものではなかった。男性はすでに地上放送の受信料を口座引き落としで支払っており、NHKは署名、押印が本人のものか確認しないまま、2〜7月分の衛星放送受信料を引き落とした。 引き落とされたのは4月26日付。5月1日に男性の家族が「両親は契約していないと言っている。NHK名義で身に覚えがない引き落としがある」と、NHKのコールセンターに問い合わせて発覚した。 社員は不正を認めているという。NHKは委託会社を通して動機を調べている。同放送局と委託会社側は、12日に男性側に謝罪し、5440円を返金した。 同放送局は、委託会社に男性従業員の処分に加え、他に同じような事案がないかの調査を要請した。 NHK鹿児島放送局の森田泰孝副局長は、「委託管理会社の管理不徹底により、このような事態を招き、お客さまにご迷惑、ご心配をおかけしたことを申し訳なく思います。管理指導の徹底を行っていきます」とコメントした。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年05月15日 15時30分
ケガだけではない!? 横綱・白鵬 不振の原因は師匠との不仲による心労?
大相撲夏場所(東京・両国国技館=5月6〜20日)で、V23を目指していた横綱・白鵬(27=宮城野)が明らかにおかしい。 初日(6日)、13連勝中だった得意の小結・安美錦(33=伊勢ケ浜)に押し出されて、08年九州場所(11月・福岡)以来、20場所ぶりに初日に黒星を喫した。2日目からは持ち直し、5連勝したものの、7日目(12日)から異変。前頭3枚目・豊響(27=境川)、関脇・豪栄道(26=境川)、関脇・豊ノ島(28=時津風)に3連敗を喫し、屈辱の4敗目を記録した。 3連敗は07年名古屋場所(7月)以来で、関脇以下からとなると横綱昇進後初。白鵬は初日の安美錦戦で、左手人差し指第2関節のじん帯を損傷していたが、9日目の取組終了後、師匠・宮城野親方(元前頭・竹葉山)が左手人差し指をはく離骨折していることを明かした。この日、白鵬と宮城野親方が話し合いの場をもったが、白鵬は休場しない意向で、10日目も強行出場することを決めた。 白鵬は07年名古屋場所で横綱に昇進以来、皆勤しており、「毎場所千秋楽までやり抜く。こんなことで気持ちが参ることはない」と、あくまで千秋楽まで取り切る覚悟。綱昇進後、白鵬の最悪の成績は07年名古屋場所、08年夏場所(5月・両国)の11勝4敗。強行出場して、1敗でもすれば、昇進後、ワーストの成績となる。最後まで出場することが横綱の責務と考えるか、横綱らしい相撲が取れないなら休場するかの判断はむずかしいところ。 ところで、この白鵬の突然の不振には、ケガだけが原因ではないというウワサも、まことしやかにささやかれている。場所前には師匠とのコミュニケーション不足で、立浪一門の連合稽古を無断欠席する事件があった。 白鵬と宮城野親方の間には、大島親方(元大関・旭國)の定年に伴う所属力士の移籍問題で、衝突があったとされる。白鵬は大島部屋所属力士の宮城野部屋への合流に動いたが、それを宮城野親方が断り、両者には深い溝ができ、その後、2人はろくに口も聞いていないという。 師匠との確執が原因で、相撲に集中できない環境が、不振につながっているのなら事態は深刻。白鵬はまだ27歳。これからも十分やれる年齢だが、このまま師匠との不仲が続くようなら、早期引退の目も出てくる可能性もありそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年05月14日 15時30分
セ・リーグは早くも大勢決まった!? パ・リーグは波乱含み
プロ野球は5月13日で同一リーグの闘いにひと区切りを付け、16日からセパ交流戦がスタートする。 セ・リーグは4ゲーム差のなかに、中日、ヤクルト、阪神、巨人の上位4チームが入り、首位から7ゲーム差で広島が5位、9ゲーム差でDeNAが最下位。広島、DeNAは戦力的にも劣っており、4強2弱の大勢が早くも決まった感がある。 2連覇を果たしながら、監督が落合博満から高木守道に代わり、3連覇に不安を覗かせていた中日は、2位ヤクルトに1差を付け単独首位。自慢の投手陣は健在で、チーム防御率は2.04でリーグトップ。昨年はチーム打率がリーグ最下位だったが、課題の打撃が向上。チーム打率は.248で、こちらもリーグトップで、首位への原動力となった。 高木監督は「貯金8というのはようできたんじゃないですか。それもこれもピッチャーがよう頑張ったから。バッターはまだまだですけど、しぶとくやれとるということ」と評価した。 スポーツジャーナリストのA氏は「上位4チームはこの先どうなるか分からないですね。首位中日も抑えの岩瀬(仁紀)、中継ぎエースの浅尾(拓也)が不安定で、勝てる試合を落としたり、引き分けたりしていますので、盤石ではありません。ヤクルトは抑えの林昌勇(イム・チャンヨン)不在で、首位まで1差はよくやっていると思います。イムが戻れば、さらに上が臨めるのではないでしょうか。序盤でつまずいた巨人ですが、戦力的にはナンバー1。現在は4位ですが、これからが怖いですね。2弱については、よほど新戦力が爆発的な活躍を見せない限り厳しいですね。このまま、定位置で終える可能性も十分です」と分析する。 一方のパ・リーグは昨年最下位のロッテが首位を走り、日本ハム、ソフトバンク、楽天が追う展開。5位西武は首位から7.5ゲーム差、最下位オリックスは8差を付けられている。パも4強2弱で、様相はセと同様だが、こちらは波乱含み。 前述のA氏は「ロッテの首位は意外でしたが、自力のあるソフトバンク、西武、オリックスが、このまま低迷しているとは思えません。パの順位は今後どうなるか、現時点では全く読めません」と語る。 好対照なセとパ。これから先は、同一リーグが対戦しない交流戦。これをどう乗り切るかが、優勝争いに向けてのカギになるのはいうまでもない。(落合一郎)
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