スポーツ
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スポーツ 2012年03月04日 11時00分
極秘キャッチ 阪神・金本・城島を引退に追いやる虎の巻(2)
一方の金本だが、今季は右肩を故障する以前の筋力が戻りつつあるとも伝えられている。本人もその気になっているのだろう。練習中の表情は明るい。しかし、巨人とのオープン戦(19日)は最悪だった。4番・DHでスタメン出場したが、好機で打席がまわってきても凡退。それも、2回もだ。 「6回二死一、二塁の場面で三振。目を覆いたくなったのは8回でした。調整期間ですから、結果は二の次としても、育成枠の新人投手に抑え込まれたんです。自嘲気味に笑ってはいましたが」(前出・同) ここに興味深いデータがある。昨季、阪神は3点以上のビハインド・ゲームをひっくり返したことが一度もない。また、交流戦において、打線の核となる『DH』。昨年は5人がその座を託されたものの、計42打数4安打。打率にして0割9分5厘だ。一昨年こそ、金本が全12試合でDHを務め、リーグトップの3割4分8厘をマークしたが、昨季は『8試合1割3分3厘』。守備につかないDHでも打てないとなると、スタメン落ちはもちろん、好機での代打登場も怪しくなる。 一方、和田監督はバントゲームの意義について、11日の囲み会見でこうも語っていた。 「『いつか打ってくれるだろう』ではなく、打たなくても点の取り方はある」 新生阪神は今期、FAによる外部補強を凍結した。昨秋のキャンプ後、和田監督は現有戦力でも「勝てる!」と主張したからだが、それは既存のレギュラーの試合出場を保障したものではない。「いつか打ってくれるだろう」という長打が出る低い確率に賭けるより、積極的な走塁や犠打を絡め、1点をコツコツと積み上げていく。その戦う態勢に付いていけないものは、「容赦なく切る」という不退転の決意が秘められていたのだ。新人の伊藤隼太、中谷将大らが激しい外野のレギュラー争いを繰り広げているのは、金本が“構想外”となった影響だ。 「今季の阪神は例年以上に『打倒巨人』『勝つ』という意識が強くなっています。キャンプ初日から敏腕スコアラーを巨人キャンプに派遣し、杉内俊哉のデータ収集・解析に奔走していました。実は、阪神打線は杉内が大の苦手なんです。日本シリーズを含め、7勝1敗。一時期、杉内獲得の方向だったのは、左投手を補強するだけではなく、苦手投手をなくすためでもあったんです」(球界関係者) 和田監督は苦手の杉内を叩き、チームを勢いづけるためには手段を選ばない。 「キャンプでは投手陣の打撃練習も必須事項となりました。阪神投手陣の打率は昨季1割を切りました。打線がアテにならないなら、『自分たちで打つ』という姿勢です」(同) 全力疾走しない金本、城島は阪神のV構想には入っていないようだ。
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スポーツ 2012年03月03日 17時59分
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 千葉ロッテ編
「唐川(侑己=22)が良い」と聞いていた。しかし、キャンプ中盤の紅白戦登板を回避して以来(18日)、首脳陣は無理をさせない調整に徹している。別メニューでの調整が続いているのは「慎重を期して」のことだが、唐川不在の投手陣では“3人のニューフェイス”が目立っていた。 ドライチルーキー・藤岡貴裕(22=東洋大)は前評判通りの好左腕だった。 昨年の秋季リーグ戦は怪我を抱えての登板だったが、その頃とは比べものにならないほど、球速、威力のあるストレートを投げていた。カーブ、スライダー、フォークなど変化球が多彩なのもドラフト当時から伝えられていたが、現地入りしたプロ野球解説者も、「2ケタは確実に計算できる」と太鼓判を押していた。その根拠は“ストレートの軌道”にあるという。 「ボールを放すリリーフポイントとキャッチャーミットを1本の線で結ぶイメージで見てほしいんですが、藤岡のストレートは高低に外れることはあっても、ボールはそのライン上から左右に大きく脱線することがないんです。右打者の内角を攻める際、かなりの効果が期待できます」(同) ドラフト2位の中後悠平(22=近大)にもビックリさせられた。彼には失礼かもしれないが、大学時代の武器は『荒れ球』であり、プロでは「制球難に苦しむ」と思っていた。サイド、スリークオーター、アンダーと投げ分けていたのは変わらなかったが、コントロールが良くなっていた。サイドスローで投げるときは若干の「ばらつき」も多少見られたが、スリークオーターでの投球は、ストライク・ゾーンで適度に荒れているといった感じだった。打者はかなり打ちにくい印象を抱くはずであり、中後も西村徳文監督の構想に入っているのではないだろうか。 3人目は前巨人・グライシンガー(36)だ。メスを入れた右肘が癒えたのだろう。前年とは比べものにならないほど、右腕が強く振られていた。巨人時代と比べ、直球は遅くなった。変化球のキレに関しては判断できなかった。ヤクルト、巨人時代から「広い球場だと本領を発揮する投手」とも言われてきた。その点では、札幌、仙台、福岡と広域球場を本拠地とするチームも多く、パ・リーグは合っているのかしれない。本人は完全復活を目指しているだろうが、「前半戦だけでも」、もしくは「ローテーションの谷間」を埋めることができれば、投手陣のやり繰りは楽になる。 野手では巨人から帰還したサブローがキーマンになるだろう。「一塁守備の用意をしている」との情報はキャッチしていたが、キャンプの守備練習では、外野の練習しかやっていなかった(中盤以降)。 サブローはレギュラーが約束されてはいなかった。指名打者を争う場合、前ヤクルト・ホワイトセルがライバルとなり、一塁には福浦和也がいる。外野では、岡田、伊志嶺、清田、角中とも勝負しなければならない。右打者のサブローと左打者のホワイトセルを使い分ける構想なのか…。ホワイトセルがフリー打撃でも湿りがちだったのは気掛かりだが、左の大砲タイプなら、大松もいる。サブローはマイペース調整といった感だったが、今季は彼がキーマンになるのではないだろうか。 千葉ロッテは「ノセると怖いチーム」であるが、何か1つのことにつまづくと、全員が下を向いてしまう弱点もある。長いペナントレースのなかでは色々なことが起きる。チーム全体が沈みがちなとき、頼りになるのはベテランだ。ペナントレース序盤は藤岡、中後で、交流戦を迎えた時期からサブローを始めとするレギュラー陣が本領を発揮していくという流れになれば理想的である。 連日、居残り練習でバットを振っていた選手がいた(キャンプ後半)。背番号「35」。新人内野手の鈴木大地(22=右投左打・内野手)だ。藤岡と同じ東洋大学の出身でありながら、「ドライチと下位指名の差」に発奮したのだろう。守備も巧い。ひょっとしたら、レギュラー不在の遊撃手争いで、ダークホースとして浮上してくるかもしれない。井口は今年、38歳。今江は29歳、福浦は37歳になる。外野では清田、岡田などの若手が頭角を現しているだけに、鈴木を始めとする若い内野手の出現にも期待したい。
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スポーツ 2012年03月03日 17時59分
義足の美人ランナーがロンドン・パラリンピック出場資金捻出のためセミヌード披露!
右足に障害をもち、ロンドン・パラリンピック(8月29日〜9月9日)出場を目指す美人ランナー、中西麻耶(26=フリー)が活動資金捻出のため、セミヌード・カレンダーを発売した。 右足に義足を着用したまま、撮影に臨んだ中西は「身一つで進む覚悟を示すため、障害もさらけ出した。障害者の見方も変わってくれればうれしい」と語っている。 中西は大分県別府市の明豊高校在学中にソフトテニスで高校総体、国体に出場。06年9月、地元開催の大分国体出場を懸けた大会の直前に、勤務先の塗装店で荷崩れした重さ5トンの鉄骨に足をはさまれる事故に遭い、右ヒザから下を切断。 07年から義足を着けて陸上を始めた中西は、同年10月には100メートル(13秒84)、200メートル(28秒52)で日本記録を樹立。08年北京パラリンピックでは100メートルで6位、200メートルで4位に入賞。その後、走り幅跳びも始め、4メートル96で日本記録を更新した。しかし、資金難から昨年は世界選手権出場を断念した。 3種目で日本記録を持つトップアスリートが、資金がなく世界選手権に出られないとは、障害者スポーツの悲哀を感じざるを得ない。有力選手に対しては、国や協会がもっと支援できぬものなのか、疑問は尽きない。 海外では資金難の健常者女子アスリートがヌードになるのは、決して珍しくはない。だが、こと国内では活動費を捻出するために、セミヌードを披露するのは異例。トップアスリートがここまでしないと、活動できないような現状は、ぜひとも改善してほしいものだ。 なお、中西のセミヌード・カレンダーはAmazonなどで発売している。定価は1200円(送料無料)。(落合一郎)※公式ホームページ http://www.m-nakanishi.com/
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スポーツ 2012年03月03日 17時59分
“現役美人女子高生”京川舞の代表加入で、なでしこ川澄ちゃんにピンチ到来!
昨年7月、サッカーのなでしこジャパンが、FIFA女子ワールド杯ドイツ大会を制して以降、プレーとは別でなにかと男性ファンからの注目を集めてきたのが、なでしこの美人系、カワイイ系選手たち。 さすがに女性の好みは人それぞれで、いろんな選手が注目を浴びたが、やはり男性人気ナンバー1は、キュートなルックスの川澄ちゃんこと川澄奈穂美(26=INAC神戸)で間違いないだろう。 しかし、これまで、チヤホヤされ続けてきた川澄に、強力なライバルが出現した。それは、現役女子高生の京川舞(18=宮城・常盤木学園高)だ。ショートカットで少々ボーイッシュな感はあるが、あどけない愛くるしいルックスで人気急上昇。メディアで映し出されたセーラー服姿に、胸がキュンとした男性陣も多いことだろう。 その京川はこの度、ポルトガルで開催されている「サッカー・アルガルベ杯2012」で高校生ながら、代表初召集。2月29日のノルウェー戦で途中出場ながら、代表デビュー。3月2日のデンマーク戦では初めてスタメンに起用され、後半4分までプレーした。 京川が通う宮城・常盤木学園高は3月1日が卒業式。残念ながら、代表選出で京川は出席できなかったが、31日までは身分上は高校生。今月いっぱいは“現役女子高生”の看板を背負うことになる。 卒業後、京川はINAC神戸への入団が決まっている。川澄と同じチーム、同じFW(フォワード)のポジションとあって、今後、2人はなにかと比較されることになるだろう。 あくまでもスポーツ選手である以上、ルックスよりもプレーでファンを魅了させることが、まずは第一。京川がこのまま順調に成長し、ロンドン五輪でも活躍するようになれば、人気沸騰は必至。そのときは川澄が、男性人気ナンバー1の座から転落することになるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2012年03月03日 11時00分
極秘キャッチ 阪神・金本・城島を引退に追いやる虎の巻(1)
走れないヤツはいらないってか!? “アニキ”金本知憲(43)と“捕手失格”の烙印を押された城島健司(35)、大ベテランの2人が、かつてないピンチを迎えている。このキャンプで、和田豊・阪神新監督(49)のチーム改革が着々と進められていたのだ−−。 2月17日、阪神キャンプを訪問した野村克也氏が、ひょんなことで和田監督の“怒り”を爆発させた。野村氏が阪神の指揮官だった時代、和田監督は選手兼任コーチとして指導を受けていたのに、だ。 「野村氏も他意はなかったと思いますが、巨人の大型補強を指して『阪神はAクラス狙いでいいんじゃないか?』とアドバイスしたからです。要するに、肩の力を入れすぎるなというアドバイスだったんですが、和田監督は本気で怒っていました」(現地取材陣の一人) 何故、怒ったか? それは和田監督の優勝、打倒巨人に対する思いが本気だからである。 「指揮官が代わり、キャンプの練習メニューもかなり変わりました」(同) その象徴的な新・練習メニューが『バントゲーム』である。バントゲームは、和田監督就任直後の昨秋キャンプから取り入れられている。「1回4アウト制」、「無死一塁からスタート(6回まで)」し、その名の通り、攻撃陣が選択できるのは“バント関連”の作戦のみ。ヒッティングに切り換えるバスターもOKだが、「1イニング1回まで」と制限されている。 無死一塁からのスタートで、4アウト制だから、『犠打3つ』で1点は入る計算だが、守る側も「バントをしてくる」のはわかっている。つまり、送りバントなら、確実に打球を失速させなければならず、セーフティーバントの場合は、ライン上や野手と野手の間を正確に狙わなければならない。 和田監督も「試合展開によっては、クリーンアップにも犠打のサインを出す。その準備を…」と語っており、新井貴、鳥谷などの主力メンバーも“強制参加”させられていた。バントゲームには、俊敏さと走塁センスが求められるため、「走れない選手はいらない」というわけである。その構想から外され、“お荷物”と化したのが、誰あろう、金本と城島だ。 「城島もこのバントゲームに加わったことがありました(11日)。捕手出身だけにクレバーなところもあるし、自分の置かれた状況がわかったんじゃないですか? 雨天で室内練習場に集合した16日には、人工芝でのバウンドを確認したいと自ら志願し、一塁手としての特守を受けていました」(スポーツ紙記者)
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スポーツ 2012年03月02日 15時30分
浅尾美和の姿態も見られる! ビーチバレーのユニフォームが露出度アップ!
日本ビーチバレー連盟(以下、JBV)が男性ファンにとっては、たまらない企画を練っていることが分かった。 JBVは5月に開幕する「JBV2012ツアー」7大会限定で、ユニフォーム規定を改定するというのだ。新規定で注目されるのがビキニの上から着用するトップスの変更。従来、トップスは丸首で、胸元をスッポリ隠すようなデザインになっていた。新規定では丸首からV字ネックになり、両脇を覆う生地面積も小さくなる。また、パンツの両横の生地の縦幅も7センチ以下と規定され、“デカパン”の着用は禁止される。 V字ネックになることで、胸元の谷間がしっかり拝めることになるのだ。この変更は女子選手にとっては、あまり喜ばしいことではないだろうが、男性ファンの側としては大歓迎だ。 背景には観客数減少などの人気低迷がある。昨年は人気選手の浅尾美和(26)が成績不振。コートからビーチに転向した“かおる姫”こと菅山かおるが結婚、妊娠。今季は出産育児のため欠場する。一番の人気者である浅尾がロンドン五輪に出場すれば、ビーチバレーへの注目度も増すのだが、それは絶望的となっている。 JBVとしては、女子選手からひんしゅくを買うのを覚悟の上で、露出度アップを決めた。JBV瀬戸山正二理事長は「格好悪いという声も多かった。これで胸のバレー(谷間)もくっきりになる」と、その目的を語っている。 昨年8月にはサービス強化の一環として、事前登録を条件に携帯電話のカメラ機能を使用した場合に限った撮影も可能にするなど、人気回復に躍起の日本ビーチバレー界。露出度アップの新ユニフォームは4月4日に予定される会見でお披露目される。 「JBVツアー2012」は「スポーツクラブNASオープン(仮称)」(5月4日〜6日=東京・お台場海浜公園)で開幕。「川崎市長杯(女子のみ)」(10月6日〜8日=神奈川・川崎マリエンビーチバレーコート)まで、全7大会が開催される。昨季、低迷した浅尾は今季、ベテランの浦田景子(34)と新ペアを組む。ユニフォームの露出度アップもさることながら、やはり浅尾の活躍が人気回復へのカギとなるだろう。(落合一郎)参考サイト:http://www.jbvtour.jp/wp-content/uploads/2012/02/JBVtour2012.pdf
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スポーツ 2012年03月01日 15時30分
TBSニンマリ! 異例のサッカー男女W生中継で高視聴率ゲット!
TBSが2月29日、午後7時〜11時44分までの4時間44分枠を確保して放送した「ザック&なでしこW代表戦連続生中継!」は、男子「FIFAブラジル・ワールド杯アジア3次予選〜日本vsウズベキスタン」(午後7時28分〜9時30分)が平均22.5%(数字はいずれも関東地区)、その後の女子「サッカー・アルガルベ杯2012〜日本vsノルウェー」(午後9時30分〜11時40分)が平均18.7%と、ともに高い視聴率を獲得した。 男子の瞬間最高視聴率は午後8時59分に記録した29.1%で、これは後半26分、日本が波状攻撃を仕掛けた場面。なでしこの瞬間最高視聴率は午後9時56分に記録した22.6%で、これは前半14分、ノルウェーに先制点を許した場面だった。 TBSにとっては、まさにニンマリの数字だったに違いない。男子のワールド杯予選に、女子の試合をドッキングさせたことで、相乗効果につながったようだ。ワールド杯アジア3次予選のこれまでの視聴率は第1戦の北朝鮮戦(11年9月2日=ホーム)が24.3%、第2戦のウズベキスタン戦(9月6日=アウェー)が20.9%、第3戦のタジキスタン戦(10月11日=ホーム)が20.8%、第4戦のタジキスタン戦(11月11日=アウェー)が14.8%、第5戦の北朝鮮戦(11月15日=アウェー=平日夕方)が15.5%で、視聴率だけを見ると、第1戦の北朝鮮戦に次ぐ高さだった。 残念ながら、男子の試合では代表に初召集され注目を集めていた宮市亮(19=ボルトン)の出番はなし。女子の試合では現役女子高生の京川舞(18=宮城・常盤木学園高)が後半38分から出場し、代表戦デビュー。勝利(2-1)にも貢献し、はつらつプレーで視聴率キープに一役買った。 他局の人気番組は日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」(午後9時〜9時54分)が13.3%、テレビ朝日「相棒season10」(午後9時〜9時54分)が14.0%と低調。この日に関しては、TBSの完勝だった。 男子は試合には0-1で敗れたが、アジア3次予選を2位で通過し、6月3日からの最終予選に臨む。だが、この日の敗戦でFIFAランクが韓国に逆転され、第1シードから第2シードに転落することが確実となった。最終予選の組み合わせ抽選会は3月9日に行われるが、これで強豪国と同一組となることが見込まれ苦戦が予想される。ワールド杯に進むためには、最終予選の組で上位2チームに入る必要があり、さらに3位同士によるプレーオフの勝者が、大陸間プレーオフに進み、そこで勝てば出場が決まる。(坂本太郎)
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スポーツ 2012年03月01日 11時45分
新体制の新日本プロレス 戦略発表会
新体制となった新日本プロレスが29日都内で「2012新日本プロレスリング戦略発表会」を行い、木谷高明会長らフロント、主力選手が出席し今後の展開を発表した。4月からはBS朝日で「ワールドプロレスリング リターンズ」が60分枠で放送が決定。 ラジオ日本では「ラジオ新日本プロレス」が深夜枠で放送され、深夜放送のテレビ朝日「ワールドプロレスリング」と連動される。 TOKYO MXではアニメ「タイガーマスク」が再放送する。 毎年恒例夏の「GIクライマックス」の日程も発表(8月3日後楽園ホールから8月12日両国国技館)。来年の1月4日東京ドームも正式に発表し、来年4月にはかつての大人気シリーズ「ワールドリーグ戦」が復活し昭和プロレスファンの郷愁をくすぐる。新たなスタートを切った新日本プロレスの今後に期待したい。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2012年02月29日 15時30分
巨人・坂本が“女性記者お持ち帰り”報道で「アサヒ芸能」と和解!
巨人の坂本勇人内野手(23)が「週刊アサヒ芸能」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の徳間書店(本社・東京)側に1000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、編集長名で謝罪文を交付し、坂本選手が請求を放棄することを条件に、東京地裁(渡部勇次裁判長)で2月28日までに和解した。 問題となったのは、昨年6月16日付特大号(6月7日発売)の記事で、坂本選手が東日本大震災の翌日である同年3月12日、マスコミとの親睦会で意気投合した女性記者をお持ち帰りし、夜の街に消えて宿舎に朝帰り。怒った原辰徳監督が翌13日の甲子園球場での合同練習を、ペナルティーとして欠場させる罰を科したとの内容だった。 同誌には球団関係者の話として、坂本選手の不調について「古傷の腰痛もあるので、周囲はオフから坂本がちゃんと体調管理をしているか心配していた。ところが本人に自覚が見えないばかりか、シーズン前から夜遊びが激しくなったんです」といった記事も掲載された。 この記事に対し、巨人は「球団、坂本選手のいずれに対しても一切の確認取材が行われず、事実無根の記事が掲載されたことは極めて遺憾。誠実な対応が取られない場合、法的措置を含めたあらゆる措置を検討する」と怒りのコメントを発表し、法廷闘争に発展していた。 謝罪文は「記事で不快の念を抱かせた。非難する意図はなかったが、直接取材せず、誤解を抱きかねない表現をしたことについて陳謝する」とした。徳間書店は「和解内容は自ら公表しないことになっており、コメントできない」としている。 結果的に徳間書店側が謝罪し、「アサヒ芸能」の記事は誤りだったといわれても仕方がない。ただ、選手側も誤解を招きかねない行動は慎んだ方がいいだろう。(落合一郎)
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スポーツ 2012年02月29日 11時45分
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 東京ヤクルト編
フリー特打の主役は畠山和洋である。昨季は開幕5試合目から4番に座ったが、勝負どころとなるペナントレース終盤とクライマックスシリーズでは失速。長いペナントレースを戦ってきた蓄積疲労や、対戦チームに『研究』されたせいだった。ヤクルト首脳陣は「打撃フォームが固まっていない」と厳しい注文をつけ、畠山自身もその期待に応えようと必至でバットを振っていた。 畠山は順調に仕上がっていたが、小川ヤクルトの2年目はクリアしなければならない課題は、ほかにもある。『ポスト青木』、畠山の前後を打つクリーンアップ、守備では遊撃手を固定できる否か、そして、ベテラン相川と『控え捕手陣』の力量差を縮めること等々…。 「何人かでカバーしたい」 小川淳司監督は、ブリュワーズに移籍した青木宣親の後継について聞かれると、必ずそう答えてきた。飯原誉士、上田剛史、福地寿樹(二軍スタート)、打者転向3年目の高井雄平(登録名=『雄平』)、新外国人のミレッジが候補に挙げられており、「彼らの好不調を見極めながら」ということになりそうだが、守備だけなら、ドラフト3位の新人・比屋根渉もいける。日本製紙石巻時代から守備には定評があったそうだが、「強肩堅守」というより、「堅実に守備をこなしている」といった安定感が感じられた。走塁能力なら上田、福地。打撃なら、ミレッジか雄平だろう。雄平は昨季、イースタンリーグで首位打者を獲得しており、バッターとしての“成長期”でもある。二軍で苦しんでいた時代も知る小川監督からすれば、「使ってやりたい」とも思っているはずだ。 ミレッジの打撃は凄い。打球のスピード、スイングパワーは「さすが、メジャーリーガー!」。「何でこのレベルの選手が日本球界に来たのか?」と勘繰りたくなるほどだった。一部報道によれば、「トラブルメーカー」とあったが、練習態度はマジメだった。『強力打線』を組み、対戦投手の畠山への警戒を緩めるなら、ミレッジを入れるべきだろう。 正遊撃手だが、小川監督の胸中には「コイツに託したい」という本命がいるようだった。昨季、『正遊撃手』としてブレークした川島慶三だが、終盤に右ヒジを手術しており、早期復活は期待できない。川端慎吾も故障した左手首に不安が残る。ベテランの藤本敦士は故障で途中リタイアしてしまった。こうした状況を受け、クローズアップされたのが、昨年クライマックスシリーズでスタメンの大抜擢を受けた高卒2年目の山田哲人である。対外試合でも、この山田が『1番・遊撃』を何度か務めており、“小川監督の本命”と見てまず間違いないだろう。ただ、荒木貴裕(24)と森岡亮介(27)の2人も良い。対外試合ではベテラン・宮本慎也を休ませるため、三塁の守備に入っていたが、守備練習では『二塁・田中浩康』との呼吸も合っていた。森岡、荒木が頑張っているのを見せられると、「川島、川端、藤本が帰ってくれば、内野の選手層は相当厚くなる。 内野陣も戦力アップされたようだ。 『ポスト相川』は、4年目の中村悠平(22)と見られているが、捕手というポジションの特質上、「一軍での実戦経験」を積ませてやる機会は限られてくる。川本良平も頑張っていたが、相川が昨季後半用に故障に見舞われた場合、厄介なことになるかもしれない。 投手陣では太田裕哉(23=日本製紙石巻)、木谷良平(22=日本文理大)の2人が面白い。木谷はストレートも速く、ブルペンでは『縦の変化球』や、内外角のギリギリのストライクゾーンを狙った『横の変化球』も投げ込んいた。実戦登板は見られなかったが、100球以上の投げ込みをしても、ストレートの速度が落ちなかった。スタミナもある。太田はストレートこそ速くないが、コントロールが良い。阪神、巨人などライバルチームに左の好打者も多いので『セットアッパーでの登板』も多くなりそうだ。外国人選手の一軍登録枠の問題でリリーバーのバーネットが使えない場合も考えられるので、太田はすでに小川構想に入っているのかもしれない。 2番手捕手に不安は残るが、今年のヤクルトは確実に戦力アップされている。