スポーツ
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スポーツ 2012年04月28日 17時59分
イチローがバラした!? ダルビッシュの弱点
テキサスレンジャーズのダルビッシュ有(25)が、ヤンキース・黒田との日本人投手対決を征したのは24日(現地時間)。日本人投手同士の投げ合いは通算7度目(先発)、ダルビッシュは試合前日、「粘り強く投げて行きたい」と意気込みを語っていたが、今後、日本人対決は“鬼門”となるかもしれない。 「各チームとも、ダルビッシュの攻略法を研究しています」(米国人ライター) そのサンプルとされたのが、4月10日のデビューマウンド(マリナーズ戦)。イチローとの対決が「攻略の糸口」があったという。 同日、両者の対決は3打数無安打。数字の上では「ダルビッシュに軍配が上がっている」が、メジャーのアナリストたちはそうは見ていなかった…。 「我々(現地報道陣)に明かしてくれた限りでは、今のダルビッシュは『日本ハム時代とピッチング内容が違う』と見ていました。イチローとの対決に攻略のヒントがあったそうなんですが…」(前出・同) ダルビッシュは『球種の多い投手』でもある。その各球種の割合だが、日本ハム時代とメジャー3試合を比べ、明らかに違うのは「落ちるボール」だ。フォーク、チェンジアップなどがそうだが、日本ハム時代は『全投球の15%』を占めていた。しかし、デビューマウンドでは110球を投げたが、フォーク(スプリッター)、チェンジアップは1球ずつしか投げていない。 また、「ダルビッシュがメジャー公式球に違和感を持っている」との情報もある。 「メジャー公式球でツーシームを投げると、ダルビッシュがイメージしている、日本ハム時代の曲がり方とは違うようなんです。日本ハム時代は『シュートしながら沈む』軌道でしたが、メジャー公式球ではその曲がり幅が大きすぎて、コントロールできていない、と…」(現地特派員の1人) 日本ハム時代とのピッチングの相違点は、2つ。落ちるボールを極端に使わなくなったこと。そして、“制御不能”のツーシームが勝負どころで使えなくなったことだ。 「黒田との投げ合いになったヤンキース戦では、ツーシームでカウントを稼いでいました。過去2戦の登板で制御不能だったツーシームを修正しつつあると思われます」(前出・同) では何故、イチローとの対決が攻略の糸口になったかと言うと、日本ハム時代のダルビッシュはツーシームを左打者の外角に集め、「ゴロ・アウト」を取っていた。そのツーシームがイメージ通りに投げられないということは「左打者を仕留める手段が減った」のと同じで、対戦チームのアナリストたちは「左打者にどんな球種を使ってくるか」を探っていたのだ。そのサンプルケースとして、左打者・イチローの打席がクローズアップされたのだという。 「今のダルビッシュが左打者に多投しているのは、ストレートとスライダー。初球から打って来るイチローがダルビッシュとの対戦では、ボールを見送っていたシーンも印象的でした。彼の知るダルビッシュ像と違ったからでは?」(前出・米国人ライター) 今後、対戦チームは「左打者にストレートを狙え!」の指示も出してくるかもしれない。おそらく、フォークボールの割合を激減させたのは、「中4日」のメジャー式先発ローテーションを考え、ヒジへの負担を軽減するためだと思われる。 ダルビッシュが日本ハム時代のツーシームのキレを取り戻すのが先か、それとも、対戦チームが左打者を軸に攻略法を編み出すのが先か…。メジャーの先発投手は1シーズンに同一チームに2度登板することはあっても、「3度目」はめったにない。ダルビッシュ攻略に躍起になっているのは、直接対戦が少ないからだろうか。
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スポーツ 2012年04月27日 15時30分
猫ひろし騒動のさなか 日本スケート連盟がソチ五輪でのメダル欲しさにカナダ人選手の日本国籍取得を画策
カンボジア国籍を取得したお笑い芸人・猫ひろし(34=本名・滝崎邦明)が、ロンドン五輪男子マラソン代表に選出されたことには、国内でも賛否両論が渦巻いた。一部では「猫はカネでカンボジア国籍を買った」といった論調の報道も出た上、国際陸上連盟が猫の出場資格を疑問視し、事態は混迷化している。 そんな猫騒動のさなか、国内では日本スケート連盟が14年ソチ五輪でのメダル欲しさに、ウルトラCを画策しているというのだ。 “時の人”となったのはフィギュアスケートのペアで高橋成美(20=木下クラブ)と組むカナダ人のマービン・トラン(21)。2人は3月の世界選手権(フランス・ニース)で銅メダルを獲得。先の国別対抗戦では日本の優勝に大きく貢献した。ソチ五輪からは初めて団体戦が採用され、日本のメダル獲得には、この実力派ペアの存在が欠かせないとみられている。 ペアの場合、五輪には2人の国籍が同じでなければ出場できない。そこで、問題になるのがトランの国籍。当初、カナダ国籍を失うことに慎重姿勢をみせていたトランだが、ここにきて、「五輪は誰もが目指す目標。日本の一員として五輪に出たいという気持ちになった」と日本国籍取得に傾いた。 これを受けて、参議院議員で日本スケート連盟の橋本聖子会長が全面バックアップを約束。橋本会長が所属する自民党は、4月26日、党本部でスポーツ立国調査会を開き、トランの国籍取得を後押しする方針を固めた。今後は超党派のスポーツ議員連盟に働きかける。 ただ、国籍取得には5年以上連続して日本に居住していることなどの条件が必要。トランは居住どころか、練習拠点もカナダであり、現状では100%不可能。ところが、「特別な功労のある外国人」については、国会の承認を得て許可される「大帰化」という制度がある。過去にこの制度は一度も適用されていないが、橋本会長は「トランは5年以上、日本代表として活躍してきた。今年の世界選手権では銅メダルも獲得している」と特別な功労を強調。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長も、「必要があれば政府に要請書を出したい」と支援を表明した。 ソチ五輪でのメダル目的が見え見えのトランの帰化問題。過去に一度も前例がない大帰化が、果たして実現するのかどうか注目を集めるところ。仮に居住歴がないトランが日本国籍を取得できたとしても、猫同様、物議をかもすことは間違いなさそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年04月26日 15時30分
地味にコツコツ24年 中日・谷繁が連続本塁打プロ野球新記録達成!
中日・谷繁元信捕手(41)が、4月25日、神宮球場でのヤクルト戦で、7回表、石川雅規投手から今季1号となる本塁打を放った。これで、谷繁は新人年の89年(当時大洋=現DeNA)から、24年連続本塁打を記録。23年で並んでいた張本勲(ロッテ)、門田博光(ダイエー)といった並みいるスラッガーを抜いて、プロ野球新記録を達成した。 連続本塁打記録は野村克也(西武)が持つ25年だが、野村の場合は初本塁打を放ったのが3年目で、新人イヤーからとなると、谷繁が日本記録保持者となった。来季、谷繁が本塁打を放てば、野村の25年連続に並び、日本タイ記録となる。 まさに、地味にコツコツ24年という言葉がぴったりの谷繁。本塁打に関していえば、決して長距離砲ではなく、2ケタ本塁打をマークしたのはわずか8年。横浜から中日にFA移籍した02年の24本が自己最高で、06年からは1ケタ台が続いている。 通算本塁打はこれで217本となり、同じ捕手の古田敦也(ヤクルト)と並び歴代81位。捕手に限ると、野村(657本)、田淵幸一(西武=486本)、木俣達彦(中日=285本)に次いで、歴代4位となった。 野村、古田、田淵、木俣らは捕手ながらスラッガーで、クリーンアップを打つことが多かったが、谷繁は8番が定位置。3割を打ったのは横浜時代の96年のみで、通算打率 は.243(11年終了時)と低い。それだけに、谷繁が達成したプロ野球日本記録の価値は高い。故障が少なく、無事是名馬であったことが、偉業を後押しした格好だ。 出場試合は2658試合(25日現在)で、捕手では野村に次ぎ2位(歴代5位)。通算安打数は1894本(25日現在=歴代46位)で、捕手としては野村、古田に続く、史上3人目の2000本安打達成も見えてきた。こうなったら、来季も現役を続行して、数々の記録を成し遂げてほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年04月25日 15時30分
女子サッカーの美人解説者・大竹七未が“なでしこ効果”で13歳年下Jリーガーと結婚!
女子サッカーの美人解説者としておなじみの東京国際大(埼玉県川越市)女子監督の大竹七未(37)が、J2松本山雅FC所属の弦巻健人(登録名以外は「拳東」=24)と、実に13歳の年の差を乗り越えて結婚することを発表した。 大竹は4月25日午前5時、自身のブログで「ご報告」のタイトルで、弦巻と婚約したことを明らかにした。今後は弦巻の25歳の誕生日である6月29日に入籍し、来年1月にホテルイースト21東京で挙式する予定。 大竹は89年に読売ベレーザ(現・日テレベレーザ)に入団。フォワードとして活躍し、全日本選手権4連覇、日本女子リーグ3連覇などに貢献。95年スウェーデンW杯、96年アトランタ五輪、99年アメリカW杯に日本代表として出場。01年7月に引退するまで、Lリーグ(現なでしこリーグ)で104得点を挙げたエースストライカー。10年からは東京国際大女子監督に就任し、後進の指導に当たっている。昨年7月のドイツW杯で、なでしこジャパンが快進撃をするに伴い、情報番組などに頻繁に解説者として呼ばれるようになり、急激に知名度がアップ。“なでしこ効果”が、2人の年の差婚を後押しした可能性も十分。 一方の弦巻は10歳で東京ヴェルディの下部組織に入団。ミッドフィルダーで活躍し、U-13からU19までの各年代別日本代表に選出。05年に18歳でヴェルディにてJ1デビュー。その後、07年にファジアーノ岡山(中国リーグ)、08年に水戸ホーリーホック(J2)にレンタル移籍。09年にヴェルディに戻ったが、10年に当時JFL所属だった松本山雅FCにレンタル移籍、11年から完全移籍した。J1でのプレーはデビュー年の2試合のみ。J2では今季初得点を挙げたばかり。まだ、実績が乏しい、これからの選手で、大竹とは正直かなりの格差がある。 2人は出身チームが同じ読売系とあって、もともと顔見知りで、09年11月から交際開始。約2年半の交際で、今月16日に婚約した。結婚後も大竹は仕事を続ける予定で、住居が長野と埼玉で離れているため、当面は別居婚となる。 13歳の年の差があるが、大竹は「私は気にしていたけど、彼は全然関係ないと言ってくれた。子どもも欲しいし、2人で目標に向かって助け合い、楽しい家庭にしたい」とコメントしている。 女性がかなり年上の“格差婚”といえば、芸能界では「DREAM COME TRUE」の吉田美和が、19歳年下のロックバンド「FUZZY CONTROL」のJUONこと鎌田樹音と、3月に結婚したばかり。芸能界とサッカー界との違いこそあれ、大竹と弦巻も、かなりの格差婚。しかも、同居しないということで、気がかりではあるが、うまくいくことを願いたい。(落合一郎)大竹七未オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/otake-nami/page-3.html#main
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スポーツ 2012年04月25日 11時45分
「キャッチャーがいない!」 トラが和田イズム撤回で緊急補強へ
2012年・和田阪神の正捕手・藤井彰人(35)が顔面死球を受けたのは、10日の広島戦。その後、小宮山慎二(26)がスタメンマスクを被り、緊急昇格された岡崎太一(28)も一軍投手の特徴を覚えようと頑張っているが、阪神フロントは『外部補強の凍結』という方針の撤回を示唆していた。 「当然、動かなければいけないと思っている」 正捕手不在について聞かれると、そう吐露する関係者は少なくない。 4月12日、阪神は定例のオーナー報告会を電鉄本社で開いている。チーム関係者によれば、同会合の出席者がもっとも懸念していたのは、主に2つ。1つは前回のオーナー報告会でも出たが、『年間シート』(年間予約席)が完売できなかったこと。もう1つは藤井を失った捕手の人材不足だった…。 「自宅療養中の藤井は、もう少し時間を置いてから再検査を受ける予定です。視力等に影響が出ていないのは不幸中の幸いでしたが、藤井の欠場が長期化するのかどうかは、その検査が出るまで分かりません」(チーム関係者) 「1カ月程度の欠場なら、小宮山、岡崎に託す」という和田監督のコメントも新聞紙上に出ていたが、実際は違うようだ。 「捕手の頭数の問題ですよ。一軍に3人送り込んだら、二軍戦にも影響が出かねない」(同) 阪神が『捕手』として支配下登録しているのは、城島健司、藤井を除いて6人。そのうちの1人、中谷将大は登録こそ捕手だが、打撃力を生かすために昨秋から『外野手』として再スタートを切っている。つまり、阪神には5人しか捕手がいないのだ。現在、一軍は「小宮山、岡崎の2人体制」で臨んでいる。よく言われる話だが、捕手は危険な接触プレーが避けられないポジションなので『故障退場』の不安、攻撃中における代打起用等の理由から、3人体制で試合に入るチームが多い。 今後、「3人の捕手」を一軍招集させれば、二軍には2人の支配下登録捕手と育成枠の島本浩也(19)の3人だけになる。また、この先120試合近くも残っているペナントレースで捕手の故障者が続けば、阪神は一、二軍ともに『捕手の人数不足』という危機的状況に陥ってしまう。 和田監督は就任当初から現有戦力の底上げを目指し、大型補強を封印してきたが、背に腹はかえられない。 「それなりの力を持つ捕手を獲るとなれば、藤井が復帰し、城島の左ヒザが完治したとき、捕手枠の戦力がダブついてしまいます。長い目で見れば、今は苦しくても、小宮山、岡崎で耐え凌ぐべきです。でも、東京ヤクルトも正捕手・相川が故障欠場しています。昨季のシーズン終盤で首位から引きずり下ろされた屈辱もあり、『ヤクルトも捕手の補強を画策している』との情報も流れています。スタメンマスクを託せる捕手をベンチに待機させているチームは少ない。機を逃せば、ヤクルトに浚われてしまう」(在阪メディア陣の1人) 在阪パ・リーグ球団のH、在京セ・リーグ球団のTの名前が浮上してくる」と予想する向きもあるが、確か、昨年も内野手の頭数が足らなくなり、大慌てしたはずでは? 選手構成の偏り−−。これも、近年続いた『大型補強の代償』だろうか。
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スポーツ 2012年04月24日 15時30分
無所属の松井秀喜ついに観念! “マイナー契約”でレイズに入団へ
アスレッチクスからFAになり、所属先が決まらないまま、シーズンを迎えた松井秀喜外野手(37)が、レイズとマイナー契約を結ぶ見通しとなったことが、4月23日(日本時間24日)に明らかになった。同日、複数の米メディアが報道。レイズも公式サイトで、これを認めた。 FAとなった松井には日本国内からのオファーもあったが、メジャーでのプレーに固執。2月に渡米し、トレーニングに励みながら、代理人のアーン・テレム氏が移籍先を探していた。だが、すでにシーズンは始まっており、屈辱の“マイナー契約”を受け入れてのレイズ入団となる。 昨季の松井は141試合に出場、打率.251、130安打、本塁打12、打点72と低迷。本来の力を発揮することができなかった。メジャーでの9年間では通算1202試合に出場、打率.285、1239安打、本塁打173本、打点753の成績を残している。ヤンキース時代の04年には31本塁打をマーク。09年には日本選手初のワールド・シリーズMVPに輝いた。 キャンプを行っていない松井は、まずはマイナーで調整に臨み、メジャー昇格を伺うことになる。 レイズはア・リーグ東地区に所属。08年はリーグ優勝、10年は地区優勝、昨季はワイルドカード(地区2位の最高勝率)でプレーオフに進出した強豪チーム。 今季は22日現在(同23日)、9勝7敗で地区2位。指名打者は主に左打者のルーク・スコットが務めているが、松井が昇格した場合は、スコットと指名打者の座を争うことになりそうだ。 ア・リーグ東地区には古巣のヤンキース、レッドソックス、オリオールズ、ブルージェイズが所属。メジャーに昇格した際には、ヤンキースに移籍した黒田博樹、レッドソックスの松坂大輔、田澤純一、今季オリオールズ入りした和田毅(前ソフトバンク)、チェン・ウェイン(前中日)らとの対戦が期待される。(落合一郎)
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スポーツ 2012年04月23日 15時30分
夜に励み過ぎ!? 新婚の楽天・田中マー君が腰痛で戦線離脱!
楽天のエース・田中将大投手(23)が、4月22日、出場選手登録を抹消された。 田中は19日の千葉ロッテ戦(QVCマリン)に先発。9回を9安打3失点に抑え、6-3で楽天が勝利。田中は今季初完投で2勝目を挙げた。ただ、勝ったとはいえ、被安打数が示す通り、本来のピッチングにはほど遠い内容だった。 登板後、腰に違和感を感じた田中は22日、仙台市内の病院で検査をしたが、特に異常はみられず、腰の張りと診断された。星野監督の「中途半端はダメ。しっかり治した方が良い」との判断のもと、登録を抹消し最短10日での復帰を目指すことになった。 これで、今季は4試合登板で2勝1敗、防御率1.97。数字だけを見ると、決して悪いものではない。しかし、問題はその内容。開幕戦(3月30日)では6回で5失点して敗戦投手に。2戦目(4月6日)は完封目前の9回2死から突如乱れて、4連打を食らい2失点。勝てる試合を引き分けに持ち込まれてしまった。斎藤佑樹(日本ハム)とのライバル対決となった3戦目(同13日)こそ、8回1失点で斎藤に投げ勝って初勝利を挙げたが、4戦通じて物足りなさを感じる結果だ。 昨季の田中は27試合19勝5敗、防御率1.27、勝率.792と、ダルビッシュ有(当時日本ハム)を超える驚異的な成績で、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞と投手部門のタイトルを独占。ベストナイン、ゴールデングラブ賞も受賞した。 昨季と比べると、ピリッとしないピッチングには、私生活面での変化とリンクして考えたくもなる。田中は3月20日に、タレントの里田まい(28)と結婚。現在は宮城県仙台市内で新婚生活を送っている。 今回の故障箇所は腰で、どうしても気になるのは夜の営みとの関係。下世話な話だが、年齢も若く、新婚とあって、“励み過ぎ”が不振、腰痛の原因では? と勘繰りたくもなる。 新妻・里田は直近のブログ(21日付)で、夫の故障など、どこ吹く風で、元メロン記念日の大谷雅恵と再会したことを綴っているが、アスリートの妻は大変。夫の体調管理が一番の仕事。成績がふるわなければ、自分の身にも降りかかってくる。田中には「結婚して、ダメになった」などと言われないよう、今後の巻き返しに期待したいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年04月18日 15時30分
何も猫ひろしだけ狙い打ったワケではない!? 国際陸連が調査に乗り出した背景
ロンドン五輪男子マラソンにカンボジア代表として出場しようとしているタレント・猫ひろしの雲行きがあやしい。国籍変更して出場する資格を満たしているかどうか国際陸上連盟が調査に乗り出しているのは既報どおりだが、一方で、カンボジア五輪委員会の幹部は猫を推していて、現在、猫側には何の連絡もない宙ぶらりんの状態だという。 ところで今回の騒動、国際陸連の“本気度”はどうなのか? あるスポーツジャーナリストは「日本陸連にも国際陸連から問い合わせがあったようですね。猫が出場した陸連主催のレースデータを照会してきたそうです」。綿密な調べは行われているようだ。前出のジャーナリストは続ける。「でも、今回は猫を狙い打って調べているようではなさそうなんです。他の国でも、帰化した出場予定選手に詳しい身分照会が国際陸連から来ているみたいですから」。調査対象は猫だけではないようだ。 この一連の猫騒動の背景には、金銭で簡単に国籍変更をしてオリンピックに出場しようとしている選手が数多くいる実態があるようだ。「中東のオイルマネーでアフリカ諸国の有力選手を引き抜いたり、欧州あたりでも同じような事例が今までにもあった」(前出のジャーナリスト) 猫が金銭で国籍変更して代表の座を射止めたとは言わないが、国際陸連にも本格的に調査をしなければならない事情があるようだ。
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スポーツ 2012年04月18日 11時45分
「松井が帰らないのならオレたちが!」 所属先未定メジャーリーガーが日本に猛アピール!
クリーブランド・インディアンスがジョニー・デーモン外野手(38=レイズFA)と契約した。インディアンスは正中堅手のサイズモアが故障で戦列を離れており、今季は開幕5試合で1勝4敗と出遅れた。『緊急補強』として、ベテランで外野手兼DH候補のデーモンに白羽の矢が立てられたのだが、「松井(秀喜=37)もその候補に入っていた」(現地特派員)という。 依然として、有力のベテラン選手はFA市場に溢れている。松井の立場はますます苦しくなったが、その余波は日本にも及んでいた。 所属先が決まらない有力選手たちが、日本球界への売り込みを始めたという。 「ビッグネームの売り込みなんで、ちょっとビックリしました。具体的には言えませんが、年俸でも獲得可能な条件でした」(某球団関係者) 米FA市場には、通算449本塁打のブラディミール・デレーロ、2年連続シルバースラッガー賞(04〜05年)のミゲル・テハーダ内野手、09年WBCベネズエラ代表のマグリオ・オルドニェス、投手では通算159勝、シドニー五輪、09年WBCでも好投したロイ・オズワルトが残っている。 往年のパワーは見られないかもしれないが、彼らは「浪人するよりはマシ」と思っているようだ。福岡ソフトバンクと契約したブラッド・ペニーが「メジャー球団と交渉できない」と判断するなり、日本球団に目を向けたケースが思い出される。そんな日本球界への売り込みに関する情報を、そのまま米国人メディアにぶつけると、こんな答えが返ってきた。 「日本球団の本当の狙いは松井だったはず。彼が自宅のあるニューヨークの郊外でトレーニングを再開してからも、日本の関係者が訪ねてきたなんて情報もありましたから。繰り返しになりますが、松井は日本に帰る気はありません。松井との接触をはかった日本の球団は2通りに分けられると思います。単に松井のネームバリューが欲しいところと、本当に戦力としてスラッガーを補強しなければならないチームです。後者のチームで、それなりの資金が出せるのなら、米FA市場に溢れているベテラン選手と簡単に契約できると思いますよ。松井と接触しようとしたら、『現地でベテランメジャーリーガーの代理人から売り込みを受けた』ということかもしれません」 本当に戦力を欲しているチームなら、松井でなくてもいいわけだ。 デレーロのパワーなら、日本の低反発の統一球でも影響は出ないだろう。また、テハーダはコンパクトスイングにも定評がある。衛星放送によるメジャーリーグ中継も浸透しているので、「昨年ポストシーズンで力投したオズワルトを観たい!」と思うファンも多いのではないだろうか。 「一般論として、シーズン開幕後に所属先の決まらないメジャーリーガーは、独立リーグ(米国内)やメキシコ球界にも交渉先を広げます。そこでそれなりの数字を残せば、カムバックできますが、環境面を考えれば、日本球界の方が絶対にいい」(前出・同) 松井が日本帰還を頑なに拒む理由は、巨人を退団した02年に「仲間たちを裏切った」負い目と、それなりの覚悟を決めたからだという。「メジャーリーグのペナントレースが開幕した今も、その気持ちが変わらないのなら…」と、複数の日本球団関係者は松井の元から撤退した。しかし、「松井が欲しい!」と水面下での交渉を続けた各球団には、まだ70人の支配下登録枠は残っている。その残された人数枠を、有名メジャーリーガーが狙い始めた。松井が意地を通せば、日本帰還の可能性もゼロになってしまう。※去就先未定情報は4月15日時点です。また、メジャーリーガー等のカタカナ表記は「メジャーリーグ選手名鑑2012年版」(廣済堂出版)を参考にいたしました。
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スポーツ 2012年04月17日 11時45分
西岡剛が“第2の井川慶”になる? 日本に帰りたくても帰れない複雑な事情
「こんなはずじゃなかった」−−。西岡剛(27)はそんな心境でマイナー暮らしを続けているのではないだろうか。 西岡はマイナーリーグ(3A)で開幕戦を迎えた。ポジションはショートではなく、『セカンド』だった。一時は「3年契約を破棄し、日本に帰って来る」と伝えられ、本人も「帰りたい」とこぼしているという。日本帰還は時間の問題だと思っていたが、それと同時に、一発逆転のメジャー復帰と即スタメン出場の可能性もゼロではないと見ていた。しかし、ツインズの新GMのテリー・ライアン氏はそんな一縷の望みもバッサリ切り捨ててしまった。 「西岡の不幸は昨年11月に始まっていたのかもしれません。チーム低迷の引責で西岡のポスティングで落札したビル・スミスGMが解任されたから? いや、後任のGMがテリー・ライアン氏だったことが影響していると思います。ライアン氏は94年から07年までツインズのGMだったんです。4年ぶりの復職であり、ツインズの内情を知り尽くした人なんです」(米国人ライター) 何故、ライアン氏の復職が西岡にとって不幸なのか−−。 氏は14年間、ツインズのチーム編成に携わっていたため、マイナーを含む現チームの選手の力量も把握している。実は、マイナーの開幕戦で西岡に「セカンドを守らされたこと」が、大きな意味を持っていたという。セカンドを守らされたことは、事実上の“戦力外通告”でもあった。 「マイナーのショートに入ったのは、成長著しい若手のブライアン・ドージャーです。ドージャーは将来のツインズを担う逸材として、ライアンGMが目に掛けてきたホープです」(前出・同) 同GMは「ハーディの後継者」なる言い方もしているそうだ。 ツインズは昨季、63勝99敗と歴史的な大敗を喫した。故障者続出が敗因とされるが、ライアンGMは大型遊撃手のJ.J.ハーディをオリオールズに流出させてしまったことが『チーム敗退の始まり』と分析し、再建の一環として正遊撃手を見つけようとした。 同GMが獲得したのはジェイミー・キャロル遊撃手。キャロルは「4年連続出塁率3割5分強」の好選手だが、今季38歳になる。そう、「向こう3年以上を託せる選手」ではない。近々の『ドージャー頭角』を見越してのキャロル獲得だった。 「セカンドのレギュラーは、アレクシー・カシーヤ。成長株の1人であり、今季安定した成績を残せば、完全なレギュラーとして扱われるはずですが、好不調の波が大きい。ロン・ガーデンハイア監督はまだ不安を持っているようです」(現地特派員の1人) ライアンGMが描くチームの近未来構想は『二塁・カシーヤ、遊撃・ドージャー』だが、育成よりも勝利を優先しなければならないときも来る。そのとき、西岡の名前が再浮上しているのでは…。一発逆転で『メジャー復帰&即スタメン』もあり得ると考えられた理由は、ここにある。 しかし、西岡はそのチャンスも手放してしまったようだ。 「キャンプ、オープン戦で西岡は凡ミスを連続し、首脳陣は『野球に集中できる精神状態にない』と判断しました。離婚訴訟で野球に集中できていない、と。一方、ドージャーは今季のシーズン半ばにはメジャーに昇格してくると思われます」 「日本に帰りたい」と弱音を吐いた西岡がまだマイナーに残っている理由だが、「高額な離婚慰謝料を稼ぐため」と、地元紙は揶揄している。西岡は「総額925万ドル・3年契約」だから、これからずっとマイナーでも、今季と来季も約300万ドルずつ(約2億2500万円ずつ)が支払われる。契約期間が満了するまでマイナーで過ごすことになれば、井川慶の二の舞になってしまう。 レッドソックスは、守備面で「遊撃手と捕手が弱い」とされている。そのレ軍を指揮しているのは、前千葉ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏だ。「西岡に興味を示してくれれば」とも思うのだが…。※メジャーリーグの選手、監督首脳陣等のカタカナ表記は、ベースボールマガジン社刊『週刊ベースボール』(2012年2月13・20日号)を参考にいたしました。
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芸能
2025年04月28日 19時03分