スポーツ
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スポーツ 2012年04月11日 15時30分
相撲部屋経営も楽じゃない!? いわくつきの名門・花籠部屋が閉鎖へ
元大関・旭国(64)が師匠を務める大島部屋が4月24日で閉鎖することが決まっているが、かつての名門・花籠部屋(師匠は元関脇・太寿山=53)も閉鎖する方向で動いていることが分かった。 大島部屋の閉鎖理由は師匠の定年。同部屋ではモンゴル出身の幕内・旭天鵬(37)が、07年に日本国籍を取得し、親方と養子縁組を結んだ。親方の定年後は、旭天鵬が後を継ぐ準備に入っていたが、本人が現役続行を希望しているため、部屋はいったん閉鎖。所属力士は友綱部屋に転籍する。 一方、花籠部屋は明確な理由が明らかになっていないが、関係者によると、「部屋の運営が難しくなった」ことが要因だという。親方は5月中にも日本相撲協会に閉鎖の申請を行う見込みで、親方と所属力士10人は同じ二所ノ関一門の峰崎部屋に転籍する方向。 花籠部屋といえば、横綱・初代若乃花(貴乃花親方の叔父)、横綱・輪島、大関・魁傑(現放駒親方)らを輩出した名門。しかし、81年に部屋を継承した輪島に金銭トラブル等が続出。85年には年寄名跡を担保に借金していたことが分かり、同年12月に親方が廃業し閉鎖された。 その後、年寄・花籠を襲名し、二子山部屋の部屋付き親方をしていた元太寿山が独立し、92年10月に同部屋を再興した。現花籠親方は幕内・光龍、荒磯部屋から転籍した荒鷲(十両)と2人の関取を育てたが、光龍は八百長関与が認定され、昨年4月に引退。荒鷲は来場所、幕下陥落が確実で関取不在となる。 関取、横綱や三役など番付上位の力士を多く抱えれば、相撲部屋も潤うが、そうでない部屋の経営は現実として極めて厳しい。関取不在となる現花籠部屋は、その20年の歴史に幕を閉じることになりそうだ。(落合一郎)【訂正】文中誤りがありました、訂正してお詫び致します。
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スポーツ 2012年04月11日 11時45分
原巨人「最下位スタート」で野村IDに八つ当たり?
開幕3カード連続で負け越し…。原巨人は苦しいシーズンのスタートとなってしまった。その敗因は打線の低迷だが、もっと掘り下げて「戦略室の失敗が重量打線の持ち味を殺している」との指摘も出始めた。 『戦略室』とは清武英利・前GMの一存で新設されたセクションだ。しかし、その『戦略室』を立ち上げた直後に、清武氏が巨人を退団。構想そのものを白紙に戻そうとする動きもあったが、担当する橋上秀樹、秦真司両コーチを招聘した後でもあり、「とりあえずやらせてみよう」ということになり、今日に至っている。 一部では、その戦略室のデータが巨人打線から「思い切りの良さを喪失させた」とも伝えていた。 橋上、秦両コーチはID野球の野村克也氏の教え子である。戦略室を設けた背景には『野村式データ解析』のノウハウが欲しかったからだが、改めて調べ直してみた。今季、ヤクルト出身のコーチはどれくらいいるのか−−。阪神、楽天でその薫陶を受けたコーチは何人いるのだろうか。 スワローズ球団を除く11球団中、『野村ヤクルト』で現役生活を送った監督、コーチは数える程度しかいない(二軍首脳陣は除く/以下同)。日本ハム・栗山英樹監督、吉井理人コーチ、三木肇コーチ、西武・渡辺久信監督、先の橋上、秦両コーチといったところで、阪神、楽天時代の野村監督を知る監督、コーチも数人…。野村監督の教え子が球界を席巻しているわけではなかった。 しかし、巨人においては二軍にも田畑一也、荒井幸雄、野村克則といった『野村ヤクルトOB』もいる。河本育之・二軍投手コーチも野村監督の下で指導者経験を積んでいる。ヤクルト出身者がもっとも多い。 「野村監督と関わりのなかったチームも、著書などから研究し、ID野球を取り入れてきました。ヤクルト出身のコーチの人数ではなく、どの球団も多かれ少なかれ、野村監督の野球に今も影響を受けているのは事実です」(プロ野球OBの1人) 昨今では落合博満・前中日監督の野球が注目されているという。僅差の接戦を逃げ切るゲーム展開と、好機に点を入れる高い確率性が研究されているそうだが、落合監督はベンチから細かなサインを出していたわけではない。そういうチーム構成をし、あとは選手に託すというやり方だった。 ボビー・バレンタイン監督のいたころの千葉ロッテには『統計アナリスト』がいた。データ解析や対戦投手との相性を数値化し、それをもとにスタメンを決めていた。当時、日替わり打線だったのはそのためである。 野球の戦略も進化しているのは間違いないが、そのスタイルが現有戦力にマッチするとは限らない。原監督と巨人フロントが見習うべきは、一喜一憂しない落合監督の度胸ではないだろうか。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2012年04月11日 11時00分
星野楽天が松井秀喜を「レンタル緊急補強」(2)
パ球団の編成担当者も、「松井のレンタル移籍はありえる話」と、うなずく。 「結果的に実現しませんでしたが、星野監督はソフトバンクの馬原、日本ハムの武田久のレンタル移籍を画策していた。2人に共通するのは今季中にFA資格を得ることです。『来年は好きな球団に移籍していいから』と、あとがない星野監督の悲痛な訴えでしたが、願いは叶わなかった。その延長線上にあるのが松井レンタルでしょう」 中日監督時代には落合、阪神監督時代には金本という大物選手を獲得し、2年目に大輪の花を咲かせた星野監督。楽天2年目の今回もラミレス(巨人→横浜)や村田(横浜→巨人)、李大浩(韓国ロッテ→オリックス)、栗原健太(FA権行使せず広島残留)の大物大砲を狙ったが、いずれも失敗に終わった。 手にしたのは下柳・上園(阪神)、加藤(オリックス)、稲田(横浜)、門倉(サムスン)といったロートルと二戦級ばかり。これでは優勝どころかAクラスも難しい。そんな流れを一変させたのが、予想もしなかった中畑DeNAの人気とオープン戦の活躍だ。巨人、阪神を上回るマスコミ露出に、財布の紐が固かった三木谷浩史球団会長も、あわてて補強を承認したという。 「ヤンキース時代の松井(年俸8億7000万円)なら手が出しづらいが、昨年のアスレチックスでの年俸3億3000万円以下で済むなら儲けモノ。岩隈のマリナーズ移籍で浮いた金だけでもお釣りがくる」(前出・放送関係者) 昨季19勝の田中将大がマウンドに立ち、メジャー経験者の松井、松井稼頭央(メッツ)、岩村明憲(デビルレイズ)が援護射撃する。これだけの豪華キャストとなれば、ベンチもスタンドもぐっと盛り上がる。 また、5月16日から始まるセパ交流戦で、松井ゴジラが巨人、阪神、中日の投手を相手にどんな凱旋バッティングを披露するのか? それだけでも本拠地球場が盛り上がるのは必至だろう。 「楽天はもう一人、ヤンキースとの5年契約を満了した井川慶投手も狙っている。すでに神戸・三宮で三木谷会長、星野監督と会談し、『開幕ロースターに漏れたらお世話になる』という話になっているそうです。井川は阪神時代のエースであり、星野監督は岩隈の穴が十分に埋まる、と算盤をはじいています」(楽天担当記者) 将来の監督を託し現役引退を願った山崎武司が中日に戻って開幕4番争いの活躍を見せ、明大の後輩・川上憲伸(ブレーブス)も日本球界復帰にあたり楽天ではなく中日を選択。これだけでも星野監督の闘争心に火がつくのに十分だ。 松井ゴジラの仙台上陸は、星野楽天の巻き返し、ひいては被災地東北の復興の象徴となるに違いあるまい。
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スポーツ 2012年04月11日 10時30分
プロテコンドー「Martial Type JET」旗揚げ戦で凄絶KOシーン続出
全15試合中10試合がKO完全決着! プロテコンドーのイベント「Martial Type JET」旗揚げ戦が8日、東京・新宿の「新宿FACE」で行われた。メーンイベントの「日韓対抗戦5対5」は、4勝1敗で日本が勝利。特筆すべきは、全15試合中(うちエキシビション1試合)10試合までもが完全KO決着だったこと。時間切れ判定に持ち込ませない凄絶KOシーンに観客は大盛り上がりだった。 次回開催は未定だが、華麗で激しいプロテコンドーという格闘技ジャンルが確立した瞬間だった。<メインイベント第15試合 日本VS韓国 日韓対抗戦 5対5プロテコンドールール 2分3R>○磯部茂文(岡澤道場)KO2R●ジョン・チョルス(キック・アーツTKD)〜以下主な試合結果〜<第7試合 ハイブリッドテコンドールール 3分2R>○卯月昇(ハイブリッドTKD昇龍)一本●光崎久尚(TKDアカデミー)<第6試合 スペシャルエキシビジョンマッチITFテコンドールール 2分2R>田部豊和 テコンドー世界チャンピオン(岡澤道場)勝敗なし須田洋光 テコンドー全日本4連覇(TKKING)
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スポーツ 2012年04月10日 15時30分
“ボクシング界の新星”井岡一翔が大勝負! 八重樫と史上初の日本人同士による世界統一戦決行!
“ボクシング界の新星”として期待が懸かるWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(23=井岡)が、一世一代の大勝負に打って出る。 6月20日、大阪・ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で、井岡がWBA同級王者・八重樫東(29=大橋)と統一戦を行うことが決まった。日本人同士によるWBC、WBA王者の統一戦は男子では史上初で、まさに究極のビッグマッチとなる。 4月9日に大阪市内で会見に臨んだ井岡は、「この階級では、もう統一戦しか考えていなかった。主役は自分。日本ボクシング界に僕が新たな歴史を刻みたい。せっかくの好カード。判定でもKOでも内容の濃い、いい試合にしたい」と意気込んだ。対する八重樫は「脇役でも主役を食うことがあることをお見せしたい。すごく待ち望んだカード。強い選手に勝つのが1番の目標であり、目的」と必勝を期した。 井岡は昨年2月11日、WBC同級王者=オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)を破り、日本ボクシング史上最速の7戦目で王座奪取。同年8月10日、同級1位=フアン・エルナンデス(メキシコ)を判定で下して初V。同年12月31日には、同級9位=ヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)を1回1分38秒でKOし、V2に成功した。 かたや、八重樫は昨年10月24日、WBA同級王者=ポンサワン・ポープラムック(タイ)をTKOで破り、同王座を奪取。今回の決戦が初防衛戦となる。 八重樫の王座奪取後、八重樫陣営が井岡陣営に統一戦をアプローチ。井岡が大みそかに防衛成功した後、今年1月から水面下で両陣営による交渉が本格的にスタートした。最大のネックとなったのが、興行権とテレビ放送の問題。井岡にはTBS、八重樫にはテレビ東京がバックに付いており、興行権とともに、どちらで放送するかで、交渉は難航を極めたもよう。 井岡陣営は「やるのは(地元の)大阪。テレビ放送はTBS」で譲らず、最終的に八重樫陣営が譲歩した格好となった。井岡は減量で苦しんでおり、この試合を最後に、階級を上げることを示唆しているだけに、2度と組まれないかもしれない大一番に期待は高まる。 この試合を生中継することが決まったTBSの片山譲治プロデューサーは、「視聴率は平均20%を超えてほしい。それだけのコンテンツ。この試合が、ボクシング人気が高まるきっかけになれば」と期待する。 井岡が世界に挑戦した試合で10.9%だった視聴率は、昨年8月の初V戦では16.6%に跳ね上がった。大みそかのV2戦はスポーツバラエティー「ビートたけしの勝手にスポーツ国民栄誉SHOW2011 豪華アスリート総登場5時間半生放送SP」内に組み込まれた関係で、6.4%に終わったが、TBSの井岡に対する期待は高い。史上初のビッグマッチ実現で、思惑通り、20%の大台超えがなるか注目されるところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2012年04月10日 11時00分
星野楽天が松井秀喜を「レンタル緊急補強」(1)
今年の開幕は中畑清(58)監督率いる横浜DeNAが話題を独占。新規参入を最後まで猛反対していた東北楽天からすれば、最悪のシナリオとなった。そこで巻き返しに出たのが楽天・星野仙一監督(65)である。DeNA、巨人、阪神、ソフトバンクが熱心にラブコールを送りながら、頑として受けなかった松井秀喜(37)を超法規的措置で口説き落とそうとしているのだ。 「ゴジラが日本に復帰するにあたり、最大のネックとなっていたのが、大リーグの年金制度です。巨人に10年、メジャーで通算9年。ここに悩みがあった。大リーグ機構では10季メジャーでプレーすると、年金の満額受給資格が得られる。毎年2000万円超が約束され、それが死ぬまで保証されるのです。恩師でもある長嶋茂雄氏から巨人復帰を誘われても逡巡したのはそのためです。だから3月末のメジャー各球団の25人の出場選手登録(ロースター)まで待って移籍先を探っていた。結局、何ら進展しなかったことで、一気に行動を起こしたのが星野監督なのです」(スポーツ紙のベテランデスク) 10年目のメジャーに備えて米国内で調整するなら、「それまでの間、日本に戻って楽天でプレーしてはどうか? 『いずれそのとき』が来たらいつでも米球界へ戻す」という、レンタル移籍の提案である。 楽天からすればDeNAの鼻を明かすことができる上、観客の大幅動員増にもつながる。松井からしても巨人、阪神、横浜といったセ・リーグには義理があり、どのユニホームを着ても禍根を残す。その点、パの楽天、それも一時避難の入団なら支障は少ない。 実現すれば、急転直下のウルトラCだが、問題は取引材料となる肝心要の“移籍先”だろう。 米球界事情に詳しい放送関係者はこう語る。 「実を言えば、松井の移籍先はロサンゼルスドジャースに決まっています。メジャー契約をできないのは、あちら側に事情があるから。ドジャースは昨年6月に球団の売却が決まり、現在いくつかの投資家グループが買収を申し出ている。自身の離婚に端を発して、現オーナー・マッコート氏の破産が宣告されたのですが、離婚問題が解決するまで勝手に財産を処分できなくなった。大リーグ野球機構も当面の間、ドジャースに対してFA補強の凍結を命じているから、アスレチックスからFA宣言した松井も獲得できない。つまり、球団の買い手が決まり、オーナー会議の承認を得るまで、松井とのメジャー契約は無理。4月末に売却先は決まる予定ですが、オーナー会議の承認には時間がかかり、早くて半年、場合によっては今シーズン一杯かかる。その間のレンタル移籍が浮上したのです」 星野監督は中日監督時代、ドジャースの当時のオーナーだったピーター・オマリー氏と昵懇の関係にあり、一緒にキャンプを張ったり、ユニホームもドジャースそっくりにした過去もある。その後、球団はオマリー一族の手からFOXグループを経て、マッコート氏の手に渡ったが、今回の競売でオマリー一族は韓国のアパレルブランド「イーブランド」とタイアップして買い戻しにでている。 この流れに乗れば、星野監督が松井を借り受けるのは容易だろう。 落札額は過去最高額となったシカゴ・カブス('09年の約650億円)を上回る1000億円超が予想されるドジャースだが、買収先は他にもある。松井が在籍していたヤンキースの当時の監督で、ドジャースの監督も務めたジョー・トーリ氏らの投資家グループもその一つだ。 さらには松井の代理人を務めるアーン・テレム氏も投資家グループを束ねており、優力視されている。むろん、松井自身もそれは知っている。 もはや松井のドジャース入りは規定路線。しかも、ドジャースの監督はヤンキース時代の打撃コーチだったマッティングリー氏で「左翼のポジションを開けて待っている」状況だ。だからこそ、松井はこのオフ、テレム氏に文句も言わず、涼しい顔で守備練習をこなしてきたのだ。
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スポーツ 2012年04月09日 11時45分
石川遼が婚約 お相手は中学時代の同級生
プロゴルファーの石川遼が3月に婚約していたことを各紙が報じている。お相手は中学時代の同級生で女性の氏名などは公表されていない。石川はマスターズ・トーナメントの帰国時に成田空港で取材に応じ、「事実です」と認めた。
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スポーツ 2012年04月09日 11時45分
中日『黄金ルーキー・高橋』に外野手転向説浮上!
3度目の指揮官登板となった高木守道監督を見ていると、とても70歳とは思えない(代行も含む)。キャンプ中も注目のルーキー・高橋周平(18)が『ショート』でノックを受けた際にも、セカンドベースへのトスのお手本を自らやってみせるなどし、エネルギッシュな一面も披露していた。試合中もベンチに座らないで戦況を見守るときもあった。「70歳のオジイチャンが頑張っているのだから、我々も負けていられない」とナインも奮起したのだろうか。43歳の山崎武司が開幕から4番を務め、36歳の川上憲伸も見事な復活劇を見せてくれた。 しかし、そんなオヤジたちの奮闘によって、ティーンエイジ・高橋の育成ビジョンを軌道修正しなければならなくなった。 一塁・森野(将彦=33)、三塁・高橋−−。高木監督を始めとする中日首脳陣はそんな構想も口にしていた。それは「いつ実現させるのか」は明かしていないが、 「早ければ、今年。それも球宴明けに実現するかもしれない」 と見る関係者も少なくなかった。 当事者には失礼だが、こう予想されていた。まず、一塁手で4番も務めたブランコは「落合博満・前監督だから使いこなせた選手」と目されていた。落合前監督は「4番の一発で試合が決まる時代は終わった」と解釈し、上位打線が出塁し、チャンスメイクする攻撃スタイルを構築してきた。ちょっとキツイ言い方をすれば、新体制ではあまり評価の高くないバッターである。だが、「捨てるには惜しい」と思ったのか、今季は“様子見”で残留させた感も否めない。 「山崎に関しては、まだやれると見ていました。でも、指名打者制のないセ・リーグでフルシーズンは戦えないだろうとも思われていました。和田一浩? 高木監督が期待している選手の1人ではありますが、一時期のような爆発力までは期待していなかったと思います」(プロ野球解説者の1人) ブランコ、山崎、和田がイマイチとなれば、新しい4番バッターを探さなければならない。その筆頭候補と目されていたのが森野だった。 「森野を三塁から、守備の負担の少ない一塁に固定させるつもりでした。高橋に三塁を守らせ、将来のために少々のミスが出てもスタメンで使い続けるという…」(前出・関係者) しかし、山崎の好調ぶりを受け、『三塁・高橋』の構想は先送りになった。 「高木監督も『山崎は活躍する』とにらんでいた部分もあったんじゃないかな。キャンプ終盤、高橋にショートでノックを受けさせたのは荒木(雅博=34)、井端(弘和=36)のどちらかが怪我で出られなくなったときに備えてほしいという意味もあったんでしょう。山崎が元気なら、森野は三塁から動かせない。高橋が試合に出られるのは、内野のレギュラー陣に何かあったときだけだから」(前出・同) シーズン中盤以降、ベテランの山崎を休ませる目的で「一塁・森野、三塁・高橋」が実現する可能性はある。しかし、ここに来て、「高橋に外野の練習も始めさせる」との情報も出始めた。実戦のなかで育てたいと思っているが、守らせるところがない…。ベテランの奮闘は嬉しい誤算ではあるが、中日の世代交代と黄金ルーキーの成長は少し遅れそうだ。
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スポーツ 2012年04月08日 11時00分
大阪場所優勝も“引退”チラつく白鵬と親方の大ケンカ
3月25日に幕を閉じた春場所は、横綱白鵬(27)が優勝決定戦で関脇鶴竜(26)を破り、22回目の優勝を決めた。大魚を逸した鶴竜も大関に昇進。これで大相撲界は史上初となる6大関時代を迎えることになる。 しかし、気になるのは白鵬のモタつきぶり。今場所も9日目に鶴竜、13日目に稀勢の里に敗れ鶴竜の先行を許してしまったが、この低迷には理由があるという。 「白鵬と師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)といえば、仲のいい師弟として定評があったんですが、場所中に衝突したんです。それもかなりの大ゲンカで、心の中に火種を抱えていては土俵に集中できるはずがない、と関係者は嘆いています」(担当記者) トラブルの原因は、同じ立浪一門である大島部屋の帰属問題だった。大島部屋の師匠の大島親方(元大関旭国)は来月24日に65歳の定年を迎える。この後継者を巡って、愛弟子の旭天鵬らを中心に調整が進められてきたが、なかなかうまくいかず、場所前に浮上したのが白鵬のいる宮城野部屋への合併だった。 「実はこの話の中心になって動いたのが白鵬自身。大島部屋には、旭天鵬、旭秀鵬とモンゴル人力士が2人もいる。旭天鵬は白鵬の土俵入りの露払いをつとめるなど、仲が良いこともあって、この大島親方の定年をきっかけに合流し、将来、白鵬が引退して部屋を持ったときは番頭役として協力するところまで話は進んでいたんですよ。ところが、このことを知らされていなかった宮城野親方が、力士や行司など11人もの面倒はとても見れない、と断ってしまった。このため、大島部屋は急きょ、同じ立浪一門の友綱部屋と合併することになり、14日目には力士たちの転属願が相撲協会に提出されました。ハシゴを外されたかっこうの白鵬が怒るのも無理はありません。今ではこの師弟、口もきかない状態ですよ」(一門関係者) そういえば、白鵬はこの場所前も、学生相撲19冠の日大の山口を内弟子第1号としてスカウト。山口はこの春場所、幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏み、5勝2敗だった。もしかすると、もう白鵬の脳裏には“引退”の2文字がちらついているのかも。これではモタつくのも当然か。
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スポーツ 2012年04月07日 17時59分
センバツ甲子園準優勝も地元は冷ややか!? 野球留学生ばかりの青森・光星学院
第84回センバツ高校野球大会決勝戦が4月4日に行われ、大阪桐蔭(大阪)が7-3で光星学院(青森)を破り、初のセンバツ制覇を果たした。春夏通じて、東北勢初優勝を目指した光星学院だったが、昨夏の甲子園に続き、2季連続の準優勝に終わった。 光星学院がある八戸市は東日本大震災の被災地でもあり、準Vとはいえ、地元に大いに勇気を与えたと言いたいところだが、地元での盛り上がりはそれほどでもないようなのだ。 というのは同校野球部員の構成メンバーにある。ベンチ入りメンバー18人の内、青森出身者はわずか4人。東北全体でも岩手3人、宮城2人で、合計しても半分の9人。一大勢力を誇っているのは大阪出身者で6人。以下、三重、沖縄、神奈川が1人ずつ。西日本勢で8人を占めていて、大阪桐蔭との決勝戦はさしずめ“大阪決戦”だった。 決勝戦のスタメンは大阪5人、沖縄、宮城、岩手、神奈川が各1人で、青森出身者は1人も名を連ねていなかった。18人の中で、青森出身者でレギュラーとなる1ケタ台の背番号を着けたのは、エースナンバー1の金沢湧紀選手のみだったが、センバツで先発したのは2回戦の近江(滋賀)戦のみで、主戦は大阪出身の城間竜平選手だった。 正直、これだけ他府県出身者ばかりで、スタメンに1人も青森出身者がいないとなると、地元でも応援に気合が入らないのは致し方ないところ。光星学院は昨夏の甲子園でも、ベンチ入りメンバーは大阪を中心とした西日本勢が大半で大勢は変わっていない。同校OBで、現在プロで活躍する3選手も、坂本勇人内野手(巨人=兵庫出身)、松崎伸吾投手(阪神=福島出身)、下沖勇樹投手(ソフトバンク=岩手出身)と全員が野球留学生だった。 昨年8月には野球留学生の部員3人が10年末に帰省した際に、飲酒などをしていたことが発覚。この3人は停学となり、同高野球部は昨年秋の山口国体への出場を辞退したが、この部員は夏の甲子園のベンチ入りメンバーだった。 八戸で商店を営む50代のAさんは、「青森代表ですから、甲子園に出れば応援はします。しかし、腹の中ではどこかで冷めた目で見ていますね。やはり、地元の生徒に頑張ってほしいですよ。それに、去年の不祥事も印象を悪くしましたね」と、地元民の声を代弁した。 野球にかかわらず、スポーツ留学はよくあることで、私立の強豪校の多くは全国各地から有望選手を集めている。それが一概に悪いとはいわないが、モノには限度がある。光星学院のように、あまりにも極端すぎると、その土地を代表しているとは言い難くなる。地元がいまひとつ盛り上がらなくても、やむを得ないところだ。いっそ、プロ野球のように、“外国人枠”の人数制限を設けたらどうだろうか?(落合一郎)
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