スポーツ
-
スポーツ 2015年02月22日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(23)第四部・100を切るゴルフ実践編「ゴルフの基本マナー・ティーグラウンドとOB編」
2月も後半戦に入りました。寒さは相変わらずですが、スギ花粉が飛散し始めるなど、春は着実に近づいていますね。さて、今回はティーグラウンドとOBについて私なりの見解を綴っていきますね。 ティーグラウンド…本日、最初のホールについて、私はスタート10分前には“そこ”にいる様、心掛けています。例えば9時スタートでしたら、8時50分に集合。前の組を見届ける事を意識しています。 ゴルフのルールに長けているプレーヤーはご存じかと思いますが、ティーグラウンドに入れるのは原則2人。次に打つ人とプラス1人が入れます。この場合、オーナーが打順を決めますが、大概はクジ引き。これで打順を決め、1番目と2番目が(ティーグラウンドに)入ります。 ティーグラウンドは「入り口」があり、そこから入って、そこから出るのがルール。「入口=出口」はゴルフのルールでよくありますよね。例えば、バンカーもそう。バンカーは低いところから入り、そこから出ます。 余談ですが、私がまだルールに関心がなかった頃、この「入り口=出口」を知らず、キャディーさんから注意を受けました。私の場合は、バンカーでボールに近い(アゴが高い)ところから入ろうとしたのです。「どうして?」と思えるルールを遵守してこそ、本当の意味で「名ゴルファー」ではないでしょうか−−。 続いては、OBに関するお話。ゴルフを知らない方でも“とんでもない”ところへボールが飛んだ場合、「ファー」と声をかけるのはご存じでしょう。 この「ファー」、基本的にとんでもない方向へ打ったプレーヤーが発しますが、キャディーさんを始め、周囲にいる人(プロは観客も含め)が一体となって注意喚起を促します。 注意喚起というのは例えば、隣のコースへ打球が流れたとします。隣のコースではよもや、あらぬ方向からボールが飛んできているとは微塵にも感じていません。自らのコースマネジメントに目一杯…と、そのなか、仰天のボールが突入…ビックリする位でしたら、大した騒ぎではありません。 ところが、そのOB球がプレーヤーに直撃したらどうなりますか? 最悪の事態も想定されます。注意喚起というのは「ファー」が聞こえたら“身の危険が迫っている”という条件反射を身体に植え付けさせる作業でもあります。 私もゴルフ駆け出しの頃、冷や汗をかいた経験があります。ドライバーを使ってのショット…ヘッドアップの為、ボールは大きく右に曲がりました。ボールの先には一緒に回っている2人組がいます。私は「ファー」と叫びました。その声で2人組は「ハッ」として周囲を確認し始めました。間もなく私の打ったボールは2人組の一人に直撃! かと思いましたが、ボールが来る事を察知していた彼女は(ボールを)難なく打ち返したのです。私はホッとして、その場で崩れてしまいました。 実際に、私の元にボールが飛んできた事もあります。この時も「ファー」が聞こえたので、周囲をキョロキョロ…危険回避は完璧。私の近くにボールが落ちましたが、私や(私の)周囲にいたプレーヤーも被害に遭わず、済みました。小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」 http://ameblo.jp/koduka-momoko/
-
スポーツ 2015年02月21日 15時00分
本田派vs香川派 アギーレ後任を巡る代理戦争ピッチ裏
日本サッカー協会は2月6日に臨時技術委員会を開き、八百長疑惑で解任したハビエル・アギーレ氏の後任監督問題を協議。霜田正浩技術委員長を中心に候補の絞り込みを行った。 委員会には名古屋グランパス久米一正GM、鹿島アントラーズ鈴木満常務取締役強化部長ら6人が出席、10人前後のリストから半数に絞り込んだという。霜田委員長は「5人ぐらいです。日本人はいません」と明言し、今後は2億円強の年俸を準備してリストに残った候補者の“身体検査”をはじめ、本格的調査をスタートさせる。3月7日に開幕するJ1の監督は除外した。 「技術委員会が作成したガイドラインには、選手または監督でW杯経験があること、欧州チャンピオンズリーグ(CL)などでの采配経験、現在フリーなど15程度の条件が記されている。ピタリ当てはまるのは、ブラジルW杯でポルトガル代表を指揮したパウロ・ベント氏。スポルティング(ポルトガル)監督時代に欧州CL采配経験があり、推定年俸も2億2000万円で予算内にほぼ収まる。前イタリア代表監督のプランデッリ氏、前ゼニト(ロシア)監督のスパレッティ氏、元オランダ代表監督のファンマルバイク氏らの名前も囁かれています」(全国紙の運動部記者) 一方、各スポーツ紙にはなじみの名前が並ぶ。中心候補は3人。スポニチ、日刊が元鹿島監督のオリヴェイラ氏(現サンパウロリーグ・パルメイラス監督)を候補に挙げ、報知と中日は呉越同舟で前名古屋監督のストイコビッチ氏。サンスポは現役時代に鹿島、ACミランで活躍した元インテル監督のレオナルド氏を報じている。 「技術委員会の選考会に鹿島と名古屋の幹部が参加していたように、この二つのクラブが鍵。オリヴェイラ氏とレオナルド氏は鹿島のOB、ストイコビッチ氏は名古屋のOBです。世界のサッカー事情に詳しい霜田委員長がパウロ・ベント氏やプランデッリ氏を推奨しても、アギーレ監督でミソを付けた以上、協会内だけの人選ではファンが許さない。引責辞任を免れただけでも、もっけの幸いなのですから…」(協会関係者) 結局、スポーツ紙が報じる3本線が有力のようだが、どこが本筋なのか。実はこの選考をややこしくしているのが、本田圭佑と香川真司、両陣営の綱引きだという。アギーレ解任劇が示すように、協会にとっての最大の圧力団体になっているのが、本田と香川目当ての大手広告代理店とスポンサー企業。 日本代表には公式パートナーのキリングループと公式サプライヤーのアディダスをはじめ、10社以上のスポンサーが付いており、昨年末に8年推定200億円の大型契約を更新したばかり。各企業はそれぞれ本田と香川を支援しており、協会はこの声を無視できないのだ。 「香川の本音はセレッソ大阪時代の恩師レヴィー・クルピ氏にある。一昨年にセレッソを去るまで清武弘嗣、乾貴士、柿谷曜一朗、山口蛍を育て上げ、現代表メンバーには教え子が多いし連携しやすい。しかし、クルピ氏は'14年に就任したアトレチコ・ミネイロをブラジル杯優勝に導いたことで国内の評価が高まり、クラブが手放さない。本人もブラジル代表監督を目指しており、日本代表には興味がない様子です。そのクルピ氏が推しているのがオリヴェイラ氏なのです。香川の希望はドイツでプレーする選手たちの総意でもあり、協会はオリヴェイラ氏を本命視せざるを得ないのでしょう」(専門誌記者) オリヴェイラ氏は名門パルメイラスの現役監督。この時点で協会のガイドラインから外れてしまう。そこで協会サイドは、W杯予選前最後の国際親善試合となる3月27日のチュニジア戦(大分)、同31日のウズベキスタン戦(東京)の2試合については、昨季まで甲府を率いた城福浩氏を代理起用し、サンパウロリーグのシーズン終了を待ってオリヴェイラ氏と正式契約を結ぶ構想を描いているという。 そんな香川派主導の次期監督選考に“本田派”が反発し、横やりを入れてきた。「付け焼刃的な改革では6月から始まるロシアW杯予選を勝ち抜けない」と、もっともな反論をしているというのだ。 本田派はザッケローニ氏の下で取り組んできた4年間のイタリア流サッカーを捨ててはいけないとも訴え、ACミランの先輩で鹿島でも活躍したレオナルド氏を推しているという。同氏はインテル監督時代には長友佑都を獲得し、欧州屈指の選手に送り出した。その長友は本田派の重鎮。ザッケローニ氏の支持も取り付けているようだ。 この両陣営の対決を憂慮して浮上してきたのが、ピクシー(妖精)の愛称で親しまれ、名古屋で選手としても活躍した前監督のストイコビッチ氏案。本田は同じ名古屋のOBであり、ストイコビッチ氏の師アーセン・ベンゲル氏(イングランド・プレミアリーグ、アーセナル監督)は香川が尊敬する人物。これなら丸く収まるという折衷策だ。 「本田派vs香川派」の姿を変えた代理戦争−−。就任する新監督により、代表内の覇権争いも決着する。
-
スポーツ 2015年02月21日 15時00分
こりゃアカン! 阪神球団創設80周年で心中する韓国投手(2)
しかし、両左腕とも実力は折り紙付き。「梁ヒョン種が広島との練習試合で登板する」との“テッパン情報”を阪神がゲットできたのは元身内によるもの。起亜の金紀泰監督はかつて、阪神にコーチ留学した経験がある。そのホットラインによって「SKワイバーンズの二次キャンプ(沖縄県金武町)に、金廣鉉が来る」との情報も重ねて得たのだ。 阪神が昨季オフ、呉昇桓投手獲得のために三星ライオンズに支払った移籍金は、5000万円+出来高5000万円。契約金2億円、年俸3億円(推定)だった。契約金込みの5億円を梁ヒョン種に提示するのは払い過ぎだとしても、起亜に払う5000万円の移籍金なら、即金で用意できる。FA市場の目玉だった金子千尋に提示するはずの『4年総額20億円+出来高』が、手付かずで残っているからだ。 今季のチーム総年俸は、33億7330万円(推定)。本誌計算ではソフトバンク、巨人、オリックスに次いで4位だが、“助っ人だけ”だと12億5700万円。ソフトも外国人選手の総年俸が11億円台だが、それは6人も在籍しているからで、“4人で12億強”を支払っているのは阪神だけだ。ライバルの巨人は6人で3億6300万円。トラは総年俸の30%強を外国人選手に支払っている。 「梁ヒョン種は、オリックスも獲得を狙っていました」(スポーツライター・飯山満氏) 金子の残留に加え、中島裕之の争奪戦でもオリックスに煮え湯を飲まされた。ここは“トラの意地”を見せておきたいが、NPBには一軍登録できる外国人選手は「4人まで」とのルールがある。メッセンジャーが先発した翌日に、その登録を抹消して梁ヒョン種と入れ換えるとしても、10日間は再登録できなくなる。 「メッセンジャーはタフなので、中5日の登板も可能です。もちろん、リリーバーの呉昇桓を10日間も外すことはできません」(トラ番記者) メッセンジャーは最多勝と奪三振を、呉昇桓はセーブ王のタイトルを獲得した。マートンは首位打者、ゴメスも打点王に輝いた。この助っ人の優秀さが12億円強というアンバランスなチーム総年俸の図式も作ってしまったが、韓流2人を獲得できたとしても、二軍戦の勝率を上げるだけだろう。 「トラは今季、外国人選手の6人制を想定しています。故障などの際、緊急獲得してもビザ取得で約1カ月のロスが出る。球団創設80周年を是が非でも優勝で飾るためには、そのロスを防ぐ必要があるんです。オフの間、外国人選手の代理人が阪神に売り込みに来ていました」(同) まさに外国人パラダイス。費用対効果は悪そうだが、オリックスにナメられたままでは伝統球団のメンツにも関わってくる。和田監督は「ちょっと療養」というわけにはいかないのだ。
-
-
スポーツ 2015年02月20日 16時40分
2015年12球団戦力分析 『混セ&パ2強』説は本当か!?(DeNA編)
中畑清監督は就任4年目にして、初めて口にしたのが「手応え」。確かに、投打ともに人材は揃いつつある。とくに先発スタッフは、12勝の久保康友を筆頭に、井納翔一(11勝)、モスコーソ(9勝)、山口俊(8勝)と計算が立つ。ベテラン・三浦大輔もキャンプ初日からいきなり80球を投げ込み、健在をアピールしている。三嶋一輝、柿田裕太、ドラフト1位・山崎康晃、トライアウトからの復活を目指す東野峻もいる。この東野が輝きを取り戻せば、山崎を救援にまわすことも可能だ。 近年、『左投手不足』が課題とされてきたので、中畑監督はドラフト4位・福地元春を早い時期から実戦テストしてくるだろう。同2位の石田健大は左肩違和感のため、二軍スタート。福地を見た心証だが、スピードよりも重さを感じさせるボールを投げていた。社会人時代、走者のいない場面でもセットポジションで投げてきたが、面白いクセも見られた。 軸足となる『左足』を軽く曲げてから、右足を挙げる。彼なりの“投球リズム”だと思うが、クイックモーションのとき、その両足の動きは小さくしなければならないので、球速、球質が変わらないかが『合否ポイント』になりそうだ。 福地にやってもらわなければ、DeNAの左の救援は「岡島秀樹(前ソフトバンク)、林昌範のベテラン」をアテにしなければならない。ベテラン左腕・高橋尚成は先発で調整していた。ひょっとしたら、福地がキーマンになるのではないだろうか。 中畑監督のコメントで、気になる点が1つある。「1番・梶谷、4番・筒香」発言だ。この2人の成長が勝敗を左右するのは必至だが、2人とも外野手である。昨季同様、梶谷が右翼、筒香が左翼を守ると思われるが、残るセンターのレギュラーを成長著しい桑原将志、俊足の荒波翔、下園辰哉が争うことになり、一発のある多村仁志、松本啓二朗、若手の関根大気の使いどころも難しくなる。 キューバの至宝・グリエルの来日日程は未定(18日時点)。『一塁・ロペス(前巨人)、三塁・バルディリス』でスタートし、状況を見ながら、この3人の外国人選手を使い分けていくことになりそうだ。 興味深いのが、正遊撃手争い。昨季、DeNAはリーグワーストの116失策を記録したが、遊撃手の山崎憲晴(12個)、白崎浩之(11個)の2人がチームの1、2位という始末。ドラフト3位の倉本寿彦(24=日本新薬)が連日、バットでもアピールしている。フリー打撃で東野からバックスクリーン直撃弾を放ったのは既報通りだが、山崎、白崎も守備練習に相当な時間を割いていた。白崎は打力を買われて1位指名された選手だ(12年ドラフト)。倉本が長打力なら、白崎は広角に打ち分ける素質がある。白崎の打撃は「我慢して実経験を積んでいけば開花する」というのが、周囲の評価だ。中畑監督は白崎にもチャンスを与えたいと思っているはずだが、勝ちにこだわるのなら、打撃面でもアピールしている倉本を使ってくるだろう。 DeNAの開幕カードは原巨人。次カードはV候補の緒方広島。この6試合を勝ち越せば、波に乗れるはず。DeNAのキャンプは明るい。「今年こそ」という期待感を選手たちも持っているような印象を受けた。グリエルの来日が遅れても、序盤戦を乗り切れそうだ。
-
スポーツ 2015年02月20日 16時30分
こりゃアカン! 阪神球団創設80周年で心中する韓国投手(1)
春季キャンプも中盤に差し掛かったころ、阪神タイガースが“二つの事件”に直面した。 2月15日の朝、和田豊監督が体調不良で病院へ…。原因は持病の高血圧−−。その一報に報道陣は慌てふためいたが、球団上層部が一笑に付した。 「今朝起きたとき少しふらついたそうです。もともと血圧が高めなので、万一に備えてです」 大事に至らなかったのは何よりだが、球団創設80周年のメモリアルとなる今季、優勝、日本一が必須となる重圧は並大抵ではない。まして、トラはオフの補強で全敗している。血圧が上がるのも無理はない。 「急きょ、編成担当者を沖縄に残すことになりました」(球界関係者) 一軍は2月25日に宜野湾キャンプを切り上げ、高知県安芸市に移動する。球団スタッフもその予定だったが沖縄に残り、同24日と26日に“緊急調査”をしなければならなくなった。対象は2人の韓流左腕だ。 和田監督を悩ませているのは、先発投手の頭数が足りないこと。能見、藤浪、メッセンジャー、岩田の4人までは計算が立つものの、それ以降の先発要員は「投げてみなければわからない」(阪神OB解説者)状況だからである。 「1人目は、広島カープとの練習試合に登板する韓国・起亜タイガース所属の梁ヒョン種(ヤン・ヒョンジョン=26)投手。梁は昨秋、ポスティングシステムによる米球界挑戦を試みました。最速154キロ、リーグ2位の16勝を挙げた左腕に対し、応札球団はあったものの、起亜は突如態度を一変。落札金があまりにも低過ぎるとし、一度は認めた米球界行きを取り消しました。もうひとり、SKワイバーンズの金廣鉉(キム・グァンヒョン=26)投手もパドレスとの入団交渉まで進みましたが、現地の評価が予想していた以上に低く、交渉決裂となりました」(米特派記者) 梁ヒョン種の応札金額は非公開だが、金廣鉉の獲得のためにメジャーリーグ側が提示した最高応札金は、パドレスの200万ドル(約2億3000万円)。韓流左腕のポスティングといえば2012年オフ、ドジャースと契約した柳賢振(リュ・ヒョンジン=27)のケースが思い出されるが、その入札金は2574万ドルで、金廣鉉は1ケタ少ない。 「金廣鉉は北京オリンピックで好投、'09年WBCの韓国代表メンバーでもあります。メジャーリーグが入札制度の上限金を設けているのは日本に対してだけ。とはいえ、柳賢振のような大型契約に発展する韓流左腕は、しばらく出現しないでしょう」(同)
-
-
スポーツ 2015年02月20日 15時00分
日本のバラエティー番組出まくりでヤンキース球団が警戒する田中将大バッシング
メジャーリーガー田中将大投手(26=ヤンキース)の2年目が、いよいよスタートする。田中は2月21日から始まるバッテリー組のキャンプに備えているが、今季は居心地の悪さを感じることになりそうだ。 「米メディアの最大関心事は、田中が復活できるかどうかということ。ラリー・ロスチャイルド投手コーチが、田中を徹底管理するとメディアに対して語っています」(米特派記者) 昨季、田中は右ヒジ靱帯の部分断裂に苦しみ、不本意なシーズンを送った。ロスチャイルドコーチは「彼は良い冬(オフのトレーニング)を過ごした」ともコメントしていたが、一番怖いのは“再発”だ。 「田中が日本でバラエティー番組に出まくっていたことは米国ファンにも伝えられています。大体、米国ではアスリートはバラエティー番組には出ません。従って、田中のオフの過ごし方に疑問を呈する声もファンから聞かれました。そういった批判的な声を払拭する意味もあって、ロスチャイルドコーチは『良いオフを送った』と話したのでしょう」(同) 完全復活ができれば、瞬く間に批判は消えるだろう。しかし、田中は186億円を投じて獲得した“VIP”でもある。本来ならば、1年目から十分な結果を残さなければならないポジションにいた。 「けがはアクシデントなので大目に見てもらえましたが、バラエティーに出ていたことで“即、結果”の空気が強まりました」(米国人ライター) ファンも注目する中、ロスチャイルド投手コーチが密着する目的は、復活のサポートだけではない。右肘故障の再発、もしくは完治しても本来とは程遠いピッチングしかできないのであれば、批判を最小限に抑えるため、マイナー調整も辞さないつもり。その判断役も託されたのだ。 「大型契約を交わさなければ、手術とリハビリの猶予も与えられたんですが」(前出・特派記者) 今季は黒田博樹もイチローもいない。バラエティーリーガーと野次られなければいいが…。
-
スポーツ 2015年02月19日 15時00分
本業より不安視される松坂大輔「別居離婚」と「暴飲暴食激太り」(2)
付帯事項の強みか、それともマイペース調整を許されたからか、松坂の調整はかなりワガママだ。 「キャンプ初日はブルペン入りしないと言っておきながら、思い立ったように室内で投球練習を始めました。わざわざ報道陣を全員退室させて。松坂をチェックするため、慌てて入室した担当コーチもいました」(前出・現地記者) 球団スタッフは「投球フォームの矯正で気になる点があり、早めに動いた」と前向きに捉えていたが、自主トレ期間中の1月、母校の横浜高校でも一悶着を起こしていた。 「横浜高校のグラウンドで練習していたんです。昨夏で勇退した小倉清一郎元部長が奇しくも同校にいたときで、『誰の許可も取らずに何やってるんだ!?』と怒鳴られていました」(高校野球界の要人) 勝手気ままな行動は、単身赴任で独身に戻ったからか? 松坂は小倉氏の勇退謝恩パーティーにはきちんと顔を出しており(昨12月19日)、在校中にお世話になったお礼を述べていた。 「小倉氏、渡辺元智横浜高校監督とは、メジャー移籍後も連絡を取り合っていました」(同) 恩師たちも、高校時代とは別人のような投球フォームの乱れは気にしていたという。アドバイスを送ることもあったが、「わかっているけど、(右肘が)上げたくても上げられないんです」と、松坂は“泣き”を入れていたそうだ。恩師の前で、思わず出てしまったホンネだろう。 「メジャーのマウンドは硬いのでスパイクの歯が刺さらず、下半身に力が入らない。だから、上半身の力だけで投げる悪癖が付いてしまい、右肘にメスを入れる結果となりました。今も上半身の力だけで投げようとするから、右肘が下がってしまうんです」(ライバル球団スコアラー) 矯正を託された佐藤コーチはダルビッシュ、田中将大を育てた名伯楽。だが、両投手とも「メジャーのマウンドがどうの…」という文句は言ったことがない。工藤監督も30代半ばで不振に陥り、再び這い上がった経験がある。 「松坂にとっては最大の理解者ですが、マイペース調整を許して結果が伴わなければバッサリですよ。それがベテランの宿命」(前出・現地記者) 王貞治会長は復活を信じてやまない。王会長が“勝算”なら、獲得にゴーサインを出した孫正義オーナーは“商算”だろう。松坂獲得で集客アップが見込めるからだ。事実、ホークス職員は松坂の取材調整に追われている。 一方、松坂の全てを知っていると言っても過言ではない埼玉西武の田辺監督、千葉ロッテの伊東監督は、復活に悲観的だという。 “凱旋失敗”と“別居状態”が重なってヤケを起こさなければいいが…。
-
スポーツ 2015年02月18日 15時00分
本業より不安視される松坂大輔「別居離婚」と「暴飲暴食激太り」(1)
松坂大輔(34=福岡ソフトバンクホークス)が、9季ぶりに日本球界のマウンドに立つ。だが、復帰に疑問を呈する声は少なくない。かつて『平成の怪物』と呼ばれた男は“私生活”でもピンチを迎えていた−−。 松坂が初めてブルペン入りしたのは2月5日。佐藤義則投手コーチが付きっ切りとなって投球フォームをチェックしていたが、結果は、復活否定論を増長させるだけだった。 「松坂も及第点には程遠いことは自覚していました。メジャーの急斜、かつ硬いマウンドによって投球フォームは崩れ、その修正ポイントも頭ではわかっているものの、体が言うことを聞かないという感じでしたね」(現地取材陣の一人) 心配された“デブ体型”は解消されていた。しかし、これからは単身赴任となる。ホークス入り後の家族会議でそう決めたというが、その理由とやらが理解し難い。 「メジャー時代、シーズン中は1カ月くらいしか家にいられなかった、と。日本でも合わせて2カ月くらいです。でも、米国の学校は夏休みが3カ月近くあり、そのときに帰国すれば、メジャー時代よりも家族で過ごす時間が増える。子供の教育面も考え、倫世夫人たちを残すことになったようです」(関係者) 計算上では確かにそうなるが、プロ野球選手にとって食生活はベストコンディションを維持するためにも欠かすことのできない要素だ。松坂が太りやすい体質なのは有名で、「食べたいものがあったら、たとえ減量中でも一口は口にしないと気が済まないタイプ」でもある。メジャー8年間は倫世夫人が“二口目”を食べさせずにきたが、単身赴任となれば外食中心となるのは必至。「スナック菓子、焼き肉大好き」の松坂が自己管理できるとは思えない。 「昨年12月の入団会見後、松坂は福岡、九州のメディアに取材を限定してきました。全国区のメディアにそのスチールの貸し出しもNGとの条件も付けて。熱心なホークスの勧誘に感激したからでしょうが、契約は『4年16億円』(推定)です。米国の夏休みウンヌンよりも、福岡での新しい家族生活を始めるべき。倫世夫人が米国生活に固執したのではないか」(同) 日本帰還を決めた理由は一つ。先発起用への強いこだわりだ。先発で投げるのであれば“メジャーよりも日本”となる。工藤公康新監督は「先発候補の一人」という言い方だが、契約の際に条件提示したとの見方がもっぱらである。 「松坂は投げ込みの量を多くして調整していくタイプ。メジャーでは制限が掛かり、調整もうまくいかなかった。その点でも、復帰は正しい選択だったと思う」(同)
-
スポーツ 2015年02月18日 11時45分
2015年12球団戦力分析 『混セ&パ2強』説は本当か!?(中日編)
世代交代。中日の課題ははっきりしている。昨季4位に沈んだ最大の原因は先発投手陣の不調だが、“高齢化”の進むレギュラーを蹴落とす若手、中堅が現れるかどうかが大きなテーマとなっている。 キーマンの一人、野村亮介(1位=三菱日立パワーシステムズ横浜)がフリー打撃に登板したのは、2月13日。この時期で球速を挙げるのは不適当だが、130キロ台半ば。だが、谷繁元信・兼任監督は「実戦向き」と高評価していた。巨人スコアラーも野村に張り付いていた。野村は2日から2日連続でブルペン入りしているが、このブルペン投球とこの日のフリー打撃の両方を、同じスコアラーが視察している。キャリア豊富なスコアラーを密着させたのは「野村を警戒している証」だろう。 予想されるローテーションは、山井、大野、雄太、復活を目指す吉見、新人の野村と浜田。この6人を脅かしているのが37歳の新外国人投手、ラウル・バルデスだ。「技巧派左腕」と伝えられていたが、ボールが重い。ブルペン捕手のミットから鳴り響く捕球音が日本人投手とは全く違う。カーブ系の緩い変化球(チェンジアップ?)、曲がり幅の大きいスライダーも投げていたが、このスライダーは右バッターの脅威になるかもしれない。低めに決まったときがとくにそうで、おそらく、右打席から見たら、自分の体に向かって来るような軌道に映るのではないだろうか。 福谷、又吉、祖父江の救援陣は順調に仕上がっているようだ。ベテラン岩瀬はスロー調整の印象も受けたが、ランニングなどでは軽快な動きを見せており、「まだペースを挙げる時期ではない」と、自分自身で抑えているようだった。 野手陣で目立っていたのは、遊撃の定位置獲得を目指す三ツ俣。オリックス時代から守備には定評のある選手だったが、併殺プレーの練習で「どちらが二塁・荒木とタイミングが合っているか」と聞かれれば、堂上よりも三ツ俣の方だ。打撃力は堂上。谷繁構想は「一塁・ルナ、二塁・荒木、三塁・高橋、遊撃・未定」。高橋がバットで答えを出せなければ、堂上がそれを代わり、荒木に何かあった際は「堂上、三ツ俣の二遊間」も考えられる。新人の石川駿もいい。谷繁監督は開幕直前まで、内野のスタメンを決められないのではないだろうか。 外野では、井領雅貴、友永翔太の両新人が目立っていた。昨季119安打を放った4番の平田、大島も健在だが、ベテラン・和田一浩がこれ以上遅れるようであれば、どちらかがレギュラーを掴みそうな雰囲気だった。 友永は「走攻守3拍子揃った選手」と聞いていたが、その全ての平均値が高い。井領はバットスイングが速い。フリー打撃でのフルスイングは気持ち良いくらいだ。 捕手・谷繁の後継者が決まらないのは気掛かりだが、世代交代の課題は間違いなく解消されつつある。巨人、広島、阪神、補強に成功したヤクルトを推す声は多いが、投打ともに新戦力を加えた中日の方がブキミである。
-
-
スポーツ 2015年02月17日 16時00分
2015年12球団戦力分析 『混セ&パ2強』説は本当か!?(千葉ロッテ編)
「投打ともに新戦力が出て来なければ、ヤバイ!」というのが、キャンプ前のチーム評価だった。 最初に打撃陣だが、昨季後半戦を牽引したデスパイネの来日が4月中旬になりそうだ。 キューバ国内リーグでの所属チームが好調で、プレーオフ進出が“確実視”されている。その影響で来日が遅れるわけだが、「来日直前まで試合をしているのだから、チーム合流と同時に即スタメンも」(チーム関係者)の声も聞かれたが、 「キューバ国内でのペナントレース、プレーオフを戦い、ここに(来日のための)長時間の移動も重なるのだから、怪我が心配」 との見方もされていた。 投手陣はエース・成瀬善久の抜けた穴を埋めるだけでは、上位進出は叶わない。昨季のチームの勝ち頭が10勝(=石川歩)では物足りない。本来なら、最多勝争いに加わっていたはずの涌井秀章が8勝で、唐川侑己が不振で4勝止まり。古谷拓哉、藤岡貴裕の防御率も4点台だ。計算の立つ先発投手の補強は不可欠ではあるが、まずは、涌井、唐川の復活が“大前提”となる。 涌井、唐川はポーカーフェイスである。寡黙に練習メニューをこなす様子は、昨年と変わらない。復活のため、自身のやらなければならないことは分かっている。ここまで積み上げてきた実績があるからだと思うが、落ち着いている。ブルペン投球にしても、キャンプへ終了までの自分の計画があるのだろう。若手が序盤から50球以上を力投しても、7、8割の力で投げ込むだけで切り上げる日もあった。新任の落合英二、小林雅英両投手コーチもそれを見守っているといった印象を受けた。彼らはオープン戦も『調整』に当ててくるかもしれない。復活の判断はシーズンに入ってからになりそうだが、“強いオーラ”を放っていたニューフェイスがいた。 韓流右腕、李大恩(イ・デウン=25)だ。 韓国プロ野球球界を経由せず、高校卒業と同時に米球界に挑戦した。その異色の経歴は報じられていたが、投球スタイルなど詳しいことは聞かされていなかった。 先発ローテーションに、確実に入ってくる。「3連戦の初戦を託せる」、そんな期待も持てた。振りかぶって左足を挙げるときに、右肩を大きく落とし、全体重をボールに乗せて来る。投げ終わった後、勢いが余って一塁方向に一、二歩あるくが、とにかく、ストレートが速い。また、重質感もある。『縦のカーブ系のボール』(チェンジアップ?)もブレーキが掛かっており、緩急での勝負もできそうだ。全体的にボールが高いとも思ったが、スライダー、横軌道のカーブなど球種も持っている。実績に入って、セットポジションになったとき、クイックができるのか、クイックができたとしても球速が変わらないのかなど、判断しなければならない材料はあるが、李大恩の獲得は、渉外担当の“大金星”と言えるそうだ。 李大恩はカブス傘下のマイナーに在籍し、将来を嘱望されていた投手の1人だったという。だが、低迷の続くカブスは勝ちに行かなければならないため、15年は若手に与えられるチャンスは限られている。「だったら、日本で」と思ったのだろう。 涌井、唐川、石川、李大恩は10勝以上する力がある。先発ローテーションは、ここに古谷、藤岡が加わる図式で、防御率1点台のクローザー・西野に繋ぐ。話題の京大卒投手・田中英祐はストレートのキレは一級品だと思ったが、「一軍に残れるかどうか」のボーダーライン上にいるというのが、現時点の正直な評価ではないだろうか。外国人枠の問題もあるが、陳冠宇(チェン・グァンユウ=前DeNA)も良い。陳冠宇とともに昨秋とトライアウトで獲得を決めた矢地健人も、古巣を後悔させるようなボールを投げていた。西野に繋ぐセットアッパーが一枚増えたと見ていい。 投手陣は補強されている。 ドラフト1位・中村奨吾は二塁の定位置をクルーズ、根元らと争っており、開幕オーダーでその名前を見られないかもしれない。よって、スタメンオーダーは昨季とさほど変わらない可能性が高い。15年の千葉ロッテはロースコアで逃げ切る野球になりそうだ。
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分