社会
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社会 2020年03月28日 19時00分
新型コロナで増える“巣ごもり消費” 食材宅配サービス利用者急増中
消費者の間で、ミールキット(食材とレシピのセット商品)宅配サービスの需要が急増している。中でも、自然派食品宅配最大手『オイシックス・ラ・大地』(東証マザーズ上場)のミールキット「キットオイシックス」が大人気だという。「新型コロナウイルス対策で、政府が全国の小中高の臨時休校を要請して以降、注文件数が3倍近くに増えているようです」(全国紙経済部記者) キットオイシックスの人気の秘密は、こだわりの食材&レシピだという。「全国1000軒以上の契約農家から集めた有機・特別栽培などの野菜を使用。肉や魚も、すべて厳選したものを使っている。レシピは料理研究家や一流シェフとコラボ。レシピ通りにやれば、誰でも有名レストランと同じ味の料理(主菜と副菜の2品)を20分ほどで作ることができる。種類も豊富なため、共働きの夫婦や独身男性だけでなく、専業主婦にも人気があるのです」(フードアナリスト) オイシックス・ラ・大地の前身は、2000年6月に設立された「オイシックス」だ。17年10月に有機野菜販売のパイオニア「大地を守る会」、18年10月に有機野菜販売の「らでっしゅぼーや」の3社で経営統合した。「11年に126億円だった売上高は、18年に640億円と急成長している。食品販売ランキングではイオンやイトーヨーカードーを押さえて、トップの売上を記録しているのです」(フードプロデューサー) 乱高下している株式市場では、オイシックス・ラ・大地が文字通り“注目株”になっている。「2月14日時点では、終値1010円だったのが、3月19日には1332円まで高騰している。新型コロナ騒動が長引くことになればなるほど“巣ごもり消費”が増え、同社は注目されることになりそうです」(投資ジャーナリスト) まだまだ、キットオイシックス利用者は増えそうだ。
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社会 2020年03月28日 19時00分
水曜日に連続した女性殺害事件、被害者の体から唾液が検出された不可解な男の正体とは【未解決事件ファイル】
1989年1月27日、佐賀県内で行方が分からなくなっていた女性3人の死体が同県北方町の山林の中から発見された。さらに、犯行手口から1975年から1982年にかけて県内で連続した4つの殺人事件との関連が浮上する。被害者のうち6人は水曜日に失踪していることから、「水曜日の絞殺魔事件」とも呼ばれたが、犯人の狙いは分かっていない。 最初の事件は1975年8月27日の水曜日。北方町に住む当時12歳女子のBさんが、1人で留守番をしていた自宅から突如失踪した。それから5年後の1980年6月27日に、同県白石町の小学校プール横トイレの便槽から遺体で発見される。 2つ目の事件は1980年4月12日土曜日。関連付けられている事件の中で、唯一水曜日以外に犯行が行われた事件になる。白石町に住む当時20歳女性のCさんが、1人で留守番をしていた自宅から失踪。約2か月後の6月24日、小学校の便槽から遺体で発見された。Bさんの遺体が発見された小学校だった。 3つ目の事件は1981年10月7日水曜日。白石町に住む当時27歳女性のDさんが失踪。同月21日に、同県中原町の空き地で遺体が発見された。 4つ目の事件は1982年2月17日水曜日。同県北茂安町に住む当時11歳の女子Eさんが失踪した。翌日に絞殺遺体が近隣住民によって発見される。 5つ目の事件は1987年7月8日水曜日。同県武雄市に住む当時48歳女性のFさんが失踪し、約2年後の1989年1月27日に北方町にある崖下から遺体で発見された。同時に1988年12月7日水曜日に失踪した北方町の主婦Gさん(当時50歳)、1989年1月25日水曜日に失踪した北方町の女性会社員Hさん(当時37歳)の遺体も発見されている。 これらの事件は半径3km以内で起こっており、犯行手口はどれも絞殺で、金品には一切手を付けないという共通点があった。さらに、被害者7人中6人が水曜日に失踪している点も同じだったことから、同一犯による犯行が疑われる。一方で、最初の4件は子供や若い女性が狙われたのに対し、1987年以降の事件は中年女性が被害者となっていることから、関連がないのではないかという声もあった。 そして、1989年に3人の遺体が発見されて早々に事件は動く。覚せい剤取締法違反で逮捕されていた男Aが、「水曜日の絞殺魔事件」の一部犯行を自供したのだ。Aは被害者の一人Dさんと交際していたが、口論がきっかけで殺害したというものだった。しかし、Aはすぐに自供を撤回し、否認に転じる。結局、警察も証拠が足りず、殺害容疑での逮捕には至らなかった。 2002年には、Aを「水曜日の絞殺魔事件」のうち3件の殺害容疑で逮捕するが、物証の乏しさや上申書の証拠価値の無さにより無罪判決が下されている。 警察が挙げた証拠には、被害者Hさんの体にAの唾液が付着していた点、Hさんの遺体に失禁の跡があり、Aの車から人間の尿が検出された点などがあった。しかし、無罪判決を下した福岡高裁・正木勝彦裁判長は「決定的な客観的証拠は皆無。この程度の証拠で、重大事件について有罪とすることは、刑事裁判の鉄則に照らしてできない」と述べている。 結局、犯人は2020年3月現在も見つかっていない。同県内、同じ曜日に犯行を行った犯人の狙いは何だったのだろうか。※行政単位は一部、当時のものを記載。
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社会 2020年03月28日 18時00分
釣れた魚と旨い酒!日本全国釣り行脚 沖縄県石垣島・浜崎マリーナ堤防産コロダイ
「クヨーンナラ!」 ワタクシ、沖縄県の石垣島に来ております。冒頭の挨拶は、石垣島を中心とする八重山地方の方言で“こんにちは!”という意味でございます。 さて、何故このタイミングで亜熱帯の離島を訪れたのかと言いますと、陸も海も内地の沿岸よりも格段に温暖な環境だから。快適な気候のもと、フエフキダイやミーバイ(ハタ類)を中心に、多彩で元気な魚が釣れるのですから、出かける価値は十二分なんですな。 して、まずは市街地から近い浜崎マリーナ堤防で夜釣りに挑んだわけですが、手っ取り早くミーバイを釣ろうとしたところ、外道のアヤメエビスの猛攻に遭ってしまいました。まあ、内地ではエサが取られもしないことも珍しくない時期ですから、食べて旨い魚が入れ食いになる状況は喜ばねばなりません。 とりあえずは、適度に釣り欲が満たされたところで、唐突に我に返り、急速に冷静さを取り戻しました。 ムラムラと湧き上がった性欲がピークに達し、我慢しきれずに一発抜いた後に急に冷静になる感じ…と言えば、分かりやすいでしょうか。いわゆる“賢者タイム”というヤツです。「いかん、いかん! 石垣島まで来たのに、目先の欲に走ってはアカンでぇ!」 一気に我に返り、当初の目的である大物狙いの投げ釣りを開始します。狙いは沖縄の人気ターゲット・タマン(ハマフエフキ)です。★夜の港に響く大物の魚信! 到着時にルアーを投げていた先釣者も、すでに帰ってしまったようで、堤防は貸切状態。気兼ねなく先端に釣り座を構え、対岸に伸びる桟橋手前と堤防外側へ2本の竿を投げ分けてセッティング完了。 どちらも海底はフラットな砂地のようで、水深も適度な感じ。沖縄の島々に多い、“珊瑚礁に囲まれていてどこに投げても根掛かり…”という環境ではなさそう。落ち着いてアタリを待てるので、まずはひと安心です。 あとはこの変化に乏しい砂地に魚が入って来るのを待つのみ。ハマフエフキの類は、夜になるとエサを求めて浅場の砂地に入り込む…ハズですから。 とはいえ、投入後はエサの点検以外にすることがないので、魚がエサを食って泳ぎ出したら糸が引き出されるようにリールを調整しておき、のんびり堤防に腰かけてアタリを待ちます。 それにしても、石垣島まで来ているのに周りの景色に妙な親近感を覚えます。横浜や神戸界隈の港湾から竿を出しているような…。 それもそのはず。この浜崎マリーナ堤防の周囲には海上保安庁が所有する桟橋があり、すぐそこに係留されているのは尖閣領海警備の巡視艇。また夜は一面の漆黒が支配し、鮮やかなブルーの海や珊瑚礁、白い砂浜、マングローブ林といった石垣島らしい雰囲気は微塵もありません。まぁ、個人的には慣れた港湾ムードが身近に感じられて落ち着くんですけれど…。「ジジッ…」 あれ、リールから糸が引き出されたときの音が聞こえたような気が…。「ジーッ!」 おぉっ、掛かった! 急いで竿を手に取ると、心地よい重量感が伝わりました。相手はそれほど大きくなさそうですが「グンッグンッ」と伝わる手応えに相応の力強さが感じられます。海底方向へ突っ込むような引きを楽しみながら寄せてくると、ヘッドライトの光の先にタイ系と思しき白い魚影が見えてきました。「ん〜、タマンか?」 玉網を使って取り込み、堤防に引き揚げてよく見てみると、掛かっていたのはコロダイでした。本命(タマン)ではありませんが、味のよい魚として当地でも人気があり、内地では“タマ・コロ”と呼ばれるなど、タマンと同等の扱いを受ける大物系投げ釣りの主要ターゲットです。 外道ではありますが、ワタクシにしてみれば、それはもう上等な獲物です。いや〜、石垣まで来た甲斐がありましたな。★寿司ざんまいに泡盛も進む! このコロダイ、釣魚としては南九州や紀伊半島が本場ですが、沖縄でも“クレーミーバイ”と呼ばれてポピュラーな存在です。数釣れる魚ではないものの、味のよさから食材としても優秀。 というわけで、普通の握り寿司と伊豆諸島の郷土料理である「島寿司」を作ることにしました。地域性が混在しておりますが、まぁ、全体的に「南方」ということでご容赦ください。 まず、普通の握り寿司をパクリ。血合いとのバランスも美しい白身は、クセもなく上品なお味。噛むうちにかすかな甘味も感じられます。また、ピリ辛のタレに漬けた身と練り辛子が絶妙にマッチする島寿司もまた絶品。まったく島寿司ってヤツは、この手の白身魚に絶妙に合う調理法ですなぁ。 クセがなく、優しい甘みが特徴の泡盛『於茂登』との相性もバッチリ! 寿司をつまみつつ、いい気分になっていくという、何とも贅沢な晩酌でありました。***************************************三橋雅彦(みつはしまさひこ)子供の頃から釣り好きで“釣り一筋”の青春時代をすごす。当然の如く魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。
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社会 2020年03月28日 06時00分
外出禁止のNY、男性がベランダから見た女性にドローンで電話番号を渡すまさかの展開に称賛の声
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在、多くの国で外出禁止措置が取られ、たくさんの人がストレスを抱えているが、海外には、外出禁止措置も悪くないと思わせるようなエピソードがある。 外出禁止措置が取られているアメリカ・ニューヨーク州で、28歳の男性が、隣の建物にいた28歳の女性に恋をし、ドローンを使って声を掛けたと海外ニュースサイト『New York Post』と『Gulf News』が3月25日までに報じた。 報道によると、男性は外出禁止措置が敷かれる中、自宅アパートのバルコニーで外を眺めていたそうだ。男性はバルコニーから隣の建物の屋上でダンスをしている女性を見つけた。 男性は女性に手を振ると、女性は男性に手を振り返した。男性はその瞬間について、『New York Post』のインタビューに対し「一瞬で恋に落ちたと気づいたよ。この恋愛を大切にしようと、さらに彼女に近づこうと決めたんだ」と話している。 男性は女性との関係を深めようと、ドローンに自身の電話番号を書いた紙をつけて女性に飛ばした。その後、女性から「あなたが屋根から見ていた女の子よ」とショートメールで返信があり、現在2人は連絡を取り合っているそうだ。 男性はこの一連の出来事を動画にし「信じられないけど、本当の話」とコメントして自身のTwitterに投稿。投稿は拡散され、3月27日までに39万近い「いいね」と1600件近いコメントがついている。 このニュースが世界に広がるとネット上では「なんてロマンチックな話。こんな状況下だからこそ愛が芽生えるのかも」「こんなドラマみたいなことがあるのか。男女が仕込んだフェイク動画ではないのか」「手を振る女性の顔を見たけどあれは確実に恋に落ちた顔だった。演技ではできない」などの声が挙がっていた。なお、3月27日現在までに、男性が投稿した動画がフェイク動画であったという情報はない。 今回は外出禁止措置により恋が芽生えたようだが、それはかなりまれなケースのようだ。 海外ニュースサイト『CNBC』は、英国議会で弁護士が「外出禁止措置は離婚率を高める可能性がある」と語ったと3月25日に報じている。同記事によると、夏休みやクリスマスのように夫婦が長く一緒に過ごす長期休暇があると、相手に対して不満を募らせ、離婚率が上がる可能性があると弁護士が指摘したという。実際、クリスマス後には英国において、インターネットで「離婚したい」と検索する人が通常より230%増加するそうだ。 同弁護士は、外出禁止措置のもとで夫婦の時間が増え、さらに夫婦がそれぞれの友人と会えなくなるとストレスのはけ口を失い、クリスマスなどの長期休暇以上に離婚率が上昇する可能性があると警告している。 各国で行われている外出禁止措置は、人々の恋愛や夫婦関係にも影響を与えているようだ。記事内の引用について「Brooklyn guy uses drone to hit on a gal during coronavirus lockdown」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2020/03/23/brooklyn-guy-uses-drone-to-hit-on-a-gal-during-coronavirus-lockdown/「Love in the time of coronavirus: New York man sends number to woman using drone」(Gulf News)よりhttps://gulfnews.com/world/americas/love-in-the-time-of-coronavirus-new-york-man-sends-number-to-woman-using-drone-1.1585129540862「As couples self-isolate due to coronavirus, lawyers expect a rise in divorces」(CNBC)よりhttps://www.cnbc.com/2020/03/25/coronavirus-lawyers-expect-a-rise-in-divorces-after-self-isolation.html
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社会 2020年03月27日 23時00分
六代目山口組 全国各地で結束を強化 “抗争のキーマン”が極秘上京
六代目山口組でも極秘裏に会合が行われており、3月16日、東京の五代目國粹会(藤井英治会長)本部では、午前中から組員らが準備を整えていた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、出迎えの組員らは全員マスクを着用し、手にも消毒液を吹き付ける念の入れようだったが、國粹会・橋本龍雄若頭は素顔のまま玄関先に姿を現した。その直後、次々に車両が到着し、降り立った人物たちは建物内へと入っていった。 この日、開かれたのは、六代目山口組執行部に属する直系組織のナンバー2が一堂に会した若頭会だった。スーツ姿ではなく一様にラフな服装だったが、建物内へと歩を進める表情は険しかった。最後に弘道会の野内正博若頭が到着し、会合がスタートしたのである。 若頭会は以前から定期的に開催されていたが、平成29年に大原宏延総本部長(初代大原組組長)が亡くなって以降、執行部メンバーの各拠点において、持ち回りで行われるようになったという。しかし、特定抗争指定によって警戒区域が定められ、愛知県名古屋市の弘道会、大阪市の三代目一会(野村孝会長)、兵庫県姫路市の二代目竹中組(安東美樹組長)では開催できなくなっていた。「区域内の最高幹部たちは、長距離を移動することになり、少なからずリスクが生じる。特に弘道会の野内若頭は分裂後、何かと矢面に立ってきた“抗争のキーマン”の一人で、山健組・與若頭への刺傷事件では自身が率いる野内組傘下から、実行犯を出した。本拠を置く岐阜市内や名古屋市内では規制が掛かるが、区域外では身辺警護を固めているはずだ」(関東の組織関係者) 実際、会合当日は野内若頭のみがガード車両を従えていたのである。 会合自体は約40分で終了し、若頭たちは土産物を手に引き揚げていった。しかし、組織運営を担う直系組織の最高幹部が集結したとなれば、分裂問題に関する話し合いが行われたのは明らかだった。「髙山若頭の出所前後で、六代目山口組は怒濤の攻勢を仕掛けたため、分裂終結に向けて急いでいるものと思っていた。しかし、特定抗争指定が決定してからは、一転して沈黙を続けており、長期戦を覚悟で臨む姿勢なのではないか。警戒区域外で事件を起こせば、その地域も指定されかねず、次の一撃で終わらせる方針なのかもしれん。守りを固める中でチャンスをうかがっているはずだ。直接的な内容ではないにしろ、執行部の若頭会では連携とともに、何らかの意思確認が行われたのだろう」(同) 内部の団結強化はもちろん、3月18日には友好団体である二代目親和会・𠮷良博文会長(高松)の63歳の誕生祝いに、六代目山口組の最高幹部らが駆け付け、より結束を強めた。親和会本部前で溝渕毅会長代行兼理事長らが待ち構える中、誕生祝いとして司六代目から贈られた紅白の巨大な胡蝶蘭が運び入れられた。 その後、𠮷良会長が玄関前に姿を現すと、最高幹部や組員が整列して出迎えの態勢が整えられ、5台もの車両が到着。六代目山口組の中四国・阪神ブロック長である安東若頭補佐、加藤徹次幹部(六代目豪友会会長=高知)、篠原重則幹部(二代目若林組組長=香川)、小林良法・三代目心腹会会長(徳島)、慶弔委員の野元信孝・三代目岸本組組長(兵庫神戸)が降り立ち、𠮷良会長らと挨拶を交わしながら本部2階応接間へと案内されたのである。「こうした誕生祝いは、司六代目の『親戚・友好団体とは身内同然に付き合うように』との方針に基づいて始まったんや。通常は当該ブロックの最高幹部と直参2、3人が祝いに行くんやが、今回のように最高幹部を含む5人が訪れたのは、おそらく過去最多やで。四国地方で唯一の独立組織である親和会との友好関係を、六代目山口組が重視しとるいうことやないか」(ベテラン記者) さらに、六代目山口組は3月20日、恒例の「彼岸の墓参」を行った。特定抗争指定を受けて以降では、初めての彼岸参りとなったが、すでに警戒区域内にある墓所では命日墓参が実施されてきた。区域内では5人以上の集結が取り締まりの対象になるため、前回と同様、当日も4人で行われたのだ。 山口組の創始者である山口春吉初代と、その実子の山口登二代目が眠る神戸市内の霊園では、慶弔委員の田堀寬・二代目名神会会長(愛知)が組員3人と準備を整え、二代目時代の大幹部らの墓所にも手を合わせて冥福を祈った。 一方、一和会ヒットマンの凶弾に倒れ、非業の死を遂げた竹中正久四代目が眠る姫路市内の墓所には、竹中組の最高幹部が訪れ、早朝から1人で墓参準備を進めていた。兵庫県警の捜査員が警戒のため集まる中、午前8時半前になって安東若頭補佐が到着。静かに祈りを捧げていた。 その後、竹中組の最高幹部らが順番に墓参を行ったが、改めて規制への対策がうかがえたという。「時間差で2〜3人ずつが参ったそうや。間隔もあけんと、警察から『同一時間帯に5人以上集まった』と拡大解釈されて、検挙される可能性もあるようで、墓参にもリスクが付きまとっとるのが現状や」(地元記者) また、田岡一雄三代目が眠る神戸市内の墓所には供花こそなかったが、遺族が建立した巨大な勾玉の碑のそばで紅い椿が咲き誇り、分裂抗争の行方を見守っているかのようだった。
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社会 2020年03月27日 22時00分
庶民の食卓からスルメイカが消える!? 半世紀中で過去最悪の水揚げ量
このままでは庶民の食卓からスルメイカが消えることになる。2019年度のスルメイカの水揚げ量が、1951年以降で過去最悪のペースだというのだ。「2000年から14年ごろまでは15万〜30万トンほどあった総水揚げ量が、19年12月末時点で2.1万トン。われわれにとって死活問題ですよ」(漁業関係者) 事実、イカ不漁の影響で、すでに全国からイカ漁業者の撤退が相次いでいるという。「山形県では中型のイカ釣り漁船3隻が廃業。石川県でも10年前に20隻あったイカ釣り漁船が13隻に減少しています。イカが入荷しない日が何日も続いたために、イカを加工する会社も仕事にならない。加工業者の廃業も相次いでいます」(漁業情報サービスセンター関係者) なぜ、ここまでイカ不漁になったのか。「原因は'16年ごろから急増した、北朝鮮の漁船による違法操業です。北朝鮮は沿岸での漁業権を中国に売り渡してしまったために、新たな漁場を求めて日本の排他的経済水域(EEZ)内まで遠征してイカを乱獲しているのです」(同・関係者) さらに19年からは、同水域内で中国の大型イカ釣り漁船による違法操業も急増しているという。「石川県能登半島沖約300キロにある好漁場の“大和堆”西側では、数百隻の中国漁船がスルメイカを乱獲している現場が目撃されています」(同) ただ、水産庁は北朝鮮の漁船には退去命令を出すが、中国漁船には甘いという。「昨年12月初旬に、島根沖の排他的経済水域内で中国籍のイカ釣り漁船が拿捕されただけ。後は見て見ぬ振りをしていますよ」(同) 新型コロナウイルスによる感染症が問題になっても、北朝鮮や中国の漁船による違法操業は止まる気配がないという。 このまま、日本のイカ産業は滅びることになるのか…。
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社会 2020年03月27日 20時00分
神戸山口組 井上組長の側近起訴 “最終決戦”早期化の危険性
山口組が分裂してから約4年半、戦局は目まぐるしく変化した。神戸山口組・井上邦雄組長を筆頭とする六代目山口組(司忍組長)からの離脱は、司六代目の“右腕”であり、組織運営を担う髙山清司若頭の社会不在中を狙って実行されたといわれる。そのため出所が近づいた昨年8月21日に、髙山若頭の別宅が隣接する三代目弘道会(竹内照明会長=愛知)の“神戸拠点”で起きた組員銃撃事件は、五代目山健組(中田浩司組長=兵庫神戸)の與則和若頭が、その数カ月前に刺された事件への報復であるとともに、髙山若頭の神戸における拠点を使用禁止に追い込む目的もあったとみられたのだ。 この事件は、当初から山健組による犯行の線が囁かれた。のちに実行犯として中田組長が逮捕、起訴されるが、まだ捜査中だった昨年10月10日、髙山若頭の出所約1週間前に、週刊誌カメラマンを装った弘道会系幹部が、山健組本部の近くで組員2名を射殺。弘道会VS山健組による“報復の連鎖”が起きた。両山口組の本部を管轄する兵庫県警では、本部長権限により六代目山口組総本部を含む全11カ所に対する使用制限を緊急発令。取り締まりが強化される中で、髙山若頭の出所を迎えたのである。 六代目山口組の分裂終結という目標を改めて示すかのように、昨年11月27日には神戸山口組の古川恵一幹部が、六代目山口組元組員によって射殺される事件が発生。直参が命を奪われたのは分裂後では初めてであり、衝撃が収まらぬ間に他の直参に対する“直接攻撃”も立て続けに起きた。 事態は深刻化し、年明けには特定抗争指定の効力が発揮されて、兵庫県、大阪府、愛知県などの6府県10市が警戒区域に定められた。強い規制が両組織に掛けられたにもかかわらず、今年2月2日には警戒区域である三重県桑名市の髙山若頭の自宅に、銃弾が撃ち込まれる事件が発生。犯人は五代目山口組時代(渡辺芳則組長)に直系組織だった中野会(解散)の谷口勇二元組員で、その出身組織の関係から神戸山口組との繋がりも囁かれた。谷口元組員は3月17日に銃刀法違反の罪で追起訴され、今後、公判でその動機をどう語るのか注目される。 だが、特定抗争指定によって活動が制限されようが、新たな戦術によって互いに攻撃を仕掛ける危険性が浮上。依然として予断を許さぬ状況が続いており、両山口組が沈黙を守ることで不気味さが増しているのだ。 そんな中、警察当局による分裂問題への“介入”も顕著となった。六代目山口組の直参である植野雄仁・二代目兼一会会長(大阪中央)を、大阪府警が3月4日に傷害容疑で逮捕。神戸山口組への取り締まりはシビアで、井上組長の周辺を狙ったと思えるほどの逮捕劇を繰り広げたのである。 同府警は恐喝未遂と傷害の容疑で逮捕、起訴していた九代目酒梅組・吉村光男総裁(大阪)を2月28日、山健組・藤岡宏文若頭補佐と共に恐喝容疑で再逮捕。3月19日、2人を起訴した。吉村総裁は井上組長と密接な関係にあり、藤岡若頭補佐に至っては秘書を務めている。しかも、いずれの事件も同じ被害者で、府警の思惑すらうかがえたのだ。「被害者の男性はおよそ14年前に吉村総裁と知り合い、土地の開発資金として2億円を借りたといいます。しかし、返済のメドが立たず、今年1月に吉村総裁から催促されたそうです。昨年4〜5月には、1500万円を返済しているのですが、府警は恐喝に当たるとしています。この席に、藤岡若頭補佐も同席していたため、共に逮捕されたようです」(全国紙社会部記者) 同時に、神戸山口組の関係先に家宅捜索を行ったというが、藤岡若頭補佐の逮捕には疑問の声も上がった。「男性とプライベートな関係にあった吉村総裁が、藤岡若頭補佐に紹介したとみられるが、金を貸したのは吉村総裁やろ。せやのに、なんで藤岡若頭補佐まで逮捕されるのか不可解やった。府警は、突き上げ捜査を狙っとるのかとも思うたで」(ベテラン記者) 特定抗争指定は、両山口組が分裂状態にある以上は延長される。つまり、神戸山口組が存続する限り、終わらないのだ。「神戸山口組若頭代行を務める山健組・中田組長も不在を余儀なくされ、当局は弱体化を狙っている印象や。特定抗争指定によって分裂抗争は持久戦にもつれ込んでおり、さらに当局の攻勢が強まっていけば、神戸山口組の勢力に影響が出かねない。雲行きも変わってくるかもしれん」(同) 吉村総裁と藤岡若頭補佐が起訴される前日、神戸山口組の関西圏の直系組長らが集まって、警戒区域外で“ブロック会議”を行ったという。さらに、山健組でも同日に執行部会を開いたといわれ、何らかの戦略が練られた可能性はある。「約3年前に京都で六代目会津小鉄会の内紛が勃発した際、山健組直参たちが会津小鉄会本部に詰め掛けて乱闘に発展し、のちに京都府警によって傷害などの容疑で一斉逮捕された。山健組四代目を兼任していた井上組長と、中田若頭(当時)まで逮捕され、2人同時に不在となったことがあった。神戸山口組はそうした危機を乗り越えてきたのだから、今の状況にも対処できるのではないか」(業界ジャーナリスト) 同じ3年前には、神戸山口組直参を含む山健組の3分の1が離脱して任侠山口組(現・絆會)を発足したため、トップである織田絆誠会長を狙って山健組系組員が射殺事件を起こした。「勢力が減少した中でもヒットマンを出す体力があるというのを、ある意味、証明した格好だ。警察当局が分裂問題への介入の姿勢を強めていくのならば、それに比例して神戸山口組が六代目山口組に仕掛ける危険性も高まるはずだ。神戸側には、抗うという選択肢しかないのだから」(同) 直近では、3月12日に栃木県宇都宮市で、神戸山口組・二代目木村會(山本彰彦会長=愛媛)の矢吹会関係者が襲撃される事件が発生。宇都宮では弘道会傘下組織との間で小競り合いが続いており、さらなる事件発生が懸念されている。 また21日には、両山口組の直系組織が本拠を構える岡山県でも、不可解な出来事があったという。「六代目山口組・二代目大石組(井上茂樹組長)と神戸山口組・池田組(池田孝志組長)が岡山市内に本部を置き、倉敷市には神戸側の直参である藤原健治舎弟頭補佐の三代目熊本組が拠点を構えている。今回、熊本組の幹部が所有する車両のフロントガラスが何者かに割られたと聞く。熊本組内でも寝耳に水だったようだから、個人的なトラブルだったのではないか」(他団体幹部) ただ、平成29年1月には、熊本組の横森啓一若頭の殺害を準備していたとする殺人予備の容疑で、井上茂樹・大石組組長らが岡山県警に逮捕(不起訴)され、岡山県内には不穏さが漂った。各地で対立の火種がくすぶっている状況に変わりはないため、依然として緊張状態が続いている。
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社会 2020年03月27日 19時00分
50歳県職員、偽造した診断書で155日間の有給休暇不正に取得
和歌山県の人事課に勤務する50歳の主査が、診断書を偽造し155日間有給休暇を取ったとして、懲戒免職処分を受けたことが判明。行動に呆れの声が相次いでいる。 懲戒処分を受けた主査は、那賀振興局の建設部などに勤務していた平成30年9月から令和元年12月にかけ、病院から取得した診断書や領収書を偽造。計48件155日の有給休暇を不正に取得。275万円の給与を不正に得ていた。和歌山県は偽造などを認識しておらず、情報提供があったことで事態が判明した。 男は和歌山県の事情聴取に対し疑惑を認め、「仕事がしんどかったので、病院に行くのも億劫だった」「診断書を取るとお金もかかるので安易に始めた。悪いことと思いながらついやってしまった」などと話しているという。 和歌山県は26日付で男を懲戒免職処分。そして、不正に得た給与を返還請求するとともに、退職金についても不支給とし、今後詐欺罪などで刑事告発をすることも検討していると報じられている。 50歳男性のセコすぎる事件に、「許せない。彼の給与は全て税金。和歌山県民を愚弄していると言わざるを得ない」「県庁仕事、しかも人事で仕事がしんどいってアホか。民間の仕事はもっとしんどい」「バカ丸出し。和歌山県から出ていってほしい」と、怒りの声が相次いだ。 和歌山県ではこの主査に加え、同日に50代の男性職員が部下に対し丸めた紙を投げつける、暴言を繰り返すなどのパワーハラスメント行為で減給処分を受けている。職員のモラルが著しく崩壊していると言われても、致し方ない。
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社会 2020年03月27日 18時00分
観光客激減の中“宿泊費タダ”で注目を集める『ホテル日航大阪』
新型コロナウイルスの感染拡大でホテルや宿泊施設の利用者が激減する中、大阪・心斎橋の『ホテル日航大阪』が、「無料宿泊プラン」を提供して話題を集めている。 同プランは大阪府在住の小学生以下の子どもがいる家庭が対象。3月19日〜31日まで1日3室限定で無料提供する。客室にはトランプ、塗り絵、折り紙のプレゼントが用意され、DVDデッキの貸し出しサービス付き。さらに朝食と駐車場は無料となる。もちろん、全従業員のマスク着用、ホテル館内に消毒液を設置、共用部分の拭き取り消毒の実施など、コロナ対策は万全だ。 同ホテルは御堂筋沿いに位置する、心斎橋のランドマーク的な高級ホテル。これまでも割引サービスはあったが、“無料”は今回が初めてだという。「新型コロナウイルスの感染拡大で世の中が暗くなりがちなので、ホテルとして、ご家族向けに少しでも明るい話題を提供できれば、ということです。予約申込数は予想以上でした」(広報担当者) 大阪はインバウンド観光客の増加に対応すべく、大型ホテルの開業ラッシュが続いていた。そこに起こった今回の新型コロナの感染拡大。当面、インバウンド観光客の利用が期待できないとあって、方向転換の必要性に迫られている。「そういう中で老舗のシティホテルが、家族向けの思い切ったプランを打ち出すことで存在価値を示した、ということでしょう」(トラベルライター) ホテル日航大阪の試みは、ホテル業界でも「積極的な試み」として注目を集めているという。だが、気になるところもある。「ホテル日航大阪のすぐ裏、アメリカ村のライブハウスで、新型コロナの感染者が確認されました。これが集団感染に発展すれば、その影響が心斎橋全体に及ぶことは避けられない」(同・ライター) これ以上、感染が拡大しないことを祈るばかりだ。
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社会 2020年03月27日 15時00分
韓国 文在寅大統領が4月総選挙に向け再び狼煙「反日攻勢」
韓国では4月15日に国会議員を選ぶ総選挙が行われるが、文政権は何が何でも勝たなくてはならない。「韓国の国会は全300議席中180議席である『定数の6割』を取らないと安定政権にはなりません。賛成議員が6割に達しない法案は、原則として本会議に上程できないからです。もし、保守合同勢力が6割の議席を獲得すれば、文在寅大統領の弾劾訴追案が国会を通過するでしょう。それを憲法裁判所が認めれば罷免が成立する。次の大統領選挙で保守が勝てば、文氏はもちろん現政権の中核人物は塀の中に落ちる可能性大です」(国際ジャーナリスト) 文政権による経済政策の失敗により、韓国経済は悪化。そこに新型コロナによるダメージが畳みかけて、文氏の支持率は急落した。 韓国の調査期間「韓国ギャラップ」が2月27日に行った世論調査によると、大統領を「支持しない」と答えた人の割合が51%となった。さらに大統領府のホームページには、弾劾を求める意見に賛同する人が約125万人(2月28日時点)にのぼっている。 文政権への批判は日を追うごとに高まっている。このままでは総選挙敗退は濃厚だが、文氏はコロナ禍を逆手にとる妙技を繰り出し、逆転を狙っている。「陸海空の各軍と海兵隊で、幹部級を含む計13人の感染が判明すると、即座に全国で野外訓練を中止すると決めた。例年、3月から4月に実施する米韓合同軍事演習の縮小や延期の可能性も高い。軍を『野外訓練中止』という名目で基地内に封じ込めておけば、軍事クーデターの心配はなくなります」(軍事ライター)「発熱のある市民に外出を控えるよう求める」という“外出禁止令”も文政権にとって追い風になっているという。「外出を控えさせれば、『デモの禁止』と同じ効果があり、保守派の大統領弾劾要求デモなどを封じられます。民衆の反政府エネルギーを難なく鎮圧することができるわけです」(前出・国際ジャーナリスト) さらに総選挙の直前には、切り札である「反日政策」を実施する可能性が高いという。「日韓GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄を再び宣言し、この賛否を立候補者に問う。米韓関係の悪化を恐れて破棄に逡巡する保守系を『親日派』と決めつけ、落選させる作戦を練っているはずです」(韓国ウオッチャー) 3月3日、韓国の国民健康保険公団の金容益(キム・ヨンイク=文政権の医療行政トップ)理事長は「安倍が新型肺炎にかかればよい」という趣旨の発言をしている。 総選挙で何が何でも勝たなくてはならない文政権は、すでに反日政策の狼煙を上げたようだ。
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