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急展開した千葉・船橋行方不明事件 18歳少女を土中まで追い詰めたワル集団

 千葉県船橋市の野口愛永さん(18)が行方不明になっていた事件は、4月24日、遺体が同県芝山町の雑木林の地中深くに埋められた状態で発見されるという、衝撃的な結末を迎えた。
 「深さ1メートルの地中に埋められた遺体は、ワンピース姿で着衣に乱れはなかった。しかし、正座のような状態のまま仰向けにされ、頭部を粘着テープでぐるぐる巻きにした上に、袋が被せられていたのです」(捜査関係者)

 野口さんは4月19日夜10時すぎ、千葉市中央区のホテル脇の路地で、数人が乗ったレンタカーに乗車後、行方不明になっていた。
 「21日になり、匿名の男性から野口さんが『金銭トラブルから数人の男に拉致され埋められた』との情報が船橋署に寄せられ、捜査が本格的に動き出した。23日には野口さんを連れ去った車に同乗していた少年(16=鉄筋工)と少女(18=アルバイト)、翌日には中野翔太容疑者(20=無職)と井出裕輝容疑者(同)が、いずれも監禁容疑で逮捕となったのです」(全国紙社会部記者)

 そして24日午後、主に中野容疑者の供述内容から遺体発見に至ったという。
 「逮捕された4人のうち、野口さんと面識があったのは中学生時代の同級生と思われる18歳少女だけで、他の3人は面識がなかったと供述しています。主犯とされる中野、井出両容疑者はいずれも千葉市内のホストクラブで勤務経歴があり、その店との金銭トラブルで野口さんが襲われたとの情報もあります」(地元記者)

 野口さんは船橋市内で両親と妹の4人暮らしだったが、地元の高校を中退後、実家近くから姿が見えなくなったという。
 「小さい頃は近所の子供の面倒を見る優しい子でした。空手道場へ通い、中学生ぐらいの時には大会で好成績を収め、ご両親が自慢していましたよ。ただ、卒業間際から服装が派手になり印象が変わった感じはありました」(近隣住民)

 中学時代の同級生によれば、その後は「船橋市で水商売をしていた」という野口さん。事件の全容解明が待たれる。

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