社会
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社会 2020年05月29日 06時00分
男性が椅子にとんでもないところを挟みSNSに投稿 IKEAの返信に称賛の声
使い勝手のいい実用的なアイテムを取り揃えていることで、世界中に愛用者が多い北欧発のインテリアブランド『IKEA』。そんなIKEAの商品を使った男性がIKEAの商品で怪我をしたことをSNSで報告し、IKEAが反応して話題が集まっている。 ノルウェー・フィンマルクに住む中年の男性が、座面に穴が開いたデザインのIKEAの椅子に睾丸を挟んで怪我をしたことを自身のFacebookで報告し、その報告にIKEAが反応したと、海外ニュースサイト『Rare News』と『House Beautiful』が5月12日までに報じた。男性が使っていた椅子はIKEAの「マリウススツール」という種類の、座面に8つの穴が開いている椅子だった。椅子に背もたれなどはついていない。 >>妻の味付けが薄いと激怒した夫、ベランダから飛び降りる 「外出自粛のストレス?」という声も<< 報道によると、男性は膝を怪我していたため、椅子を浴室に運び、椅子に座ってシャワーを浴びていたという。男性によると、お湯がかかったことで睾丸が膨らみ、睾丸が椅子の座面の穴に入って抜けなくなったそうだ。男性は冷たい水をかけ、睾丸のサイズを元に戻すことで座面の穴から睾丸を抜いたが、水をかける前に無理に抜こうとしたため、睾丸を負傷し、穴から抜けた後も激しい痛みを感じたそうだ。負傷の程度は明かされていない。 男性は浴室に置かれたIKEAの椅子の写真とともに、一連の出来事を自身のFacebookに綴り、投稿した。男性の投稿は拡散され、IKEAの広報の目にも留まったそうだ。『Rare News』によると、IKEAはFacebookの公式アカウントを通じて、男性に「IKEAの家具をご利用頂きありがとうございます。しかし、こちらの商品を使用する際は、適切な洋服を着て使用してくださいね」と返信したという。現在、男性の投稿はIKEAの返信を含めて削除されている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「IKEAの返しはなんて面白いんだ。商品のせいにして謝られるより、こっちの方が印象がいい」「男性もIKEAにまで自分の投稿が届くと思わなかっただろう。無視せず反応したIKEAも好印象」「男性は投稿が話題になり恥ずかしくなって自身の投稿を消したのかも」「浴室で椅子を使っている人は多いはず。穴が開いていたら気をつけて」などの声が挙がっていた。 男性のFacebookの投稿へのユニークな返信は話題を集めたが、IKEAは広告でもユニークなPRをしているようだ。 IKEAは2018年1月、妊婦が尿をかけると、ベビーベッドが約半額になる割引券が浮かび上がる広告を出した。この広告は、雑誌の1ページを使って掲載されたもので、広告の下部に尿をかけるように指示する部分があった。指示部分は妊娠検査薬のようになっていて、妊婦が尿をかけ、陽性を示すと割引券が浮かび上がる仕組みになっていた。妊娠検査薬は市販のもの程度の性能があった。 海外ニュースサイト『The Independent』によると、広告は妊娠を祝福する意図と、無料の妊娠検査薬として雑誌読者に使って欲しいという意図があったという。IKEAとこの広告をデザインしたアートディレクターは「妊娠の喜びも束の間、出産に備えてやらなければならないことがたくさんある。ベビーベッドの購入もその一つでしょう。我々は出産を準備する人たちの力になりたい」と話しているという。 SNSでは広告に尿をかけ、実際にベビーベッドを安く購入した妊婦もおり、「妊娠と割引で喜びが2倍になった」と綴っている。 IKEAのユニークなアクションは、多くの人の笑顔を生み出しているようだ。記事内の引用について「Unlucky Man Accidentally Gets His Testicle Stuck in Ikea Chair」(Rare News)よりhttps://rare.us/rare-humor/man-accidentally-gets-his-testicle-stuck-in-ikea-chair/「This Poor Man Accidentally Got His Testicle Trapped In An IKEA Stool」(House Beautiful)よりhttps://www.housebeautiful.com/lifestyle/a27150137/man-gets-balls-stuck-in-ikea-chair-1/「IKEA RELEASES AD THAT DOUBLES AS A PREGNANCY TEST AND REVEALS CRIB DISCOUNT」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/life-style/ikea-advert-pregnancy-test-crib-discount-cots-furniture-a8151691.html
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社会 2020年05月29日 06時00分
韓国 文在寅政権で炸裂する「タマネギ女」クラスター
慰安婦問題解決のために活動する韓国市民団体『韓国挺身隊問題対策協議会』(挺対協)の後継組織で、韓国内で最も影響力を持つといわれる『正義記憶連帯』(以下、正義連)において内紛が勃発した。 元慰安婦の李容洙(ユン・ミヒャン)氏が5月7日に記者会見を行い、「共に市民党」(与党・共に民主党が選挙対策で作った政党)から国会議員に当選した正義連の前理事長で“反日市民団体のドン”と評される尹美香氏を「義援金や基金などを元慰安婦のために使ったことはない」と告発したのだ。 李氏は2007年、米国議会下院の公聴会に出席し、「世界で起きている性暴行・蛮行を根絶するためにも日本は必ず謝罪しなければならない」と証言したことで知られ、韓国では「聖母」にまで祭り上げられた人物だ。それだけに李氏による“尹氏批判”は国民に衝撃を与えた。ただ、挺対協への内部告発は今回が初めてではない。「慰安婦問題で日本政府を糾弾するために行われている正義連主催の『水曜集会』は、1992年に太平洋戦争犠牲者遺族会から枝分かれした挺対協が始めて、かれこれ29年も続いています。日本批判の草分けは、遺族会会長だった粱順任(ヤン・スニム)氏で、かつて『慰安婦問題』を報じた元朝日新聞記者の義母です。彼女は文在寅政権や正義連を、今では親北勢力として批判しています」(韓国在住の日本人ジャーナリスト) また、2004年には慰安婦被害者の沈美子氏が挺対協相手に裁判を起こしている。「内容は李氏と同じく『(尹氏が寄付金を懐に入れるだけの)水曜集会の中止』と『寄付金使途の不透明さ』でした」(同) 要は、尹氏が慰安婦問題を解決するより問題維持を図って、元慰安婦を永遠に私的流用しようとしているという批判だ。 実際、尹氏には米国カリフォルニア大学に留学している娘の留学資金を寄付金から充てた私的流用疑惑も追及されている。「尹夫妻の所得税を日本円に換算すると、5年間で約56万円しかありません。それから推計した夫妻の年収は440万円ほどでしょう。なのに学費だけで年間4万ドル(約430万円)、生活費を合わせれば700万円は必要となる留学費用をどう調達したのか疑問視されたのです」(韓国紙記者) これに対して尹氏は「全額奨学金で賄っている」と説明した。これに対してあるメディアは「バークレー校は外国人に全額奨学金を与えない」と尹氏の釈明を一蹴。すると今度は「夫の補償金で留学費を出した」と説明を変えた。これに前出の韓国紙記者が反論する。「尹氏の夫は、過去にスパイ事件に関与した罪で懲役刑を言い渡されましたが、2017年に一部の罪に対して無罪判定が下され、1億9000万ウォンの刑事補償金を政府から受け取っています。これを娘の留学費用に充てたと説明しているのですが、娘が米国へ留学したのは’16年。賠償金が出たのは’18年だから時期的にズレています」 尹氏はこれに対し、「’16年には全額奨学金がもらえるシカゴの某大学に入学した。夫の補償金が支払われた’18年になって娘が本当に行きたがっていた同校に入学し直した」と、あくまで私的流用はないと突っ張っている。 しかし、韓国最大の日刊新聞『朝鮮日報』が追い打ちを掛ける。5月14日、「尹氏が自分の複数の個人口座で寄付金を何度も募った」と報じ、「法人が個人の口座で募金することは、市民団体としては致命的な汚点」と批判している。 さらに「尹氏が慰安婦問題を食い物にしている証拠がある」と指摘するのは、ある韓国ウオッチャーだ。「李氏が正義連の寄付金の私的流用疑惑を提起した翌日に、企業などからの指定寄付金7億5000万ウォン(約6500万円)で購入した元慰安婦たちのための『平和と癒やしが出会う家』を約5割引きで売却していたことが分かりました。しかも、ここを元慰安婦が利用したことはほとんどなく、尹氏の父親が1人で管理し、暮らしていたことまでも分かっています」 尹氏への疑惑はまだまだある。「水曜集会の象徴である慰安婦少女像の製作者は、尹氏と一蓮托生の彫刻家の金運成(キム・ウンソン)、金曙炅(キム・ソギョン)夫妻です。金夫妻は親北団体『民族美術家協会』と関係が深く、反米活動に関わってきた。そんな2人が慰安婦像のフィギュアをつくり、イベントやネットで販売して収益のかなりの部分を挺対協や正義連に寄付してきた」(同) もはや、剥いても剥いてもスキャンダルが出てくることから「タマネギ男」と揶揄された曺国(チョ・グク)元法務長官と瓜二つの状況になってきており、尹氏に付いたあだ名が「タマネギ女」だ。 形勢の悪くなった文政権は“尹美香を死守”するため、疑惑を追及するメディアと関係者を「親日」と決めつける戦略に出た。左派系の市民団体も次々と尹氏の支持を表明し、92歳という高齢の李氏を「認知症で記憶違いだ」とする宣言まで出している。「韓国警察は5月13日、元慰安婦6人が生活している支援施設『ナムヌの家』の後援金横領疑惑で、関係者を逮捕して取り調べている。詳しいことは警察が調査中ですが、文政権はこの一件をトカゲのシッポ切りにするつもりでしょう。あとは政権寄りの第三者委員会を設置して、正義連に『私的流用はなかった』と結論付ければ、タマネギ女は無罪放免となるでしょうね」(同) 尹氏が無罪放免となったとしても、文政権から新たな問題児が出てきそうだ。
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社会 2020年05月28日 22時00分
違法賭博店で大量の逮捕者! パチンコ店自粛の陰に隠れた悪行続々…
5月8日、警視庁は東京・千代田区の違法ポーカー賭博店を摘発し、経営者の菅野孝幸容疑者(37)と従業員3人を逮捕した。さらに警視庁組織犯罪対策特別捜査隊が店に踏み込んだ際に、ギャンブルにふけっていた客13人も逮捕。約9坪の狭い部屋にポーカー台が2台、賭け金などを計算する集計台が1台置かれ、その周りを客が取り囲んでいたという。「もともとこの広さでは20人も客が入ればギチギチですが、菅野容疑者の話によると、昨年9月の開店当初、客は多い日で10人程度。夜中0時から週3日(金土日)開店していたが、緊急事態宣言が出てから客が押し寄せるようになったため、毎日開店するようになり、連日20人以上の客でにぎわったということです。店は客から賭け金の5〜10%を手数料として徴収。9月以降の売り上げは5000万円以上に達したとみられます」(捜査関係者) この賭博店は雑居ビルの2階にあるのだが、1階が「公衆喫煙所」になっている。「夜になって閉鎖された公衆喫煙所を通って2階の賭博店ヘと入る仕組みになっていた。この店を知る人物は、『ここは入り口がうまくカムフラージュされていて、深夜だと入るのに安心感がある』と話しています」(全国紙記者) 菅野容疑者は「こんな時期だから警察は来ないと思った」と供述している。逮捕された客たちは同店に訪れた理由を、「自粛生活に飽きた」「退屈で遊びたかった」「感染者が少なくなってきたので、出掛けてもいいと思った」などと語っているという。 違法賭博店に詳しい男性はこう語る。「闇のカジノ店や賭博店は今、あちこちで開かれている。パチンコ店の自粛ばかりが言われるが、現在自粛して営業を休止している飲食店などでも、深夜密かに(賭博を)開帳しているところも多いよ」 他の違法賭博店が摘発される日も近そうだ。
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社会 2020年05月28日 19時00分
76歳男、団地の電灯を素手で叩き割り逮捕 動機は「居酒屋がやっていなくてイライラしていた」
北海道江別市で、団地の電灯を素手で叩き割ったとして76歳の男が逮捕されたことが判明。呆れた動機に怒りの声が上がっている。 逮捕されたのは、北海道江別市に住む無職の男(76)。25日午後10時半頃、男は知人の家で酒を飲むと、自身が住む団地の電灯を素手で叩き割った。様子を見ていた住人が警察に通報し、器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。 警察の取り調べに対し、男は「コロナで飲み屋が閉まっていたからイライラした」などと供述し、容疑を認めているという。この団地では、この他にも電灯が壊される事件が発生しており、警察は逮捕された男が犯行に関与している可能性もあるとして、調べを進めている。 >>「お金がもったいない」マスクに消毒液…さらには食事の要求 コロナに影響を受けた事件が頻発<< 76歳男の身勝手な犯罪に、「恥ずかしい話。子供でも外出を我慢しているのに、おじいさんが我慢できず物に八つ当たりをする。許せない」「コロナで苦しい思いをしているのはあんただけじゃない。いい歳をしたおっさんにそれが理解できないなんて、あり得ない」と怒りの声が殺到する。 また、若者からは「若い人が無症状で歩き回って拡散しているとか批判されたけど、外をほっつき歩いているのは高齢者じゃないか」「こんな高齢者になりたくない。最近の若者はってより、最近の高齢者の方がなってない」「良いおじいさんなのに素手で電灯を破壊って…怖すぎる」など、高齢者に対して怒りをぶつける声も出た。 新型コロナウイルスの新規感染者が少なくなったことから、25日に緊急事態宣言が解除され、収束ムードが漂う日本列島。しかし、コロナウイルスが完全になくなったわけではなく、安倍晋三首相は今後再流行すれば、再度緊急事態宣言を発令する可能性を示唆している。仮に発令されれば、国民のストレスは相当なものになる。その際、また今回のような人物が「暴れ出す」ことも否定できない。 今回の緊急事態宣言では、大多数の国民が外出自粛要請に従ったものの、「無視して遊ぶ」人がいたことも事実。再度の発令がないことを祈りたいが、必要性出た場合は罰則規定も慎重に検討するべきかもしれない。
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社会 2020年05月28日 13時00分
大村愛知県知事の「東京と大阪は医療崩壊」に吉村大阪知事や高須院長が猛反発「名古屋市ともう少しうまく連携したら?」皮肉も
27日、愛知県の大村秀章知事が、「東京都や大阪が医療崩壊していた」などと発言したと一部で報じられ、吉村洋文大阪府知事が「事実無根」と激怒し、「場外バトル」となっている。 事の発端は、朝日新聞デジタルが、大村知事が「首都圏や大阪圏で医療崩壊が起きた」「ひと山越えてめでたしではない。検証しないとまだ同じことになる」と話したと報じたこと。同サイトによると、大村知事は11日の記者会見でも、「病院に入れない、救急を断るのは医療崩壊で、東京と大阪で起きた」「医療崩壊を起こしたら行政としては負け」とコメントしたという。 >>高須院長、大村知事に「図々しい」名古屋市提訴を批判 「私怨による提訴なら自腹でやれ」厳しい指摘に賛同の声も<< 大村知事は自身のTwitterでこの記事を引用し、「国民の命を守る医療提供体制を確保していくためには、事実関係をしっかりと検証して、事実関係を踏まえて対応していくことが何よりも重要です」と、「東京と大阪で医療崩壊が起きていた」と主張していることを暗に認めた。 「医療崩壊した」と名指しされた形になった吉村知事は、自身のTwitterで「大阪で医療崩壊は起きていません。何を根拠に言っているのか全く不明です」と反論。続けて、「一生懸命、患者を治療する為、受け入れてくれた大阪の医療関係者に対しても失礼な話です。東京もそうですが。根拠のない意見を披露する前に、県は名古屋市ともう少しうまく連携したら?と思います」と怒りを見せる。 これに反応したのが、愛知県に本拠を置く高須クリニックの高須克弥院長。吉村知事のツイートを引用し、「崩壊しているのは大村知事の脳だと思います。なう」とバッサリ。そして、松井一郎大阪市長も「#大村寝てろ」「#吉村寝ろ」のハッシュタグをつけた上で、「大村さん、大阪が医療崩壊している事実ってなんでしょうか?貴方も公人なんだからエビデンスを示して下さい」と詳細を説明するよう求めた。 「東京と大阪では医療崩壊が起きていた」と指摘した大村知事。ネット上では、大村知事に対し、「明確な根拠を示してほしい」という声が上がっている状況だ。記事の引用について大村秀章のTwitterより https://twitter.com/ohmura_hideaki吉村洋文のTwitterより https://twitter.com/hiroyoshimura高須克弥のTwitterより https://twitter.com/katsuyatakasu
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社会 2020年05月28日 06時00分
妻の浮気を疑った男、コロナを予防する薬と偽って浮気相手に毒を飲ませる
世界には、あらゆる手を使って殺人を犯す殺人犯がいるが、とある国では、新型コロナウイルスを利用して殺人を犯そうとした男がいる。 インド・デリーで、42歳の男が妻の不倫を疑い、妻の不倫相手と思われる男性に新型コロナウイルスを予防する薬と偽って毒薬を飲ませ、殺害しようとしたと、海外ニュースサイト『NDTV』と『Storypick』が5月21日に報じた。 >>妻の味付けが薄いと激怒した夫、ベランダから飛び降りる 「外出自粛のストレス?」という声も<< 報道によると、男は、妻が自宅を警備している警備員の男性と不倫しているのではないかと疑ったそうだ。男は警備員の男性を殺害するため、2人の女を雇い、女らに医療従事者を偽らせ、警備員の男性に毒薬を飲ませる計画を立てた。 女らは警備員の男性の自宅を訪れ、「新型コロナウイルスを予防する薬だ」などと言って騙し、警備員の男性に液体を渡した。実際は液体は、新型コロナウイルスを予防する薬ではなく、毒薬だったという。 女らが自宅を去った後、警備員の男性と詳細が明かされていない男性の家族2人は、何の疑いもせず、毒薬を飲んだ。毒薬を飲んだ後、警備員の男性らは気分が悪くなり、病院に行ったそうだ。病院で手当てを受け、幸い、3人とも命に別状はなかった。 警察の捜査により、男と男が雇った2人の女は逮捕された。なお、実際に妻が警備員の男性と不倫関係にあったかどうかは明かされていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「コロナを利用するなんて最低だし、復讐をする前に妻と話し合わなかったのか」「いきなり新型コロナウイルスを予防する薬と言って渡されたものを飲むものかな。女らがそれらしい格好をしてそれらしいことを言ったのかも」「新型コロナウイルスを予防する薬はまだないというような報道がされているのに、警備員の男性はそれを知らなかったのか」といった声が挙がっていた。 海外では、新型コロナウイルスを利用した犯罪が他にもある。 アメリカ・フロリダ州で48歳の男が妻を殺害した後、「妻が新型コロナウイルスにかかった」と嘘をつき殺人を隠していたと、海外ニュースサイト『The Independent』が4月14日に報じた。男は妻と離婚調停中だった。 3月下旬、妻の友人が妻と連絡が取れないことを不審に思い、男に相談したという。男は妻の友人に「妻は新型コロナウイルスに感染して病院で治療を受けている」と伝えたそうだ。妻の友人が男に相談した当時、同州では新型コロナウイルスの感染者は出ていたものの、被害は大きくなかった。 不審に思った妻の友人は警察に相談した。警察は同州の病院を調べたが、妻が入院している事実がなかったため、警察は男が妻の失踪に関与していると見て捜査を進めた。警察がいくつかの証拠を掴み、家宅捜査をした結果、男の自宅から血のついた衣服などが発見され、男は妻を殺害した容疑で逮捕されたという。なお、妻の遺体は、事件が報じられた4月14日時点では見つかっていない。 人々が恐怖に感じている新型コロナウイルスを利用した犯罪は、悪意に満ちていると言えるだろう。記事内の引用について「Delhi Man Hires Fake COVID-19 Health Workers To Poison Wife's Alleged Lover」(NDTV)よりhttps://www.ndtv.com/delhi-news/delhi-man-hires-fake-coronavirus-health-workers-to-poison-wifes-alleged-lover-police-2232439「Delhi Man Poisons Wife’s Lover By Hiring Fake Covid-19 Medics To Give Him ‘Corona Cure’」(Storypick)よりhttps://www.storypick.com/fake-covid-19-workers/ 「Coronavirus: Man accused of killing estranged wife before claiming she had Covid-19」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/world/americas/coronavirus-us-wife-murder-arrested-florida-david-anthony-cover-up-a9463266.html
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社会 2020年05月28日 06時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★すでに新たなバブルに突入
5月8日に4月分のアメリカの雇用統計が発表された。景気動向を反映するとされる非農業雇用者数は、前月比2050万人減で、世界恐慌以降で最大の落ち込みとなった。さらに失業率も3月の4.4%から4月は14・7%となった。これまで戦後最悪だった1982年11月の10・8%を大きく上回って、戦後最悪を更新した。リーマン・ショック後の2009年10月でも失業率は10・0%だったから、今回のコロナショックは、リーマン・ショックよりもはるかに大きな衝撃を経済に与えたと言える。トランプ大統領は、新型コロナ対策で300兆円もの財政出動を実施したが、焼け石に水だった。 ところが、5月8日のニューヨークダウは、前日比455ドルも上昇して、2万4331ドルになったのだ。ノーベル経済学賞を受賞したシラー教授の開発したシラーPERが25倍を一定期間超え続けると、バブルが崩壊するというのがこれまでの経験則だ。シラーPER25倍は、ニューヨークダウに当てはめると2万3000ドルになる。米国の株価はすでに新たなバブルに突入したことになる。 リーマン・ショックの際は、’08年9月の1万1790ドルから、半年後の’09年3月に6470ドルまで、45%も下げた。だから私は、コロナショックで半額くらいには株価が下がるだろうと予測していた。ところが今回は2月の2万9569ドルから、翌月には1万8218ドルへと38%下げた後、5月には底値から34%も上昇したのだ。正直言って、私はこの戻しをまったく予測していなかった。 実は、株高の揺り戻しは日本も同じだ。1月の2万4116円(日経平均)の高値から3月には1万6358円へと32%下落したが、5月8日にはその底値から23%値を戻している。 もちろん、日本経済も最悪の状態だ。そもそも昨年10月の消費税率引き上げで10〜12月期のGDPが年率7.1%下落したことに加えて、今年1〜3月期は大和総研の見通しで年率5.8%下落、4〜6月期は、5月3日に産経新聞が発表したエコノミスト予測の平均で21・8%のマイナスとなっている。これらが正しいとすると、現在、日本のGDPは1年前よりも9.0%減っていることになる。日本のGDPが最も減ったのは、’09年のマイナス5.4%だから、いまの日本経済は空前の危機に立っていることは間違いないのだ。 一体、何が起きているのか。表面的には、株価は半年後の景気を織り込むから、投資家が半年後のV字回復を織り込んでいるのだと言えるだろう。ただ、本質は2月のバブル崩壊で痛手を負った投資家が、損失を取り返そうと、マネーゲームを繰り返しているというのが実態なのではないか。 ただ、リーマン・ショック後は、中国が10年間で500兆元(8000兆円)にのぼる莫大な固定資本投資を行って世界経済を回復させたのだが、今回、その力が中国にはない。だから、私は今後の世界経済と日本経済が二番底に向かうのではないかと考えている。どんなバブルも実体経済を完全に無視することはできないからだ。 コロナショックを、バブルを繰り返すことで経済を繁栄させる仕組みを見直すきっかけにしなければ、世界が払った大きな犠牲は報われないだろう。
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社会 2020年05月27日 19時00分
31歳会社員、初対面の女性に「俺はコロナ。濃厚接触者として公表する」と脅迫し逮捕
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全世界で様々な事件が発生しているが、先月20日、これまでとは違うタイプの事件が発生した。 事件の舞台は福島県郡山市。4月20日、市内の建物で31歳の会社員が初対面だった40代の女性に対し、「自分は新型コロナウイルスに感染している」と告げ、「あなたが濃厚接触者であることを公表する」と脅迫。今月26日に逮捕された。色々と謎の多い事件だが、現状なぜ2人が会っていたのか、どういう関係なのかについてはわかっていない。 取り調べに対し、男は「コロナの話題は出したが脅してはいない」と容疑を否認しているという。警察は事件の経緯など、詳細を調べている状況だ。なお、男は新型コロナウイルスに感染しているという事実はなかった。 たとえ新型コロナウイルスに感染している、あるいはその濃厚接触者だったとしても、恥じることではない。それを「濃厚接触者として公表するぞ」と脅すのは、少々筋違いにも思える。 謎が多いこの事件に、「濃厚接触者と言って脅してどうする。意味がわからない」「男は何がしたかったのか。脅迫して女性を自分のものにしたかったのか?」「とにかく頭の悪い犯罪者」と驚きの声が上がる。 また、「コロナと偽った事件が多すぎる。許せない」「コロナウイルスに感染していないのに、感染していると嘘をついて広めようとする行為は重罪にするべきだ」「今後もこういう事件が続く可能性がある。抑止力が必要ではないか」という声も出た。 新規感染者の数が減り、緊急事態宣言も解除された日本。しかし、コロナウイルスが完全になくなったわけではなく、明確な治療薬も開発されていない。感染していると嘘をつき、脅迫する事件はこれからも起こりうる。抑止力となる法律が必要ではないか。
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社会 2020年05月27日 06時00分
「お金がもったいない」マスクに消毒液…さらには食事の要求 コロナに影響を受けた事件が頻発
ようやく収束しつつあるものの、3月から4月にかけ猛威を振るい、人々の生活に重大な影響を与えた新型コロナウイルス。誰もが「感染したくない」と考えるが、予防にも金を必要とする。 特にアルコール消毒液やマスクはコロナ予防に欠かせないもの。需要の高まりとともに、値段も高騰。そんなコロナ予防グッズを求め、生活に困窮した人が、盗みを働く事件も全国に広がりを見せている。 島根県出雲市では、68歳の無職の男が4月18日午後、ショッピングセンターに入店。客用に設置されていたアルコール消毒液ボトルで手を消毒すると、そのままボトルを盗んだ。防犯カメラにその様子が映っており、窃盗の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し男は容疑を認め、「新型コロナウイルスに感染するのが怖くて消毒液が欲しかったが、値段が高く買う金がなかった」と話しているという。 高知県室戸市でも出雲市同様、4月11日午後2時頃、市内のスーパーで、出入り口に設置されていたアルコール消毒液の入ったスプレー1本(2500円相当)を盗んだとして、78歳の無職女性が窃盗の疑いで逮捕されている。来客者の感染を防ぐために設置されたアルコール消毒液を、自分のために「盗んでしまおう」と考え、盗んでしまう行為は異常と言わざるを得ない。 また、マスクの万引きも相次いでいる。福岡県北九州市小倉北区では今月3日、54歳のトラック運転手がスーパーで売られていた10枚入りマスク3袋と5枚入り2袋計40枚、3,195円を盗む事件が発生。窃盗の疑いで現行犯逮捕されたトラック運転手は「マスクの値段が高く、お金を払うのがもったいなかった」と話したという。 さらに、リアルライブでも既報の通り、北海道岩見沢市では3月29日、のこぎりを持った61歳無職の男が民家に侵入。住んでいた女性にのこぎりを向けながら、「ご飯をくれ」と食事の提供を強要し、食べた後に「お金をちょうだい」と要求し、現金2000円を奪って逃走した。こちらもコロナの影響が少なからずあったと見られている。 政府は一律10万円の支給を決めているが、困っている人を助けるには至っていないとの批判がある。誰もがコロナ予防を安心してできるような体制を作る必要がある。
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社会 2020年05月27日 06時00分
〈企業・経済深層レポート〉 世界規模の避妊具不足到来で国内メーカーに期待が高まるコンドーム業界
感染が拡大している新型コロナウイルスの影響で、「世界的なコンドーム不足に陥るのでは?」という情報が駆け巡っている。「コンドームメーカーであるマレーシアの『カレックス』が新型コロナウイルスの影響で、3月から4月にかけ一時的にコンドームの生産停止に追い込まれたのです」(コンドーム業界関係者) 世界の年間コンドーム生産個数は約250億個といわれているが、カレックスはイギリスの「デュレックス」などにOEM(相手先ブランド名による製造)供給するなど、年間50億個を生産する世界最大のメーカーである。「そのカレックスがマレーシア内の3工場を2週間から3週間、製造をストップせざるを得なくなり、約2億個のコンドームが減少する事態になったのです。そのことでカレックスのゴー・ミア・キアットCEOは『コンドームの世界的な不足に直面するかもしれない』と、警鐘を鳴らしています」(同) 世界市場ではコンドーム不足が危ぶまれているが、日本市場はどうなのか。国内のコンドームメーカーに生産体制や供給状況を聞いた。 まず、国内トップシェアを占めるコンドームメーカー「オカモト」だ。「今のところ当社の製造や販売には特に影響は出ていません。工場は日本国内だけでなく中国などの海外にもありますが、順当に稼働しております」(オカモト広報担当) また国内コンドームの大手メーカー「不二ラテックス」のヘルスケア事業部のマーケティング担当者はこう語る。「カレックスがコロナの影響で減産したというニュースは聞いておりますが、それによって世界でコンドームが不足するかどうかは分かりません。当社の製造や商品供給には今のところ直接影響は出ておりません。当社では予定どおりで、商品製造は順当です」「オカモト」も「不二ラテックス」も新型コロナの影響によって、コンドーム不足には陥っていないというのだ。 ただ、不二ラテックスマーケティング担当者はこうも語る。「カレックスの減産が直接影響があるかどうかは不明ですが、当社のネット通販、つまりEC販売は対前年比でも大きく伸長しています。ECは海外からの購入も多い。ただ、詳細な分析はもう少し時を経ないと分からないというのが現状です」 この点を経営コンサルタントはこう分析する。「カレックスの減産によって、アジアの一部ではすでにコンドーム不足が発生し始めたため、日本のEC販売が伸びている可能性があります」 さらにコンドームメーカー関係者は、EC販売が伸びている理由として「コンドーム需要が増加している」と分析する。「日本国内では4月7日に緊急事態宣言が出され、在宅勤務やテレワークをする会社員が急増しています。夫婦や恋人たちが自宅で一緒にすごす時間が必然的に多くなり、セックス回数も増加したことで、当然、コンドーム需要が増えている」 実際、インドでは3月24日に外出禁止措置を発表後、コンドームの売り上げが1週間で25〜35%増になったと報じられた。また、オーストラリアでも3月にロックダウンが発表後、コンドームの売上高が30%増という情報もある。「本来はドラックストアやコンビニで購入してもいいが、自粛となるとおのずとEC購入に頼ることになる。コンドームは店頭よりネット購入が気楽ということで、国内でのEC販売が伸びている可能性もあります」(同) 日本のコンドーム生産数は約5億9200万個(’18年厚労省・薬事工業生産動態統計)で世界とは開きがある。これを、このコロナ禍で一気に伸ばすチャンスなのかもしれない。「いずれにしても、世界のコンドーム需要は確実に増加しています。日本のコンドームメーカーは、製品材料も十分備えがあり、工場の活動制限もない。加えて世界で技術的に優れた日本製品の人気は高い。海外市場拡大は法規制をクリアする必要はあるが、現在は国内メーカーが海外市場のシェアを伸ばすビッグチャンスと言えるでしょう」(ヘルスケア産業関係者) 株式市場では、コンドーム需要が伸びると予想された影響で、国内コンドームメーカーの株価が大きく跳ね上がっている。「コンドームは避妊と性感染症予防の両面があるが、需要が伸びつつあるということは、夫婦やカップルの親密度が増している証しです。さらにコンドーム不足となれば、コロナ収束後には、少子高齢化に悩む日本でベビーブームが訪れるかもしれませんね」(同) 日本のコンドームメーカーは、災い転じて福となすことができるか。
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