社会
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社会 2022年01月04日 06時00分
7200円の借金が引き金に 42歳女、スコップで男性の下半身を殴って重傷を負わせる 2人は幼なじみ
近しい間柄だからこそ、許せないこともあるのかもしれない。海外では少額の金銭の貸し借りがきっかけで幼なじみに暴力を振るった女がいる。 >>愛人の遺体を道端に捨てた48歳の男が逮捕 死因は「性行為後に病気で突然死亡した」と主張<< イギリス・タインアンドウィアで42歳の女が、48ポンド(約7200円)を貸した幼なじみの男性にけがをさせた事件の裁判が行われたと海外ニュースサイト『Chronicle Live』と『Techno Trenz』などが12月21日までに報じた。 報道によると、女と男性は子どもの頃から互いを知っており、一緒に学校に通う仲だったという。具体的に何歳の頃から互いを知っていたのかは不明である。2019年12月、女と男性は会うことになった。場所の詳細は不明だが、女は男性と会うと、外に誘い出した。女は男性の気をそらすため「あそこを見て」と言った。男性は指示通りに遠くを見たが、女はこの隙に持っていたガーデニングの用具で殴りかかったそうだ。女性が攻撃に使ったのはトラウエルと呼ばれ、スコップのような形をしたもので、長さは通常20センチほど。花を植える際などに使うものだった。刃物は付いていないが、先端は土を掘ることができるように金属でできていて鋭くとがっており、男性は当初、女が攻撃に使用した器具は斧(おの)だと思っていた。 男性はとっさに防御して攻撃を防いだ。しかしその後も女は攻撃をやめず、器具を何度か振りかざし男性の腹部とそけい部、睾丸を何度も殴ったそうだ。男性は激しい痛みを感じすぐに病院に行った。男性は治療を受けたが、性器に打撲傷を負い、睾丸に痛みを抱えて重傷だと診断された。 警察の調べにより、女は逮捕された。警察によると女は動機について、男性が女に48ポンドの借金をしていたことが原因だと話したという。借金をした時期は不明である。また、女は犯行後、友人に殴ったことを自慢するかのようなメッセージを送っていた。女が男性を攻撃する以前に2人の間でもめごとがあったなどの情報はない。 2021年12月になって女の裁判が行われ、女には13カ月のリハビリ施設への入居、250ポンド(約3万8000円)の罰金、5年間の男性への接近禁止命令が言い渡された。リハビリ施設に入居する前には、2カ月の外出禁止を含めた18カ月の執行猶予期間が設けられた。 なお、裁判での女の発言などは明らかになっていないが、男性は裁判に際し、「私はいまだに下半身に不快感を覚え、フラッシュバックも繰り返している。いつも悪夢を見て動悸で目が覚める。ゆっくり眠れることはない。それに左の睾丸には今でもしこりがあり通院を続けている」という声明を発表した。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「たった48ポンドでここまでするのか」「幼なじみなら48ポンドの借金くらい許せるはず」「女はお金への執着心が強かったのかも」「少額でもすぐに返さなかったらお金を貸した方はいい気持ちはしない」「男性は少額だし幼なじみということに甘んじて借金をしたのかもしれない。親しい中こそ常識はわきまえるべき」「男性は見下した態度を女性に対して昔から取っていて、今回、女性は怒りを抑えられなくなった可能性もある」などの声が挙がっていた。 たった48ポンドという額でも、お金に関する貸し借りには慎重になるべきであろう。記事内の引用について「Shiremoor woman left childhood friend with horrendous injury to his genitals with garden tool」(Chronicle Live)よりhttps://www.chroniclelive.co.uk/news/north-east-news/shiremoor-woman-left-childhood-friend-22524673「In a scuffle over a £48 debt, a woman attacked the genitals of a childhood friend with a gardening tool.」(Techno Trenz)よりhttps://technotrenz.com/entertainment/in-a-scuffle-over-a-48-debt-a-woman-attacked-the-genitals-of-a-childhood-friend-with-a-gardening-tool-1449770.html
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社会 2022年01月03日 19時00分
店を破壊、店員に暴言、景品を窃盗…相次ぐパチンコ店での事件
日本人の娯楽として親しまれているパチンコ。法的にグレーな遊技ではあるが、愛好する人は多く、ハマってしまう人も少なくない。 >>45歳警部補、20代部下にパワハラ・暴行・パチンコ代6万円を借りて返さないなど繰り返す<< そんなパチンコ店では、グレーなこともあってか、あり得ないような事件も起きている。2021年も、常識とはかけ離れた犯罪が発生した。 今年7月、北海道稚内市のパチンコ店で、負けに腹を立てた69歳左官工の男が、パチンコ店の壁をハンマーで数十箇所叩き壊すという事件が発生。さらに、8月にも同じ店の窓や自動ドアを持参した工具で壊した。男は逃走していたが、防犯カメラの映像などから特定され、11月に逮捕されている。「パチンコに負けた」というフラストレーションを、「店を破壊する」ことで発散するとは、実に凶暴な発想である。 また、兵庫県宍粟市では9月、パチンコ台を再三叩く、ゴミを散らかすなどしたことから店を出禁となっていた72歳の男がパチンコ店を訪れ、対応した32歳の従業員に対し、「おまえやってもうたる」「刺し殺したる」などと脅迫し、逮捕された。男は取り調べに対し、「出禁にされるのが納得できず、腹が立った」とその理由を述べていた。 沖縄県那覇市では7月、28歳の小学校教諭がパチンコに負けたことに腹を立て景品のおかゆスープを盗むという事件も発生した。子どもに物事を教える立場の人物とは思えぬ、極めて幼稚な犯行と言わざるを得ない。 たびたび発生するパチンコ店での事件。抑止する方法はないのだろうか? 事件記者に見解を聞いた。 「パチンコを愛する人が多いのはわかりますが、金をかけて出玉を買い、パチンコ遊戯をして、出玉を金に換えているのは周知の事実で、なぜか警察にも黙認されています。パチンコ店での犯罪はもちろん、依存症の人間が遊戯代欲しさに犯罪を重ねることも少なくない現状で、パチンコがまかり通っていることに、強い違和感を覚えます」 さらに、記者はこう続ける 「ギャンブルとなっている以上、警察が取り締まるのが一番好ましいのですが、ここまで黙認されていると、動きそうにもありません。金がかかっている以上、人が熱くなってしまうのは防ぎようがない。一番は金をかけることと換金を一切禁止することでしょうが、それができない以上、抑止する方法は客の良心しかありません」 非常にグレーな分野になっているパチンコ。「する・しない」は自由だが、金を失うだけではなく、犯罪に巻き込まれる可能性があることも、認識する必要がある。
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社会 2022年01月03日 14時00分
女装した男性による犯行が続出! 2021年に発生した女湯侵入事件
日本人に長年親しまれている銭湯。2000年代に入ると、大型店舗に風呂・食事・マッサージなどの施設を揃えた「スーパー銭湯」が流行し、広がりを見せた。 >>「ダメだとわかっていたが止められず」25歳会社員、朝の駅で女子高生に下半身を露出<< そんな銭湯だが、昭和の時代から女風呂を覗きたいと考える男が出現。2021年にも現れた。 今年1月には、広島県福山市の入浴施設で、かつらをつけて化粧をするなどして女装した36歳の県立高校男性教師が女湯に入ろうしたとして、建造物侵入の疑いで逮捕された。取り調べに対して、男は「申し訳ないことをした」などと容疑を認めている。 4月には、宮崎県宮崎市のホテルに設置された公衆浴場で、59歳の男が女性用の服とパンツを着用して女湯に入り、そのまま浴槽に浸かった。その様子を見た女性客が通報し、警察官が建造物侵入の疑いで逮捕した。取り調べに対し、「女性客と話がしたかった」と意味不明な供述した男だが、行動を見れば、「女性風呂に入りたい」という欲求を持っていたことは明らかだ。 そして7月にも、千葉県習志野市の温浴施設で、自称アルバイトの32歳男が長髪のカツラにTシャツとズボン、そしてシリコンを詰めたブラジャーをして入店し、女湯に向かった。この様子を目撃した女性店員が、男に「佐藤さん」と呼びかけ、返答が男の声だったことから変装を見破り、身柄を取り押さえ、建造物侵入の疑いで逮捕した。男は取り調べに対し、「女性の裸が見たかった」と容疑を認めた。 「現在のスーパー銭湯では、防犯カメラが至るところに設置されていますし、フロアもきっちり分かれている。従業員もインカムなどで常に連絡を取り合っていますし、侵入はほぼ無理です。それに変装したところで、モノはついているわけですから、客が気がつきますよ。また、最近は受付の際に手渡されるリストバンドや、ホテルのキーに対応し、女性でなければ開かないドアなども登場しています。男性が女湯に入ることは、近代化された入浴施設では不可能です。また、昔ながらの銭湯でも、従業員がしっかり監視しているので、基本的には無理ですね。女湯を覗きに行くのは、逮捕されに行くようなものです」(スーパー銭湯に詳しいライター) 変装しても、無理なものは無理である。
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社会 2022年01月03日 06時00分
電気技師の男、無免許で医師と名乗り自宅のテーブルで男性器を切断 男の自宅で遺体発見も同情の声も
新型コロナの流行で、副業を始める人が増えているが、海外には驚くような副業を始めて、のちにとんでもない事件を起こした人がいる。 >>スマホ充電できると声掛け誘拐 12歳少女を監禁、9時間半暴行した39歳男を逮捕<< ドイツで医師免許がないにもかかわらず、男性の性器を切断して死なせたとして起訴されていた男に対し、ミュンヘン地方裁判所が有罪判決を言い渡したと、海外ニュースサイト『Daily Mail』『abc news』などが12月7日までに報じた。 報道によると、ドイツ南東部の都市マルクトシュヴァーベンで、電気技師として働く67歳男は、借金の返済に追われていたという。男は、元妻の葬式費用、生前の治療費などを必要としていたと伝えられている。男は同僚から「通電はSM趣味の人相手に稼げる」と聞いて、SMが趣味の人が集まるサイトを通じて「客」を探したそうだ。「通電」とは電流を流すことを意味するが、SMプレイのひとつに、性器や乳首など体の敏感な部分に電流を流して快感を得るプレイがあるようだ。 男は副業を始めた当初、客の要求に応じて通電、電気ショックなどを施していたが、徐々に内容はエスカレート。睾丸や陰茎など、男性器を切除する「去勢手術」もするようになった。男は医師免許を持っていないが「医師」と名乗っていたそうだ。切断場所は、主に男の自宅のダイニングテーブルの上で、メスを使っていたという。 2020年3月ころ、男は男性A(年齢非公表)の依頼を受け、Aの睾丸を切除することに。しかし、うまくできずに、陰茎の一部を切り取ってしまったという。手術後に男性の容態が悪化したが、男は副収入が入らなくなることを恐れ、Aをそのまま放置。その際Aに意識があったのかどうかは伝えられていない。Aはのちに死亡し、男は遺体を段ボールに入れて隠したそうだ。 事件発生から3週間後、警察が男のアパートを訪れ家宅捜査したところ、段ボールの中からAの遺体を発見したという。警察は殺人の疑いで男を逮捕した。警察は男逮捕までの経緯を公表していない。警察の調べによると、2018年7月から2020年3月まで男はAを含む合計8人の男性器を切断したそうだ。切断料金は部位によるようだが、3万円から16万円ほどだったと伝えられている。男の切断術は粗雑なもので、男性たちは苦しむだけで、病院の治療が必要なレベルであった。実際に男の施術を受けた何人かは病院に駆け込んでいるという。 なお、被害者たちは、女性として生きたい、ポルノ中毒を断ちたい、宦官(かんがん)になりたいなどの理由で男性器の切断を求めたという。8人とも合意のうえで、男の切断術を受けているようだ。 2021年10月28日、男の裁判が始まったが、男は殺人容疑を否認。「睾丸を切断してから、数日経過していた。Aの死は私の責任ではない」と主張した。審理は複数回行われ、12月7日に開かれた裁判では、加重暴行罪などで有罪となり、8年6カ月の禁固刑が言い渡されたという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「お金のためとはいえ、他人の性器を切断するなど普通できない。常軌を逸している」「男に切断を依頼する客も悪い。ダイニングテーブルに横になった時点でわかるだろう」「麻酔は使っていなかったのか? 想像を絶する痛みだ」「SMが趣味だから、痛みで快感を得たい人たち。ウィンウィンの関係」「恐ろしい。股間がうずきます」「被害者も切断を望んでいたから殺人ではなさそう」「元妻のための借金か。心優しい男。何だか同情してしまう」など、様々な声が上がった。 素人が人体の一部を切断すれば、命の危険があることくらい容易に想像がつく。容体悪化後も助けを呼ばずに保身に走るなど、身勝手極まりない男の犯行は、到底許されるものではないだろう。記事内の引用についてElectrician who CASTRATED men on his kitchen table after advertising himself as a doctor on sado-masochist websites is jailed for eight years in Germany(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-10284237/German-convicted-castrating-men-kitchen-table.htmlGerman convicted of castrating men on his kitchen table(abc news)よりhttps://abcnews.go.com/International/wireStory/german-convicted-castrating-men-kitchen-table-81603364
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社会 2022年01月02日 21時00分
「まじでウンコ」ヴィーガン批判は炎上狙いの指摘も ホリエモン、2021年も敵を増やす?
2021年もネットを騒がせたのが実業家のホリエモンこと堀江貴文氏だ。コロナ関係に限らず、さまざまなトピックで物議を醸した。 >>ホリエモン「自分の知名度を上げたいんでしょ」ひろゆきをバッサリ? 前澤氏との「お金贈り」バトルが波紋<< 最も大きなものがメンタリストのDaiGo氏に関するものだろう。DaiGo氏が8月にYouTubeでホームレス差別と取れる発言をして炎上した。これ対し堀江氏はYouTubeで「メンタリストDaiGoを炎上させたい人がすげぇ頑張って炎上させている感じ」とコメント。DaiGo氏の発言を批判しなかったことから「身内をかばっている?」「ここで逆張りしなくてもいいんじゃないの」といった批判が集まった。さらに堀江氏は、2020年の自身の炎上案件である餃子店騒動を引き合いに出していたため「結局自分が正しいって言いたいだけでは」といった批判も集めてしまった。 さらに11月には、飛行機に乗る際の手荷物検査について、Twitterで「空港とかの手荷物検査って何で毎回飲み物の検査していいですか? って聞くんだろうね。検査しないと持ち込めないんだから、黙って検査すりゃいいのに」「マスクして出来るだけ黙れと言ってるのと矛盾してるよね」と疑問を投げかけたものの「初めての人はいきなり検査されたら驚くんでは」「もはやクレーマー」といった非難を集めてしまった。 同月には完全菜食のスタイルであるヴィーガン食を学校給食に取り入れる動きがあることに「まじでウンコだな」と捨て台詞をツイート。さらに「舐めてると奴らはどんどん肉食に関与してきますよ」ともコメント。これにはヴィーガンの当事者から「まだこんな事言ってんのか」「わざとネットで騒ぎにしようとしているのが見え見え」といった声が聞かれた。 ホリエモンの「物申す」キャラクターが依然として物議を醸しているのは確かなようだ。記事内の引用について堀江貴文氏のYouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCXjTiSGclQLVVU83GVrRM4w堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp
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社会 2022年01月02日 10時00分
「もうネタ切れ」と揶揄も 2021年話題になった小池百合子知事のスローガン先行の珍キャッチコピー
2021年に注目を集めた社会派トピックの1つが、小池百合子東京都知事のスローガン先行のキャッチコピーだろう。 >>「自分で蒔いた種」発言だけじゃない、麻生大臣と小池知事の因縁 「理解不能」と切り捨てたことも<< 小池氏はこれまでにも、2016年の都知事選出馬時に表明した「7つのゼロ」から、コロナ対策で2020年の流行語年間大賞を受賞した「3密」、感染者数をライトアップの色で示す「東京アラート」、会食時に留意すべき「5つの小」などのキャッチーなフレーズを生み出してきた。だが、中には失笑を買ってしまったキャッチコピーも存在する。今年はどんなものがあっただろうか。 4月にはコロナの感染拡大を受けて、「変異株と素手で闘うためには、みなさま方のご協力が欠かせない」と呼びかけた。この時期はワクチン不足が叫ばれており、小池氏としては何とか頑張っているとアピールしたかったのだろうが、「素手で闘う」のフレーズがふさわしいかは疑問符が付くところだろう。 6月には、午後8時までの帰宅を訴えるにあたり、蛙のイラストを使って、「職場からかえる」「お店からかえる」「寄り道せずかえる」「ウチで気分をかえる」と訴えた。しかし、これには「バカにされているようだ」といった声も。さらに、会見でも「8時だよ、みんな帰ろう」と述べたことで、「ドリフじゃないんだから」といったツッコミが殺到してしまった。 7月の会見では「ワクチンが行き渡るまでが勝負。この夏を最後のステイホームに」と訴えた。しかし、このフレーズも聞き飽きたものであり、「最後のステイホーム」を元に、映画のタイトルシリーズなどにかけた大喜利がツイッター上でブームとなった。 10月には、ワクチン接種をスマホアプリに登録した人に対して特典を用意する「東京ワクション」を発表するも、「もうネタ切れじゃん」「これまでと違ってキレがない」といった低評価を集めてしまった。 それでも、小池氏が会見で出す「フリップ芸」は、いまだ注目を集めていると言えるだけに、今後の新ネタも気になるところではあろう。
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社会 2022年01月02日 06時00分
別れ話に激怒した男、妻をメッタ刺し「股間を大きくする薬の副作用」が認められて減刑に
2021年も残りわずかとなった。今年も新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅で家族で過ごすことが多かった年となったが、衝撃的な判決で世間をにぎわせた夫婦の事件がある。 >>夕食に玉ねぎが入っておらず激怒 35歳の父親、妻と4人の子どもを斧で殺害<< 妻を刃物で刺して殺害したとして、殺人罪で起訴されていた男に対し、米マサチューセッツ州上級裁判所が傷害致死罪を認め判決を言い渡したと、海外ニュースサイト『The Mercury News』『The Sun Chronicle』などが2021年8月24日までに報じた。 報道によると2016年1月27日夜、41歳の男は、当時34歳の妻、当時10歳の娘、乳児の息子(年齢非公表)、妻のめい(年齢非公表)と食卓を囲み、夕食をとっていたという。食事の最中だったが、妻は突然「別れたい」と男に切り出したそうだ。妻は他に好きな人がいて交際していると告白したようだ。男は激怒し、台所から包丁を持ち出して、妻をめった刺しにしたそうだ。 娘は男を止めようとしたが、男は娘の顔を殴り、娘の携帯を取り上げた。自宅アパートを後にした男は、そのまま車で走り去ったという。娘は母親の携帯を使って警察に通報。駆け付けた警察は台所付近に倒れている妻を発見したが、出血がひどく意識はなかったという。妻は病院に搬送されたが、死亡が確認された。妻の顔、腕、腹部には50カ所以上の刺し傷があったという。 逃走した男の車は、付近の高速道路を時速160キロ近いスピードで走行したが、センターラインを越え、対向車線を走行中の乗用車と衝突して停止した。指名手配されていた男は駆け付けた警察に逮捕された。なお乗用車を運転していた女性は、この事故でひどいけがをした。 逮捕された男は、第一級殺人、脅迫、暴行、危険運転など複数の罪で起訴された。裁判では「殺意」をめぐって、男側と検察側の意見が対立したという。男の代理人弁護士によると、男は妻殺害を認めて自供しているが、殺意を否認。その理由を「男性器が成長しなかった。大きくするための薬を飲んでいた。飲酒のうえに、薬の副作用で怒りのコントロールができなかった。長年、うつなどの精神的な問題を抱えていた事実もある」と主張した。 検察は「男の服用していた薬は、筋肉増強作用のあるステロイド(ホルモン剤の一種)。精神的な問題とは関係ない。50カ所以上刺すなど明確な殺意があった」と主張。事件発生から約5年半後の2021年8月20日に開かれた陪審員裁判では、男を複数の罪で有罪とし、妻殺害については傷害致死と認定し最大で20年の禁固刑、娘に対する暴行罪は最大10年、危険運転で最大15年、合わせて45年の禁固刑を男に言い渡した。 男の主張が認められて、減刑された形だ。検察の主張する第一級殺人が認定されていた場合、終身刑の可能性もあったという。 判決を受けて妻の家族は「判決には失望した。殺された娘に申し訳ない」と各社取材に対し語っている。控訴するかは検討中だという。 このニュースが世界に広がるとネット上では「別れを切り出されたくらいで、めった刺しとは常軌を逸している」「妻を寝とられ、ナニは小さい。陪審員の同情を引ける内容だ」「サイズのコンプレックスで減刑されるなら、背が低く太っていても、減刑してもらえるのか」「母親を目の前で殺された子どもらたち心配。一生トラウマ」「なにも一家団らんの食卓で、別れを切り出さなくても」「こんな男と別れて正解だが、妻も夫への配慮が足りなかったな」など、様々な声が上がった。 愛するパートナーから突然別れを切り出されたら、精神的なショックは相当なものだ。怒りを抑えて冷静な対応ができなければ、取り返しのつかない結果を招いてしまう。記事内の引用についてWendy Murphy: Small penis defense results in manslaughter conviction(The Mercury News)よりhttps://www.mercurynews.com/2021/08/24/wendy-murphy-small-penis-defense-results-in-manslaughter-conviction/Jury hands down manslaughter verdict in 2016 killing of Norton woman in front of her kids(The Sun Chronicle)よりhttps://www.thesunchronicle.com/news/local_news/jury-hands-down-manslaughter-verdict-in-2016-killing-of-norton-woman-in-front-of-her/article_db7728d6-9344-5d6a-bfc2-d031fd70694c.html
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社会 2022年01月01日 07時00分
片山さつき議員が「文春」報道に敗訴 文春砲訴訟、過去には野球界の闇が証明されてしまったケースも?
片山さつき参議院議員が『週刊文春』(文藝春秋)の報道を巡って、損害賠償を求めた裁判で敗訴し、話題となっている。片山議員は、国税当局に口利きをした報道に関し、名誉を傷つけられたとして1100万円の損害賠償を求めたが、東京地裁は請求を棄却した。判決では事実関係は存在したと認められた形となる。 >>梅沢富美男、記者の前で裸になったことも「昔はもっとひどかった」過去の週刊誌報道の裏側を明かす<< 週刊誌報道を巡る裁判はこれまでに何例もあるが、それぞれ訴えた側の勝訴、敗訴と明暗と分かれている。基本的には、報道内容に関して事実であるか否かが争われていると言えるだろう。 爆笑問題の太田光は、2018年に『週刊新潮』(新潮社)に報じられた大学への裏口入学報道を巡って裁判を行い、2021年12月24日に一審に続き二審でも勝訴している。太田の場合、裏口入学の事実は無かったと言えるだろう。 元プロ野球選手で読売ジャイアンツ監督の原辰徳氏は、2012年に『週刊文春』に女性問題のトラブルから暴力団員に1億円を支払った記事が掲載された。原氏側は名誉を傷つけられたとして、損賠賠償を求めて裁判を起こすが、2016年に2審判決で敗訴が確定している。こちらは、やはり事実関係はあったということになるのだろう。 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏は、2013年に『週刊文春』に政界進出前に性的な接待を受けたとされる報道が出た。橋下氏はこの記事に対し、1100万円の損害賠償を求め訴え、1、2審とも文春側に220万円の支払いを命じる判決が出て、橋下氏の勝訴となった。 橋下氏は、今回の太田の記事を巡る判決にも「今回の週刊新潮の取材方法は報道機関としてあるまじきずさん極まりないものでした。芸能人に関する報道であっても、今の時代にあっては、確たる裏付けを持っておこなうべきです」とコメントしている。やはり、争うべき点には毅然としたスタンスを取る人物だと言える。 週刊誌報道を巡る裁判は、これからも加速化して行きそうだ。
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社会 2022年01月01日 06時00分
ワクチン証明書を偽造した男、妻の上司にバレ妻と3人の子どもを殺害 逮捕され家族離散を恐れ犯行
コロナ禍におけるワクチン接種をめぐっては国内外で大小問わず問題が起きている。とある国ではワクチン接種証明書の偽造によって悲しい結末を迎えた一家がいる。 >>コロナ禍の外出制限に違反したカップル、警察に捕まる 車内で恥ずかしい姿で発見され拘束<< ドイツ・ブランデンブルク州で、ワクチン接種証明書を偽造した40歳の男が偽装発覚を恐れ、家族を殺害し、自殺したと海外ニュースサイト『The Independent』と『Daily Mail Online』などが12月8日までに報じた。 報道によると、男には40歳の妻と10歳、8歳、4歳の3人の娘がいたという。男はある日、妻のワクチン接種証明書を偽造した。妻は同州にある工科大学で働いていて、偽のワクチン接種証明書を学校側に提出しなければならなかったそうだ。妻の職種は不明である。 妻は偽の接種証明書を学校側に提出したが、妻の上司が偽造であることを知った。なお、ドイツでは、学校関係者はワクチンの接種を推奨されており、接種していない場合は定期的にコロナの陰性証明書を提出する必要がある。ドイツの接種証明書はスマートフォンのアプリで表示できるもののほか、手のひらサイズの紙の冊子に手書きで接種した日と医師のサインが書かれるものがある。男が偽造した証明書はアプリのものだったのか紙のものだったのかは不明である。また妻がワクチン接種をしていなかった理由について記事中では明かされていない。 男は妻の上司が偽造であったと知ったことから自分と妻が逮捕され、子どもたちが施設に連れ去られるのではないかと考えたようだ。家族がバラバラになることを恐れた男は、銃で妻と子どもを殺害し、その後、銃で自殺したという。 数日後、近隣住民が窓越しに家族が死亡しているのを発見。近隣住民が警察に通報し家族の死亡が確認された。警察によると、自宅からは夫の遺書が見つかり、遺書にはワクチン接種証明書を偽造して上司から訴えると言われていたことや、訴えられて子どもたちが自分たち夫婦の元から連れ去られることを恐れていたという内容が書かれていたそうだ。妻の上司もワクチン証明書の偽造をめぐり、妻と対峙していたことを認めている。 なお、ドイツの銃規制は厳しく、一般人が銃を所持できるのは猟師など限られた人に限定されている。警察は男が銃携帯の免許を保持していなかったと明かし、銃の入手経路について今後調査を進めるとしている。 事件が報道された2021年12月現在、ドイツはワクチン未接種者の行動を大幅に制限しており、レストランや映画館などはワクチンを接種した人かコロナに感染して最近回復した人だけが入場できるようになっていた。『Daily Mail Online』は、こうした背景も事件が起こった原因かもしれないと指摘している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「いくら偽造がバレるからといって殺人まですることはない」「子どもには罪はないのにひどい」「コロナ禍がなければ起きなかったかもしれない事件だと思うと悲しい」「男はワクチン接種に対してそこまで追い詰められていたのか」「ワクチン接種は任意であるべき。しなければならないという社会的風潮には疑問を感じる」などの声が挙がっていた。 今回の事件は、コロナ禍が引き起こした残酷な事件の一つといえよう。記事内の引用について「Man kills wife, three kids and himself ‘in fear of punishment over fake Covid pass’」(The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/uk/crime/man-murders-family-vaccine-pass-germany-b1971595.html「German teacher used illegal handgun to shoot dead his three girls in their bedrooms before killing his wife and himself after her university bosses threatened to 'rigorously pursue' fake vaccine pass」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-10287241/Germany-Covid-Teacher-killed-family-illegal-handgun-fake-vaccine-pass.html
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社会 2021年12月31日 22時00分
携帯ショップで「胸を触らせろ」2021年も多数発生のカスタマーハラスメント
2021年も続いた、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言等を受けた外出自粛。 >>22歳男、女性店員の尻に下半身を押し当て逮捕「同じような行為を30回以上はした」と話す<< 11月になり、ようやく東京都で1日の新規感染者が30人を下回るなど落ち着きを見せたものの、東京オリンピック期間中の8月には、新規感染者が4000人を超えるなど、最悪な状況となった。 そんな外出自粛によるストレスで、さまざま店の従業員に難癖をつけるカスタマーハラスメントも多数発生。今年5月には、鳥取県倉吉市内の携帯ショップで応対した女性店員に「ボインちゃん」「胸を触らせろ」などと卑猥な言葉をかけた41歳の男が翌月、迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されている。 9月には、北海道札幌市中央区に住む48歳の男が、携帯電話ショップ店員の電話応対に腹を立てると店を訪れ、店員の胸ぐらをつかんでそのまま壁に押し付けるなどして暴行の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、男は「店員の態度が気に食わなかったので店まで出向いた」と話し、ネットユーザーから怒りの声が相次いだ。 また、同月には佐賀県神埼市でも、飲食店でコーヒーを購入した64歳の男が、駐車場の車に戻ると女性店員を呼びつけ、「購入した商品の味がおかしい」「山に埋めてやろうか」などと危害を加えるような発言を繰り返し、11月に入り脅迫の疑いで逮捕された。 いずれのケースも、店員を著しく下に見た男が難癖をつけた上に、脅迫めいた発言や暴力、卑猥な言動を投げかけるというもので、まともな人間なら、絶対にやらないものと言える。しかし、このような人物がいることもまた、残念ながら事実である。 「お客様は神様ではありません。店側にも客を選ぶ権利というのはあります。それを店側が認識するべきです。まだまだお客様が怒っているなら、取りあえず謝罪しろという店舗が多いのですが、それでは従業員を危険な目に遭わせることになります。店舗も従業員を守るという意識を持つべきですが、ブラック企業などでは、まだまだ根付いていないのも現状です」(元飲食店マネジャー) コロナでフラストレーションが溜まっている日本国民。カスハラをする人はごく一部だが、店舗側もしっかりとした対策を取ることが必要になりそうだ。
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社会
〈企業・経済深層レポート〉コロナ禍で唐揚げブーム再燃の背景
2020年08月11日 06時00分
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警察におならをして罰金、おならを笑われてナイフで脅す…“おなら”きっかけの笑えない事件
2020年08月11日 06時00分
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お漏らしで出禁になった67歳男、入店止められ女性に暴力 意図的な粗相だった?「最低」の声【モンスタークレーマー事件簿】
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縦読みだけじゃない? コロナ禍で明るみになったドン引きの不倫匂わせ
2020年08月10日 12時00分
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客がマクドナルド店員の顔を殴る、きっかけは些細なミス 「モンスター客」非難の声殺到
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社会
コロナ禍でも自粛警察がいない? ドイツ国民の意識を変えたメルケル首相の一言とは
2020年08月09日 06時00分
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社会
わずか4歳の少女を強姦殺人した中年の正体、DNAが一致するも警察が動かない理由とは【未解決事件ファイル】
2020年08月08日 19時00分
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社会
蝶野正洋の黒の履歴書 ★スポーツの新しい応援様式
2020年08月08日 18時00分
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社会
深いところで4メートル! 有名ホテルの噴水に飛び込んで泳いだ男性 溺れて死亡するも「愚かな行為」と呆れ声も
2020年08月08日 06時00分
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社会
33歳アルバイト男、同棲相手の10代女性に暴力、髪を切るよう強要し逮捕 言い訳にもドン引きの声
2020年08月07日 19時00分
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社会
冷凍餃子は手抜き?「ポテサラ爺さん予備軍」問題に味の素SNSが“神投稿”で絶賛の声
2020年08月07日 12時45分
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社会
舛添要一氏、安倍首相の会見「何も言っていないのと同じ」と批判 小池知事は「自粛要請マニア」
2020年08月07日 12時00分
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社会
自分の店に火をつけた男が逮捕、理由はコロナ滅菌のため 精神的に追い詰められていた?
2020年08月07日 06時00分
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社会
北朝鮮“女帝”金与正が激怒! 脱北者や人権活動家にサイバー攻撃大号令
2020年08月07日 06時00分
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社会
吉村知事の“うがい薬会見”にキンタロー。怒り!「少しイライラしました」
2020年08月06日 20時00分
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社会
40代女性、救急車を呼ぶも保健所の連絡を勧められ対応遅れ死亡 女性の母が「3,4日前から発熱」と連絡
2020年08月06日 19時00分
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社会
上司に許可を得て必要不可欠な外出をしたのに解雇 60歳男性が受けた処分が物議
2020年08月06日 12時00分
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社会
ワンタンを食べ過ぎた男性、腸が破裂 一命を取り留めるも、衝撃の原因に恐怖の声
2020年08月06日 06時00分
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社会
庶民の味方「サンマ」と「イカ」が地球温暖化で歴史的大不漁!
2020年08月06日 06時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分