>>須藤元気議員、離党届不受理のまま山本太郎候補のビラ配り? 連日の応援活動が話題に<<
しかし、演説を始めて間もなく、警察から中止の要請が入る。山本氏は根拠を示すように求めるが、警察は応えない。山本氏は「なるほど警察も一体なわけですね」「恐ろしい国になったものです」と批判した。これには、ネット上で「本当に恐ろしいですね」「山本太郎、暗闇の中の一筋の光のような存在」といった声が聞かれた。一方で、山本氏の行動は「ゲリラ街宣」と銘打たれている。一部報道では、事前に使用許可を取っていたが、警察側が拒否したとも伝えられる。そのため、「警察が判断したならば、止めざるを得ないのでは」といった声も聞かれた。
山本氏はその後も、あくまでも自分自身の独り言をマイクが拾っているというスタンスで街宣を続けた。さらに、人気漫画作品『難波金融伝・ミナミの帝王』の萬田銀次郎のものまねを披露するなどユーモアのある流れも。大阪都構想については「横綱が小結になるようなもの」といったわかりやすい例えを用いて、そのデメリットを強調していった。
大阪都構想の是非を問う住民投票の投票日は11月1日であり、選挙戦は3週間の長丁場に渡る。初日にこのようなトラブルが生じたため、今後にもさまざまな波乱が予想される。今回の住民投票が否決された場合は、吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長は政界引退を辞さない覚悟も見せており、背水の陣を敷いた戦いは投票日まで注目を集め続けそうだ。
記事内の引用について
山本太郎氏のツイッターより https://twitter.com/yamamototaro