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須藤元気議員、離党届不受理のまま山本太郎候補のビラ配り? 連日の応援活動が話題に

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山本太郎氏

 立憲民主党の須藤元気議員が東京都知事選で、れいわ新選組の山本太郎候補を連日のように応援し、話題になっている。須藤議員は立憲民主党所属の参議院議員ながら、都知事選では党が支援を表明した宇都宮健児候補ではなく、山本候補の応援している。いわば党の方針に反していることになる。山本候補に応援するに先立ち、離党も表明しているが、現在までに離党届は受理されていないと伝えられている。

 ​>>離党届の須藤元気議員、党は受理せず議員辞職へ? 元モー娘。市井の当選あるか、現在の役割は<<​​​

 須藤議員は比例代表で当選しているため、離党するからには党の議席を返上すべきという批判が多い。6月29日のツイッターでも、期日前投票の報告と「地元の江東区でビラ撒きをしてきました。暑かったです〜(^ ^;)」と選挙活動を報告しているが、そこにも「立場を考えて欲しい」「まず議員を辞めてから応援すべき」といった否定的なコメントが見られた。ただ、須藤議員の一本気な姿勢に肯定的なネットユーザーも多いようで、「須藤さんのガッツリサポート、本当に頭が下がります」「応援演説ばかりでなく、めちゃ地道なお手伝いもしていただいてたのですね」といった声も聞かれた。
 須藤議員は、山本候補の応援演説では「ロスジェネ」の立場の苦しみを実体験として訴えることが多い。単なる著名人議員を越えた言葉を述べていると言える。

 そんな須藤議員に対して、立憲民主党としては、枝野幸男代表や、福山哲郎幹事長が静観する姿勢を示すなど、強い批判を出していない。さらに一部では、須藤議員と同期当選の立憲民主党の議員が慰留に動いているという報道もある。

 これは須藤議員の「アツさ」に対する好感度があるため、批判のトーンを強めた場合、立憲民主党への批判が及んでしまうことを懸念していると見られる。党として須藤議員に何かしらの判断が下されるのは、都知事選後になりそうだ。

 現在のところ、須藤議員が「大きな風」を巻き起こしているのは確かと言えるだけに、残り約1週間の選挙戦も要注目であろう。

記事内の引用について
須藤元気氏のツイッターより https://twitter.com/genki_sudo

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