>>運転中の85歳男、自転車に乗る8歳男児と衝突し逃走 「ブレーキを踏むことが出来ずに進んだ」の言い訳に怒り<<
これだけでも驚いてしまうが、男には驚きの背景が。警察官が現場に駆け付け、男に免許の提示を求めると、免許を持っていなかったのだ。警察の取り調べに対し、「生まれてから一度も免許を取ったことがない」と話しているという。なお、所有していた車は、妻の名義だった。
男は道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕。警察は現在、男がいつから運転していたのかなどについて、調べを進めている。このような、生まれてから一度も免許を持っていないのにもかかわらず、運転を続けていたという73歳男に、「なぜ免許がないのに運転できたのか。また、知識を持っていたのか。全くわからない」「保険にも入っていないだろうし、莫大な修繕費はどうするつもりなんだろう」「無免許で73歳まで安全運転をしていたとしたら、それはそれで凄い」と驚きの声が上がる。
また、2019年に東京・池袋で「フレンチの予約に遅れそうだから」という理由で自動車を暴走させ、当時31歳の母親と同3歳の子どもを轢き殺し、通行人9人に重軽傷を負わせた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告が8日に開かれた初公判で無罪を主張したことに触れ、「無免許でも正直に間違えたって申告したのはよかった」「無免許はダメだけど、逮捕されているし本人も罪を認めている。無罪を主張した上級国民よりマシ」「無職だと怪我人がいないのに即座に逮捕されて、勲章持ちだと2人殺めても逮捕されないのはおかしい」と言う声も多かった。
相次ぐ高齢者ドライバーによる事故。免許返納をすることが望ましいが、過疎地域などでは難しい側面もある。無免許運転は論外だが、容疑者の地位や立場によって刑罰が変わっているとすれば、おかしいと言わざるを得ない。