番組は一連の日本学術会議任命問題を取り上げ、例によって元衆議院議員の田中秀征氏や毎日新聞論説委員の元村有希子氏が、菅義偉総理大臣を激しく批判する。そして司会の関口宏が、青木氏に意見を求めた。
>>「ときめきを感じない」政権発足前から菅官房長官をコメンテーターが猛批判、『サンモニ』が物議<<
すると、青木氏は「6人の方をなんで排除したのかを、せめて説明してもらわないと。巷では、政権の意向に反することを言ったからじゃないか、という風に思われちゃってるわけですよね」と持論を展開する。
さらに、「いろんなネットなんかもそうだし、政権も言ってるですけど、国費を投入してるから税金を投入してるから当たり前だみたいなこと言うんだけれど。別に、税金って時の政権のものじゃなくて、納税者全員のものですよね」とコメント
そして、「基本的には多数決でそれを運営していくんだけれども、一方でやっぱり少数者、時の政権に対して疑問を呈する人とか、批判をする人っていうことの意見も大切にして運営していかないと。差別とかヘイトは論外なんだけれども。その多様性とか社会の進歩ってことを担保するわけですよ」と批判に耳を傾けるべきだと怒りを見せる。
続けて、「6人がなぜ排除されたのか、最低限説明して先に行かないと。学術会議のあり方を見直すとかなんとかっていうのは別の話ですよね」と批判した。
「任命を拒否した理由を説明するべきだ」という意見には、「その通り」「よく言ってくれた」賛同するネットユーザーも多かったが、一部視聴者から「じゃあ『サンデーモーニング』はどうなのか。一方的な見方ばかりしているではないか」「番組や青木氏を批判する声に耳を傾けているのか」「韓国や中国、北朝鮮のやり方に批判的な声は黙殺しているではないか」「政権批判の前に、番組の姿勢を自戒するべきだ」との声が相次ぐ。
AV監督の村西とおる氏は、この放送を見て憤りを持ったのか、自身のTwitterで「長年にわたり左巻きの偏向報道を続けてきたTBSサンモニ。とっくの昔に放送法第4条で電波停止を命じられるべき。それでも偏向報道を続ける論拠は何か。少なくとも国民の財産の電波を利用し生計を立てているなら最低限の“公正中立”の放送の厳守は当たり前。『権力を批判』の美名のもとに言論テロはやめよ」と番組の姿勢を厳しく批判した。
韓国、中国、北朝鮮に好意的で、政権批判を繰り返しているというイメージを視聴者に与えている『サンデーモーニング』。日本学術会議や政権に説明責任や批判的な声に耳を貸すべきだと要求するならば、放送法に基づいたテレビ番組で、偏りを感じさせるような政権批判を繰り返し放送しているのか、また番組に寄せられているネット上の批判的な声について、どう感じているのか説明するべきだと感じた人もいたようだ。
記事の引用について
村西とおるのTwitterより https://twitter.com/Muranishi_Toru