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「サイレンがうるさい」救急車に生肉を投げた男が逮捕 「あまりにも身勝手」怒りの声

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画像はイメージです

 沖縄県浦添市で、救急隊員の職務を妨害したとして公務執行妨害の疑いで住所不定無職の43歳の男が逮捕された。
 男は4日午後10時45分頃、浦添市の国道で、患者を搬送中するため緊急走行中だった救急車に対し生肉の入ったビニール袋を投げつけ車両を止めるなどして走行を妨害。公務執行妨害の疑いで逮捕された。

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 警察の取り調べに対し、男は「サイレンがうるさかった」という趣旨の供述をしている。救急車に損傷なく、職務に支障もなかったが、それはたまたまであり、仮に救急車乗っている人が一分一秒を争うような容態だった場合、搬送されていた人が亡くなる可能性もあったと言わざるを得ない。

 それだけに、「あまりにも身勝手な行動。許せない」「自分が気に入らないから生肉を投げる。常軌を逸してる」と怒りの声が上がる。一方で、「どこかの活動家ではないのか」「本当に日本人なのか」「治安を乱すことが狙いではないのか」という指摘も出た。

 救急車のサイレンについて、「うるさいから止めろ」とクレームを入れる人間は多々存在する。大阪市のウェブサイトには、「市民からの声」として、「パトカーや消防車、救急車などの緊急車両が日常的にけたたましく走行するのが悩みのタネ」「サイレンが鳴りっぱなしなのは乳幼児の成長に悪影響ではないか」「サイレンのせいで住みにくい街の汚名を着せられていませんか」「深夜は音量を上げず、スピーカーで叫ぶのを止めるなどの配慮をしてください」という書き込みが寄せられている。

 サイレンがうるさいと感じてしまうことについては理解を示す声もあるが、大きな音を鳴らすのは緊急車両が道路を走行するため、事故を防ぐ目的である。浦添市の容疑者も、自分が大病や怪我を負い、一刻一秒を争う事態になった場合、救急車で搬送されることになる。「うるさいから止める」行為は、身勝手と言わざるを得ない。

記事の引用について
大阪市ウェブサイト
https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000494217.html

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