社会
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社会 2013年02月14日 11時45分
名古屋市営バスでまた不祥事 今度は営業運転中に携帯メール、読書
名古屋市営バスで、また不祥事が起きた。 名古屋市交通局は2月8日、市営バスの運転中に携帯電話のメールを見たり、雑誌を見たりしていたとして、鳴尾営業所の男性運転手(40)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。 市交通局によると、この運転手は昨年12月26日から1月4日の間、信号やバス停で停車した際などに、知人からのメールや情報誌、週刊誌を読んでいた。ドライブレコーダーで確認できる7日間では、メールは50数回、雑誌は約350回読んでいたという。1月4日に、乗客から営業所に苦情があり発覚。ドライブレコーダーの映像で確認された。 運転手は市の事情聴取に対し、「個人的な悩みを抱えていた。悩みを相談した知人のメールや悩み相談の記事を、一刻も早く読みたいと思った」と話しているという。 市交通局は「乗客に不安を与える、あるまじき行為で申し訳ない」と謝罪。指導・監督が不十分だったとして、上司3人も厳重注意処分とした。 同市バスでは昨年7月、中川営業所の男性運転手が、営業運行中に乗客からの注意に腹を立てて、突然バスを放置し立ち去るという信じられない不祥事があり、運転手は懲戒免職の厳罰を受けた。 その後、同11月には、中川営業所の男性運転手が車内で寝ている女性客に気付かずに、バスを営業所の車庫に入れてしまい、乗客の女性が2時間半にわたって車内に閉じ込められるトラブルがあった。 また、同月には稲西営業所の男性運転手が、運行中に急な車線変更などの乱暴運転や暴言を繰り返し、不安を感じた多くのの乗客が降車する不祥事が起きている。 ここまで、トラブルが続くと、同市バスの職員教育にも疑問符が付く。バスの運転手は乗客の命を預かっている。ましてや、民間のバス会社ではなく、市バスの運転手は市民の税金から給料をもらっている立場。もう少し、自覚をもってほしいものだ。(蔵元英二)
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社会 2013年02月13日 15時00分
橋下市長「変な音楽」発言で『小鳥が来る街』庁内放送中止に戸惑う島倉千代子
大阪市役所で昼休みの庁内放送に使用されていた島倉千代子の歌『小鳥が来る街』のメロディーが、橋下徹市長の“ツルの一声”で中止となり、またもや物議を醸し出している。 「橋下市長が1月30日、自身のツイッターに『今、大阪市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます』と書き込み、早々に変更の動きとなりました。もっとも、市長はこの歌が1964年の『緑化100年運動』の際に島倉サイドの全面協力により採用された背景までは知らなかったらしく、その後の会見では『変な』を撤回しています」(地元紙記者) とはいえ、メロディーの中止は覆らず、今は『小鳥が来る街』に代わって「市民サービスの向上のために、前例にとらわれることなく、これまで実施してきた方法を見直す」「職員ひとりひとりが“何をすべきか、何ができるか”自分自身で考えて行動する」などといったスローガンが、女性職員の声で放送されている。 最近では、体罰問題に端を発した桜宮高校の入試中止や、天王寺動物園の入場料見直しと、大阪市政で“問題提起”を連発する橋下市長。しかし、ボルテージを上げている割には「維新の会」以外の声は冷静だ。 「庁内の意識改革が思うように進まないことへの焦りか、市長十八番の話題作りといったところでしょう。今は、国政に気を取られ肝心の市政はガタガタやないか、などと言われたくない。参院選が近づいたら変わると思いますよ」(大阪市議) そんな中で起きた“変な歌”騒動だが、スローガン放送に対しても市職員の間では「今までのぬるま湯的な雰囲気を変えるには仕方がない」「市役所はサービス業であっても公共サービス。軍隊みたいなスローガンには違和感を覚える」と、賛否両論なのだ。 では、当の島倉さんはどう見ているのか。所属の日本コロムビアに尋ねると「特にコメントはありません」とのことだが、関係者によれば周囲には「寂しいわね」と漏らしたという。言葉には出せないまでも、胸中は「市長さんもいろいろ」では割り切れないようだ。
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社会 2013年02月13日 11時45分
埼玉の高校教諭が勤務時間中にナンパ指南書を作製し販売
とんでもない教師がいたもんだ。 埼玉県教育委員会は2月6日、勤務時間中に学校の備品でナンパ指南書を作り、インターネットを通じて販売したなどとして、県立越ケ谷高校(同県越谷市)定時制の男性教諭(31)を停職6カ月の懲戒処分にした。教諭は同日付で依願退職した。 県教委によると、教諭は昨年4〜11月の勤務時間中、「ロビン」の名で開設したブログに性描写を含む不適切な書き込みを繰り返した。 さらに、女性への声の掛け方やファッションなど、ナンパの方法を指南する「ロビンの恋愛商材」と題する冊子(A4判146ページ)を作製し、5人に1冊3万円で販売した。そのうち2冊は学校の備品のコピー機を使って印刷し、冊子を作っていた。職員室で印刷しているところを教頭に見つかり、問題が発覚した。 教諭は別の学校に勤務していた11年4月から、計30冊を販売した。「内容は全部フィクションで、知人の体験談などに基づいて創作した」などと話しているという。動機については「もうかるので続けてしまった」と話している。 教諭は12年4月から同校に着任。社会科の地理、歴史と公民を担当していた。 それにしても、教諭が勤務時間中に公務と関係ない自身のブログに不適切な書き込みをした上、ナンパ指南書を作って、学校のコピー機で印刷して販売するとは非常識もはなはだしい。教諭はまだ31歳の若さで退職に追い込まれ、前途ある未来は閉ざされてしまった。全く、バカなことをしでかしたものである。(蔵元英二)
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社会 2013年02月13日 11時00分
朝日新聞 社長の年頭挨拶は消費税増税問題 暗に指摘された“体力のない新聞社”とは
朝日新聞・木村伊量社長の年頭挨拶が、波紋を広げている。 木村社長によると、消費税増税に踏み切った場合、財務基盤が弱い新聞社が経営破たんに追い込まれるというのだ。 「食うか、食われるかの戦い。体力のない新聞社がギブアップし、新聞業界の地図が塗り変わるようなことも頭に入れておく必要がある」 木村氏が暗に指摘する“体力のない新聞社”のうち一社は、毎日新聞ホールディングス(以下、毎日HD)であろう。大手新聞社で同社だけが'13年3月期中間決算で最終赤字に陥っているからだ。 '11年4月に系列の毎日新聞社とスポーツニッポンを傘下におさめ再スタートを切ったが、直近である'13年3月期中間決算は、売り上げが1177億円(3.1%減)、経常利益が4億5700万円(前年同期は6億7800万円の赤字)。だが、中間最終赤字が21億2900万円(前年同期15億4700万円の赤字)となったのだ。 毎日新聞HDによると、部数・広告減にくわえ、投資有価証券評価損が原因で最終赤字になったという。毎日新聞HDを除く他紙はまずまずだから、余計、毎日新聞の経営悪化が目立つ。 日経新聞の'13年6月期中間決算は売り上げが1464億円(2.9%増)、経常利益が101億8700万円(51.7%増)、最終利益が63億2600万円(60.7%増)と大幅な改善。 朝日新聞も、'13年3月期中間決算は売り上げが2299億6200万円(0.2%増)、経常利益が94億9800万円(383%増)、中間最終利益が64億6700万円(前年同期は19億7600万円の赤字)と「木村体制」になってから業績がかなり上向いている。 また、産経新聞'13年3月期中間決算は売り上げ657億円(1.4%増)、経常利益が8億1200万円(43.2%増)、中間最終利益が2億5000万円(130.4%増)と心配された赤字にはならなかった。 読売新聞グループ本社は、'13年3月期の本決算期でないと公表しないのでここでは省く。 業績がよくない毎日新聞は、'12年12月11日付で消費税増税に踏み切った際の新聞への軽減税率適用を訴えている。 朝比奈豊社長は2期4年を終わり、今年は3期目に突入。そのため社長交代説や会社身売り説が出ている。 毎日新聞HDの巻き返しに期待したい。
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社会 2013年02月12日 15時30分
PC遠隔操作ウイルス事件の犯人逮捕でクローズアップされた“のまネコ騒動”とは?
4人の男性が誤認逮捕されるなど捜査が難航していたパソコン遠隔操作ウイルス事件で10日、東京都江東区在住の会社員・片山祐輔容疑者が警視庁合同捜査本部に威力業務妨害容疑で逮捕された。 先月5日に神奈川県・江の島の猫の首輪から遠隔操作ウイルスのプログラムなどが入った記憶媒体のマイクロSDカードを発見し、猫のいた場所の近くにある防犯カメラの映像を解析したところ片山容疑者の関与が浮上したことが逮捕の決め手となったが、逮捕直前に片山容疑者は都内の「猫カフェ」を訪れるなど猫を溺愛。そして、逮捕後、05年にネット掲示板「2ちゃんねる」に大手レコード会社・エイベックスの松浦勝人社長らの殺害予告を書き込んだとして、脅迫容疑などで逮捕され実刑判決を受けていたことが判明したが、片山容疑者が書き込む原因とされているのが“のまネコ騒動”だ。 「05年8月にモルドバ出身3人組・O-Zone(オゾン)のアルバム『恋のマイアヒ』がオリコン・アルバムチャート1位となったが、そのPVに登場する『のまネコ』なるキャラクターが2ちゃんねるの象徴的なアスキーアートで描かれたキャラクター・モナーに酷似。そのため、2ちゃんの住民が『パクリだ!』と激怒しのまネコの商標登録を強行しようとするエイベックスに対し、抗議電話や不買運動を呼び掛ける大騒動に発展。騒動が収束してからしばらくして、別件のネットへの殺害予告書き込みで逮捕されていた当時専門学校に通っていた片山容疑者が“のまネコ騒動”時の殺害予告の書き込みなどを供述して逮捕された」(芸能記者) エイベックスにすれば、片山容疑者の逮捕で“のまネコ騒動”が蒸し返され、ある意味とばっちりを受ける形となってしまった。
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社会 2013年02月12日 15時00分
健康不安再熱・安倍首相の後釜に色気プンプン麻生財務相(2)
ただし、こうした行いがまかり通るのは、政権奪還を果たした安倍総理が、何より麻生氏を信頼しきっているから。原因は総選挙時から二人三脚の戦いを繰り広げてきたからに見えるが、そこには意外や、長きに渡る“蜜月関係”が横たわっているのである。 前出の政治アナリストがこう語る。 「実は、麻生と安倍の蜜月関係がスタートしたのは'06年の総裁選時。共に出馬し小泉総理の後継を争ったことからなのです。派閥の異なる2人はそれまでほとんど口を利いたことがなかったが、その際、経済政策通でアキバオタクに絶大な人気のある麻生の意外な一面に、安倍が舌を巻いたという。そのため、安倍は総理・総裁に選ばれると、麻生を外務相に登用。さらにその後、改造内閣でも幹事長に大抜擢したほどなのです」 加えて、この両者の関係がさらに深まったのには、別の理由も存在するという。 それが、安倍総理を驚嘆させた経済手腕なのだ。麻生内閣が誕生した'08年に、世界経済を揺るがす「リーマンショック」が起きたことをご記憶の方も多いと思うが、その際に麻生氏は抜群の経済手腕を発揮しているのである。 「実はこの時、誰よりも早く打開策を発信したのが麻生なのです。麻生は同年米国で行われた緊急サミットに乗り込むと、ブッシュ米大統領らに緊急財政出動論(=国債発行で公共投資する景気刺激策)を展開し、米中仏を従わせた。さらにG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)に、時の中川昭一財務・金融担当相を送り込み、破綻寸前の新興国に国際通貨基金から10兆円の融資を引き出させ、世界経済を救ったのです。この偉業を称え、海外のエコノミストの中には、いまだに『世界経済が回っているのは、麻生のお陰』『麻生の国家経済経営論はピカイチ』と口にする者もいるほどなのです」(前出・財務省関係者) 要は、世界経済救済のために米国を中心に行われた財政出動は、麻生氏がその発起人だったという話だが、これが契機となってさらに安倍総理は同氏に心酔。「完全に麻生教の信者になった」(前出・ベテラン政治部記者)と言われているのだ。 「そのため、総理になると安倍は麻生を財務相に抜擢。デフレ脱却の総監督に仕立て上げた。『アベノミクス』と言えば聞こえはいいが、安倍は連日官邸詣でする麻生にコトあるごとに相談を持ち掛けており、記者の中には『どちらが総理かわからない』『結局、アソウミクスじゃないのか』と陰口を叩く者も少なくないのです」(前出・政治部デスク) もっとも、安倍総理が全幅の信頼を寄せ、デフレ脱却にやる気を見せる麻生氏の関心事は、他にあるとも言われている。冒頭で記した替え歌が浸透するほど麻生氏の求心力が増幅しているのは事実だが、そのためか党内にはこんな声も飛び出しているのだ。 「快進撃を見せる麻生は反面、安倍の後継に色気を見せ始めているのです。総裁選前から全力投球してきた安倍は、持病の潰瘍性大腸炎を抑える薬が内臓に負担をかけ始めたともっぱら。体調不良で参院選まで持つかが不安視されているのです。これが原因で、ベテラン議員らからは『いずれ麻生に総理の座を禅譲するのでは』との声も上がっている。麻生も『その可能性は低くない』と見ているようなのです」(官邸事情通) 仮に安倍総理が再び病に倒れた場合、自民党が取る方策は再度総裁選を行うか、副総理の麻生氏を総理にスライドさせるかの二者択一。だが、党内では「仮に総裁選となっても、麻生政権の誕生は揺るがない」(自民党ベテラン議員)との見方が強まっている。 もしもこれが具体化すれば、再登板も2人目。それを許すほど、国民は甘くないと思うのだが…。
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社会 2013年02月12日 11時45分
モード学園職員が奨学金1114万円を詐取
学校法人「モード学園」が運営する医療・福祉系の専門学校「首都医校」(東京都新宿区)の男性職員(懲戒解雇)が、架空の学生名義で奨学金を申請し、約4年間で計1114万円を日本学生支援機構(本部・横浜市緑区)から不正に受け取っていたことが分かった。 首都医校は1月29日付で、機構側に全額を弁済。職員は1月末で懲戒解雇された。機構や同学園は、元職員を刑事告訴するかどうか検討している。 同学園は奨学金に関する学生の希望をまとめ、申請事務などを代行。元職員は申請事務を担当していた。 機構によると、元職員は09年11月と10年3月、架空の2人の学生名義で申請書類を提出した。世帯の家計が急激に悪化したことを証明する書類も添付し、それぞれさかのぼって09年4月分から有利子奨学金の貸与を受けていた。09年4月〜12年12月まで3年9カ月間にわたり、架空の学生名義の2口座に計約1114万円を振り込ませたという。口座は元職員が管理し、全額元職員が引き出していた。 機構が昨年12月、「返還誓約書」を卒業間近の学生に渡すよう同学園に求めたところ、別の職員から「該当する生徒がいない」と問い合わせがあり、発覚した。機構は毎年末、学生が奨学金の貸与を継続するかどうかの意思確認などを同学園に求めていたが、架空申請は把握できなかったという。 奨学金は貸与型で、1人あたり入学時に50万円、09年4月〜12年12月に月額12万円が支払われていた。 同学園は、66年に「名古屋モード学園」として開設。現在は看護師や救急救命士、介護福祉士など、医療・福祉系の人材を養成する専門学校を東京、大阪、名古屋で開校。その他、ファッションデザイナー、ヘアメイクアーティスト、インテリアデザイナー、グラフックデザイナーなどを育てる専門学校も展開し、フランス・パリ校も設置。IT系人材養成の「HAL」も運営している。(蔵元英二)
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社会 2013年02月11日 15時00分
健康不安再熱・安倍首相の後釜に色気プンプン麻生財務相(1)
最近、永田町で妙な替え歌が流行り始めたという。 〈月が出た出た 月が〜出た麻生太郎の上に出た〜♪〉 元歌は、ご存じ福岡県の『炭坑節』。ご当地出身の麻生太郎副総理兼財務相のことを指しているのだが、ここにきて同氏が八面六臂の活躍を見せていることから、こんな歌が流行りだしているのだ。 全国紙のベテラン政治部記者が言う。 「最近の麻生は72歳の高齢にもかかわらず、飛ぶ鳥を落とす勢い。安倍総理が麻生にベッタリで、永田町では『安倍・麻生連立政権』と揶揄する者もいるほどなのです。そのためか、社会保障制度国民会議で、終末期医療患者に『さっさと死ねるように』と失言し、袋叩きにあっても、本人はどこ吹く風。記者の中には『キングメーカー気取りか』と非難する者も多いのです」 ただ、それも無理からぬ話と言うほかはない。ここ最近の麻生氏は、まさにイケイケ状態。今では安倍総理以上の政治力を見せつけていると評判だからだ。 その最たるものが、1月2日に行われたミャンマーへの緊急訪問だろう。この外遊時にテイン・セイン大統領と会談した麻生氏は、5000億円に及ぶ長期貸付金をいきなり放棄。さらに、民主化へ舵を切った同国の当面のインフラ整備資金として、500億円もの貸し付けを約束したのである。 財務省関係者がこう話す。 「独裁政権から民主化路線に切り替えた同国は、天然ガスや銅、ニッケル、ヒスイなど資源の宝庫。労働賃金も中国の5分の1と安く、観光資源と漁業の発展による水産資源も期待される国なのです。また大半が未開地のため、インフラを含めた経済効果は10兆円といわれ、『今後の世界経済をけん引する国』と注目を浴びている。世界中で資源確保に動く中国が、同国にも魔の手を伸ばす今、『この功績は大きい』と、経済界でも話題になっているのです」 要は、中国への牽制と、日本の権益倍増に貢献したことが評判となっているのだが、一方では絶妙な政治力をも見せつけているのだ。 「実は、ミャンマー利権の掌握に後れを取ってはならないと考えた麻生は、元旦に安倍総理の私邸を訪問。持論の経済論をブチまけ、綿密な打ち合わせを行い、その翌日に電撃渡航した。この俊敏な政治力に、記者らも舌を巻いているのです」(官邸詰め記者) しかも、麻生氏はミャンマー滞在中に、同国のミン・アウン・フライン軍最高司令官とも会談。「ミャンマーは旧日本軍の支援で創設された歴史がある。今後は日本の防衛省、自衛隊と交流を深めたい」などとする発言を引出し、防衛軍の創設を訴える安倍総理をも小躍りさせたのである。 「さらに、この外遊時に麻生は次のミャンマー政権を担うと目される『テー・ウー連邦団結発展党』の副議長とも会談。『ミャンマー日本協会』の設立まで決定し、帰国した。一外遊で三つの楔を打ち込んだことが、評価されているのです」(前出・ベテラン政治部記者) もっとも、麻生氏の株が急上昇している理由はこれだけではない。外交のみならず、党内でもその求心力は確実に高まっているのである。政治アナリストが指摘する。 「たとえば、麻生は『為公会(いこうかい)』という名の勉強会を催しているが、総選挙後、新たに12人もの新人議員が入会。総勢29名に膨れ上がり、党内でも麻生派が急速に勢力を伸ばし始めている。また、天敵だった古賀誠元幹事長が、総裁選で石原伸晃氏を推して惨敗。求心力を失い議員辞職したことから、岸田派(旧古賀派)内にも手を突っ込んでいる。古賀の子飼いで派閥領袖の岸田文雄と、同派を抜けた谷垣禎一前総裁をそれぞれ外務大臣、法務大臣に就任させたのは麻生の策略で、これらは今では『麻生派の別働隊』と見られているのです」 一方、別の政治部記者はこう語る。 「麻生の快進撃ぶりは、今や党内外に響き渡っている。それもあってか、未確認だが官邸内には『副総理室と呼ばれる秘書官付きの執務室がある』とまで噂されているのです。これが事実なら、永田町史上初となる出来事。安倍総理を裏で操る“陰の総理”の誕生と言えるかもしれません」
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社会 2013年02月11日 12時09分
警視庁の警部補が売春クラブを共同経営か
信じがたい警察官による不祥事が起きた。 警視庁は1月31日、売春防止法違反(場所提供)容疑で、万世橋署組織犯罪対策課の警部補・垣副(かきぞえ)朋彦(45=埼玉県行田市小針)と、中国籍で個室マッサージ店経営者・姜丹(ジャン・タン=35=東京都大田区蒲田)の両容疑者を逮捕した。 逮捕容疑は昨年12月13日、大田区大森北のビルにある個室マッサージ店を、従業員の女が都内の20代の男性会社員と売春する場所として提供した疑い。 警視庁によると、姜容疑者は昨年初め頃、大森北にあるビルの一室に売春クラブを開設し、経営者として店に常駐。垣副容疑者も警察の勤務時間終了後に合鍵を持って部屋に出入りするなど、実質的な共同経営者とみている。 垣副容疑者は「店で売春していたことは知っているが、経営には全く関わっていない」と容疑を否認。姜容疑者も「女性従業員が売春したかどうかは、自分で見ていないので分からない」と容疑を否認している。 2人は数年前に知り合ったとみられ、昨年5月に別の事件の捜査で、2人が写った写真などが見つかり、垣副容疑者の関与が浮上した。 垣副容疑者は87年に警視庁に入庁。10年6月から万世橋署に勤務し、刑事組対課では主に銃器薬物対策を担当していた。 池田克史・警視庁警務部参事官は「警察官として言語道断の行為であり、極めて遺憾。今後は捜査を徹底し、事実を明らかにして厳正に対処したい」としている。(蔵元英二)
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社会 2013年02月11日 11時00分
孫正義社長も落胆… 太陽光発電買い取り価格引き下げは 原発復活への“強権発動”か!?(2)
日本航空再建のために稲盛名誉会長が民主党政権から“一本釣り”され、政府とズブズブの関係にあった京セラも負けてはいない。同社は国内有数の太陽電池メーカーとして知られるが、これだけでは不十分とばかり、メガソーラーでの発電事業に積極参入するなど抜け目のない商魂を見せつけていたのだ。 こうした動きに対し、電力会社の関係者は怒りを隠さない。 「太陽光の発電コストは当時でも30円を切っていたし、最新のシステムを駆使すれば20円を切ることも可能だった。国民負担を考えれば、いくら何でも丸呑みはなかった。孫社長は、民主党政権にそれだけの影響力があったのです」 ところが、昨年末の政権交代によって、孫社長の皮算用に狂いが生じてきたというのだ。 「実は、再生可能エネルギーの電力買い取り価格は、毎年度ごとに見直されることになっていたんです。今回、茂木経産相がぶち上げた買い取り価格引き下げ発言は『もう、あなたたちにおいしい汁は吸わせない』との最後通告と理解すれば話は早い」と永田町関係者は指摘する。 「問題は、新年度から買い取り価格を下げても、去年契約した42円は継続されることですが、実はこれにも抜け穴がある。電気の安定供給に支障が生じる恐れがある場合などは、買い取りを拒否できるのです。太陽光発電は天候に左右されるし、太陽の角度で出力が変化する。しかも小規模な発電が多く、コントロールに苦労するから電力会社は『煩雑な太陽光は買いたくない』が本音。知恵者揃いの各社が、目障りなソフトバンク排除でタッグを組んだら、いくら強気の孫さんでも悲鳴を上げますよ」 また、「茂木経産相の発言の真意は、原発復活に向けた地ならしが目的ではないか」という極めて現実的な観測も浮上している。 電力会社の買い取り価格を引き下げれば、ビジネス妙味に欠けることから参入業者は減少する。これで来年、再来年と価格を下げれば、もうソーラービジネスは成り立たない。といって経済活動や社会生活を守るために電力不足を放置しておけるわけがなく、今は“反原発”を唱える闘士の間からも「やはり原発が必要ではないか」と寝返る者が続出しないとも限らない。 「それこそが究極の狙いでしょう。毎月の電気料金に上乗せしている負担がゼロになるなら、国民の理解も得やすい。いかにも電力村の住人が考えそうなシナリオですね」(前出の永田町関係者) 政商と揶揄された面々の行く末はともかく、明るい未来を照らすと思われた太陽光ビジネスが、政界の思惑に翻弄されているとは皮肉なものである。
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社会
都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
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都知事選特集 占い師対決
2007年04月02日 15時00分
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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社会
都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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社会
桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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社会
都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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社会
ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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社会
丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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社会
石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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社会
上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分