search
とじる
トップ > 社会 > 埼玉の高校教諭が勤務時間中にナンパ指南書を作製し販売

埼玉の高校教諭が勤務時間中にナンパ指南書を作製し販売

 とんでもない教師がいたもんだ。

 埼玉県教育委員会は2月6日、勤務時間中に学校の備品でナンパ指南書を作り、インターネットを通じて販売したなどとして、県立越ケ谷高校(同県越谷市)定時制の男性教諭(31)を停職6カ月の懲戒処分にした。教諭は同日付で依願退職した。

 県教委によると、教諭は昨年4〜11月の勤務時間中、「ロビン」の名で開設したブログに性描写を含む不適切な書き込みを繰り返した。

 さらに、女性への声の掛け方やファッションなど、ナンパの方法を指南する「ロビンの恋愛商材」と題する冊子(A4判146ページ)を作製し、5人に1冊3万円で販売した。そのうち2冊は学校の備品のコピー機を使って印刷し、冊子を作っていた。職員室で印刷しているところを教頭に見つかり、問題が発覚した。

 教諭は別の学校に勤務していた11年4月から、計30冊を販売した。「内容は全部フィクションで、知人の体験談などに基づいて創作した」などと話しているという。動機については「もうかるので続けてしまった」と話している。

 教諭は12年4月から同校に着任。社会科の地理、歴史と公民を担当していた。

 それにしても、教諭が勤務時間中に公務と関係ない自身のブログに不適切な書き込みをした上、ナンパ指南書を作って、学校のコピー機で印刷して販売するとは非常識もはなはだしい。教諭はまだ31歳の若さで退職に追い込まれ、前途ある未来は閉ざされてしまった。全く、バカなことをしでかしたものである。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ