社会
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社会 2013年04月15日 15時00分
まるで社会主義国! 消費税還元セール禁止法 価格統制で踏み絵を迫られる 小売店(スーパー家電量販店)の狼狽(2)
納入業者に対し、スーパーなどが優越的地位を乱用すれば、独禁法違反で摘発される。これ自体は極めて当然のことである。しかし、あえて文面にして牽制球を投げたことに、前出の市場関係者は当局の深い執念を指摘する。 「消費税が現在の5%に引き上げられた1997年、このときはスーパー各社が還元セールを競い合い、1万円の買い物で500円の商品券を配布するなど爆発的な消費喚起を呼び、売上高が大幅に伸びました。今回、政府がそれさえも封印して消費税引き上げにまい進するのは、このままだと国家財政が破綻しかねないとの深刻な危機感の裏返しに他なりません」 とはいえ、消費税引き上げは消費マインドを急速に冷やす。過去の還元セールは、それを少しでも軟着陸させようとの業界の知恵だったが、目先の税収確保に汲々とする政府=財務省には、景気動向に気配りを示すだけの余裕がなくなったことを意味する。 道理で国会に提出した法案は「大手小売に商品を販売している中小企業が、消費税増加分を価格に上乗せしやすくすることが目的」とうたっているわけだ。さらに言えば、10%引き上げから1年半後の2017年3月までという時限立法なのである。この間、景気が奇跡的に回復すればともかく、景気失速の負の連鎖に陥るようだと、政府=財務省の思惑に付き合わされる我ら国民はたまったものではない。 「確かに還元セール禁止には現時点で罰則がないといっても、そこはシタタカな財務官僚のこと、公取委と税務署をフル活用し、政府の意向に背く小売業者を締め上げる腹づもりでしょう。だからスーパーにとっては『お上の意向に逆らえば、どうなるかわからないぞ』と踏み絵を迫られたに等しい。一部には『掟破りは名前が公表されるだけで宣伝になる』との見方もありますが、公取委と税務署から徹底的にマークされたら大半の小売業者は悲鳴を上げますよ」(流通業界筋) 来年4月に消費税が8%に引き上げられれば、消費は確実に冷え込む。その際、自衛策としての企業努力=“還元セール”を封じ込めるなどとは、まるで社会主義国の価格統制だ。 「しかし、そんな国民の声に耳を貸す輩じゃありません。目的のためには手段を問わないという点では、日本企業を散々食い物にした青い目のハゲタカファンドといい勝負です」と、大手証券マンは喝破する。 「ここ最近のキーワードは『ドサクサに紛れて』です。政府はTPPの一方で、日中韓FTAや欧州とのEPA交渉を同時進行で進め出した。おかげでTPPが日本の将来にどんな悪影響を与えるかがわかりにくくなってきた。消費税の還元セールを禁じるのだって、小売業者には余計なお世話でしかありません。消費不況で野垂れ死に寸前だというのに、国家の破綻阻止に協力する理由はないのです」 折しもスーパーの売上高は、今年の2月まで12カ月連続で前年割れが続いている。そこにトドメを刺すような今回の政府の決断は、まさに“自殺行為”と言わざるを得ない。
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社会 2013年04月15日 11時45分
東急電鉄社員が勤務先の東急電車内で痴漢
電鉄会社の社員がよりによって、自身の勤務する会社の電車内で痴漢行為をはたらくという、笑うに笑えない事件が起きた。 神奈川県警高津署は4月13日までに、東急田園都市線の電車内で女性の胸を触ったとして、東京、神奈川両都県の迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで、東急電鉄社員・富永章夫容疑者(56=神奈川県横浜市青葉区)を現行犯で逮捕した。犯行時、電車が東京都と神奈川県の間を走行中であったため、両都県の条例を適用した。冨永容疑者は酒に酔っており、「やっていない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は12日午後11時半〜11時45分頃、東急田園都市線下りの普通電車内で、東京都世田谷区の池尻大橋駅から神奈川県川崎市高津区の梶が谷駅までの区間で、横浜市青葉区の女性会社員(32)の胸を触った疑い。抵抗する女性を、背後から羽交い締めにするなどし、約15分間触り続けたという。女性の近くにいた会社員の男性(44)が、痴漢行為に気付いて、冨永容疑者を取り押さえ、梶が谷駅で駅員に引き渡した。 東急電鉄によると、富永容疑者は82年に東急グループの関連会社である東急建設に入社。4月1日付で東急電鉄(本社・東京都渋谷区)に出向となり、営業本部営業推進部主査として、10日から勤務を始めたばかりだった。事件を起こした12日は、本社で勤務した後、横浜市青葉区の東急グループの寮に帰宅する途中だったという。 東急電鉄は「事実関係が確認されたら、厳正かつ適正に対応する」とコメントした。(蔵元英二)
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社会 2013年04月15日 11時00分
韓国観光客を逃す!? 大阪パチンコ業界
先ごろ、福岡でパチンコ目的の韓国人観光客が増えているとの報道があったが、大阪ミナミの道頓堀周辺でも同様の現象がみられるという。 「ミナミの韓国人観光客といえば団体が中心で、主な目的はグルメとショッピングというのがこれまでの定番でした。ところが最近は個人客が多く、目的もパチンコやスロットというギャンブラーが増加傾向にあるんです。というのも、韓国ではパチンコが7年前に禁止されているため、福岡同様、愛好家が大阪にもやって来ているのです」(地元紙記者) ミナミの大手チェーン店の関係者もこう語る。 「外国人客そのものは以前からいました。ただし、ツアーの自由時間にフラッと入ったという感じがほとんど。それが今は、開店から並ぶ気合いの入ったギャンブラーが増えている。黙っている限り日本人と見分けがつきにくく、店員や客とのトラブルも多くなったのは困りものですが、カネに糸目をつけず遊んでくれるので、いいお得意さんなんですよ」 パチンコ業界と地元関係者の間には、「地域と業界の活性化にはプラス材料」と前向きに受け止める声が多く、外国人向けサービスの充実を図る動きもある。しかし一方で、こんな懸念も噴出しているのだ。 「韓国人は、高いレートで遊びたいギャンブル指向の強い客が多い。ところが大阪のパチンコは、なんとかしてカジノを誘致したい橋下徹市長の思惑もあり、お遊び程度の低レートに抑えられている。このままだと韓国人観光客は欲求不満になり、ミナミに多いとされる闇カジノに彼らが流れていくのでは」(パチンコ専門誌記者) 地域の活性化と治安の悪化は裏表。裏目に出なければいいのだが。
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社会 2013年04月14日 15時00分
まるで社会主義国! 消費税還元セール禁止法 価格統制で踏み絵を迫られる 小売店(スーパー家電量販店)の狼狽(1)
政府の早すぎた決断が波紋を広げている。 現在5%の消費税率は来年4月に8%、再来年10月には10%に引き上げられる予定になっているが、増税の是非は景気動向を踏まえて今年の秋に決定するはずである。それにもかかわらず政府は3月22日、企業が増税分を円滑に価格に転嫁できるようにする特別措置法案を閣議決定し、国会に提出した。一言でいえば「消費税還元セール」をうたい文句にした宣伝を禁止する法案で、今年10月の施行を目指している。 セールを規制しなければ大手スーパーなどが仕入先の中小企業に対し、還元分の負担を押し付けかねない。だから立場の弱い中小企業を保護するとアピールするのだが、繰り返せば、まだ消費増税が完全決定したわけではない。政府=財務省の魂胆は何なのか。 「中小企業の味方を装って一刻も早く増税のレールを敷きたいということ。むろん、還元セールを制限すれば物価やGDP(国内総生産)は上がるから、アベノミクスにも一役買う。財務省も消費税の価格転嫁がスムーズに運ぶから税収アップに直結すると期待している。ただ法案作成を急いだことから抜け穴も目立ち、これをどうクリアするかを巡って、スーパーなどの小売と財務省の攻防戦が熾烈になるのは間違いありません」(市場関係者) その最たるものが、消費税還元セールと通常のセールに明確な線引きがないことだ。従って家電量販店やスーパーが「8%値引き」など明らかに消費税を連想させるキャッチを掲げない限り、ペナルティーの対象にはなりにくい。それどころか、政府が明確な区別に踏み込んだ場合には「営業の自由を侵害して憲法違反になりかねない」との指摘もあるのだ。 「政府の閣議決定直後、そんな声が法曹界で飛び交った。これに小躍りしたのがスーパー各社です。抜け駆け的な還元セールを行っても堂々と開き直れる、と踏んでのことです。この法案には違反した場合の罰則規定が盛り込まれておらず、現状では社名が公表される程度。こんな実態が明らかになった以上、既に政府を丸め込んで外堀を埋めた財務省は、シャカリキになって抜け穴封じに知恵を絞るでしょう」(経済記者) 今後の国会審議が注目されるゆえんだが、現状では“ザル法”にしか見えない還元セール禁止にも、実は政府=財務省の本気度が透けている。詳細の“詰め”を残しているとはいえ、この法案は公正取引委員会に対し、仕入れに際しての買い叩きの実態調査と是正勧告の権限が付与されている旨を記しているのだ。
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社会 2013年04月14日 11時00分
早過ぎた桜満開で商売上がったりのテキ屋が画策する“あの手この手”
例年より早く咲き始め“想定外”だった桜前線。散るのも早く、4月に予定されていた全国各地の「桜祭り」と名が付くイベント関係者は「開催する日に桜が散っているかも…」という間が抜けた状態で、対応に苦しんでいる。 そんな中、テキ屋たちも「雨が多いし、咲いてから散るまでが短くて商売あがったり。例年より売り上げが3割くらい減るのを覚悟している」と嘆き節だ。 ただ待っていても客は来ない。中には“あの手この手”の工夫を凝らし、何とかカバーしようと奮闘しているアイデアマンもいる。 「花見客にポータブルラジオを貸し出した。ちょうどプロ野球も開幕したしね。50台準備したけど、1日800円で面白いように借りていったよ。スマホで何でも済ませるこんな時代でも、みんなでワイワイ聞くのが楽しいんだろうね」 「飛行機で配っている毛布、あの公園バージョンですよ。半日で500円、1日で800円。それからレンタル自転車。あれって買い出しに便利なんだよね」 花見の名所には、確かにいろいろな“お店”がオープンしていた。 タバコ販売−。銘柄は10種類くらいしか置いていない上、どうも定価より高いような…。 ピザの宅配代理−。大きな公園で場所がわかりづらいということか、ポイントを決めて、手配師のようなことをしているようだ。 何と、マッサージ承ります−、というところも。 「長丁場の花見は疲れるものでしょ。マッサージの需要はあると思ったんだよね。そこそこウケたけど、まあ場所が場所だけに満足度は低かったみたい(笑)」 見た目が豪勢だったのは“出張寿司屋”。どうやら知り合いの寿司職人を呼んだらしい。 「俺らが場所を貸してやる。ショバ代をとれるし、寿司屋も儲かるってことさ」 テキ屋たちの商魂は実にたくましい。少しは見習いたいものだ。
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社会 2013年04月13日 17時59分
電車内で女性のパンティ盗撮した裁判官が罷免される
電車内で女性の下着を盗撮したとして、大阪府迷惑防止条例違反罪で罰金50万円の略式命令を受けた大阪地方裁判所の華井俊樹判事補(28)に対して、4月10日、国会の裁判官弾劾裁判所(裁判長・谷川秀善参院議員)は罷免を言い渡した。 不服申し立てはできず、判決は即日確定。華井判事補は法曹資格を失った。弾劾裁判で裁判官が罷免されたのは、08年にストーカー規制法違反で有罪が確定した宇都宮地裁の判事以来、47年の制度開始から7人目となる。 谷川裁判長は「人を裁く立場の裁判官としてあるまじき行為」と非難した。判決は、華井判事補が任官直後の11年春から逮捕される12年8月まで、盗撮を少なくとも20回繰り返したと認定。「常習的な盗撮行為で多くの女性の人権を侵害した。裁判員制度の導入で司法が身近になり、国民からの信頼も高まる中、強い非難に値する」と指摘した。 また、谷川裁判長は大阪市のパチンコ店放火殺人事件(09年7月)で、死刑を言い渡した裁判員裁判判決に関与したことにも触れ、「職責の重さを自覚していれば、専門家に相談するなど卑劣な行為を止める機会はいくらでもあった。超えてはいけない一線を超えたことへの非難の程度は極めて高い」と述べた。 華井判事補は昨年8月29日午前8時半頃、大阪府の寝屋川市駅付近を走行中の京阪電車車内で、30代女性のキュロットスカートの下にスマートフォン(多機能携帯電話)を差し入れて、動画機能を使って撮影した疑いで、府警寝屋川署に逮捕された。所持していたスマートフォンには、盗撮したとみられる複数の女性の下着の動画が残っていた。華井判事補は3月11日の弾劾裁判初公判で訴追内容を認めていた。 失職した華井判事補は中央大学を経て、名古屋大学法科大学院を修了し、09年9月に司法試験に合格。司法研修を経て、11年1月、大阪地裁に判事補として任官されたが、その直後から盗撮行為を繰り返していたことになる。(蔵元英二)
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社会 2013年04月13日 15時00分
健康猛アピール 安倍首相がひた隠す「本当の病状」(2)
前出の自民党議員が言う。 「しかも、総理の外食はこれだけではない。18日と20日にも帝国ホテルで会食し、21日夜には小野寺五典防衛相らと赤坂の『日本海庄屋』で。また、22日には公邸でテレビ朝日の早河洋社長、幻冬舎の見城徹社長らと食事をし、23日は築地の『河庄双園』で巨人の原監督らと。続く24日、25日、26日も外食しており、28日にはホテル『椿山荘東京』の日本料理店『錦水』で毎日新聞社長らと懇談したほどなのです」 ここまでザッと見てくると、その大食漢ぶりは凄まじい限り。3月中の外食はなんと2月の倍にあたる17日にも及んでいるのだ。 前出の政治部記者がこう話す。 「ちなみに、総理は肉が好物で2月25日に朴槿恵氏が韓国の大統領に就任した日には、それを祝うように馴染みの韓国料理屋を訪れ、『安倍コース』と命名された特製ハラミやカルビ、牛タン、キムチなどの豪華料理をマッコリと共に平らげた。こうした情報が報道筋に簡単に流れることから、自身で健康PRのキャンペーンを行っていると評判になっているのです」 ただ、こうした健康コンプレックスを吹き飛ばすPRが続くためか、党内外からは、安倍総理の“病状”を伝える声も永田町に伝播しているのである。 「野党筋でも話題となったが、実は2月に潰瘍性胃腸炎の病状が思わしくなかったのは事実なのです。持病を抑える薬の飲み過ぎなのか顔がむくみ、委員会中にしきりに自前のボトルから水を飲んだり、何度もトイレに立つ姿が問題視された。総理になったストレスが、ボディーブローのように効き始めたのです。そのため、3月の異常な外食ぶりはこの揺り戻し。病を薬と勢いで払拭しようと安倍総理が仕掛けたPRと見られているのです」(自民党関係者) 実際、こうした声は他からも上がっている。それを伝えるのは永田町関係者だ。 「安倍総理はこれだけ外食しているが、実は会食時にワインやビールを1〜2杯しか飲まないのです。もともと大酒を飲むタチではなかったが、5年前のプッツン辞任以来、節制を続けているのです」 要は、実情はいまだ健康不安を抱えている状態で、本人もそれを明らかに自覚しているようなのだ。前出の政治部デスクが言う。 「つまり、総理の健康PRは、真価が問われる今後に向けた意気込みの表れ。TPP参加議論が加速し、夏には『自民敗北もあり』といわれる参院選が待ち構えている。さらに、1票の格差問題が白熱し、尖閣問題も予断を許さない状況となっている。安倍総理は不安と爆弾を人気と勢いで押さえ込もうと躍起なのです」 2度目の病気辞任がないことを祈るばかりだ。
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社会 2013年04月13日 11時00分
パナソニックが電子書籍出版部門へ進出 買収ターゲットとなった出版社の名前
業績が低迷するパナソニックが『電子書籍部門』へ進出することが明らかになった。 出版社本体の買収や電子書籍を扱う部門単位での買収も検討しているという。 国内外の複数の出版社と交渉を進め、早ければ来年度にも買収先を決定する見通しだ。 代わりに捨てる部門もある。血糖値測定センサーや補聴器、電子カルテ作成システムなどを手がける『ヘルスケア事業』は売却する方針だ。 すでに複数の出版社などに打診しているという。 「パナソニックにはグループ内にPHP研究所があるが、ここはあまり電子書籍に力を入れていない。そのため、ある程度コンテンツ(作品)がある電子書籍出版社を手に入れることがポイント。これでスマホやタブレットなどの販売促進の売れ行きをアップさせる相乗効果を出していこうという作戦です」(業界関係者) パナソニックは'04年、松下電器時代に世界初の見開き型電子書籍専用端末『Σブック』を発売した。だが、販売台数数千台という結果に終わった。 それからも同社は2回ほど電子書籍専用端末の発売に挑戦したものの、残念ながらヒットはしていない。そんな過去があるせいか、パナソニックの新戦略にクビを傾げるITジャーナリストもいる。電子書籍には縁のない企業というイメージが強いのだ。 ただ、パナソニックはすでに“買収”で動き始めており、出版社の名前もちらほら挙がっている。 「最近、大手のS社に急接近していますよ。そこは、パナソニックで宣伝部にいた漫画家のヒットシリーズを出している。そのS社も赤字続きですから、可能性はなくはありません」(出版界事情通) 大手広告代理店子会社で、漫画に強いN社も対象にあがっている。 「N社は複数のビルやかなりの現金を保有している優良企業。漫画を中心に伸びてきたが、いまや壁にぶち当たっている。ただ、電子書籍部門はスタッフその他で充実しているとはいえず、さらなる開拓が必要です」(前出・出版界事情通) 低迷する出版界も、多少ながらバブル時代の匂いが漂ってきたといえまいか。(編集長・黒川誠一)
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社会 2013年04月12日 16時00分
大阪府警・取り調べ中の“キス”騒動
大阪でまたも警察官による不祥事が発生した。府警住吉署で、取り調べを担当する50代の男性警部補が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された女性被疑者を抱きしめ、キスをしたという。 「2人は恋愛感情に陥り、取り調べ補助者の隙を見て数回行為に及んでおり、3月21日、府警は警部補を特別公務員暴行陵虐の疑いで送検しました。警部補は容疑を全面的に認め、また、女性被疑者も『刑事さんが好きだ』と話しながらも、『体に触れるようなことは一切無かった』と否定して警部補をかばう様子を見せているそうです」(社会部記者) 被疑者を落とす取り調べ官が逆に落とされては話にならないが、今回の件に関して、ある府警OB・元幹部がこう話す。 「あれは起こるべくして起こったものですよ。取り調べというのは、担当者と補助者がチームを組んで行う。補助者は記録者であると同時に、取り調べのお目付役なんです。しかし最近は人員削減で、事件によってはチーム編成が万全でない場合もある。そこを被疑者につけこまれたとすれば、おかしなことになる可能性はあります」 しかも、薬物で捕まる女性に関しては、こんな定説まであるという。 「全員がそうとは言いませんが、薬物をやる女性にはなぜか美人が多い。それに、仕事が風俗や水商売なら色気もあって口も達者だから、下手をするとややこしくなる場合もあります。グループによる取り調べ体制の徹底と、女性取り調べ係の積極的な参加などにも前向きに取り組むべきだと思いますよ」(別の府警OB) 同様の事件が繰り返されないことを祈るばかりだ。
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社会 2013年04月12日 15時00分
健康猛アピール 安倍首相がひた隠す「本当の病状」(1)
円安、株高を牽引する「アベノミクス効果」で、飛ぶ鳥を落とす勢いの安倍晋三総理。今やその支持率は各紙の世論調査でも軒並み7割を超えているが、本人は山積する難題を精力的にこなし、5年前に「潰瘍性大腸炎」で総理の座を退いた面影は微塵もない。 閣僚たちや官邸筋が舌を巻くほどの、「強靭さ」と「有能さ」を示す働きぶりを見せつけているのだ。 政治部記者がこう話す。 「総理はTPP問題やデフレ脱却などが後手に回らないように、果敢に仕事に挑んでいる。そのため実務も分刻み。官邸スタッフらの心配をよそに、政権主導の政治をしようと、体力勝負で邁進しているのです」 ただ、前述した通り前回総理辞任時のトラウマがあるためか、その一方では体調不良説の払拭に余念がない様子。これ見よがしの「健康アピール」が話題となっているのである。 政治部デスクがこう語る。 「最近の安倍総理の健康PRは凄まじい。たとえば、2月17日には私邸周辺をジョギングしたが、これに総理番の共同通信と時事通信記者が追走。息を切らせてついてくる記者らを、笑顔で先導したのです。就任時から総理は『5年前の悪夢を払拭したい』と漏らしていたらしいが、このパフォーマンスは明らかにそれを狙ったものと評判なのです」 また、安倍総理の猛アピールぶりはこれだけではない。通常、ゴルフに臨む総理の姿が積極的にマスコミに披露されることはなかったが、安倍氏はこの慣例を一掃。3月中に2度も公開ゴルフに踏み切り、報道陣を唖然とさせているのだ。 もっとも、その一方で永田町関係者らを仰天させているのは、ジョギングやゴルフとは別の健康アピールだという。自民党議員がこう明かす。 「それが、連夜の豪奢な晩餐会なのです。安倍総理は政権を獲ったばかりの1月、2月にも増して、3月に入ると連日さまざまな関係者らと夕食を共にしだしたのです」 実際、安倍総理のここ1カ月の外食ぶりは猛烈の一言。まさに、タガが外れたようなハードスケジュールだったのだ。 たとえば、月が替わったばかりの3月2日には、昭恵夫人を山梨県鳴沢村の別荘へ伴い、同夜に河口湖畔の中華料理屋『湖宮』で会食。5日には都内・青山の加賀料理店『青山浅田』で森元総理らと会食し、7日には永田町の『ザ・キャピトルホテル東急』内の中華料理店で、衛藤征士郎外交・経済連携本部長らと。 さらに、8日には日経新聞社長と、都内『帝国ホテル』内の仏料理店『レ・セゾン』で会談。10日は赤坂の中華料理店『Wakiya一笑美茶樓』で友人らと懇談といった有様なのである。
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都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分